
2025年1月のWeb広告からSNSまでWebマーケ情報ASUEツキイチまとめ「Google広告デマンドジェネレーション・P-MAXのアップデート」ほか
2025年02月04日
ピッピッピッピーーーーーーーーーーー……


さて、今月も1ヶ月のWebマーケティング情報をまとめておとどけするツキイチのお時間がやってまいりました!
司会は私、N山でお送りします!

トピックスはこちら!


今月も気になる話題が盛りだくさんですね。

全部読むととっても長いので、気になるトピックスがあれば目次のリンクから飛んでみてくださいね!
目次
Google広告の最新情報

デマンドジェネレーションキャンペーンに新機能登場!配信面のコントロール ほか
- 広告の配信面がコントロール可能に
- 広告クリエイティブの新フォーマットが登場予定
- YouTube ショートで9:16の縦型画像広告の配信がスタート
- 大規模なビデオの短縮バージョンを作成できる新機能を展開予定
- 商品フィードを利用した小売業者向けの新機能登場
- 広告からの商品発見をより便利に
- リアルタイムなローカル商品情報の連携で実店舗への誘導も
- プラットフォーム間のパフォーマンスの比較が可能に
- 動画アクションキャンペーンのアップグレードについて

デマンドジェネレーションキャンペーンの大規模なアップデートが発表されました!
それぞれ一つずつ見ていきましょう。
参考:「New ways to help you drive performance with Demand Gen」
https://blog.google/products/ads-commerce/new-demand-gen-features-2025/
広告の配信面がコントロール可能に

画像参照元:「New ways to help you drive performance with Demand Gen」
https://blog.google/products/ads-commerce/new-demand-gen-features-2025/
- 3月からデマンドジェネレーションキャンペーンで利用可能な掲載面へのチャネルコントロール機能を提供
- すべてのユーザーへベータ版として提供予定
- YouTube, Discover, Gmail全体で広告掲載面を選択可能になる(YouTubeショートへの配信カスタマイズも)

デマンドジェネレーションで配信面のコントロールが可能になります。

前身だったファインド広告時代から、YouTube・Gmail・Discoverのどこに出すかは制御できなかったので、かなり大きくて嬉しいアップデートですね。
広告クリエイティブの新フォーマットが登場予定
動画参照元:「New ways to help you drive performance with Demand Gen」
https://blog.google/products/ads-commerce/new-demand-gen-features-2025/
- YouTube ショートで9:16の縦型画像広告の配信がスタート
- 2月下旬を予定
- フルスクリーンでより没入感のある広告体験ができる
- 大規模なビデオの短縮バージョンを作成できる新機能を展開予定
- 今後数週間以内での展開を予定

画像や動画クリエイティブの新フォーマットが登場とのこと。
商品フィードを利用した小売業者向けの新機能登場

画像参照元:「New ways to help you drive performance with Demand Gen」
https://blog.google/products/ads-commerce/new-demand-gen-features-2025/
- 商品フィードを利用した広告からの商品発見をより便利に
- 広告から商品詳細へ即座にアクセス可能に
- 商品詳細ページ間の移動がシームレスに
- リアルタイムなローカル商品情報の連携で実店舗への誘導も
- ローカル商品の在庫状況をリアルタイムで表示し、実店舗への誘導が可能に
- オムニチャネル入札を使用してオンライン販売・店舗訪問の両方を最適化可能に

商品フィードを利用して、小売業者向けの新機能が登場します。

広告からの商品詳細の閲覧や商品の発見がよりやりやすくなったり、ローカル商品の在庫状況の表示も可能になります。
プラットフォーム間のパフォーマンスの比較が可能に
- 新しいレポート列が導入
- デマンドジェネレーションキャンペーンとSNS広告間のパフォーマンス比較が可能に
- SNS広告に合わせてビュースルーコンバージョンも含む

