
2023年11月のWeb広告からSNSまでWebマーケ情報ASUEツキイチまとめ「P-MAX検索テーマ」「YDAサーチキーワードターゲが移行へ」他
2023年12月05日
ピッピッピッピーーーーーーーーーーー……


さて、今月も1ヶ月のWebマーケティング情報をまとめておとどけするツキイチのお時間がやってまいりました!
司会は私、N山でお送りします!

トピックスはこちら!


今月も気になる話題が盛りだくさんですね。

全部読むととっても長いので、気になるトピックスがあれば目次のリンクから飛んでみてくださいね!
目次
Google広告の最新情報

P-MAXで検索テーマ機能(ベータ版)リリース

- P-MAXではアセット・フィード・LPなどに基づいてキャンペーンで高い成果が得られそうなプレースメント(検索語句など)を予測している
- 検索テーマ機能を利用してビジネスの追加情報を提供することで、予測には含まれないプレースメントを配信対象に加えられる
- 仕組み
- ターゲットとしたい検索語句を検索テーマで指定
- 検索語句が、広告の掲載対象として追加される

P-MAXで、ターゲットにしたい検索語句を設定できる検索テーマ機能がベータ版で登場するようです。

P- MAXキャンペーンはGoogle広告のあらゆる配信面に広告を配信でき、検索キャンペーンの配信面(検索結果のページ)にも広告を表示できます。
ただ、これまでは通常の検索キャンペーンのように細かい語句を指定することはできず、アセットやLPなどに基づいて効果の出そうな検索語句に広告が掲載される仕組みでした。
今後は「実はとれる」キーワードなどがある場合などでもP-MAXで設定可能になります。
参考:「Google 広告ヘルプ — P-MAX で検索テーマを活用して関連性の高い新たなトラフィックに配信する」
https://support.google.com/google-ads/answer/14179631
中小企業向けの新しい表示オプションが追加に 他
- 中小企業タグ
- Merchant Center内で中小企業であることを示すことができるように
- Google 検索やマップでリスティングが表示されるときに中小企業であることがタグ付けされるようになる
- 「提供する製品の数、拠点の数、ウェブトラフィックの量など」の要素に基づいて、一部のリスティングに中小企業属性を自動的に追加する
- 対象となる販売者を含めるために Etsy と提携
- 製品画像用の新しい AI 作成ツールを提供
- 利用開始日:11月1日の週から
- 地域:米国

広告などに中小企業の商品が表示される際に、中小企業であることがわかるタグが掲載されるようになるようです。

Amazonなどでも商品一覧に「中小企業」を示すタグが表示されたりしていますよね。国内の中小企業を応援したい!というユーザーが商品を選ぶのに役立ちそうです。
また、生成AIで製品画像の作成・編集ツールも新たに提供しています。
参考:
「Google Adds New Display Options To Help Retailers Maximize Their Holiday Sales Push」
https://www.socialmediatoday.com/news/google-adds-new-display-options-help-retailers-maximize-their-holiday-sales/698540/
「New features to help merchants stand out this holiday season」
https://blog.google/products/shopping/google-merchant-new-features-holiday/
P-MAXで生成AI機能(ベータ版)リリース

画像参照元:「Get creative with generative AI in Performance Max」
https://blog.google/products/ads-commerce/get-creative-with-generative-ai-in-performance-max/
- 対象:米国
- 仕組み
- キャンペーン用のテキストおよび画像アセットを数クリックで作成できる
- 画像やテキストのバリエーションの作成や拡張されたAIの提案からキャンペーン全体の作成まで可能に
- アセットの提案・生成時には掲載結果データも考慮される
- Google AI は 2 つの同一の画像を作成することはない
- Googleの画像編集ツールを幅広いユーザーが利用できるように
- 生成したアセットと既存のアセットの両方を柔軟に強化できるようになる
- 2024 年初頭までに、すべてのアカウントが画像編集可能になる予定
- 新しい見出し、説明、画像を生成→試すことが容易になる

