
2024年1月のWeb広告からSNSまでWebマーケ情報ASUEツキイチまとめ「Yahoo!広告、インストリーム枠にレスポンシブ(動画)追加」他
2024年02月06日
ピッピッピッピーーーーーーーーーーー……


さて、今月も1ヶ月のWebマーケティング情報をまとめておとどけするツキイチのお時間がやってまいりました!
司会は私、N山でお送りします!
さて、今月から2024年のまとめがスタート!ということで……

番組セットも装いも新たにスタートですね!(※アイキャッチ画像をご覧ください)
さて、今月のトピックスはこちら!


今月も気になる話題が盛りだくさんですね。

全部読むととっても長いので、気になるトピックスがあれば目次のリンクから飛んでみてくださいね!
目次
Google 広告の最新情報

Geminiを利用したチャットがGoogle 広告に登場
- 会話エクスペリエンス:
- 生成 AI とランディング ページの画像を使用し、キャンペーンに合わせた画像を提案する
- ベータ版は米国と英国の英語の広告主で利用可能
- 今後数週間以内に英語の全広告主に世界中で展開予定
- 今後数か月以内に他の言語でもアクセス可能になる予定
- ウェブサイトの URLのみで開始可能
- 少ない労力で高品質の検索キャンペーンを構築できる
- 品質の評価は「広告の強さ」指標を利用
- 広告コピーの関連性、品質、多様性を評価
- 「Poor」から「Excellent」までのスコアを与える

いよいよ、生成AIと会話(?)をしながら広告作成ができるようになるようです。

現在はベータ版がアメリカ・イギリスの広告主に利用可能になっているだけですが、数ヶ月以内に他言語でもアクセス可能になる予定とのこと。
時間をかけずに検索キャンペーンを作成できるということで、上手く活用できれば効率的に運用が可能になるかもしれません。
参考:「Put Google AI to work with Search ads」
https://blog.google/products/ads-commerce/put-google-ai-to-work-with-search-ads/
サードパーティCookie削除の第一段階を実施

画像参照元:「The next step toward phasing out third-party cookies in Chrome」
https://blog.google/products/chrome/privacy-sandbox-tracking-protection/
- 2024年1月4日にトラッキング保護のテストを開始
- トラッキング保護:
デフォルトで Web サイトのサードパーティ Cookie へのアクセスを制限することでクロスサイト トラッキングを制限する新機能 - 世界中の Chrome ユーザーの 1% (約3000万人)に展開
- トラッキング保護:
- 今後の計画
- 2024年末までにすべてのCookie追跡を段階的に廃止
- トラッキングCookie廃止による影響
- 人々の詳細に基づいたきめ細かいターゲティングを利用することができなくなる
- キャンペーンのパフォーマンスが低下し、Web パブリッシャーの資金が減少し、ユーザーの Web エクスペリエンスが全体的に低下する可能性

Google ChromeでのサードパーティCookieの完全廃止が年内に実施予定ですが、第一段階としてTracking Protection機能の提供が一部ユーザーに展開されたそうです。

サードパーティCookieの廃止は、ドメインをまたいだユーザー行動に依存するターゲティング(ex.リマーケティング)などが難しくなります。
何年か前のiOSでのアップデート時に対応できるような運用にした方も多いかと思いますが、しっかり準備しておきましょう!
参考:「The next step toward phasing out third-party cookies in Chrome」
https://blog.google/products/chrome/privacy-sandbox-tracking-protection/
参考:「Google Implements First Stage in the Removal of Tracking Cookies」
https://www.socialmediatoday.com/news/google-implements-stage-removal-of-tracking-cookies/703720/
Yahoo!広告の最新情報


検索連動型ショッピング広告の提供開始
- 2023年12月ツキイチで紹介
- Yahoo!広告の検索連動型ショッピング広告の提供開始

先月も紹介したので詳しくは割愛しますが、今月いよいよ提供が始まりました!

