みんなで挑戦!マークシート式Web広告運用共通テスト模擬試験 第四回

2023年10月25日

2024年07月10日

こんにちは! ASUE株式会社広報のN村です。

過去3回実施している「マークシート式Web広告運用共通テスト模擬試験」。4回目も開催します!

Web広告共通テスト模擬試験受験要項

ということで、まずは試験に大切な受験要項からご説明します!

受験前によくよくご確認ください!

  • 概要
    • 受験資格:誰でも
    • 試験方式:マークシート式
    • 出題範囲:ツキイチシリーズ(2023年4月〜2023年9月)の内容に関連すること、その他ASUE通信記事内容
    • 制限時間:30分
  • 注意点
    • ノート等の持ち込み:不可
    • 別タブ・別ウィンドウ等にフォーカスすると、自動で採点されます。
    • 自動で別のソフトが立ち上がった!等で採点が走ることがあるので、ブラウザ以外のソフトを全て閉じた状態での受験をおすすめします。

制限時間を超えたり、別ウィンドウや別タブで調べようとすると検知して勝手に採点されますが、普通にやれば時間内で余裕でできると思うのでぜひぜひ奮って挑戦ください!!!

採点時には簡単な解説もご用意しております。

それでは準備はよろしいでしょうか?

受験準備ができた方は、「テストを開始する」のボタンをクリックしてテストを開始してください!

Web広告共通テスト模擬試験(解答時間:30分)

問題 1

GA4に関する以下の文章を読み、各設問に答えよ。(配点:25点)

2023年7月より、Googleのウェブ解析ツールであるGoogle アナリティクスで  (a)  のサポートが終了し、多くのユーザーが  (b)  へと移行した。(b)では、(a)と同じような指標を確認でき、解析などに役立てることができるが、すべての計測が  (c)  単位になった点が大きな変更点である。また、(d)指標の中には定義が変更されたものや廃止されたもの、追加されたものもいくつかある

(1)空欄(a)と空欄(b)について、当てはまる言葉の組み合わせとして正しいものを選べ。

  1. a:ユニバーサルアナリティクス b:Google Analytics 4
  2. a:Google Analytics 4 b:ユニバーサルアナリティクス
  3. a:ユニバーサルアナリティクス b:Google Tag Manager
  4. a:Google タグ b:Google Analytics 4

(2)空欄(c)について、当てはまる言葉として正しいものを選べ。

  1. ページビュー
  2. セッション
  3. イベント
  4. エンゲージメント

(3)下線(d)について、(b)で廃止された指標として正しいものを選べ。

  1. 直帰率
  2. 離脱率
  3. セッション
  4. エンゲージメント率

(4)(b)の記述として誤っているものを選べ。

  1. 計測方法が変わったことにより、一般的に(a)よりもページビュー数が多く計測されるようになった。
  2. 直帰率の定義が変更され、そのページのみで閲覧を終了してもユーザーの特定の操作があれば直帰とはみなされない、そのため、一般的に(a)よりも直帰率が大きく下がっている。
  3. (b)では30分以上操作がなかったときにセッションが切れるが、日付を跨いでもセッションは切れない。
  4. (b)では、1つのセッション内で同じコンバージョンが複数回カウントされる。

(5)(b)には、新たにエンゲージメントというものが追加されている。そのエンゲージメントとして扱われる操作として当てはまらないものを選べ。

  1. 閲覧しているページを30%以上スクロールした
  2. 10秒以上継続した
  3. コンバージョンイベントが発生した
  4. 2回以上のスクリーンビューまたはページビューが発生した
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)

解説

(1) 1
2023年7月から、Google アナリティクスのユニバーサルアナリティクス(UA)のサポートが終了した。以前から登場していたGoogle アナリティクス4(GA4)へ多くのユーザーが移行している。

(2) 3
UAではページビュー単位で行っていた計測を、GA4ではイベント単位で行うようになった。

(3) 2
離脱率は廃止されている。ただし、直帰率など廃止されていないが大きく定義が変更されている指標もある。

(4) 1
UAでは、セッションが日付を跨ぐ場合はそれぞれの日付でカウントされる(午後11時55分〜翌午前0時5分までのセッションの場合、2セッションとして計測)。GA4では日付を跨いだ場合でもセッションが切れなければ1セッションとして計測される。そのため、一般的にUAの方が計測数が多くなっていた。