P-MAXでの生成AIによるアセット生成機能がアメリカでベータ版でリリースされます。

見出しなどのテキストはもちろん、画像アセットも生成可能のようです。
実際に使ってみないとどの程度かはわかりませんが、国内で使えるようになるのが楽しみですね!
参考:
「Get creative with generative AI in Performance Max」
https://blog.google/products/ads-commerce/get-creative-with-generative-ai-in-performance-max/
「Googleの広告用生成AIはマーケターの仕事をどう変える?」
https://marketing.itmedia.co.jp/mm/articles/2311/10/news131.html
「Google Makes Its Generative AI Ad Tools Available to More Ad Partners」
https://www.socialmediatoday.com/news/google-makes-generative-ai-ad-tools-available-more-ad-partners/699064/
「Google、P-MAXに生成AIクリエイティブ作成機能を実装。SynthID透かしも導入」
https://www.atara.co.jp/unyoojp/2023/11/google-ai-pmax-synthid/
Yahoo!広告の最新情報

サーチキーワードターゲティング、移行へ

- 対象サービス:Yahoo!広告ディスプレイ広告
- 概要:
- 設定済みのサーチキーワードターゲティングを
- オーディエンスリストターゲティングへ移行し、サーチキーワードターゲティングの提供を終了する
- サーチキーワードターゲティングをオーディエンスリストターゲティングに集約
- 実施日(予定):2023年12月11日(月)
- 概要
- サーチキーワードターゲティングをオーディエンスリストターゲティングの1つとして集約
- オーディエンスリストの新規リスト種別「高度なセグメント」として提供される
- 「高度なセグメント」では任意のキーワードを入力しキーワードを元に機械学習で最適なオーディエンスリストを作成する
- 入力したキーワード自体を検索したユーザーだけではなく、該当のキーワードと検索行動の類似性が高いユーザーにも広告が配信が可能になる
- 補足
- 入力するキーワードは審査が行われ、広告データ利用基準に抵触するキーワードは登録不可
- 広告データ利用基準 第3章 データの利用
- └1. 慎重に扱うべき個人に関するデータを利用したターゲティングの禁止
- └8. 未成年者への保護
- 既存の「サーチキーワードターゲティング」と「高度なセグメント」はしばらく並行稼働
- 最終的には「高度なセグメント」に移行する必要あり
- 実施日以降は、「高度なセグメント」のりようがおすすめ
- 入力するキーワードは審査が行われ、広告データ利用基準に抵触するキーワードは登録不可
- サーチキーワードターゲティングの移行機能の提供について
- 提供開始時期(予定):2024年秋頃
- 概要
- 広告管理ツールでオーディエンスリストターゲティングへの移行機能を提供予定
- 移行機能提供に合わせてサーチキーワードリストの新規作成は終了予定
- サーチキーワードターゲティングの提供終了時期は未定

サーチキーワードターゲティングがオーディエンスリストターゲティングに統合され、そのうちの高度なセグメントとして生まれ変わるようです。

オーディエンスカテゴリーターゲティングなどもオーディエンスリストターゲティングに統合されましたね。
サーチキーワードターゲティングは、ユーザーの検索語句を指定してターゲティングするものでしたが、新しい高度なセグメントでは、指定した語句以外にも該当の語句との検索行動が近いユーザーなどにも配信が可能になるようです。
検索広告でキャンペーン間の共有予算機能提供開始
- 予定
- 11月中から
- 概要
- 検索広告のキャンペーン間で1日の予算を共有できる機能を提供
- 共有予算レポートも併せて提供
- メリット
- 効率的な予算管理
- 1日の予算が余るキャンペーンと不足しているキャンペーンがある場合に、余剰予算を不足しているキャンペーンに自動で振り分けられる機能
- 1日の予算の消化を確認しながら手動で予算額を変更する必要がないため、最適な予算管理を少ない工数で実現できる
- 広告掲載の機会損失の最小化
- 1日の予算が不足したために広告が表示されないキャンペーンがある場合、広告表示の機会損失が起きている
- 共有予算を利用すれば他キャンペーンの予算を使って広告を配信できるため、機会損失を防ぐことができる
- 効率的な予算管理

検索キャンペーンにおいて、キャンペーン間の共有予算を設定可能になりました。

予算管理がより柔軟に行えそうですね。
参考:「LINEヤフー for Business — 【検索広告】キャンペーン間の共有予算機能の提供について」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20230914/
Meta広告の最新情報