新しいレポート列が導入され、媒体間のパフォーマンス比較がよりしやすくなるようです。
動画アクションキャンペーンのアップグレードについて
- 去年発表済みのアップグレードについて
- 今後のスケジュール
- 3月:アップグレードツールの提供開始
- 動画アクションCpの過去の設定・学習内容をデマンドジェネレーションへ適用可能
- 設定調整しない場合はYouTubeとGoogle動画パートナーにしか配信されない
- 4月:チャネル管理がスタート
- 新しい動画アクションキャンペーンが作成不可に
- 7月:自動アップグレードがスタート
- 7月から、アップグレードされていない動画アクションキャンペーンの自動アップグレードが開始
- 開始後は順次自動でアップグレードされるため、事前にアップグレードするのを推奨
- 3月:アップグレードツールの提供開始

2024年9月のツキイチでも紹介したとおり、動画アクションキャンペーンのデマンドジェネレーションキャンペーンへのアップグレードが進んでいます。

詳しいアップグレードスケジュールが発表されたので、動画アクションキャンペーンをご利用中の方はぜひご確認ください!
2025年、P-MAXの新機能とアップデート
- Google 広告が2025年のP-MAXの新機能やアップデートをまとめて発表
- 新機能とアップデート内容
- P-MAX、キャンペーンレベルの除外キーワード
- P-MAXの新規顧客獲得目標
- ブランド除外の小売広告主向けの新機能
- デバイスターゲティングのベータ版が導入
- 年齢層に基づく除外のベータ版
- URLを含むルールの拡張

Google広告の2025年の新機能・アップデートが発表されました!
詳しくは個別にご紹介します。

ベータ版で一般に使えるようになるまでは時間がかかりそうですが、年齢やデバイスによるターゲティングなどが可能になるようで、P-MAXでもより柔軟な配信設定ができるようになりそうですね!
参考:「Kick off 2025 with new Performance Max features」
https://blog.google/products/ads-commerce/new-performance-max-features-2025/
P-MAX、キャンペーンレベルの除外キーワード
- ブランド適合性やその他の理由から特定のクエリを除外できるキャンペーンレベルの除外キーワード機能を導入
- 昨年のDMEXCOでベータ版として発表され、今後数週間ですべての広告主に展開予定
- 広告主は、特定のクエリに対して広告を表示しないように設定でき、より効果的な広告運用が可能に

24年12月のツキイチご紹介したP-MAXのキャンペーン単位の除外キーワードが全広告主に展開されるようです。

前回もお伝えしたとおりこれまでもやり方はありましたが、楽に設定可能になるなら嬉しいですね!
参考:「Kick off 2025 with new Performance Max features」
https://blog.google/products/ads-commerce/new-performance-max-features-2025/
P-MAXの新規顧客獲得目標
- P-MAXの使用で新しい顧客を優先的に獲得するための新規顧客獲得目標が導入
- 高価値の新規顧客モードがベータ版から全広告主に展開、顧客マッチを通じて高価値顧客を指定可能に
- Google AIが、顧客データを使用して、長期的な価値を最大化する新しいユーザーを予測・入札

P-MAXで新規顧客を優先的に獲得するように最適化される「新規顧客獲得目標」が導入されるようです。

Google AIが顧客データなどから長期的な価値を最大化するように予測・入札を行うとのことです。
参考:「Kick off 2025 with new Performance Max features」
https://blog.google/products/ads-commerce/new-performance-max-features-2025/
ブランド除外の小売広告主向けの新機能
- 商品フィードを持つ小売広告主は、異なる広告フォーマットでのブランド除外の管理向上
- 変更前:
- ブランド除外が検索広告とショッピング広告の両方に適用
- 変更後
- 検索広告のみにも適用可能に

商品フィードを利用している小売広告主のブランド除外の管理がより適切に行えるようになるようです。

これまではブランド除外を設定すると検索広告・ショッピング広告の両方に適用されていましたが、検索広告のみへの適用が可能になるようです。
例えば、ブランドキーワードでP-MAXのショッピング広告を表示させたいが、ブランドキーワードによる検索広告は別のキャンペーンで管理したい場合に使用できます。
参考:「Kick off 2025 with new Performance Max features」
https://blog.google/products/ads-commerce/new-performance-max-features-2025/
P-MAXでデバイスターゲティングのベータ版が導入
- デバイスターゲティングのベータ版が近日中に導入
- コンピュータ、モバイル、タブレットのトラフィックに対してカスタマイズしたターゲティングが可能に
- この機能により、広告主は特定のデバイスに対して最適化された広告を配信できる