(5) 1
ページスクロールは特にエンゲージメントの扱いにはならない。

問題 2

SNS広告に関する以下の文章を読み、各設問に答えよ。(配点:20点)

SNS広告では、各社がそれぞれのSNSの特色などに合わせた多様な広告フォーマットやターゲティングメニューを用意している。例えば、(a)Instagram広告ではストーリー広告やリール広告があったり、(b)現在はX広告となっているが旧Twitter広告ではユーザーの会話内容やフォロワーが似ているアカウントなどからターゲティングできる機能などがあった。また、最近では(c)SNS上での検索行動によるターゲティングができる広告メニューも各SNSで登場しており、TikTokでは  (d)  という機能が発表されている。

(1)下線(a) Instagram広告について、これまで発表されたInstagram広告の広告フォーマット(リリース前で現在未提供のものも含む)として誤っているものを選べ。

  1. リマインダー広告では、イベントや商品発売などの告知を控えている広告主がユーザーへリマインドを発信できる
  2. Instagramテイクオーバーでは、話題を検索タブやフィードの上部に広告を掲載できる
  3. 商品タグ付き広告では、利用者を直接商品詳細のページへ誘導し、ユーザーがアプリ内やWebサイトで商品を購入するのを促すことができ、フィードや発見タブに掲載できる
  4. リール広告では、リールとリールの合間に表示される広告で、画面全体を使って商品などをアピールできる

(2)下線(b)について、X広告では2023年8月に旧Twitter広告の初期から提供している広告フォーマット廃止する方針を発表した。廃止の方針が発表された広告はどれか。

  1. フォロワー獲得広告
  2. コレクション広告
  3. プロモ広告
  4. プロダクトエクスプローラー広告

(3)下線(c)について、SNS上でのユーザーの検索行動でターゲティングができないSNSを選べ。ただし全ユーザーに実装されていなくても発表されていればいいものとする。

  1. Pinterest
  2. X(旧Twitter)
  3. Instagram
  4. LINE

(4)空欄(d)にあてはまる言葉を選べ。

  1. Search Ads Toggle
  2. TikTokキーワード広告
  3. TikTokリスティング広告
  4. キーワードターゲティング
(1)
(2)
(3)
(4)

解説

(1) 2
テイクオーバーという名前のプロダクトがあるのはX(旧Twitter)であり、トレンドのトップなどに広告を掲載することができる。

参考:「テイクオーバー広告」
https://business.twitter.com/ja/advertising/takeover.html

(2) 1
X(旧Twitter)独自のフォロワー獲得広告は、Twitter広告初期からの人気配信メニューだったが、先日廃止が発表されている。動画等のクリエイティブのあるインタラクティブな広告を優先する方針とのこと。(8月ツキイチにて紹介)

(3) 4
Pinterestにはキーワードターゲティング、X(旧Twitter)にはキーワード広告がすでに存在する。また、まだリリースされていないが、Instagramでも今年検索広告を発表している。(3月ツキイチにて紹介)

(4) 1
今年8月、TikTok上の検索画面に広告を掲載できるSearch Ads Toggleが発表された。

参考:「Introducing the TikTok Search Ads Toggle」
https://www.tiktok.com/business/en/blog/introducing-tiktok-search-ads-toggle

問題 3

検索広告のマッチタイプに関する以下の文章を読み、各設問に答えよ。(配点:15点)

検索広告では、ユーザーが検索する語句に合わせて広告を出稿することができる。どのような検索語句でどのように検索したかで設定でき、検索語句とキーワードのマッチの方法がマッチタイプです。このマッチタイプの仕様はGoogle 広告とYahoo!広告で概ね変わりませんが、(a)今年の6月にYahoo!広告の部分一致の場合に広告表示されるかどうかの判断要素が新たに追加となりました。

(1)Yahoo!広告で部分一致の時に広告表示の有無の判断要素として新たに追加されたものとして正しいものを次の中から選べ。

  1. ランディングページの内容
  2. 同じキャンペーン配下にある他のキーワード
  3. 見出しや説明文、表示オプションなどの広告の設定内容
  4. ランディングページと同じドメイン配下のWebページの内容