ASUEでも配信可能なので、ぜひご相談くださいね!
参考:「検索連動型ショッピング広告の提供開始」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20231204/
インストリーム広告枠にレスポンシブ(動画)を配信
キャンペーン目的 | ・コンバージョン ・アプリ訴求 ・サイト誘導 ・動画再生 |
---|---|
広告タイプ | レスポンシブ(動画) |
アスペクト比 | ・16:9 ・1:1 |
掲載デバイス | ・PC ・スマートフォン(ウェブ) ・タブレット(ウェブ) |
スキップ仕様 | 5秒経過後にスキップ可 |
- 実施日(予定):2024年1月22日(月)
- 概要
- インストリーム広告枠:Yahoo!ニュースおよびスポーツナビのコンテンツ動画など
- これらの本編再生前にYahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)のレスポンシブ(動画)を配信

Yahoo!ニュースおよびスポーツナビのコンテンツ動画の本編再生前に流れるインストリーム広告で、ディスプレイ広告(運用型)のレスポンシブ(動画)を配信可能になります。

これまでは予約型のみが配信されていた枠が、運用型広告でも掲載可能になる形ですね。
Yahoo!ニュースやスポーツナビは利用ユーザーの多いコンテンツなので期待大です。
参考:「【ディスプレイ広告(運用型)】インストリーム広告枠にレスポンシブ(動画)を配信」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20240110/
参考:「PDF資料:Yahoo!広告 広告主・代理店向け© LY Corporation Yahoo!ニュース・スポーツナビのインストリーム枠への配信提供について ディスプレイ広告(運用型)」
https://yahoo.jp/rH6G7Ub
「Topics API」の導入によるトピックの観測と取得を開始
- 対象サービス:Yahoo!広告 ディスプレイ広告
- 実施日(予定):2024年1月29日(月)
- 概要
- Topics APIとは
- インターネットユーザーのプライバシーを保護しつつユーザーが興味関心を持つトピックを推定するためのソリューション
- Google Chromeが提供する「Topics API」を導入
- インターネットユーザーが興味関心を持つトピックの観測と、トピックの取得を開始
- Topics APIによるトピックの観測・取得の対象は、以下のタグを設置しているウェブページをPrivacy Sandboxに対応したChromeで閲覧した場合となる
- コンバージョン測定タグ
- サイトリターゲティングタグ
- Topics APIとは

Yahoo!広告で、Google Chromeが提供するTopics APIを導入するそうです。

こちらはサードパーティCookieの廃止に伴って、ユーザーのプライバシーを保護しながら興味関心等でターゲティング可能にするために導入された機能ですね。
Yahoo!広告でも使用されるということで、今後のディスプレイ広告の配信も安心です。
参考:「【ディスプレイ広告】「Topics API」の導入によるトピックの観測と取得について」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20240122/
LINEサービスへ広告配信追加
- ディスプレイ広告(運用型)のLINEサービスへの広告配信を追加
- LINE VOOMにレスポンシブ(動画)を追加
- 日程(予定):2024年1月29日(月)
- 掲載可能な広告の種類
- レスポンシブ(動画)
- レスポンシブ(画像)
- LINEファミリーアプリ/LINE広告ネットワークにレスポンシブ(動画)を追加
- 日程(予定):2024年3月以降
- 掲載可能な広告の種類:
- レスポンシブ(動画)
- レスポンシブ(画像)
- LINEアプリの以下の掲載面にディスプレイ広告(運用型)を配信開始
- 追加された掲載面
- アルバム
- LINEチラシ
- LINEクーポン
- 日程(予定):2024年2月以降
- 掲載可能な広告の種類:
- レスポンシブ(動画)
- レスポンシブ(画像)
- 追加された掲載面
- LINEアプリにカルーセル、動的ディスプレイを追加
- 日程(予定):
- カルーセル 2024年2月中旬以降
- 動的ディスプレイ 2024年3月中旬以降
- 掲載可能な広告の種類:
- カルーセル
- 動的ディスプレイ
- レスポンシブ(動画)
- レスポンシブ(画像)
- 日程(予定):