P-MAXでデバイスターゲティングが利用可能になるようです。

まだ広くは提供されないようで、利用したい場合はサポート等に問い合わせが必要とのこと。
参考:「Kick off 2025 with new Performance Max features」
https://blog.google/products/ads-commerce/new-performance-max-features-2025/
P-MAXに年齢層に基づく除外のベータ版登場
- P-MAXで年齢層に基づく除外機能のベータ版が近日中に登場
- 特定の年齢層(例:18-24歳、65歳以上)を除外でき、より効果的な広告配信が可能に
- 機能を使いたい場合、Google Adsのアカウントチームorサポートに連絡でサインアップ可能

デバイスターゲティングと合わせて年齢除外もベータ版が登場!

こちらも、現状では使用したい場合はサポートへ連絡が必要です!
参考:「Kick off 2025 with new Performance Max features」
https://blog.google/products/ads-commerce/new-performance-max-features-2025/
URLを含むルールの拡張
- 標準のP-MAXで利用可能な「URLを含む」ルールが、商品フィードを持つP-MAXにも拡張
- このルールの使用で、特定のページカテゴリに基づいてトラフィックをターゲティング可能
- 例
- アスレチックアパレルの店舗で「shoes」を含むURLのすべてのページに特化したキャンペーンをターゲット可能

URLのルールが、商品フィードを持つP-MAXでも利用可能になります。

ECサイトなどで、カテゴリごとのURLに特化したキャンペーンなどを作ることができそうですね。
参考:「Kick off 2025 with new Performance Max features」
https://blog.google/products/ads-commerce/new-performance-max-features-2025/
広告のプロモーションオプションにバーコード・QRコードを追加
- 概要:プロモーションオファーの共有方法の多様化
- プロモーションアセットとしてバーコードとQRコードのオプションをそれぞれ追加
- 広告主がオンラインや店舗でより簡単にオファーを顧客に提供できる
- バーコードオプション
- Aztec、Data Matrix、EAN-8などの複数のフォーマットをサポート
- バーコード形式のために有効なバーコード番号を提供する必要がある
- バーコードの使用によって店舗での統合が簡単にできる
- QRコードオプション
- 最大720文字のテキストを含むことが可能
- リンクを含めることはできない
- モバイルデバイスでのオファー取得が簡単になる
- 使用方法
- バーコード or QRコードのオプションを選択
- 特定のプロモーション情報を入力

広告のプロモーションアセットとして、QRコードやバーコードが追加可能になるようです。

プロモーションアセットとは、選択した季節のイベントなどに合わせてラベルなどで協調される機能です。
ここの設定にオプションでバーコードやQRコードも追加できるようになった模様。
参考:「Google Ads launches new promo code formats for Promotion Assets」
https://searchengineland.com/google-ads-promotion-assets-new-promo-code-formats-450506
Yahoo!広告の最新情報




YDA、LINE公式アカウント・LINE広告からのオーディエンスデータ連携が可能に
- 実施日(予定)
- 2025年1月22日(水)
- 概要
- ディスプレイ広告(運用型)でLINE広告およびLINE公式アカウントのオーディエンスデータを利用した広告配信が可能に
- ディスプレイ広告アカウントと接続済みのビジネスマネージャーを経由して、同じビジネスマネージャーに接続済みのLINE公式アカウント・LINE広告の持つオーディエンスデータをオーディエンスリストに連携できるように
- 提供対象
- 契約当事者が「広告主」のアカウント
- オーディエンスリスト種別の追加
- ディスプレイ広告のオーディエンスリスト種別に「ビジネスマネージャー」を新規追加

YDAでLINE内のオーディエンスデータが利用可能になります。

LINE公式アカウントがあったり、広告を配信している場合は嬉しいアップデートですね。
参考:「【ディスプレイ広告(運用型)】LINE公式アカウント・LINE広告からのオーディエンスデータ連携について」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20250107/
検索広告(ショッピング)、検索連動型ショッピング広告におけるアルコール飲料の販売制限解除
- 実施日
- 2025年1月8日(水)
- 概要
- 検索連動型ショッピング広告(以下、SSAと表記)でのアルコール飲料の販売制限を解除、アルコール飲料の広告掲載が可能に
- これまで商品情報掲載でアルコール飲料を掲載していたショップは、特に手続きなくSSAでもアルコール飲料の広告掲載を開始できる
- ショップで新たにアルコール飲料の取り扱いを始める場合は、担当営業まで問い合わせが必要

