【徹底解説】2025年最新|リスティング広告の費用|費用相場や予算の決め方を分かりやすく解説!

2024年08月26日

2025年12月09日

「リスティング広告を始めたいけれど、費用をどれくらい用意すればいいの?」
「競合他社はどれくらいの予算をかけているの?」

Web集客においてリスティング広告は非常に強力な手法ですが、いざ始めるとなると「お金」に関する悩みは尽きないものです。
成果が出るかわからない中で、いきなり高額な予算を組むのは不安ですよね。
結論からお伝えすると、リスティング広告の予算に決まりはなく、極端な話、数千円からでも始めることが可能

実際、弊社でもクライアント様ごとに費用帯は異なっており、月ごとに変わることも多いです。

しかし、成果を出すための「推奨される相場」が存在するのも事実です。
本記事では、リスティング広告の費用の相場や仕組み、そして「自社の場合はいくら用意すればいいのか」を決めるためのシミュレーション方法を解説します。

これを読めば、曖昧だった費用のモヤモヤが晴れ、自信を持って予算を決められるようになります。

【一覧表】リスティング広告の費用相場・予算目安

まずは、多くの企業が気にしている「相場(みんないくらくらい使っているのか)」について、全体感と業界別の目安を見ていきましょう。

全体的な月額費用の相場(月20〜50万円〜)

一般的に、中小企業がリスティング広告を開始する際の費用相場は、月額20万円〜50万円程度と言われています。

もちろんこれより少ない予算でも出稿は可能ですが、なぜこの金額が相場と言われているのでしょうか?

主な理由は、「データの蓄積」と「機械学習の最適化」にあります。

現在のリスティング広告(特にGoogle広告)は、AIによる自動最適化が主流です。
ある程度のクリック数やコンバージョン(成果)データがないと、AIが学習できず、成果が出るまでに時間がかかってしまうのです。

そのため、最低限のデータ量を確保するためのラインとして、月20〜50万円からスタートする企業が多い傾向にあります。

【業界別】クリック単価(CPC)と獲得単価(CPA)の相場表

リスティング広告はクリック課金制のため、業界や取り扱う商材によって「クリック単価(CPC)」が大きく異なります。

以下は、主要な業界ごとのクリック単価と、1件の成果を獲得するためにかかる獲得単価(CPA)の目安です。

※下記の数値はあくまで大雑把に業界を分けた一般的な参考値です。
市場や事業規模、競合状況やキーワード選定によって変動するためご注意ください。

業界・ジャンルクリック単価(CPC)目安獲得単価(CPA)目安傾向
金融・保険1,000円〜数千円15,000円〜30,000円競合が多く、1顧客の利益(LTV)が大きいため単価が高騰しやすい
不動産・住宅300円〜1,000円15,000円〜30,000円エリアや物件種別によるが、CPAが高くなりやすい
人材・求人200円〜800円10,000円〜20,000円職種や時期(繁忙期)によってCPAが大きく変動する
BtoBサービス200円〜600円10,000円〜20,000円ITツールやコンサルなど。ニッチなキーワードなら安く抑えられる場合も
EC・ネット通販50円〜150円3,000円〜5,000円商品単価によるが、クリック単価は比較的安価な傾向
店舗・クリニック50円〜200円3,000円〜10,000円配布エリアを限定することで、予算を抑えやすい

広告代理店に依頼する場合の費用相場

自社で運用せず、広告代理店に運用を代行してもらう場合は、広告費とは別に「初期費用」や「運用代行手数料」がかかります。

代理店費用の内訳目安

  • 初期費用: 3万円〜10万円程度(無料の会社もあり)
    • アカウント開設やキーワード選定などの準備費用です。
  • 運用代行手数料: 広告費の20%程度
    • (例)広告費が50万円の場合、手数料は10万円。合計60万円が必要になります。

代理店によって「最低月額広告費」や「最低手数料」を設定している場合が多くあります。
例えば「広告費30万円未満の場合は、一律手数料5万円」といったケースです。
相談時には、必ず料金体系を確認しましょう。

「相場はわかったけど、結局うちはいくら用意すればいいの?」と思いますよね。
次は、予算規模ごとの「できること」の違いを見てみましょう。

リスティング広告の費用相場は?予算規模別の成功イメージ

リスティング広告には「いくらかければ正解」というものはありませんが、予算規模によって「取れる戦略」と「期待できる成果」が変わります。

でも、広告費用が多い方がリスティング広告では、費用対効果を上げやすいんじゃないですか?