ディスプレイ広告(運用型)のLINEサービスへの配信が拡大します。

ファミリーアプリやLINE広告ネットワークでの配信がスタートする他、LINEアプリではカルーセルや動的ディスプレイの配信も可能になるなど、配信可能な面がかなり拡大されます。
参考:「【ディスプレイ広告(運用型)】LINEサービスへの広告配信追加について」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20240124/
参考:「PDF資料:Yahoo!広告 広告主・代理店向け© LY Corporation LINEサービスへの配信について ディスプレイ広告(運用型)」
https://yahoo.jp/ECPge2
ユーザーからの意見に基づく広告掲載停止 対象商品追加
- 概要
- ユーザーからの意見に基づいた広告掲載停止の運用に関して、対象商品を2つ追加
- 一定のしきい値(入稿数やユーザーからの意見数等の複数の要素を加味して算出)を超えた広告については、広告掲載基準に基づき掲載を停止
- 開始日:2024年2月26日(月)
- 対象商品
- レスポンシブ広告のうちタイムライン広告枠に掲載される商品(全デバイス)
- プライムディスプレイ(PC)
- 掲載停止のタイミング
- 前週分の集計結果に基づき毎週月曜日以降に停止

2021年1月(参考:2021年1月ツキイチ)にスタートしたユーザーの意見をもとに広告掲載停止を行う措置について、停止対象となる広告商品が2つ追加となりました。

停止に至る具体的な条件などは発表されていませんが、ユーザーに不快感を抱かせるような表現などが原因となります。幅広いユーザーに寄り添った表現を心がけることが大切ですね。
参考:「【Yahoo!広告】ユーザーからの意見に基づく広告掲載停止 対象商品追加のお知らせ」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20240125/
Meta広告の最新情報

詳細ターゲティングの一部を削除・統合へ
- 詳細ターゲティング オプションの一部を削除または統合することを発表
- 理由:
- 広く利用されていない
- 粒度が細かすぎる
- 人々が機密であると認識する可能性がある
- 日時:2024 年 1 月 15 日から
- 廃止された詳細ターゲティング オプションへの広告配信は停止される
- Metaは削除されるカテゴリの具体的な詳細は明らかにしていない

一部の詳細ターゲティングのオプションが削除・統合されるそうです。

Metaの詳細ターゲティングはかなり細かく、広く利用されなかったことと、細かすぎる詳細ターゲティングはユーザーにとって機密と認識される可能性があることが理由とのこと。
廃止されるターゲティングオプションへの広告配信は停止されますが、削除されるカテゴリの詳細は未発表です。
参考:「Meta To Remove More Detailed Targeting Options for Ad Campaigns」
https://www.socialmediatoday.com/news/metas-removing-detailed-targeting-options-ad-campaigns/704375/
LINE広告の最新情報


アルバムでの広告配信をスタート

画像参照元:「日本の「LINE」アプリユーザーの1/3が使用している「アルバム」への広告配信によって、幅広いユーザーへのリーチを実現」
https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/20240115/
- LINEアプリ内の「アルバム」への広告配信を開始
- 日常的に「LINE」アプリを利用している幅広いユーザーへのリーチを実現
- 「アルバム」は、日本の「LINE」アプリユーザーの1/3以上が使用している

上述のYahoo!広告のLINEサービス内への配信拡大でも軽く触れられていますが、LINEアプリ内のアルバムへの広告配信がスタートします。

アルバムは友人や家族同士で写真の共有などに多く使われている機能だと思います。幅広いユーザーへのリーチが望めそうですね!
参考:「日本の「LINE」アプリユーザーの1/3が使用している「アルバム」への広告配信によって、幅広いユーザーへのリーチを実現」
https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/20240115/
広告フォーマット「動画」がトークリストに対応


画像参照元:「LINE広告アップデート情報 2024年1月 トークリストに動画広告が掲載可能に」
https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/202401/
- トークリストの広告表示に、広告フォーマット[動画]が追加
- 対象フォーマット
- 動画Card(16:9)
- 動画Square(1:1)
- 動画(小) ←後日リリース予定の新フォーマット(後述)
- 設定方法
- 動画広告の作成画面で[小さい広告枠への動画配信を有効にする]をオンにする

トークリストでの広告配信はこれまで画像とGIF形式のアニメーションのみでしたが、この度動画も配信可能になるようです。

トークリストはアプリの中でもユーザーの利用が多い掲載面なので、動画で訴求できるのは嬉しいですね!
参考:「LINE広告アップデート情報 2024年1月 トークリストに動画広告が掲載可能に」
https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/202401/
広告フォーマット「動画(小)」を2月リリース予定
- 「動画(小)」が新広告フォーマットとして追加、2月にリリース予定
- 配信面:トークリスト
- 利用可能なキャンペーン目的
- ウェブサイトへのアクセス
- ウェブサイトコンバージョン
- アプリのインストール
- アプリのエンゲージメント
- 動画の再生
- リーチ