SSAにおいて、アルコール飲料の広告掲載が可能になります。

商品情報掲載にアルコール飲料を掲載済みの場合はそのまま広告掲載が可能ですが、ショップで新たに取り扱う場合は広告掲載にあたって問い合わせが必要なようなので要注意です。
参考:「【検索広告(ショッピング)】検索連動型ショッピング広告におけるアルコール飲料の販売制限解除について」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20250109/
YDA(運用型)、LINEスタンプショップへの広告配信開始
- 対象サービス
- Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)
- 実施日(予定)
- 2025年1月20日(月)以降、順次拡大予定
- 概要
- Yahoo!広告とLINE広告の取り組みの一環として、新たに追加されるLINEスタンプショップ内広告枠への、ディスプレイ広告(運用型)の配信を開始
- 配信対応フォーマット
- レスポンシブ(画像):アスペクト比 1:1/1.91:1
- レスポンシブ(動画):アスペクト比 1:1/16:9

LINEスタンプショップに広告枠が追加されます。

後述しますが、LINE広告でも同様に追加予定!
参考:「【ディスプレイ広告(運用型)】LINEスタンプショップへの広告配信開始について」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20250114-01/
YDA、絵文字の入稿対応と利用可能な記号の追加等について
- 対象サービス
- Yahoo!広告 ディスプレイ広告
- 実施日(予定)
- 2025年1月28日(火)
- 概要
- ディスプレイ広告での広告表現の幅を拡充するため、広告のタイトルにおける絵文字の入稿に対応
- 併せて、広告で利用可能な記号の追加や、記号利用ルールの緩和、キャンペーンエディターのインポート・エクスポート機能における文字コードの追加などを実施
- 絵文字対応
- ディスプレイ広告のタイトルに絵文字が入稿できるように
- ディスプレイ広告(予約型)にて提供している「トピックスPR」の商品では、絵文字の利用はできない
- 利用可能な記号の追加と記号利用ルールの緩和
- ディスプレイ広告のタイトル、説明文、主体者表記で、利用可能な記号を追加
- 記号の利用ルールを以下のとおり変更
- (変更前)
- 同じ記号種別の記号は、タイトルと説明文で合算して2つまで入稿可能
- 句読点、中点、カンマ、ピリオドについては使用数の制限なし
- (変更後)
- 同じ記号種別の記号は、タイトル、説明文内でそれぞれ2つまで入稿可能(ハイフン・イコールのみタイトル、説明文内でそれぞれ3つまで入稿可能)
- 句読点、中点、カンマ、ピリオドについては使用数の制限なし
- (変更前)

YDAで広告タイトルに絵文字が利用可能になるとのこと。

その他、利用可能な記号の拡充と記号利用ルールの緩和もあるようなので気になる方は要チェックです!
参考:「【ディスプレイ広告】絵文字の入稿対応と利用可能な記号の追加等について」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20250114/
YDA(運用型)、画像生成AI 機能の提供
- 対象サービス
- Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)
- 対象ツール
- 広告管理ツール
- 実施日
- 2025年1月21日(火)
- 概要
- 広告クリエイティブ制作の効率化を目的に、生成AIを活用した画像の自動生成機能を提供
- 入稿された画像を基に異なるサイズの画像を自動で生成する画像生成AIの拡張機能の提供を開始
- 利用可能な広告
- バナー広告
- レスポンシブ広告
- 注意事項
- 画像生成AI機能の利用は1アカウントにつき1カ月最大30回、上限まで利用すると翌月まで利用不可
- 生成AIによって作成された画像は、広告審査の承認を保証するものではない