リード獲得キャンペーンのアップデートと最新情報
- メッセージ広告のアップデート
- クリックでWhatsApp チャットを開始するFacebook 広告とInstagram 広告へ、目的「リード獲得」が拡大
- ブランドやビジネスがDMやWhatsAppの活用するよう支援する目的
- InstagramのClick-to-Message広告では、質疑応答フローを完了するためのクーポンの提供が可能に
- ※見込み顧客を対象とした広告はMessengerとInstagram Directで既に利用可能
- 背景:SNSへ投稿するのではなくDMの量が増えている
- 現在テスト中:
- インスタントフォーム広告フォーマット
- ユーザーが複数の企業を選択して一度に情報を送信できる
- 情報を手に入れやすくなり、中小企業にとっても利便性が向上する
- ブランドに対するより多くのクエリを促進する可能性がある
- 懸念点:評価の高い企業が表示されるわけではなく、掲載料を払っている企業が表示
- Facebookから潜在顧客に電話をかける機能
- ミレニアル世代の約7.5%が電話を嫌うことを考えるとこの機能がウケるかは謎
- 見込み客獲得キャンペーンの完全自動化
- Facebook用のインスタントフォームを生成する新しいオプション
- インスタントフォーム広告フォーマット

Meta広告のリード獲得キャンペーンのアップデート情報が発表されました。

Facebook/Instagram広告から直接WhatsApp チャットに移行させることができるメッセージ広告がリード獲得目的のキャンペーンでも利用可能になるようですね。
そのほか、新たなインスタントフォーム広告フォーマットなどいろいろな機能のテストも行われているようです。楽しみですね!
参考:
「Meta Announces Updates for Lead Gen Campaigns Ahead of Holiday Push」
https://www.socialmediatoday.com/news/meta-announces-updates-lead-gen-campaigns-ahead-holiday-push/699351/
Microsoft広告の最新情報

オーディエンス広告に新しい入札戦略追加
- オーディエンス広告の入札戦略追加
- オーディエンス広告が利用可能な全ての地域で、新しい入札戦略が追加
- コンバージョン数の最大化
- 目標コンバージョン単価制
- 予算に基づきコンバージョンを可能な限り最大化するように入札が行われる
- オプションとして、上限クリック単価(CPC)と目標コンバージョン単価の設定が可能
- そのほか、コンバージョン予測モデルの精度の大幅な改善や、入札戦略の学習中の初期パフォーマンスの改善など、Microsoft 広告全体において自動入札の強化が実施
- オーディエンス広告が利用可能な全ての地域で、新しい入札戦略が追加

オーディエンス広告に新しい入札戦略が追加されました。

Microsoft広告のオーディエンス広告は、一般的(G/Yなどで)にディスプレイ広告といわれるタイプの広告ですね。
その他にもアップデートが行われているようで、徐々に機能などがパワーアップしているようです。
単独でMicrosoft広告だけ配信!というのには向かないと思いますが、もう一歩CVを増やしたい等がある場合はおすすめの媒体です。
参考:
「Microsoft 広告、オーディエンス広告の新たな入札戦略等のアップデートを発表(11月アップデート)」
https://www.atara.co.jp/unyoojp/2023/11/microsoft_ads_account_manager_series8-2/
「New bid strategies for Audience ads and other product updates」
https://about.ads.microsoft.com/en-us/blog/post/november-2023/new-bid-strategies-for-audience-ads-and-other-product-updates
UETテスト機能が利用可能に
- UETタグとは:
- Universal Event Tracking Tagと呼ばれるMicrosoft広告の効果測定などに必要なタグ
- Webサイトに追加することで広告をクリックしたユーザーのアクションなどの情報を取得できる
- UET タグの設置トラブルの解決のために、新たにUETテスト機能が利用できるように
- 使い方
- UETタグのステータスを確認したいURLを入力
- 結果が表示される:
- 「タグが見つかりません」
- 「トラフィックを受信していません」
- 「タイムアウト」
- 「トラフィックを受信しています」など
- UET タグのデータ確認やリアルタイムでトラブル等をモニタリング可能

Microsoft広告の効果測定などを行うために設置するUETタグでテスト機能が利用可能になりました。

タグがきちんと動いていることが確認できるのは嬉しいですね。
参考:
「Microsoft 広告、オーディエンス広告の新たな入札戦略等のアップデートを発表(11月アップデート)」
https://www.atara.co.jp/unyoojp/2023/11/microsoft_ads_account_manager_series8-2/
「New bid strategies for Audience ads and other product updates」
https://about.ads.microsoft.com/en-us/blog/post/november-2023/new-bid-strategies-for-audience-ads-and-other-product-updates

さて、続いては日常でも使えるSNSの新機能・新情報をお届けするSNSアップデートハンターのお時間です!
N丸くんよろしくね!