そんなことはないよ。Web広告は予算を増やすほど費用対効果が落ちていく傾向にあるので、運用していく中で適切な金額を見定めていくのがオススメだね!

無理のない予算で始めて、成果が目標に合えば費用を拡大していくということですね。

自社のフェーズがどこに当てはまるか確認してみましょう。

① 【スモールスタート】月額5万〜10万円

「まずはWeb集客を試してみたい」「店舗周辺の地域だけに配信したい」というケースです。

  • どんな企業に向いている?
    • 地域密着型の店舗(整体、ジム、スクールなど)
    • ニッチなBtoB商材を扱う企業
    • 予算が限られているが、とにかく始めてみたい企業
  • 成功のポイント
    • あれもこれもと欲張らず、キーワードを「社名」や「今すぐ客(例:〇〇 修理 緊急)」などに厳選して配信するのが鉄則です。
    • ターゲット地域を細かく絞り込むことで、少額でも無駄なく見込み客にアプローチできます。

下記記事では、リスティング広告をまずは少額から始めたい方向けのポイントを詳しく解説しています!

【徹底解説】少額から始めるリスティング広告運用|スモールスタートの考え方と代理店の選び方
少額から始めるリスティング広告!失敗しないポイントはこちら
 2025年8月28日 【徹底解説】少額から始めるリスティング広告運用|スモールスタートの考え方と代理店の選び方

② 【ボリュームゾーン】月額20万〜50万円

「コンスタントに毎月10〜20件の問い合わせがほしい」という、多くの企業が最初に設定する推奨ラインです。

  • どんな企業に向いている?
    • これからWeb集客を事業の柱にしていきたい企業
    • ある程度のスピード感を持ってPDCA(改善)を回したい企業
  • 成功のポイント
    • ある程度のクリック数が集まるため、Googleの自動入札(AI)が機能しやすくなり、運用開始から2〜3ヶ月で成果が安定しやすくなります。
    • 「指名検索」だけでなく「一般的な検討キーワード」まで幅を広げて、新規顧客を積極的に取りに行くことが可能です。

③ 【スケールアップ】月額100万円〜

「顕在層は取り切ったので、もっと潜在層まで広げたい」という拡大フェーズです。

  • どんな企業に向いている?
    • ECサイトや全国展開しているサービス
    • CPA(獲得単価)が多少上がっても、獲得件数を最大化したい企業
  • 成功のポイント
    • リスティング広告だけでなく、ディスプレイ広告なども組み合わせてアプローチの幅を広げます。
    • 最初からここを目指す必要はありません。まずは②のゾーンで勝ちパターンを作ってから、利益を再投資してここへ広げていくのが王道です。

リスティング広告の料金が決まる仕組み

予算のイメージがついたところで、そもそも「なぜ費用が発生するのか?」という仕組みを簡単に解説します。
ここを知っておくと、無駄なコストを抑えるヒントになります。

クリック課金制(CPC)とは?

リスティング広告は、クリック課金(CPC:Cost Per Click)という方式を採用しています。

広告が表示されただけでは費用は一切かからず、ユーザーが広告をクリックして初めて費用が発生します。

リスティング広告の費用はたいていの場合、1ヵ月単位で決定するため、1ヵ月にクリックされた分だけ費用が発生するという考え方になります。

リスティング広告の費用 = クリックされた数 × クリック単価

そのため、「月30万円の予算」を設定した場合、必ず30万円かかるわけではなく、「上限30万円として配信し、実際にクリックされた分(例:28万5千円)を支払う」というイメージです。

リスティング広告の費用発生フロー

入札とオークションの基本

では、「1クリックあたりの費用(クリック単価)」はどのように決まるのでしょうか?