先のトピックでもお伝えしましたが、新しい広告フォーマットとして「動画(小)」が登場します。

トークリストは掲載面がかなり小さく、静止画クリエイティブの場合成果が出るデザインが他の掲載面とかなり違いが出ることが多いです。
動画も、トークリスト用にクリエイティブを用意しておくといいかもしれません。
参考:「LINE広告アップデート情報 2024年1月 トークリストに動画広告が掲載可能に」
https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/202401/
商品フィードに商品のグループ化機能「商品セット」を追加
- LINE Dynamic Ads(DPA)で設定する商品フィードにおいて、商品をグルーピングできる「商品セット」機能を追加
- 商品セットを利用するとDPA専用のLINE Tagを利用せずにDPAが利用可能
- 広告グループごとに、レコメンドする商品をすべて または 作成した商品セットで設定可能

LINE Dynamic Adsの商品フィードをグループ分けできる「商品セット」機能が登場しました。

商品群ごとに広告グループを分けたり、DPA専用のタグを利用せずにDPAが利用可能になるそうです。
参考:「LINE広告アップデート情報 2024年1月 トークリストに動画広告が掲載可能に」
https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/202401/
Microsoft広告の最新情報

新しい生成AI広告ツールを発表
- 新しい生成 AI 広告作成ツール「Retail Media Creative Studio」を発表
- Retail Media Creative Studioとは:
小売メディア向けのバナー広告クリエイティブ ソリューション - バナー クリエイティブを簡単に生成することが可能に
- Retail Media Creative Studioとは:
- 「Retail Media Creative Studio」でできること
- 製品のURLに基づいた魅力的なバナー広告クリエイティブをわずか数秒で作成
- 生成されたバナークリエイティブは、スタイル ガイドに自動的に合わせられる
→手動のサイズ変更や調整を繰り返す必要がない - 簡単なプロンプトで、シンプルな写真を目を引くような画像に変換
- 例:「このソファを居心地の良いリビング ルームに置いてください」でソファーの背景をリビングルームに変更できる
- 好みの単語やフレーズをツールに入力するだけで、さまざまな見出しをカスタマイズ
- 画像内の不要な背景や単語をワンクリックで切り取る
- 画像から見出しに至るまで、すべてのバナー要素をビジョンが実現するまで簡単に変更可能
- Microsoft Retail Mediaとの提携で、各小売業者は生成 AI テクノロジーの力を活用し、生成 AI モデルのトレーニングと反復を継続的に行い、小売業者固有の要件に基づいてさらにカスタマイズすることができる

Microsofto広告からクリエイティブを作成できる生成AIツールが登場します。

簡単なプロンプトで商品画像をそれっぽいシチュエーションの画像に仕立てたりすることが可能だったり、商品のURLに基づいてバナー広告クリエイティブを作ったりできるそうです。
参考:「Boost your creativity and productivity with Retail Media Creative Studio powered by generative AI」
https://about.ads.microsoft.com/en-us/blog/post/january-2024/uplevel-your-creativity-with-retail-media-creative-studio-powered-by-microsoft-generative-ai
「Microsoft Launches New Generative AI Ad Creation Tool」
https://www.socialmediatoday.com/news/microsoft-launches-new-generative-ai-ad-creation-tool/704388/
X広告(旧Twitter広告)の最新情報

プレミアム加入者だけに広告を配信できるように?
- 2024年1月6日からキャンペーンでXプレミアム加入者のみをターゲティング可能に
- 広告作成時にチェックボックスでXプレミアム加入者を選択可能
- 全ての広告主で利用可能
- メリット
- 可処分所得が多いユーザー向けに広告配信ができる
- 懸念点
- Xプレミアム加入者は全体の1%未満
- あまり多くリーチできない可能性

プレミアム加入者をターゲティングすることが可能になるそうです。

プレミアム加入者に対しては広告減少(や、少し前にスタートした新しい高額プランでは広告非表示)を謳っていることを思うと、広告主側にもユーザー側にもどっちつかずな印象がありますね……。
プレミアム加入者自体全体の1%未満と少ないため、あまり使い所がない気がしています。
参考:「X Will Now Enable Advertisers to Target Only Premium Subscribers」
https://www.socialmediatoday.com/news/x-enable-advertisers-target-only-premium-subscribers/703854/

さて、続いては日常でも使えるSNSの新機能・新情報をお届けするSNSアップデートハンターのお時間です!
N丸くんよろしくね!