今月もInstagram・Twitterから気になる話題をお届けします!
日常で使える!? Metaの最新情報
欧州で広告表示なしの有料プラン発表 1契約でFB/IGに適用
- 両方の広告を削除できる有料プランをMetaが発表
- 有料プランは2023年11月からヨーロッパで提供開始
- 価格は月額9.99ユーロ
- 1回の購入でFB, IGの両アカウントに適用

Metaから広告が表示されなくなる有料プランが登場したようです。今月からヨーロッパで提供開始で、国内での提供はまだですが……

1つ契約すればFacebookもInstagramも適用されるのは嬉しいですね!
参考:「FacebookとInstagramの広告を消せる月額1500円超えの有料プランが発表される」
https://gigazine.net/news/20231031-facebook-instagram-subscription/

個人的にInstagramはTwitter(一生こう呼ぶ)ほど広告が鬱陶しい感じがしないんだよなぁ……と思っていますが、需要どんな感じなんだろう。
リールクリエイター向けの新ツールを追加


画像参照元:「Helping Creators Test Content and Earn Rewards」
https://about.fb.com/news/2023/11/helping-creators-test-content-and-earn-rewards/
- A/Bテストオプションの追加
- 機能の概要:
- キャプションやサムネイル画像を、リールごとに4つの異なるバージョンをテキスで送信可能
- 最初の視聴者への配信から30分後に最もエンゲージメントの多いバージョンが、以降はより多くのユーザーへ表示される
- メリット
- 特定の要素に対する初期応答に関するデータが得られ、反応の良し悪しなどがわかる
- →クリエイターのパフォーマンスの最大化に役立つ
- 機能の概要:
- 既存のビデオクリップからリールを作成する新しい方法の追加
- リール作成時のソースに「自分のコンテンツ」を選択できるようになり、既存のビデオから選択可能に
- クリップをトリミングしてリール形式に編集することが可能に
- プロフェッショナルダッシュボードに新しい「実績ハブ(achievement hub)」の展開
- アチーブメントとは:
- ストリーム内の報酬やバッジでクリエイターにインセンティブを与えることで、特定の行動や投稿タイプを促進する Meta の方法
- 新しいインセンティブ
- 全てのプログレッションレベルを完了した18歳以上のクリエイターは、フィードでの露出度を高めたり、ページやプロフィールにRising Createrラベルを掲載したりする資格を得ることが出来る
- アチーブメントとは:
- プロフェッショナルダッシュボードに新しいコンテンツ管理要素の追加
- クリエイターはすべての投稿、リール、ビデオを一か所で確認可能に
- フィード内の各投稿を個別に確認する必要がなくなった
- 新しいアカウントのハイライトカードの展開
- 機能の概要:
- その週のアカウントのハイライト(集計と個別の両方)が表示される
- 投稿習慣、視聴者、コンテンツのパフォーマンスなどに関するデータ等がわかる
- 表示可能なコンテンツの分析情報が過去28日間→過去90日間に期間増
- メリット:
- コンテンツの長期的なパフォーマンスを確認できる
- 機能の概要:
- リールの新しい指標の追加
- フォロワーと非フォロワー別に分類されたリール固有のリーチ、分布スコア、リテンション グラフなど、いくつかの古い指標の更新
- リールのリプレイに関しても確認可能に
- 新しいショートカットの追加
- クリエイターサポートハブ内に、より関連性の高いヘルプセンターページにリンクする新しいショートカットを追加

リールに様々な新機能が追加されました!