(2)次のキーワード設定とユーザーの検索行動の組み合わせのうち、広告が表示されないと考えられるものを選べ。

  1. 広告のキーワード設定が「"レディース バッグ"」、検索語句が「バッグ 女性 おしゃれ」の場合
  2. 広告のキーワード設定が「青梅」、リンク先ページが青梅市内の紹介ページ、検索語句が「青梅 梅酒 レシピ」
  3. 広告のキーワード設定が「[就活 靴]」、検索語句が「くつ 就職活動」の場合
  4. 広告のキーワード設定が「脱毛 名古屋」、検索語句が「安い 名古屋 脱毛サロン」の場合
(1)
(2)

解説

(1) 1
部分一致の広告表示の判断要素として追加されたのは「ランディングページの内容」と「同じ広告グループ配下にある、他のキーワード」である。(6月ツキイチにて紹介)

参考:「LINEヤフー for Business【検索広告】マッチタイプ「部分一致」の判断要素追加について」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20230710/

(2) 2
1:フレーズ一致"レディース バッグ"の設定のため、「バッグ 女性」という同じ意図の語句+αの検索語句で広告が表示される
2:キーワードは部分一致で青梅。「青梅」という語句には地名と食品(青い梅)が考えられ、LPの内容が加味されるため梅を使ったレシピに関する検索語句では広告が表示されないと考えられる。
3:完全一致[就活 靴]の設定のため、表記ゆれ程度の同じ意図の検索語句であれば表示される
4:部分一致で「脱毛 名古屋」なので、名古屋の脱毛に関係しそうな検索語句に広く広告が表示される

参考:「リスティング広告のマッチタイプの仕様について(ASUE通信過去記事)」
https://asue.jp/blog/?p=17148

問題 4

Yahoo!広告に関する以下の文章を読み、各設問に答えよ。(配点:15点)

  (a)  とは、(b)Yahoo!広告のディスプレイ広告で広告を見せるユーザーではなく広告を表示する場所をターゲティングするターゲティングメニューの一つである。このターゲティング方法では、配信または除外したいWebコンテンツをキーワードで指定して、広告が配信される掲載面を調整することができる。2023年9月、この(c) (a) の仕様が一部変更された。これによって、(a)のターゲティングを利用した際の広告の配信機会が増える可能性がある。

(1)空欄(a)について、当てはまるものを選べ。

  1. コンテンツターゲット
  2. サーチキーワードターゲティング
  3. コンテンツキーワードターゲティング

(2)下線(b)について、Yahoo!広告の配信面のターゲティングメニューとして誤っているものを選べ。

  1. オーディエンスカテゴリーターゲティング
  2. プレイスメントターゲティング
  3. サイトカテゴリーターゲティング

(3)下線(c)について、(a)を利用した場合に広告が表示される可能性がある配信面を選べ。

  1. タイムライン枠
  2. Yahoo! JAPANサービスではないWebページ
  3. Yahoo! JAPANサービスの全てのアプリ
(1)
(2)
(3)

解説

(1) 3
コンテンツターゲットはよく似た名前だがGoogle 広告の似たターゲティングメニューの名前である。サーチキーワードターゲティングは、特定の検索語句で検索をしたユーザーに対してディスプレイ広告を出すことができるYahoo!広告のターゲティングメニューのひとつ。

(2) 1
オーディエンスカテゴリーターゲティングはユーザーを興味関心等でターゲティングする配信面ではなく人をターゲティングするメニューである。このターゲティングは、2023年10月に提供終了予定である。

参考:「LINEヤフー for Business — 【ディスプレイ広告】オーディエンスカテゴリーターゲティングの移行と提供終了について」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20230803-01/

(3) 2
コンテンツキーワードターゲティングの配信対象が拡大され、Yahoo! JAPANのサービス全般およびYahoo! JAPAN以外のサービスのWebページで配信されるようになる。引き続き、アプリ面(Yahoo! JAPANの一部サービスを除く)とYahoo! JAPANトップページなどのインフィード面などは配信されない。(8月ツキイチで紹介)

参考:「LINEヤフー for Business — 【 ディスプレイ広告(運用型)】コンテンツキーワードターゲティング対象掲載面の拡大」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20230829/