今月もMeta・X(旧Twitter)から気になる話題をお届けします!
日常で使える!? Metaの最新情報
Facebookのリンク履歴オプションがすべてのユーザーで利用可能に
- 過去数か月、一部の地域のみで利用可能だったリンク履歴アーカイブが全てのユーザーで利用可能になる予定
- iOS・Androidの両方で利用可能
- デスクトップでは利用不可
- 機能概要
- Facebook内でアクセスしたリンクが30日間保存され、履歴から確認できる
- いつから全ユーザー向けに提供されるかはわからない

Facebook内でアクセスしたリンクが30日間保存され、履歴を確認可能になるそうです。

一部の地域で以前から利用可能だったようですね。
SNS上で見つけて読んだ後に読み返そうと思ったら投稿が見つけられない……みたいなこともあるので、意外と便利そうです。
参考:「Meta Confirms That Facebook’s Link History Option Is Coming to All Users」
https://www.socialmediatoday.com/news/meta-confirms-facebooks-link-history-option-coming-users/703478/

Twitterにほしい。
Threadsの投稿を時系列で表示できるように
- スレッドの検索結果を投稿日順に表示するようにできるオプションが追加された
- ユーザーはリアルタイムのディスカッションやトレンドを追跡しやすくなる

Threadsの投稿検索結果で、投稿日順に表示が可能になるそうです。

Instagramは検索しても現在話題の投稿・人気の投稿しか見られず最新投稿が見られないんですよね。最新投稿が見たいと思ってるので、Instagramにも戻ると嬉しいんですが……。
参考:「Threads Will Now Enable Users to Filter Search Results Chronologically」https://www.socialmediatoday.com/news/threads-will-now-enable-users-to-filter-search-results-chronologically/704014/

投稿の時系列表示はできるTwitter、そこは偉い(褒めて育てたい)
Instagram、プロフィールに新しい公開「コレクション」機能をテスト中
- 公開コレクション機能
- プロフィールの訪問者は誰でもその公開コレクションを見ることができる
- 昨年3月に開始した共同コレクション機能の拡張機能である
- 現在開発中の機能である
- この機能のメリット
- アカウント主の嗜好を知ることができてフォローするかどうかの判断材料になる
- ブランドにとっては製品の新たなショーケースとなる可能性がある

以前2023年3月ツキイチにて紹介した共同コレクションが拡張され、公開コレクション機能が追加されるそうです。

プロフィール内からコレクションされた投稿を閲覧できるようになるようです。
アカウントの管理者の嗜好がわかったり、ブランドが商品を紹介する場としても使えそうですね!
参考:「Instagram Experiments With New Public ‘Collections’ Feature on Profiles」
https://www.socialmediatoday.com/news/instagram-experiments-new-public-collections-feature-profiles/703715/
アップロード中のストーリーをアップロードキャンセル可能に
- プロセスの進行途中でアップロードをキャンセルできるように
- 最後の最後にスペルミスに気づいたりリンクを貼り間違えたりしたときに有用

アップロード途中のストーリーをキャンセルできる機能が追加されるそうです。

今更感もありますし、地味な機能だとは思いますが、この手のものってアップロード中のインジケーターが動くのを見つめている間に「あ、誤字……」と気付いて慌てることも多いので、便利ですね!
参考:「You Can Now Cancel In-Progress Stories Uploads on Instagram」
https://www.socialmediatoday.com/news/you-can-now-cancel-in-progress-stories-uploads-instagram/704702/
Instagram、静止画像投稿からカスタムステッカーを作成できるように
投稿者: @oncescuraduThreadsで見る
- 概要
- 静止画像投稿からカスタムステッカーを作成可能な「切り抜きステッカーの作成」オプションが追加
- 公開された静止画投稿の 3 つの点のメニュー表示内で利用可能
- 切り抜いたステッカーはストーリーやリールで使用可能
- ステッカーを作成するには
- フィード投稿からステッカーを作成するには、その投稿が「公開投稿」である必要あり
- 他のユーザーが自分のコンテンツから切り抜きステッカーを作成するための権限が有効になっている必要がある
- 他の人の投稿からステッカーを作り、その後にオリジナル投稿が削除された場合はステッカーも削除される