A/Bテストができる機能は面白いですね〜
既存のビデオクリップからリールの作成も可能になったようです。
参考:
「Helping Creators Test Content and Earn Rewards」
https://about.fb.com/news/2023/11/helping-creators-test-content-and-earn-rewards/
「Meta Adds New Tools for Reels Creators, Including A/B Testing, Reach-Based Incentives and More」
https://www.socialmediatoday.com/news/meta-adds-new-tools-reels-creators-including-ab-testing-reach-based/698668/
Instagramでクローズドなグループでの新たなシェア方法をテスト
- Notesに応答する新しい方法をテスト中
- テスト対象ユーザーはオーディオクリップ、写真、ビデオ、GIF、ステッカーを使ってNotesに応答可能に
- 背景:2022年12月に初めてローンチされたNotesは若いユーザーに人気あり
- 他のSNS等に移行するのを防ぐための機能強化とみられる
- イベントに関する新機能のテスト
- 特定の行事や集まりに関するインストリームチャットグループを作成可能に
- プライベートなイベントはアプリ内でのクローズドなエンゲージメントを促進する一つの方法となる
- ストーリーのNearbyフィードを開発中
- 自分の地域のユーザー(および企業)が投稿した公開ストーリーを確認可能に
- ストーリーフィードを相互フォローしているユーザーの更新のみに設定できるオプションを実験中
- 現実世界でつながりを持つ可能性が高い人からのアップデートのみが表示される
- 直接的なエンゲージメントやインタラクションを促進する狙い
- これらそれぞれの主な焦点はより小さなグループ内でつながることにある。
- 過去数年間のソーシャルメディアにおいて、ユーザーが公開されたメインフィードからプライベートチャネルへの移行が見られるため、その流れを強化するような機能のテストを行なっている模様

Instagram内でのクローズドなやりとりを後押しするような新機能のテストがいくつも実施されているようです。

若いユーザーに、DM画面上部に掲載されるNotesが人気となるなど、公開コンテンツでの投稿よりもクローズドな場所での投稿ややり取りが多く、そこ向けの新機能多数って感じですね!
参考:
「Instagram Tests New Elements for Enclosed Group Sharing」
https://www.socialmediatoday.com/news/instagram-tests-feed-more-enclosed-group-sharing/699527/
Instagramで投稿への返信をストーリーにハイライト表示可能に
- 投稿への返信をストーリーで共有することができるようになった
- やり方
- 投稿の返信を横にスワイプするとストーリーに共有するオプションが表示される
- コメントはストーリー コンポーザーにステッカー形式で表示される
- 2023年11月7日から展開

フィード投稿への返信(コメント)をストーリーで共有可能になりました!

ストーリー内にはコメントがステッカーのように表示されます。
シェアしたいコメントなどがあるときに便利に使えそうです!
参考:
「Instagram Will Now Let You Highlight Post Replies in Stories」
https://www.socialmediatoday.com/news/instagram-will-now-highlight-post-replies-stories/699101/
DM の開封確認のオプトアウト機能のテストを開始
- MetaのメッセージングツールにおいてDMの開封確認をオフにするオプションがまもなく開始
- メッセージ内で送信者に「既読」等の表示がされるかを制御可能に
- DMを読んだことを知られたくない場合は「既読」通知を削除できる

Meta内のメッセージツールでは、DMの送信者が相手の既読を確認できます。
その既読の表示をさせないようにできる機能が登場するようです!

既読無視を気にせずできるってことですね!
参考:
「Meta Launches Initial Test of Read Receipts Opt-Out in DMs」
https://www.socialmediatoday.com/news/meta-launches-initial-test-read-receipts-opt-dms/699100/
Threads、IGに関係なくThreadsアカウントの削除が可能に
- 経緯
- ThreadsはInstagram上に構築され、Instagramのサブ要素という位置付けである
- そのため、ThreadsとInstagramのアカウントがリンクされている
- Threadsリリース直後、Threadsアカウントを削除するとInstagramのアカウントまで削除される仕様となっていることが話題に
- 今回、Threadsを削除してもInstagramは削除されないように仕様変更された
- InstagramのアカウントなしでThreadsアカウントを作るのは不可
- DMは個別に削除できない

リリース当初、Threadsアカウントを作成した後にThreadsアカウントだけを削除することができず、Instagramのアカウントと共に削除する必要がある……と話題になっていましたが、Threadsのみの削除が可能になったようです。

そもそもなぜ別で消せる仕様に最初しておかなかったのか、不思議ですね。
参考:
「Threads Adds Option to Delete Your Threads Profile Without Impacting Your IG Presence」
https://www.socialmediatoday.com/news/threads-adds-option-to-delete-your-threads-profile-without-impacting-your-i/699670/

