
ピッピッピッピーーーーーーーーーーー……


さて、今月も1ヶ月のWebマーケティング情報をまとめておとどけするツキイチのお時間がやってまいりました!
司会は私、N山でお送りします!

今月のトピックスはこちら!


今月も気になる話題が盛りだくさんですね。

全部読むととっても長いので、気になるトピックスがあれば目次のリンクから飛んでみてくださいね!
目次
Google 広告の最新情報

Google Marketing Live 2023開催!今後の動きを発表
発表内容のハイライト
- 検索キャンペーンとP-MAXキャンペーンで成果を増幅
- ジェネレーティブAIを活用した新機能が発表
- キャンペーンを効率的に作成できる
- 小売業に特化したイノベーションで売り上げを拡大
- Merchant Center Nextの機能
- Product Studio
- ジェネレーティブAIを活用した商品画像の作成方法 など
- YouTube キャンペーンを強化
- Google AIを利用した最適化
- 新しい「Video View キャンペーン」と「Demand Gen キャンペーン」
- 測定基盤を改善
- 自社データの管理方法
- GA4について
- アプリでビジネスの成長を加速
- さらにショッピングに適した広告に
- アプリ→Webへのシームレスな体験を作る
- ディスプレイ&ビデオ 360 の新機能を有効化
- プライバシー重視のオーディエンスソリューション
- コネクテッド テレビ キャンペーンの分析情報の改善

今年もやってまいりました、Google Marketing Liveの季節。

今年もかなり盛りだくさんとなっています!
AIを活用した広告の作成や運用がやはり目玉でしたね。検索・P-MAX・YouTubeのキャンペーンについてAIを活用した多くの新機能が発表されています!
全部を紹介するとかなり長いので、気になったポイントをいくつか詳しくご紹介していきます。
参考:「Google Marketing Live 2023: 重要ポイント」
https://support.google.com/google-ads/answer/13579260
参考:「Google Ads & Commerce Blog — Introducing a new era of AI-powered ads with Google」
https://blog.google/products/ads-commerce/ai-powered-ads-google-marketing-live/
検索キャンペーンの改善



画像参照元:「Google 広告 ヘルプ — Google Marketing Live 2023: Multiply your results with Search and Performance Max campaigns」
https://support.google.com/google-ads/answer/13602916
- ジェネレーティブAIの会話体験を使った検索キャンペーンの作成
- ジェネレーティブAIによる新しい広告体験(Search Generative Experience / SGE)
- アセットの自動作成でより関連性の高い広告の掲載
- 部分一致にブランド制限追加、ブランドキャンペーンのリーチを拡大
- スマート自動入札を改善
- Google AIを利用したレスポンシブ検索広告の改善
- 資格要件を満たして検証プログラムを完了するとビジネスのロゴと名前を利用可能に

検索キャンペーンのアップデートはかなり多かったですね。
ユーザーがジェネレーティブAIを利用する中で広告が表示されるだけでなく、広告運用者側もキャンペーン作成時にジェネレーティブAIと会話しながらアセットを作成していくような機能が実装されるようです。

そのほかにも、部分一致でブランドに関わるもののみを拾うことができるブランド制限機能や、ビジネスの認証(適格性の確認)などについて紹介されました。
参考:「Google 広告 ヘルプ — Google Marketing Live 2023: Multiply your results with Search and Performance Max campaigns」
https://support.google.com/google-ads/answer/13602916
P-MAXキャンペーンの改善


画像参照元:「Google 広告 ヘルプ — Google Marketing Live 2023: Multiply your results with Search and Performance Max campaigns」
https://support.google.com/google-ads/answer/13602916
- 自社の顧客リストとGoogle AIを組み合わせて新規獲得目標を強化しLTVの高い顧客を獲得
- Google AIからキャンペーンの設定時に最適な内容が提案される
- URLの入力による高品質のアセットを生成
- Ads Creative Studioとの効率的な連携
- 分析情報の強化
- 検索語句のインサイトが強化、APIからダウンロードも可能
- アセットの分析情報の強化
- 入札戦略ごとのパフォーマンスをA/Bテストするためのβ版が2023年後半実装予定

