こんにちは! ASUE株式会社広報のN村です。
さて、4月に実施した「マークシート式Web広告運用共通テスト模擬試験」から半年……ちょっとだけ挑戦しやすくなって帰ってきました。
今回からは、ツキイチの内容を中心とした小テスト(?)的な内容となっております。
ちょっとした復習にご活用くださいませ!!
目次
Web広告共通テスト模擬試験受験要項
ということで、まずは試験に大切な受験要項からご説明します!
受験前によくよくご確認ください!
- 概要
- 受験資格:誰でも
- 試験方式:マークシート式
- 出題範囲:ツキイチシリーズ(2022年4月〜9月)の内容に関連すること
- 制限時間:30分
- 用意しておくといいもの
- 筆記具(紙1枚程度+ボールペンがあれば十分)
- 注意点
- ノート等の持ち込み:不可
- 別タブ・別ウィンドウ等にフォーカスすると、自動で採点されます。
- 自動で別のソフトが立ち上がった!等で採点が走ることがあるので、ブラウザ以外のソフトを全て閉じた状態での受験をおすすめします。
制限時間を超えたり、別ウィンドウや別タブで調べようとすると検知して勝手に採点されますが、そんなに難しくはないのと普通にやれば15分程度でできると思うのでぜひぜひ奮って挑戦ください!!!
採点時には簡単な解説もご用意しております。
それでは準備はよろしいでしょうか?
受験準備ができた方は、「テストを開始する」のボタンをクリックしてテストを開始してください!
Web広告共通テスト模擬試験(解答時間:30分)
問題 1
次のうち、YouTubeとGDNでユーザーが表示を制限できる「デリケートなカテゴリ」ではないものを選べ。ただし、本機能は現在ベータ版である。(配点:10点)
1.アルコール
2.デート
3.ギャンブル
4.政治
5.減量
解説
政治は制限可能な「デリケートなカテゴリ」ではない。ただし、政治に関するコンテンツは別途制限があるため、詳細はヘルプを要確認。また、残りの選択肢に加えて妊娠・育児カテゴリを制限が可能である。
参考:「Google 広告 ヘルプ——特定のカテゴリの広告が YouTube にあまり表示されないようにする」
※アルコール・ギャンブル以外のカテゴリは掲載されていません。
https://support.google.com/ads/answer/10261289?hl=ja
参考:「Google 広告 ヘルプ——政治に関するコンテンツ」
https://support.google.com/adspolicy/answer/6014595?hl=ja
問題 2
LINE広告が配信されるフォーマットと配信面の組み合わせの正誤を選べ。ただし、指定された配信面のうち一部に表示されれば良いものとする。(配点:各5点)
(1)フォーマット:Card(静止画)、配信面:LINE Monary
(2)フォーマット:Square(動画)、配信面:トークリスト
(3)フォーマット:カルーセル、配信面:LINE マンガ
(4)フォーマット:Vertical、配信面:タイムライン
(5)フォーマット:画像(小)、配信面:トークリスト
解説
(1) LINE Monaryは、ウォレットタブから見られるLINEの独自メディア。6月に広告配信が発表された。(→2022年7月ツキイチ)
(2) トークリストへの広告配信は、静止画のみである。
(3) カルーセル広告は、LINE NEWS, タイムライン, LINE BLOG, LINEポイントクラブのみ。
(4) Verticalは動画のみのフォーマット。タイムラインのみに配信される。
(5) 画像(小)は主にトークリストへ配信される。LINE NEWSの一部とLINE広告ネットワークにも配信される。
参考:「【LINE広告】クリエイティブの制作│配信面やサイズについて」
https://www.linebiz.com/jp/column/creative/20200318-02/
参考:「広告の作成時に選択する「画像」と「画像(小)」は、どのような違いがありますか?」
https://faq.linebiz.com/help/s/article/000001406?language=ja
参考:「LINEの運用型広告プラットフォーム「LINE広告」、新たに「LINE Monary」での広告配信を開始」
https://www.linebiz.com/jp/news/20220630/
問題 3
次のうち、Google 広告のポリシーで、2022年6月から新たに禁止されたものを選べ。(配点:10点)
1.成分が環境破壊に繋がる日焼け止めなどの化粧品
2.肌の色に優劣をつける美白化粧品
3.開発・製造段階で動物実験をおこなっている化粧品
4.ジェンダー問題などに配慮していない化粧品
解説
2022年6月、Google 広告で「肌の色に優劣を付ける美白製品の宣伝を禁止」というポリシーの更新が発表された。これは、「不適切なコンテンツ」内の「危険または中傷的なコンテンツ」に該当する。
ただし、あくまで「肌の色に優劣をつける」ものが広告ポリシーにおいてNGであり、検索エンジンになどには影響がないようだが、具体的にどのような内容がNGかの詳細は不明である。(→2022年5月ツキイチ)
参考:「Google 広告 ヘルプ——危険または中傷的なコンテンツに関するポリシーの更新(2022 年 6 月)」
https://support.google.com/adspolicy/answer/11933633?hl=ja
参考:「Google 広告 ヘルプ——不適切なコンテンツ」
https://support.google.com/adspolicy/answer/6015406
問題 4
次の広告フォーマットのうち、Twitter広告で新たにテストをおこなっている広告フォーマットとして正しくないものを選べ。(配点:10点)