どのみちインスタとスレッズのアカウントはリンクはしてるので、インスタ垢とスレッズ垢を独立させたいなら新たにインスタ垢を作るのがいいです。
Notesがプロフィールに?Instagramで「Notes Wonder Wall」のテスト中
- InstagramのユーザープロフィールにNotesが確認できるNotes Wonder Wall(?)が追加されるかも
- 背景
- DMの一覧画面にに表示されるNotes機能が特に若いユーザーの中で意外なヒットとなった
- テキストベースの会話エンゲージメントの利点を活用するために、Notesをより多くの要素に統合する方法を模索している
- 概要:
- メインの IG プロフィールから直接アクセスできる「Wonder Wall」ディスプレイをテスト中
- ユーザー プロフィール上のNotes表示の拡張
- ユーザーがストリーム内でNotesを追加できる(?)
- 公式な情報はまだ出ていない

DMの一覧画面の上部に表示されている「Notes」。
それをプロフィールページから一覧で確認できる?機能がテスト中のようです。

わたしのInstagramアカウントでは、Notesを活用している相互フォロワーを見かけないんですが、若い世代には受けてるんですねぇ。
参考:
「Instagram’s Experimenting With a New Notes Wonder Wall for User Profiles」
https://www.socialmediatoday.com/news/instagrams-experimenting-with-a-new-notes-wonder-wall-for-user-profiles/699815/
リール・フィードも「親しい友達」に……限定公開可能なオプションが発表
- 9月のツキイチでフィード投稿で同機能がテストされていることを紹介済み
- 全てのユーザーが利用可能になった(11/14〜)
- フィード投稿に加え、リール動画でも使用できる

ストーリー同様、フィード投稿やリールも「親しい友達」のみに公開できるようになりました。

Xで少し前に廃止されたサークル機能を、Instagramでは強化した形ですね。
基本的に画像を載せることが前提のInstagramだと、X以上に親しい友達だけに公開したい内容がありそうなのでいいですね。
参考:
「Instagram Rolls Out Option To Share Reels and Feed Posts With ‘Close Friends’ Only」
https://www.socialmediatoday.com/news/instagram-rolls-out-option-share-reels-feed-posts-with-close-friends/699780/
リールとストーリー用の新しいツールの提供を開始

画像参照元:「New Ways to Create Content on Instagram」
https://about.fb.com/news/2023/11/new-ways-to-create-content-on-instagram/
- クリップを簡単に編集できる(元に戻す・やり直しなど)新しいツールが利用可能に
- 新しいテキスト読み上げ音声やフォントなどを選択可能に
- GIF「Clip Hub」を介してオーディオ付きクリップをリールに追加する機能(テスト中)
- さまざまなトーンやスタイルを含む新しい写真フィルター
- カメラロールにおけるプレビューの改善、ズームと検索の機能

リール・ストーリーの動画編集がよりしやすくなる機能が発表されました!

新しいフィルターや読み上げ音声、フォントなど編集時に嬉しいバリエーションが増えたり、ちょっとした編集時の便利さがアップしたり……という感じですね!
参考:
「New Ways to Create Content on Instagram」
https://about.fb.com/news/2023/11/new-ways-to-create-content-on-instagram/
「Instagram Launches New Creation Tools for Reels and Stories」
https://www.socialmediatoday.com/news/instagram-launches-creation-tools-reels-stories-including-text/699921/
日常で使える!? X(Twitter)の最新情報
ID検証オプションの対象を英国のプレミアム加入者に拡大
- 8月ツキイチにて紹介
- 概要
- 政府発行の身分証明書(免許証・パスポート等)の画像を提供し本人確認を行う
- Xおよびサードパーティ検証パートナーであるAu10tixに提供することで、ID検証済みのラベル表示が得られる

アメリカで提供が開始されていたXのID検証オプションが、イギリスでも提供開始となりました。

日本で始まったらマイナンバーカードで認証することになるんでしょうか……?
参考:
「X Expands Third-Party ID Verification Program to UK Premium Subscribers」
https://www.socialmediatoday.com/news/x-expands-third-party-id-verification-program-uk-x-premium-subscribers/698557/