P-MAXキャンペーンでは、AIを利用したアセットの生成やキャンペーン設定だけでなく、自社の顧客リストとGoogle AIを組み合わせて新規獲得を強化できる機能などが発表されました。

対象URLを入力すればアセットが生成できるのはかなり便利ですね!
分析情報なども強化されているので、使いやすくなりそうです。
参考:「Google 広告 ヘルプ — Google Marketing Live 2023: Multiply your results with Search and Performance Max campaigns」
https://support.google.com/google-ads/answer/13602916
小売業に特化したイノベーションで売り上げを拡大

画像参照元:「Google 広告 ヘルプ — Google Marketing Live 2023: 小売業者様向けのイノベーションで売り上げを拡大」
https://support.google.com/google-ads/answer/13598798
- AIの会話モードに検索広告・ショッピング広告を直接統合(検索キャンペーンの改善も参照)
- オムニチャネル ソリューションでオンライン・店舗の目標を推進
- 新規顧客獲得目標を強化
- 再エンゲージメント目標も追加
- P-MAXで店舗販売レポートと入札が利用可能に
- インサイトとレポートツールでROIの最適化
- 商品属性の欠落やポリシー違反など、商品レベル・カテゴリレベルの最適化が確認しやすく
- キャンペーン内の商品の利益等が測定可能になり、キャンペーンの収益性の理解がしやすく
- フルファネルビデオソリューションで認知度アップ
- 既存のアセットを使用して複数の動画広告を作成
- YouTube インストリーム広告
- Product StudioとMerchant Center Next

また、小売業に特化したアップデートや新機能も多く発表されています。

上述のものと重複する内容もありますが、いろいろ発表されています。
ここではProduct StudioとMerchant Center Nextについて以下で少しご紹介しますね。
参考:「Google 広告 ヘルプ — Google Marketing Live 2023: 小売業者様向けのイノベーションで売り上げを拡大」
https://support.google.com/google-ads/answer/13598798
Product Studio

画像参照元:「Google The Keyword — New tools to help small businesses connect with online shoppers」
https://blog.google/products/shopping/google-product-studio-generative-ai-product-photos/
- GoogleのAIを利用して既存の製品画像をカスタマイズできるツール
- 主な機能
- 最適な背景画像を追加
- 季節やキャンペーンの内容に合わせた背景を追加し、特別なバージョン・季節などを演出できる
- 不要な背景を削除
- 背景のない(白背景のみの)製品画像が必要な場合に、簡単に削除できる
- 解像度を高める
- 商品を再撮影せずに小さい画像や低解像度の画像から品質を向上させる
- 最適な背景画像を追加

これはかなり使えそうなツールですね!
Google ショッピング広告などに掲載する商品画像をカスタマイズできるツールです。

適切な背景画像を作成したり、逆に背景を削除したり、小さすぎる画像や低解像度の画像を再撮影せずに使用可能なものに変えたりできるツールです。
AIを利用した画像編集ツールはいろんな媒体で取り組んでいるようで、後ほどご紹介しますがMeta広告でも「AI Sandbox」というツールが今月発表されていました。
参考:「Google The Keyword — New tools to help small businesses connect with online shoppers」
https://blog.google/products/shopping/google-product-studio-generative-ai-product-photos/
Merchant Center Next

画像参照元:「Google The Keyword — New tools to help small businesses connect with online shoppers」
https://blog.google/products/shopping/google-product-studio-generative-ai-product-photos/
- 小規模な小売業者がオンラインで顧客を見つけてビジネスを成長させることを助けるツール
- 設定等が簡素化されている
- 主な機能・内容
- 商品フィードの設定方法が簡素化
- 販売者のWebサイトから検出できる情報を自動で商品フィードに入力できる
- インサイトレポートが見やすくわかりやすく
- 商品フィードの設定方法が簡素化

Google ショッピング広告では、Google Merchant Centerのフィードの設定が非常に重要となります。
が、小規模な小売業者などだと更新にリソースを割くことが難しい場合もありますよね。それを解消できるツールとして発表されたのが本ツールです。