問題 5

2023年10月1日より、ステルスマーケティングの法規制がスタートした。ステルスマーケティングの法規制について、次の問いに答えよ。(配点:25点)

(1)ステルスマーケティングの法規制において、罰則の対象として正しいものを次のうちから選べ。

  1. 依頼されたことを隠して宣伝を行ったインフルエンサーやアフィリエイター
  2. 広告代理店
  3. 対象の商品・サービスの提供をしている事業者
  4. ステルスマーケティングにあたる記事などを掲載したメディア運営者

(2)次のうち、ステルスマーケティングにあたると考えられるものを選べ。

  1. インテリアや雑貨の製造・販売をするA社では、ブランドの認知度を高めるためにA社商品を載せたおしゃれな写真にブランド名の入ったハッシュタグ(例:#○○のある生活)と共に公式アカウントから投稿を続けた。徐々にファンが自発的にハッシュタグをつけて、商品写真を投稿するようになった。
  2. ある芸能人Bが、ヘアサロンCで無料でカット・カラー・トリートメント等のサービスを受けた。Bは、ヘアサロンCで施術を受けたことを良い口コミと共にSNSに投稿した。その際、無料でサービスを受けたことを書き添えた。
  3. 化粧品開発・販売をしているD社では、美容液が看板商品である。最近、E社から似た成分や効能・価格の美容液が発売された。シェアを奪われないための施策として、D社社員がE社の美容液の低評価の口コミをレビューサイトやSNSに投稿した。

(3)以下の画像のうち、ステルスマーケティングにあたると指摘される可能性があるものを選べ。(サムネイルをクリックすると大きな画像を確認できます)

(1)
(2)
(3)

解説

(1) 3
2023年10月よりステルスマーケティングは景品表示法違反となりました。罰則対象は、商品・サービスを提供する事業者のみであり、代理店やインフルエンサーは対象とはなりません。

(2) 3
ステルスマーケティングとみなされる要件は、事業者と発信者の間に利益関係があったかとそれが周囲からわかるように記載しているかどうかが重要なポイントです。
1:事業者が使用していたハッシュタグを用いて、発信者が自ら投稿しただけのため、ステルスマーケティングではない。
2:発信者は無料でサービスを受けているため、利益供与を受けていると考えられる。ただし、投稿には無料でサービスを受けた旨を書いているためステルスマーケティングではない。
3:発信者は事業者の社員であり、競合他社を下げるための口コミを投稿している。これはステルスマーケティングにあたる。

(3) 2
1:提供を受けていることを概要欄に記載しているため、ステルスマーケティングにはあたらない。
2:「#pr」というハッシュタグをつけているが、大量のタグに紛れ込ませている。PRであること・提供を受けていることははっきりわかりやすく記載する必要があり、このような記載はステルスマーケティングとみなされる可能性もある。「#pr」等の記載は、改行等でわかりやすく別途記載するのが無難。
3:購入品の紹介なので、ステルスマーケティングにはあたらない。
4:「#pr」というハッシュタグのみを投稿の末尾につけているため、一目で提供等を受けていることがわかる。ステルスマーケティングにはあたらない。

あなたの点数はでした!

採点の詳細は各設問に表示されているので、そちらをご確認ください。

30分後(まとめ)

広報のN村

受験おつかれさまでした!

いかがでしたでしょうか? ぜひぜひ、採点時に表示されるシェアボタンから結果をシェアしてみてくださいね!

今後も、1ヶ月のWebマーケティング最新情報を振り返ることができる「ツキイチシリーズ」の内容を中心とした模擬試験を実施予定なので、ぜひまた挑戦してみてくださいね!

みんなで挑戦!マークシート式Web広告運用共通テスト模擬試験
第一回模擬試験(制限時間:60分)
 2022年4月26日みんなで挑戦!マークシート式Web広告運用共通テスト模擬試験
みんなで挑戦!マークシート式Web広告運用共通テスト模擬試験 第二回
第二回模擬試験(制限時間:30分)
 2022年10月25日みんなで挑戦!マークシート式Web広告運用共通テスト模擬試験 第二回
みんなで挑戦!マークシート式Web広告運用共通テスト模擬試験 第三回
第三回模擬試験(制限時間:30分)
 2023年4月25日みんなで挑戦!マークシート式Web広告運用共通テスト模擬試験 第三回

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