YDAでも画像生成AI機能が開始。

ここ数ヶ月で似たような見出しでたくさん紹介しすぎて、結局今何で画像生成AIが使えるのかわからなくなりそうですね(笑)
参考:「【ディスプレイ広告(運用型)】画像生成AI 機能の提供について」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20250115/
検索広告、新パラメーター導入のお知らせ
- 対象サービス
- Yahoo!広告 検索広告
- 実施日(予定)
- 2025年1月28日(火)
- 概要
- ウェブコンバージョンなど広告のトラッキング精度向上のため、新たなパラメーターを導入
- 対象の広告
- 以下の両方に該当するアカウントで配信中の広告
- 自動タグ設定で「設定する」を選択済み
- 広告対象のサイトに「サイトジェネラルタグ」「サイトジェネラルタグ・コンバージョン測定補完機能タグ」「コンバージョン測定タグ」のいずれかを設置済み
- 以下の両方に該当するアカウントで配信中の広告
- 追加されるパラメーターについて
- 対象の広告クリック時に「sa_」で始まる以下のパラメーターを追加
- sa_p
- sa_cc
- sa_t
- sa_ra
- 上記パラメーターを追加した広告から遷移したサイトのファーストパーティークッキー以下を追加
- 「_ycla_aw」(ycla<任意の文字列>_awとなる場合もあり)というcookie
- 対象の広告クリック時に「sa_」で始まる以下のパラメーターを追加

広告用のパラメータが新たに追加になります。

解析ツールでのパラメータの設定や、サイト上でパラメータの拒否設定などをしている場合は要確認ですね。サイト上でパラメータの拒否設定をしている場合は、広告からの流入がエラーになる可能性があるかも。
参考:「【検索広告】新パラメーター導入のお知らせ」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20250116-01/
検索広告、パフォーマンスレポート・パフォーマンスデータを取得可能な最長期間の変更
- 対象サービス
- Yahoo!広告 検索広告
- 対象ツール
- 広告管理ツール
- キャンペーンエディター
- Yahoo!広告 検索広告 API
- Yahoo!広告 スクリプト
- 実施日(予定)
- 2025年2月19日(水)
- 概要
- パフォーマンスレポートおよび各画面に表示されるパフォーマンスデータと統計情報について、取得可能な最長期間を以下のとおり変更
- (変更前)アカウント開設時点から全期間
- (変更後)データ抽出日から11年前の同日まで
- パフォーマンスレポートおよび各画面に表示されるパフォーマンスデータと統計情報について、取得可能な最長期間を以下のとおり変更

検索広告のパフォーマンスデータの取得可能な最長期間が、全期間から11年前までに変更になるとのことです。
参考:「【検索広告】パフォーマンスレポート・パフォーマンスデータを取得可能な最長期間の変更」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20250116/
YDA(運用型)、動的ディスプレイ広告 全アカウント提供開始へ
- 対象サービス
- Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)
- 実施日(予定)
- 2025年2月3日(月)
- 対象ツール
- 広告管理ツール
- キャンペーンエディター
- 概要
- これまで一部のみへ提供の動的ディスプレイ広告が全アカウントで利用可能に
- ディスプレイ広告の全てのアカウントのキャンペーン作成時に「商品リスト訴求」目的が表示

YDAにおいて、一部アカウントのみに提供していた動的ディスプレイ広告が全アカウントで利用可能になるとのことです。

通販サイトなど、多数の商品を扱うようなWebサイトで使えそうな配信メニューですね。
参考:「【ディスプレイ広告(運用型)】動的ディスプレイ広告 全アカウント提供開始のお知らせ」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20250121/
検索広告、ファビコンアセットの提供開始
- 対象サービス
- Yahoo!広告 検索広告
- 実施日(予定)
- 2025年春ごろ
- 概要
- サイトの内容を示すロゴを広告に表示する「ファビコンアセット」の提供を開始
- 現在は一部の広告のみシステムでファビコンを表示
- 今回提供するファビコンアセットでは、広告主様自身がファビコンを設定して、広告に表示できるように
- 設定したファビコンアセットは、広告内の表示URLの前に表示される