Webサイト上の情報を自動で検出・フィードに反映してくれるようですね。
ちなみに、Google ショッピング広告での最適な商品情報(フィード)についてはこちらもどうぞ。
・Google ショッピング広告をはじめてみよう!最適な商品情報とは?
https://asue.jp/blog/?p=17473
参考:「Google The Keyword — New tools to help small businesses connect with online shoppers」
https://blog.google/products/shopping/google-product-studio-generative-ai-product-photos/
YouTubeキャンペーンの強化

画像参照元:「Google 広告 ヘルプ — Google Marketing Live 2023: Enhance YouTube campaigns with Google AI and suitability solutions」
https://support.google.com/google-ads/answer/13603926
- AIを利用したYouTube クリエティブ アセット
- 既存の動画アセットから、横型・正方形・縦型など様々な視聴環境に合う動画を生成できる
- Googleのテキスト読み上げ技術を利用してナレーションの追加も可能
- Google AIを利用したリーチ
- AIを活用した動画キャンペーンは幅広い配信面に展開でき、クリエイティブや視聴者などの入力内容・ビジネス目標をもとに効率的にリーチできる
- キャンペーンのパフォーマンスの適合性
- 新キャンペーン「Video View キャンペーン」と「Demand Gen キャンペーン」

YouTubeもAIを利用したアップデートがいくつか発表されています。
1本の動画から様々な視聴環境に合わせた動画フォーマット(縦型・横型・正方形)を作成できたり、テキスト読み上げ技術を使用したナレーションの追加もできるようです。

また、新しい動画キャンペーンが2種類Live内で発表されました。
参考:「Google 広告 ヘルプ — Google Marketing Live 2023: Google AI と適合性ソリューションで YouTube キャンペーンを強化」
https://support.google.com/google-ads/answer/13603926
Video View キャンペーン
- 視聴回数を最大化する目的のキャンペーン
- テストではインストリームのスキップ可能なCPVキャンペーンよりも平均40%増の視聴回数
- さまざまなフォーマットを組み合わせて予算を最大限活用
- 来月、ベータ版が世界中でローンチ予定

こちらは視聴回数を最大化する目的のキャンペーンとのことです。

予算を最大限活用しながら、インストリーム広告、インフィード広告、ショートなどの配信面に広告が配信されるようです。
視聴回数を増やしたい動画の広告には良さそうですね!
参考:「Google Ads adds 2 new campaign types: Video views, demand gen」
https://searchengineland.com/google-ads-video-views-demand-gen-427496
Demand Gen キャンペーン

画像参照元:「YouTube — Google Marketing Live Keynote > Global Product - AI Essentials (Vidhya Srinivasan)」よりキャプチャ
https://www.youtube.com/watch?v=IoMWV4tEWMc&t=2973s
- AIを活用して消費者のエンゲージメントと行動の促進を促すキャンペーン
- 配信面
- YouTube ショート
- YouTube インストリーム
- YouTube インフィード
- Discover
- Gmail
- その他
- 自社のデータとYouTubeユーザーからなる「シードリスト」に基づく類似セグメントの作成が可能
- セグメントのリーチは狭い(2.5%)・バランス(5%)・広い(10%)から選択可能

ショート、インストリーム、インフィードというYouTube内の配信面だけでなく、DiscoverやGmailのような面にも配信される動画広告です。

名前の通り、AIを活用して需要を創り出し、消費者のエンゲージメントやアクションを促していくキャンペーンということですね。
動画を使ってユーザーと接触できる各配信面を利用して広告を配信できるので、視覚的に訴えやすいですね。
参考:「Google Ads adds 2 new campaign types: Video views, demand gen」
https://searchengineland.com/google-ads-video-views-demand-gen-427496
検索広告に生成AIが導入へ

画像参照元:「Goolge 広告 ヘルプ — Google I/O: すべての人に役立つ AI の構築」
https://support.google.com/google-ads/answer/13571968
- 検索ジェネレーティブ機能(SGE):Google 検索にジェネレーティブAIが導入
- Bard:チャット型のAI機能
- Duet AI for Google Workspace:AIを使って簡単にドキュメントやメールの下書き、テンプレートや画像の生成ができる
- Vertex AI for Google Cloud:基盤モデルへのアクセスが可能