実は、定価があるわけではなく、「オークション」と「品質」によって毎回変動しています。

掲載順位は「入札単価(上限いくらまで払えるか)」だけでなく、「品質スコア(広告の質)」を掛け合わせた「広告ランク」で決まります。

広告ランク = 入札単価 × 品質スコア + アセット(旧:広告表示オプション)

【重要】お金を積めば勝てるわけではない
下記のように、入札単価が低くても、品質スコアが高ければ上位に表示される仕組みになっています。

入札単価・品質スコアと掲載順位

※わかりやすくするための簡易的な計算例です。

つまり、「広告の品質」を高める努力をすれば、クリック単価を安く抑えて、費用対効果を高めることができるのです。

クリック単価の仕組みと費用を抑えるためのポイントは、下記の記事で詳しく解説しています!

【徹底解説】クリック単価(CPC)はどう決まる?リスティング広告費用の内訳と抑え方
リスティング広告のクリック単価の決まる仕組みや費用の抑え方を徹底解説!
 2025年9月4日 【徹底解説】クリック単価(CPC)はどう決まる?リスティング広告費用の内訳と抑え方

自社に必要な予算はいくら?簡易シミュレーション

ここまで読んで「相場はわかったけど、やっぱり自社の予算をバシッと決めたい!」という方のために、簡単な予算の決め方をご紹介します。

状況に合わせて、以下の3つの基準から選んでみてください。

1. 目標コンバージョン数から逆算する方法(基本)

最もオーソドックスで、成果にコミットしやすい方法です。

「月に何件の成果(CV)が欲しいか」と「1件あたりいくらまで払えるか(目標CPA)」を掛け合わせます。

計算式

予算 = 目標CV数 × 目標CPA

例)月に「お問い合わせ」が20件欲しい。1件あたり15,000円までなら払える。

20件 × 15,000円 = 300,000円

目標CPAは、商品の利益率や成約率(営業の成約率など)から逆算して、「これ以上かかると赤字になる」というラインより低く設定します。

2. クリック単価相場から積み上げる方法

「まだ目標CPAなんてわからない」という場合は、相場から予測する方法がおすすめです。

Googleのキーワードプランナーなどで「平均クリック単価」を調べ、必要なアクセス数を掛け合わせます。

計算式

予算 = 想定クリック数 × 平均クリック単価

例)サイトの成約率が1%と仮定すると、1件獲得するのに100クリック必要。

まずは10件獲得したいから、1,000クリック集めよう。
平均クリック単価が200円なら…

1,000クリック × 200円 = 200,000円

といった具合に算定してみましょう。

3. 売上目標の比率から決める方法

シンプルに「売上の〇〇%を広告費にする」と決める方法です。

一般的には売上の5%〜10%程度に設定されることが多いですが、新規立ち上げ時などは攻めの姿勢で20%〜30%に設定することもあります。

予算は「運用しながら調整」が正解

予算設定で最も大切なことは、「最初から正解を出そうとしないこと」です。

シミュレーションはあくまで予測です。

まずは無理のない金額(撤退しても痛手にならない金額)でスタートし、実際のデータを見ながら、「CPAが安いから予算を増やそう」「高いから改善しよう」と柔軟に調整していくのが、リスティング広告の正しい運用スタイルです。

予算はプロジェクトの最初に決定しなければならない要素でありつつも、未経験の場合はなかなか定めるのが難しいのも現実です。
ASUEでは、お客様の状況に合わせた予算設定からアドバイスさせていただいているので、お気軽にご相談ください

既定の予算内でリスティング広告の成果最大化を目指すためには、下記の記事もぜひ参照してみてください!

【徹底解説】広告予算の決め方と配分戦略|リスティング広告で成果を最大化する考え方
予算内で最大の成果を目指すには?予算配分の戦略についてはこちら
 2025年9月11日 【徹底解説】広告予算の決め方と配分戦略|リスティング広告で成果を最大化する考え方

自社運用と代理店運用、コストパフォーマンスが良いのはどっち?