フィードの静止画から、カスタムステッカーを作成可能になるそうです。

ステッカー作成は公開投稿である必要がありますが、権限が有効になっていれば、他人の投稿からも作成可能なようです。
参考:「Instagram Enables Users To Create Custom Sticker From Still Image Posts」
https://www.socialmediatoday.com/news/instagram-enable-users-create-custom-sticker-still-image/704854/
InstagramとFacebook、10代利用者向けの厳しいメッセージ設定を導入
- 10代の利用者を望まないやりとりから守るための追加の措置
- 彼らがフォローしていない or つながっていない人からメッセージを受け取る機能をデフォルトでオフに(DMの送信元が10代の利用者である場合も含まれる)
- 10代の利用者はInstagramの設定変更時にペアレンタルコントロールツールを通じて保護者の承認が必要に
- 10代の利用者が自分のことをフォローしていない相手にダイレクトメッセージ(DM)を送るには、送信できるDMの種類と数を、テキストのみのメッセージ1件に限定
- 対象:16歳未満(特定の国では18歳未満)
- Messengerでも同様の対応を取る

Instagramはこういう機能をいろいろ考えてていいなーと思うと同時に、こういう機能がないと悪いことする大人がいるんだ……ということを思う。

10代は知らない大人と連絡しないほうがいい、だし、大人は知らない10代のユーザーにメッセージを送るな、と思っています。
参考:「InstagramとFacebook、10代の利用者により厳しいメッセージ設定を導入」
https://about.fb.com/ja/news/2024/01/introducing-stricter-message-settings-for-teens-on-instagram-and-facebook/
Threads、下書き機能を追加予定
- 下書き機能を近日追加予定か
- 自分の投稿を下書きとして保存できるようになり、別の機会にメッセージに戻って修正できるようになる

Threadsに下書きが追加されそう?な模様です。

公式系のアカウントはかなり嬉しいのではないでしょうか。
参考:「Threads Is Close To Launching Post Drafts」
https://www.socialmediatoday.com/news/threads-close-launching-post-drafts/705361/
Instagram、新しい「フリップサイド」代替プロフィール オプションを一部ユーザーに公開
- 概要
- 「フリップサイド」とは
- 本人と、選択した繋がりあるユーザーだけがアクセスできる代替プロフィール スペース
- フリップサイドを作成したら、投稿対象者を選択でき、その対象者のみが投稿を閲覧できる
- その後、フリップサイドにアクセスして代替プロフィール ギャラリーとして表示することができ、必要に応じて新しいプロフィール名や写真を追加することもできる
- 「フリップサイド」とは
- 背景
- 公開フィードに投稿する人は減り、より小規模で緊密なエンゲージメントコミュニティを維持することを好む人が増えている

指定したユーザーに対してのみ表示できるプロフィールスペース「フリップサイド」機能が一部ユーザー向けに公開されたようです。

親しい友達への投稿、のような機能をさらに拡張したようなものでしょうか?
公開アカウントと非公開アカウントを一つで運用できそうな感じ……?
参考:「Instagram Launches Live Test of New Flipside Alternative Engagement Space」
https://www.socialmediatoday.com/news/instagram-launches-live-test-flipside-alternative-engagement-space/705688/
日常で使える!? X(旧Twitter)の最新情報
リンク プレビューに見出しが復活!