サイトの内容を示すロゴが広告に表示できるファビコンアセットの提供がスタート予定とのことです。
参考:「【検索広告】 ファビコンアセットの提供開始について」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20250121-01/
YDA(運用型)、Yahoo!ニュース プライムカバー枠にレスポンシブ(動画)の配信を開始
- 対象サービス
- Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)
- 実施日
- 2025年1月22日(水)
- 概要
- Yahoo!ニュース プライムカバーの広告枠にレスポンシブ(動画)の配信を開始
- 配信開始する広告の仕様
- キャンペーン目的
- コンバージョン
- アプリ訴求
- サイト誘導
- 動画再生
- ブランド認知
- 友だち追加
- PayPayギフト
- ※「PayPayギフト」は一部の人のみに提供しているキャンペーン目的
- デバイス
- スマートフォン(ウェブ版)
- 広告タイプおよび広告サイズ
- レスポンシブ(動画)
- アスペクト比 16:9
- 最小ピクセルサイズ 640pixel×360pixel

YDAで、Yahoo!ニュース プライムカバー枠にレスポンシブ動画広告が配信されるようになるようです。
参考:「【ディスプレイ広告(運用型)】Yahoo!ニュース プライムカバー枠にレスポンシブ(動画)の配信を開始」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20250124/
YDA(運用型)、サーチキーワードターゲティングの提供終了スケジュール発表
- サーチキーワードターゲティングの終了スケジュール発表
- スケジュール
- 2025年2月5日(水):移行機能の提供開始
- 2025年4月上旬:サーチキーワードリストの新規作成・編集・審査を終了
- 2025年7月:強制移行の実施

YDAのサーチキーワードターゲティングの提供終了スケジュールが決定しました。
今月から移行機能の提供が開始されるので、ご利用中の方は要チェックです。
参考:「【ディスプレイ広告(運用型)】サーチキーワードターゲティングの提供終了について」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20250129-01/
Meta広告の最新情報

Threadsへの広告表示テストを開始
- Metaは2025年1月24日から、テキスト共有アプリ「Threads」で広告表示のテストを開始すると発表
- 対象:米国と日本の一部のビジネス
- 広告の表示方法
- 初期テストでは、利用者のホーム画面のフィード上で、投稿と投稿の間に画像広告が表示される
- 広告マネージャを通じて、既存のMeta広告キャンペーンをThreadsに拡張できる

Threadsでの広告表示テストがスタートすることがMetaから発表されています。

本記事公開時点ではもうスタートしていますね。
ホームフィード上で投稿の合間に画像広告が表示されるとのことです。広告主側は広告マネージャーから既存のMeta広告キャンペーンをThreadsに拡張することも可能なようです。
参考:「Threadsで広告を表示するテストを開始、米国と日本の一部ビジネスと利用者が対象」
https://about.fb.com/ja/news/2025/01/ads-for-threads/
LINE広告の最新情報


バリュー最適化機能(β)の提供を開始
- バリュー値の最大化を目的に入札を自動最適化する機能
- ユーザーが商品を購入する際の合計金額を最大化したい場合に最適な自動入札
- 使用条件
- キャンペーン目的「ウェブサイトコンバージョン」で標準イベント「購入」を最適化対象とする
- 利用方法
- [広告グループ]の[最適化と入札]で[コンバージョン値の最大化を目的に自動で設定]を選択

ユーザーの商品購入金額を最大化したい場合に使えるバリュー値を最大化する自動入札が登場するようです。

ベータ版ですが[最適化と入札]で[コンバージョン値の最大化を目的に自動で設定]を選択すれば利用可能とのこと。
参考:「LINE広告アップデート情報 2025年1月 バリュー最適化機能の提供を開始!」
https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/202501/
配信面に「LINEスタンプショップ」を追加
- 広告枠としてLINEスタンプショップが追加
- 配信面の設定画面・配信レポートにも追加
- [広告グループ] > [配信先] > [LINEスタンプショップ]にチェック

LINE広告でもLINEスタンプショップが配信先として追加されます。

イメージ画像があったので掲載しましたが、大きく画面に広告が出る仕様のようですね。
参考:「LINE広告アップデート情報 2025年1月 バリュー最適化機能の提供を開始!」
https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/202501/
クロスターゲティングの新規利用受付を停止
- 2025年3月の提供終了に向け、1/20から新規利用の受付を停止
- 管理画面での機能有効化が不可に→一度無効化した場合は再度有効化もできないので要注意