1.メイン画像のとともに5つの小さなサムネイルを表示できるコレクション広告
2.動画内で商品をアピールできる動画ショッピング広告
3.テキストが大きく太く表示され、文中の3単語を強調・クリック可能にできるインタラクティブテキスト広告
4.商品を3Dで紹介することができるプロダクトエクスプローラー広告
解説
動画ショッピング広告は、TikTok広告から発表されたもの。Twitterにはない。(→2022年8月ツキイチ)
Twitter広告の新フォーマットについて→2022年4月ツキイチ
参考:「Twitter マーケティング ブログ——新しい広告フォーマットをテストしています」
https://blog.twitter.com/ja_jp/topics/marketing/2022/new-twitter-ad-formats-pilot
問題 5
Google 広告において、2022年10月よりリンク先の要件に関するポリシーの更新が発表された。これによって、リンク先ページは「Coalition for Better Ads の Better Ads Standards」に準拠している必要がある。次の広告体験のうち、ページがBetter Ads Standardsに準拠していると考えられるものを答えよ。(配点:各5点)
(1) 広告から表示されたページを読み進めたら途中でサービスの申込フォームへの遷移バナーがポップアップで出現した。×をクリックしないと、ページの続きを閲覧できなかった。
(2) ある記事(ブログなど)をパソコンで読んでいた。同一記事内で2ページ以上あったため、コンテンツ下部のページリンクをクリックしたところ、2ページ目に遷移する前に全画面に広告が表示された。「閉じる」をクリックしないと2ページ目以降が読めなかった。
(3) 動画コンテンツを閲覧中、スキップできない6秒の動画広告が10本連続で表示された。
(4) スマートフォンでWebサイトを閲覧していた。コンテンツのスクロールの途中にバナー広告が表示されて間違って押しそうになった。バナー広告のサイズは、ページのメインコンテンツに対して20%程度の高さだった。
(5) YouTubeを閲覧していた。広告が流れ始めてそのまま放置していたら合計30秒の広告だった。広告の再生開始から5秒経ったところでスキップが可能だった。
解説
基本的に、「ユーザーが不快感を抱く広告表示スタイル」が「準拠していない」ことになる。ただし、動画広告の長さなど細かい基準が設けられている場合もある。
(1) ポップアップ広告は、「ユーザーが不快感を抱く広告表示スタイル」とされており、準拠していない。
(2) コンテンツを閲覧する前に全画面で表示されるようなプレスティシャル広告は、モバイルの場合はNGだがPCの場合はカウントダウン付き(ex. X秒経たないと閉じられない広告)のみに限られる。今回は、パソコンで閲覧しており閉じるをクリックすれば続きが確認できるため、準拠している。
(3) 動画広告は合計31秒以上のものがスキップできない場合NGとされる。そのため、今回は準拠していない。
(4) モバイルでの閲覧中に表示される広告は、メインコンテンツの高さの30%未満が好ましいとされる。今回は20%程度のため、準拠していることになる。
(5) (3)と同様。30秒以内でスキップも可能なため、準拠している。
詳しくは、Better Ads Standardsの内容を日本語で解説しているページを参照のこと。
→https://webtan.impress.co.jp/e/2018/02/20/28241
参考:「Google 広告 ヘルプ——リンク先の要件に関するポリシーの更新について(2022 年 8 月)」
https://support.google.com/adspolicy/answer/12406603?hl=ja&ref_topic=29265
問題 6
InstagramのUGCポリシーが更新された。次の投稿がポリシー上OKかNGかを選べ。(配点:各10点)
解説
(1) NG (2) OK
2022年6月のツキイチ参照。自然発生のUGCや、ブランドコンテンツタグを付けた投稿はOKだが、商品を配布して投稿してもらったUGCやPR投稿はNGに。
30分後(まとめ)
本日は、第二回Web広告共通テスト模擬試験の受験おつかれさまでした!
みなさま、結果はいかがでしたでしょうか? もしよければ採点結果と一緒にぜひブログをシェアしてみてください!!
今後も、1ヶ月のWebマーケティング最新情報を振り返ることができる「ツキイチシリーズ」の内容を中心とした模擬試験を実施予定なので、ぜひまた挑戦してみてくださいね! ちなみに前回の試験はこちら!問題数が多くて時間が長いです。30分もあればできるはず。
また、Web広告やSNSのアップデート情報を知りたい方はぜひぜひメールマガジンにご登録いただければASUE通信の更新のお知らせやアップデート情報・Webマーケティングに関する気になる記事などをご紹介しております。
ぜひご登録よろしくお願いします♡
売り上げを増やすためのWeb広告成功事例集
- CVは付くものの成約に繋がらない
- 今の代理店に不満がある
- 専任担当者がおらず知見・時間が無い
- そもそも広告で成果が出ない
上記のようなお悩みを持った方へ
すぐに役立つASUEの広告改善事例を紹介します!
この記事を書いた人
2016年入社。ASUE株式会社広報を担当。メールマガジン「ほぼ週刊ASUE通信」もお送りしています。ほぼ週刊なので週刊ではない。月初に公開するWebマーケティング情報をまとめたツキイチシリーズはちゃんと月刊です。
趣味はミュージカル観劇。おすすめ作品を知りたい方はN村のTwitterまでお問い合わせください。
得意なこと
文章を書きます。
ひとこと
メルマガにご登録いただけると泣いて喜ぶかもしれません。