- 昨年10月にリンクプレビューからすべてのテキストが削除され、見出しがなくなったが、今回リンクプレビューの記事画像上に見出しが復活した
- しかし以前のリンクプレビューオプションよりはテキスト情報が少ない
- 流れ
- 2023年10月以前:
ヘッダー画像、タイトル、リンク プレビュー テキストの両方が表示されていた - 2023年10月:
リンクプレビューから全てのテキストを廃止 - 2023年11月:
見出しを再度追加することを決定 - 2024年1月:
見出しが表示され始める
- 2023年10月以前:

リンクの見出し表示が復活しました。

デザインはドメインのみの表示と変わらないので、写真と間違う可能性はまだまだありますね。
文字サイズも小さめなので、タイトルを画像内に入れておいたほうが安心ではある。
参考:「Headlines Are Now Returning to Link Previews on X」
https://www.socialmediatoday.com/news/headlines-now-returning-link-previews-on-x/703479/
企業向け認証済みバッジを月額1000ドルから月額200ドルに引き下げたプランを発表
- Xは2024年1月3日に、新しいサブスクリプションサービスである「Verified Organizations Basic」を発表
- 月額200ドル(約2万8000円)または年間2000ドル(約28万円)のプラン
- 中小企業向けに設計
- 購読者ができること:
- 認証済みバッジ
- 投稿の編集
- ブックマークフォルダーの利用
- 長い投稿の利用
- 広告の削減
- 月額200ドル分の広告クレジットを獲得できる
- 月額1000ドルのVerified Organizationsのみで利用可能なサービス
- 「アフィリエイトバッジ」機能
- 認証済み企業の従業員や他の関連ブランドをアカウントにリンクし、より多くのユーザーにリーチしてエンゲージメントを拡大できる機能
- 「アフィリエイトバッジ」機能
- プランの変更について
- Verified OrganizationsとVerified Organizations Basicの切り替えはサポートされていない
- プランを変更したい場合は一度サブスクリプションをキャンセルした後に新しいプランを再登録する必要がある
- キャンセル時、支払い済みの残り期間について返金などは行われないため要注意

企業向けの認証・プレミアムサービスに中小企業向けの安価なものが登場しました。

今までのは高額だったので、ある程度大企業じゃない限りそこにその予算はとれないだろう……という感じでしたね。
新プランでは、月額200ドル分の広告クレジットが利用可能とのことです。Xで広告を運用している場合であれば、今回の新プランを選ぶのも良いかもしれません。
参考:「X(旧Twitter)が認証済みバッジを月額1000ドルから月額200ドルに引き下げたプランを発表」
https://gigazine.net/news/20240104-x-verified/
Androidで音声通話とビデオ通話を開始
- 2023年10月にiOSで展開された音声通話とビデオ通話をAndroidにも展開
- Xプレミアム加入者のみが利用できる

iOSで展開された音声通話・ビデオ通話がAndroidにも展開されたそうです。

利用できるのはプレミアム加入者のみ、ということですが無料アカウントでもDMの設定画面に音声通話の許可の設定があるので、プレミアム→無料ユーザーなら通話可能だったりするんでしょうか?
参考:「X Launches Audio and Video Calls on Andoid」
https://www.socialmediatoday.com/news/x-launches-audio-and-video-calls-on-andoid/705117/
ビデオ専用タブをテスト中
- 概要
- 下部機能バーの中央にビデオタブが登場(テスト中)
- 背景
- Twitterのこれまでの分析では、動画を含むツイートは動画以外の投稿に比べて10 倍のエンゲージメントを生み出すことがわかっている
- Xはユーザー セッションの 80% に動画の消費が含まれており、毎日 1 億人以上がアプリで全画面縦型動画を消費していることがわかった

動画のタブがテスト中の模様……

……。
参考:「X Is Testing a Dedicated Video Tab in the Lower Function Bar」
https://www.socialmediatoday.com/news/x-testing-dedicated-video-tab-the-lower-function-bar/705689/

本当に他のSNSに寄っていこうとする
まとめ(エンディング)

今月も気になる話題が盛りだくさんでしたね。

年始の1ヶ月でしたが、かなり盛りだくさんでした!

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それでは、また来月お会いしましょう!!


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この記事を書いた人

2016年入社。ASUE株式会社広報を担当。メールマガジン「ほぼ週刊ASUE通信」もお送りしています。ほぼ週刊なので週刊ではない。月初に公開するWebマーケティング情報をまとめたツキイチシリーズはちゃんと月刊です。
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