以前からお伝えしていますが、3月にクロスターゲティングの提供が終了するため1月で新規利用の受付が停止となりました。
今使用しているものも、一度無効化すると有効化できなくなるので要注意です。
参考:「クロスターゲティング機能(オーディエンスの公開・LINE Tagの共有機能)の提供終了に関するご案内」
https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/20241113/
参考:「LINE広告アップデート情報 2025年1月 バリュー最適化機能の提供を開始!」
https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/202501/
LINE Dynamic Adsで「全商品を含む商品セット」が1クリックで作成可能に
- LINE Dynamic Adsで商品フィード作成画面からすべての商品を含むリストがワンクリックで作成可能に
- 作成方法
- [商品フィード] > [商品セット] > [商品セットを作成] > [すべての商品を含める]
- アップデートに伴う管理画面の変更点
- (1) 商品セット一覧:「すべての商品」を一番上に表示、その他の商品セットについては作成日順に表示
- (2) 商品セットの編集ボタン:「すべての商品」では編集ボタンがグレー表示となり、無効に
- (3) フィルターモジュール:「すべての商品」では条件による絞り込みをしないため、非表示

LINE Dynamic Adsで「全商品を含む商品セット」が簡単に作成可能になります。

すべての商品を選択して商品セットを作成した場合は、編集ボタンが無効になったりフィルターがなくなったりと管理画面上でいくつか変更点があります。
参考:「LINE広告アップデート情報 2025年1月 バリュー最適化機能の提供を開始!」
https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/202501/
LINE Dynamic Adsの商品セット作成時の条件でフリーワードが追加可能に
- LINE Dynamic Adsの商品セットの作成画面上「条件」の項目でカスタムラベル・商材タイプに登録されていない文字列でも保存可能に
- 商品セットを作成するときの条件
- 変更前
- 商品フィード登録時に入力したカスタムラベル・商材タイプに登録されているワードの「部分一致」「完全一致」となるワードのみ
- 変更後
- 部分一致で、カスタムラベル・商材タイプに登録されていない文字列で商品セットを作成可能に
- 変更前
以下は「hand」というワードを条件として入力した場合。
商品フィードのカスタムラベル0に登録されている文字列 | 商品セットの作成条件 | 商品セットに登録される商品 |
---|---|---|
・hand cream ・hand towel ・bath towel ※「hand」というラベルは未登録 | ・カスタムラベル0 ・次のいずれかを含む ・hand | カスタムラベル0が下記で登録されている商品 ・hand cream ・hand towel ※bath towelなどの商品は入らない |

LINE Dynamic Adsの商品セット作成で条件としてフリーワードを指定可能になります。

カスタムラベルに登録されていない文字列を使えるようになるということですね。
例えば、これまではカスタムラベルに「hand cream/hand towel/bath towel」と登録されていたらこの3つの文字列を条件で指定して、完全一致または部分一致で商品セットが作成されました。
今後は、カスタムラベルに登録されていない「hand」を指定することで、「hand cream/hand towel」がカスタムラベルとして登録されている商品の商品セットを作成が可能です。
似たラベルの商品を抽出したい場合に複数条件の入力が要らなくなるので、便利ですね!
参考:「LINE広告アップデート情報 2025年1月 バリュー最適化機能の提供を開始!」
https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/202501/
LINE Dynamic Adsの配信結果を使った画像クリックオーディエンスの提供を開始
- LINE Dynamic Adsの配信結果から画像クリックオーディエンスが作成可能に
- 画像クリックオーディエンスとは
- 指定したキャンペーン内の画像をクリックしたユーザーで作成するオーディエンス
- 画像クリックオーディエンスの作成条件
- 変更前
- 選択したキャンペーンに画像をクリエイティブとして持つ広告が存在すること
- LDAでのオーディエンス作成ができなかった
- 変更後
- 選択したキャンペーンに画像をクリエイティブとして持つ広告が存在すること
- LINE Dynamic Adsキャンペーンの場合は配信実績が存在すること
- 変更前

LINE Dynamic Adsで、画像クリックをしたユーザーのオーディエンス作成が可能になります。

これまでは画像をクリエイティブとして持つキャンペーンでしか利用できませんでした。嬉しいですね!
参考:「LINE広告アップデート情報 2025年1月 バリュー最適化機能の提供を開始!」
https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/202501/

さて、続いては日常でも使えるSNSの新機能・新情報をお届けするSNSアップデートハンターのお時間です!
N丸くんよろしくね!