重要な個人情報を握らせてもいいと思ってもらえるほど信用されてないって自覚してほしい。
ビデオアップロード用のタイムスタンプリンク機能が追加
- 概要
- 投稿した動画にタイムスタンプリストを追加可能に
- ユーザーはそのタイムスタンプをタップし、特定位置にスキップ可能に
- 現在はiOSでのみ有効 ※より広く利用可能になる予定
- クリック可能なタイムスタンプは 1 つのビデオが添付された投稿にのみ表示される
- アップロードごとに最大 50 個のタイムスタンプ参照を追加できる
- やり方
- 投稿に以下の形でタイムマーカーを追加するだけ
- ・x:xx
- ・xx:xx
- ・x:xx:xx
- ・xx:xx:xx

X上にアップロードした動画に、タイムスタンプを追加できる機能がiOSアプリで追加されたようです。

プレミアム加入者はかなり長めの動画をアップロードすることも可能なので、こういう機能は見る側にとっても便利ですね。
参考:
「X Launches Timestamp Links for Video Uploads」
https://www.socialmediatoday.com/news/x-launches-timestamp-links-video-uploads/699387/
求人情報検索ツールをブラウザで一般公開

- Xがシンプルな求人情報検索ツールである「X Job Search」をブラウザ上で公開
- 経緯
- X(旧Twitter)の親会社であるX Corp.が2023年5月に、技術系人材紹介サービスのスタートアップである「Laskie」を買収、Xと人材マッチングサービスの統合に取り組む
- 新たにXが、LinkedInのような「求人情報検索ツール(X Job Search)」をブラウザ上で公開
- X Job Search
- 「Keyword(キーワード)」と「Location(場所)」の入力欄と、「Search(検索)」ボタンが並んだシンプルな画面
- 求人情報には具体的な職務内容や責任、応募者に求める素質や資格などが記載されている
- 従業員に提供される福利厚生やサポート、推定給与範囲なども公開されている
- iOSとAndroidアプリでも間もなく利用可能に
- 背景:Xを単なるSNSではなく金融サービスやその他の機能も含めたツールにしたい狙い

X上で求人情報が見られる「X Job Search」がブラウザ版で公開されました。

現在はブラウザのみですが、iOSやAndroidアプリでも利用可能になる予定とのこと。
場所やキーワードで検索すると条件に合う求人情報一覧が表示されます。Japan等で検索すると国内での求人も表示されますね!
参考:
「X(旧Twitter)が新たな求人情報検索ツールをブラウザで一般公開、iOSやAndroidアプリでも利用可能になる予定」
https://gigazine.net/news/20231117-x-twitter-new-job-search-tool/
リンクの見出し表示が復活へ……?
- 8月のツキイチで紹介したリンクの表示変更によって、現在X上で記事リンクの見出しは表示されない
- イーロン・マスク氏が画像へ記事タイトルをオーバーレイで表示させることを投稿内で示唆

投稿内でリンクを掲載した際に表示されるリンクカードに、記事タイトルの表示が復活しそうです!

以前と同じ見た目ではないようですが、リンクの表示がわかりやすくなることを期待します。
参考:
「X(旧Twitter)のマスクCTO、リンク付きポストの画像に見出しを重ね表示すると予告」
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2311/24/news088.html
まとめ(エンディング)

今月も気になる話題が盛りだくさんでしたね。

今月はMetaの情報が盛りだくさんでしたね……!

そうですね。そのほか、主要な広告媒体での新機能やターゲティングメニューの変更なども出ていたので、その辺りは改めて個別の記事でもご紹介できればいいですね。
ASUE株式会社では、毎月月初にWeb広告やSNSの最新情報をおとどけするツキイチを公開している他、メールマガジンでも毎週気になるWebマーケティングニュースをおとどけしております。

ぜひ、Web広告やSNSについてゆる〜く情報収集したい方はぜひご登録ください!!

それでは、また来月お会いしましょう!!
この記事を書いた人

2016年入社。ASUE株式会社広報を担当。メールマガジン「ほぼ週刊ASUE通信」もお送りしています。ほぼ週刊なので週刊ではない。月初に公開するWebマーケティング情報をまとめたツキイチシリーズはちゃんと月刊です。
趣味はミュージカル観劇。おすすめ作品を知りたい方はN村のTwitterまでお問い合わせください。パーソナルカラーはイエベ春。
得意なこと
文章を書きます。
ひとこと
メルマガにご登録いただけると泣いて喜ぶかもしれません。