こんにちは、ASUE株式会社でインサイドセールスを担当しているオオシマです!
ASUEではマーケティングオートメーションツールとしてAccount Engagementを導入しています。Account Engagementでは、コネクタ機能を使ってさまざまなツールと接続することで、Account Engagement上でさらにいろいろなデータを確認可能となります。
Google広告コネクタでは、Google広告アカウントに接続することで検索広告でリーチしたユーザーが実際に商談に繋がったかなど広告後の状況を追うことが可能となり、Google広告の効果測定をより効果的に行うことが可能となります。
例えば、以下のような情報を1つの画面で確認できます。
- 広告側:表示回数、クリック数、コンバージョン数、使用した広告費
- Salesforce側:商談や受注に至ったプロスペクト、繋がっている収益
広告の管理画面ではコンバージョン数(問い合わせ件数)までは計測可能ですが、実際にその問い合わせが商談に繋がっているのか・収益につながっているのかまでは計測ができないため、Google広告の評価を行うためにもぜひ確認できるようにしておきたいところかと思います。
本記事では、Account EngagementのGoogle広告コネクタを使って実際にどんなデータが見られるのか、どのように連携するのかの設定方法についてご紹介できればと思います。
目次
Google広告コネクタでできること
連携することで、以下の3つのレポートをAccount Engagement上で確認可能になります。
- Google広告 キーワード レポート
- 有料検索クエリレポート
- 有料検索キャンペーン
また、各レポートはAccount Engagement>Account Engagement レポート>接続アプリケーション>有料検索で閲覧できます。
Google広告キーワードレポート

- Google広告側に設定している「キーワード」別で以下の確認が可能
- 発生しているクリック数
- 獲得に繋がったプロスペクト・商談・商談金額・収益
このレポートでは、Google広告で設定した検索広告のキーワード別にクリック数や獲得に繋がったプロスペクト・商談・商談金額・収益が確認できます。
有料検索クエリレポート

- Google広告側で計測している「検索クエリ」別で以下の確認が可能
- 発生しているクリック数
- 獲得に繋がったプロスペクト・商談・商談金額・収益
このレポートでは、Google広告で計測した実際のユーザーの検索クエリ別にクリック数や獲得に繋がったプロスペクト・商談・商談金額・収益が確認できます。
有料検索キャンペーン

- Google広告側に設定している「キャンペーン」別で以下の確認が可能
- インプレッション数
- クリック数
- コンバージョン数
- 使用広告費 などの一般的な広告キャンペーン指標
- 獲得に繋がったプロスペクト・商談・商談金額・収益
Google広告コネクタの設定方法
- Account Engagement側でコネクタ接続
- Google広告側でスニペットを追加
- 問題なく接続されているかのチェック
Account Engagement側でコネクタ接続

- Account Engagement 設定>コネクタ>コネクタを追加>Google Ads
- Googleアカウントにログインし、Account Engagement側にGoogle広告用のコネクタを追加
- トラッキング設定より、Google広告側に追加するスニペットを取得
Account Engagementの設定画面のコネクタからGoogle広告コネクタを追加した後、Google広告の紐付いたGoogleアカウントにログインしてAccount EngagementとGoogle広告アカウントを接続します。

その後、コネクタ一覧の右端にある[歯車] > [トラッキング]からGoogle広告側に追加するスニペットを取得します。
Google広告側でスニペットを追加

- Google広告アカウント設定の広告のURLトラッキングオプションの[最終ページ URL のサフィックス]項目
- 取得したスニペットを追加する
接続したGoogle広告アカウントの管理画面から、広告のURLトラッキングオプションの[最終ページ URL のサフィックス]項目に取得したスニペットを追加します。
パラメータの付け方次第で遷移先が正しく機能しない場合もあるため、設定後に問題なくページ遷移ができているかは目視で確認しましょう。
接続チェック

- Account Engagementの広告コネクタ右列の[歯車]から[再確認]
- コネクタの接続ができていればOK
最後に、Account Engagement側から接続確認を行い、[コネクタが検証されました]の表示が出たらOKです。
まとめ:広告は"その後"まで追えるようにしよう
広告運用では、ついコンバージョン獲得をゴールと捉えがちです。しかし、実際にその先で売上が立っているか、真の成果につながっているかが重要なポイントです。
ASUEではSalesforceやAccount Engagementを活用し、実際の商談・収益をもとに広告成果を評価しています。これらのツールを導入していない場合でも、問い合わせが成果につながったかを、マーケティング部門だけでなく現場の視点でも確認し、次の施策に活かすことが大切です。
ASUEではMAツールやSFA、CRMツールの導入・運用支援からWeb広告やSNSの運用支援・運用代行などマーケティング戦略を幅広くご支援しておりますので、マーケティング・セールスに課題を感じている方はお気軽にお問い合わせください!
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この記事を書いた人
オオシマ
インサイドセールス課ユニットリーダー
保有資格
- ウェブ解析士
- Salesforce 認定 Marketing Cloud Account Engagement スペシャリスト
2020年入社。
Webマーケティング課からアカウントプランニング課へ異動し、現在はユニットリーダー。
人狼が弱くカラオケが得意な元バンドマン。