予算を決める際、もう一つの悩みどころが「自社でやるか、代理店に頼むか」です。

手数料(広告費の20%)を払ってでも代理店に頼むメリットはあるのでしょうか?
比較してみましょう。

比較項目広告代理店に依頼自社運用
費用広告費 + 運用手数料(約20%)広告費のみ(手数料0円)
リソース丸投げ可能(担当者の負担減)担当者の工数が取られる
ノウハウ最新の知識・事例が豊富社内にノウハウが蓄積されるが、学習コスト大
成果プロの運用でCPAが下がりやすい初心者の場合、無駄なクリックが発生しやすい

「手数料がかかる=損」とは限りません。

例えば、自社運用でCPAが20,000円かかっていたものが、プロの運用でCPA15,000円に改善できれば、手数料(20%)を支払ってもトータルの獲得コストは安くなるケースが多々あります。

  • 月額20万円未満の予算
    • 手数料のメリットが出にくいため、自社運用または少額対応の代理店がおすすめ。
  • 月額30万円以上の予算
    • 運用の難易度が上がるため、代理店に依頼した方が費用対効果が良くなる傾向が高い。

代理店への相談を検討する際は、以下の記事も参考にしてみてくださいね!

【徹底解説】リスティング広告の手数料相場と外注費用の仕組み|失敗しない代理店選びの判断基準
リスティング広告を外注するときの費用と相場とは?手数料や依頼方法を解説
 2025年7月24日 【徹底解説】リスティング広告の手数料相場と外注費用の仕組み|失敗しない代理店選びの判断基準

あらかじめ「撤退ライン」を決めておく

予算(攻めの計画)と同じくらい重要なのが、成果が出なかった場合の「撤退ライン(守りのルール)」です。
広告の目的は、組んだ予算をすべて消化することではなく、設定した目標をクリアして利益を出すことです。

ダラダラと赤字を垂れ流さないよう、以下のような基準を事前に設けておきましょう。

  • 期間での基準: 例「3ヶ月運用して目標CPAを達成できなければ停止する」
  • 金額での基準: 例「赤字額が〇〇万円に達したら一度停止して戦略を練り直す」

ただし、リスティング広告(特にGoogle広告)は、AIが学習して効果が安定するまでに一定の期間(2〜3ヶ月程度)が必要です。
開始直後の数週間だけで「効果がない!」と判断して止めてしまうと、本来得られたはずの成果を逃す(機会損失)可能性もあります。

「まずは3ヶ月」など、検証に必要な期間と予算を確保したうえで、冷静に判断できるラインを決めておけると良いですね。

よくある質問(FAQ)

最後に、リスティング広告の費用に関してよく寄せられる質問にお答えします。

Q. 予算を超えて請求されることはありますか?

A. 基本的にはありません。

リスティング広告には「日予算(1日あたり使う金額の上限)」を設定する機能があります。
システムの仕様上、日によっては設定額の2倍程度まで使われることがありますが、月単位で見ると「日予算×30.4日」の範囲内に収まるように自動調整されます。

Q. 最低出稿金額はありますか?少額でも依頼できますか?

A. 媒体としてはありませんが、代理店によっては設定されています。

Google広告やYahoo!広告などの媒体自体には最低出稿金額の縛りはなく、極端な話1円からでも設定可能です。
ただし、代理店に依頼する場合は、「最低月額広告費30万円〜」などの条件がある場合が多いです。

なお、ASUEではお客様の状況に合わせて少額からの運用のご相談も承っています。

Q. 競合が多いと費用は高くなりますか?

A. 高くなる傾向があります。

リスティング広告はオークション制のため、競合が多くなればなるほどクリック単価(CPC)が高騰しやすくなります。

予算が限られている場合は、競合が大勢いる「ビッグワード」を避け、より具体的で成約に近い「スモールワード(ロングテールキーワード)」を狙うなどの戦略が必要です。

まとめ

本記事では、リスティング広告の費用の考え方や相場について解説しました。

  • 一般的な費用相場は月額20万円~50万円
  • ただし、目的やエリアを絞れば月5万円〜のスモールスタートも十分可能
  • 費用は「クリック課金」で、入札単価だけでなく「品質」が重要。
  • まずは「目標CV数からの逆算」などで仮の予算を決め、運用しながら調整していくのがベスト。

「相場」はあくまで目安です。他社の金額に惑わされすぎず、自社の目標や無理のない範囲で予算を設定し、まずは小さく始めてみることをおすすめします。

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