Marketing Liveの内容ともかぶっていますが、AIが導入される検索広告に関する詳細あれこれです。
参考:「Goolge 広告 ヘルプ — Google I/O: すべての人に役立つ AI の構築」
https://support.google.com/google-ads/answer/13571968
参考:「Google Ads & Commerce Blog —Search ads today and in the future」
https://blog.google/products/ads-commerce/google-search-ads-generative-ai/
YouTube ショートで認知目的の配信が可能に
- 動画リーチキャンペーンとYouTube セレクトにショートが追加
- 動画リーチキャンペーン
- ショートへ広告を配信したい場合、他のアセットとともに60秒以下の縦型動画を入稿する必要あり
- 既存の横長動画を利用する場合、縦長画面用に自動生成できるアセットライブラリを活用可能
- YouTube セレクト
- YouTubeで特に人気のあるコンテンツにブランドに適した広告を配信できる
- ショートフィードの中で人気がありブランドに関連した動画付近に広告が表示される

YouTube ショートで動画広告の認知目的の配信が可能になりました。

動画リーチキャンペーンとYouTube セレクトの配信にショートが追加された形ですね。
参考:「Google 広告、YouTube ショートで認知目的の広告配信が可能に」
https://www.atara.co.jp/unyoojp/2023/05/googleads-youtube-shorts_awareness/
参考:「Google Ads & Commerce Blog — New ways to build awareness with YouTube Shorts」
https://blog.google/products/ads-commerce/new-ways-to-build-awareness-with-youtube-shorts/
Yahoo!広告の最新情報

YDA、LINEアプリでの配信先拡大

画像参照元:「Yahoo!広告 リリースノート — 【ディスプレイ広告(運用型)】LINEとの取り組みによる配信先拡大について」
https://ads-promo.yahoo.co.jp/support/release/30419603.html
- ディスプレイ広告(運用型)のLINEアプリでの配信先が拡大された
- トークリストへの配信が開始された
- LINEファミリーアプリおよびLINE広告ネットワークが配信先に追加

ディスプレイ広告(運用型)のLINEでの配信が拡大されたそうです!

YDAとLINE広告の相互配信は以前から実施されていますが、今回はLINEアプリ内の配信面の拡大とLINEファミリーアプリやLINE広告ネットワークが配信先に追加されました。
特に気になるのは、LINE広告で反応率がかなり高いと言われているLINEアプリ内のトーク画面(トークリスト)の上部への配信開始ですね。小さめの配信面のため通常のディスプレイ広告の画像で配信されるとかなり見にくい気がするのが気になりますが……
トークリストについてはこちらもどうぞ→https://asue.jp/blog/?p=21020
参考:「Yahoo!広告 リリースノート — 【ディスプレイ広告(運用型)】LINEとの取り組みによる配信先拡大について」
https://ads-promo.yahoo.co.jp/support/release/30419603.html
LINE広告の最新情報


トークリスト Middle size A/Bテスト

- トークリストの上部に表示される広告について、表示枠を拡大した見た目で一部ユーザーに配信されるテストを実施
- これに伴い、拡大された見た目では表示可能なタイトル文字数も増加
- 「長いタイトル」について
- これまで、「長いタイトル(1行目)」と「長いタイトル(2行目)」で行ごとに分けて入稿していた
- 今後は行ごとの入稿・表示ではなく1つの長いタイトルでの入稿・表示へ変更
- テスト期間中は「長いタイトル(1行目)」と「長いタイトル(2行目)」を半角スペースでつなげたものが改行なしに掲載される
- 対象の広告フォーマット
- 画像(小)
- 画像(アニメーション)
- スケジュール
- 2023年5月22日〜:広告作成画面に「長いタイトル」の表示開始(※Middle sizeでの配信開始はなし)
- 2023年6月19日〜27日:Middle sizeテスト開始予定