今月もMeta・Xから気になる話題をお届けします!
日常で使える!? Metaの最新情報
リールの長さを正式に 3 分に拡大
- ユーザーがアプリ内で 3 分間のリールを作成可能に

3分の長さまでリールが作成可能になるようです。

これまでよりも長尺の動画がアップできるということで、クリエイターはより動画の幅が広がりそうですね。
参考:「Instagram Officially Expands Reels Length to 3 Minutes」
https://www.socialmediatoday.com/news/instagram-officially-expands-reels-length-to-3-minutes/737766/
Instagramで友達がいいねしたリールを確認可能に
- Instagramのリールに、友達が「いいね」した動画を確認できる新機能が追加
- リールタブを開くと、友達が『いいね』したReelsや、メモを追加したReelsを確認できる専用のフィードが右上に表示される

友達がいいねやメモを追加したリールを確認できるフィードが確認できるようになるようです。

こういうのを見ると、変なものに間違っていいねしないように気をつけようと襟を正す。
参考:「TIkTok終了が迫る中Instagramがショート動画機能「Reels」に2つの新機能を追加」
https://gigazine.net/news/20250119-instagram-reels-two-new-features/
Instagram がプロフィールグリッドを縦並びのサムネイルに変更
Threadsで見る
- 投稿のサムネイル画像が、正方形から縦長のグリッドに変更
- ユーザーがフィードを介さずに直接グリッドに投稿できる機能を追加予定

これまで投稿のサムネイルは正方形のグリッド表示でしたが、突然縦長正方形に。

お金を払って使ってそうなクリエイターやブランドが正方形グリッド表示で複数枚で1枚の画像になるような工夫をした投稿などをしていた印象なので、本当にそれでいいのか……?という疑問が残る。
参考:「Instagram Updates Profile Grid With Vertical-Aligned Thumbnails」
https://www.socialmediatoday.com/news/instagram-rolls-out-vertically-aligned-profile-grid/737777/
Instagramでビジネスチャットラベルの導入
- ビジネスチャットラベルの概要
- メタによる新しいラベルの導入
- Messengerでのビジネスチャットラベルの導入→Instagramでも同様のラベルを実装
- 新しいラベルはアプリ内で順次展開中、ユーザーにビジネスチャットを明確に区別するため
- ラベルの表示と機能
- Instagramのビジネスチャットには「ビジネスチャット」というラベルがタイトルバーに表示
- 「ビジネスチャットとあなたのプライバシー」というショートカットリンクが新たに追加され、タップすると詳細情報が表示

ビジネスチャットには、ビジネスチャットのラベルが表示されるようになるとのことです。
参考:「Instagram Adds Transparency Labels to Business Chats」
https://www.socialmediatoday.com/news/instagram-adds-labels-to-business-chats-dms/738327/
日常で使える!? X(旧Twitter)の最新情報
ビデオタブを導入、X上の動画を縦スワイプで閲覧できる
- 専用ボタンの追加
- Xは、アメリカのユーザー向けに動画を連続表示する専用のボタン「ビデオタブ」を追加
- このボタンはアプリのナビゲーションバーに配置され、「Grok」と「通知」の間に挿入予定
- ビデオタブをタップすると、縦にスワイプすることで新しい動画が次々と再生
- 動画再生機能の特徴
- 以前の機能では、横長や正方形の動画も含まれていたが、ビデオタブでは縦型動画に特化
- このスタイルは、TikTokなどの短編動画投稿サービスで一般的に見られる形式

Xのメニュータブからコミュニティが消滅、新たにビデオタブが追加されました。

見てみた感じでは、フォローしているアカウントの動画や興味関心などで動画が表示される模様。TikTokみたい。
参考:「X(旧Twitter)がTikTokのような動画を無限に縦スクロールできる「ビデオタブ」を導入」
https://gigazine.net/news/20250121-x-video-tab/
まとめ(エンディング)

今月も気になる話題が盛りだくさんでしたね。

個人的には、たくさん発表されたP-MAXの新機能が気になりますね。

ほぼ自動化で柔軟な設定が難しいところが難しいP-MAXでしたが、少しずつ柔軟な設定が可能になっていきそうですね。
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この記事を書いた人

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