トークリスト上部の配信面を大きくする(Middle size)テストを実施するようです。

これに伴ってこれまで行ごとにわけて入稿していた長いタイトルの仕様が変更されたりもするようですね。
テストなので最終的にどうなるかは不明ですが、トークリストはLINE広告の中でも特にインプレッションの多い配信面なので、改善されてどうなるかは注目ですね!
参考:「LINE広告アップデート情報 2023年5月 トークリストの広告サイズ拡大テストなど4つ」
https://www.linebiz.com/jp/column/service-information/line-ads/update_202305/
参考:「LINE広告 5月のアップデート内容を発表」
https://www.atara.co.jp/unyoojp/2023/05/line-ads_may_updates/
再審査に関する仕様変更 LPの再審査に回数上限 他
- ランディングページの再審査回数に上限設定
- ランディングページの再審査の回数に上限が設定される
- 今後は1つのランディングページについて、審査回数上限を10回までとする
- 10回連続で「否認」された場合は再審査が不可
- 審査10回以内に承認された場合は、回数がリセットされる(次に審査が必要になった際にはまた10回まで可能)
- クリエイティブ単位での再審査の追加
- 「再審査を依頼」のページから、クリエイティブ単位での再審査が可能に
- クリエイティブが原因で否認になった場合に再審査が可能になる
- 再審査の申請を行うと広告に入稿されたすべての素材を審査する

広告の再審査についての仕様が変更になりました。
具体的にはLPの再審査に上限が設定され、クリエイティブ単位での再審査が可能になります。

LPの再審査は10回が上限となり、1つのLPで10回連続否認になると再審査が不可能になるようです。一度承認されたら回数はリセットされますが、一度否認された後の修正・再審査申請は慎重に行う必要が出てくるかもしれません。
一部セグメントが提供終了に
- 携帯キャリアセグメントの提供終了について
- 削除日:5/31(水)
- 当日正午12時以降オーディエンスが減少、順次利用が不可となる
- 対象セグメント
- 携帯キャリア(※旧セグメント、下層に楽天モバイルを含まないもの)
- NTTドコモ
- au
- Softbank
- 携帯キャリア(※旧セグメント、下層に楽天モバイルを含まないもの)
- 6月のセグメントの提供終了について
- 削除日:6/29(木)
- 対象セグメント(βマークのついていないセグメントが削除)
- 行動
- テレビ視聴頻度(テレビ視聴頻度が高い・テレビ視聴頻度が平均・テレビ視聴頻度が低い)
- 趣味関心
- ゲーム/デジタル機器・家電/スポーツ/職業・ビジネス/ファッション/家・インテリア・園芸/教育・学習・資格/金融/健康/美容・コスメ/旅行/エンタメ/ショッピング
- 行動

提供終了予定の一部セグメントの終了スケジュールが発表されています。
終了予定のセグメントをご利用の場合は要確認です!
Creative Lab.の画像テンプレートに新機能!より使いやすく



画像参照元:「LINE Creative Lab — 画像テンプレートが使いやすくなりました!」
https://creativelab-tips.line.me/ja/v2.15.0-release
- 画像テンプレートの追加と適用
- 現在の編集に複数のテンプレートをインポート可能に
- 置換機能
- テンプレートのレイアウトをキープしながら画像等の置換が可能に
- 反転機能
- テンプレートのレイアウトに合わせて画像等の左右/上下判定が可能に


参考:「LINE Creative Lab — 画像テンプレートが使いやすくなりました!」
https://creativelab-tips.line.me/ja/v2.15.0-release
Meta広告の最新情報


Generative AIツール「 AI Sandbox」発表


画像参照元:「Introducing the AI Sandbox for advertisers and expanding our Meta Advantage suite」
https://www.facebook.com/business/news/introducing-ai-sandbox-and-expanding-meta-advantage-suite
- ジェネレーティブAIを利用した新機能を検証できる機能
- 広告主は新機能の効果などを確認できる
- 機能
- 作成したコピーをもとにした広告コピーのバリエーション生成
- 背景画像のイメージをテキストで入力するとそれに合う背景画像が生成される
- 各フォーマットで利用できるように、アスペクト比を調整した画像を生成
- 現在は一部の広告主に開放、7月以降より多くの広告主が使用可能になる予定

Google 広告の最新情報でも軽く触れましたが、Meta広告からもジェネレーティブAIを利用したクリエイティブの作成・編集ツールが発表されました。

広告コピーのバリエーションの生成や背景画像の生成、アスペクト比の調整など便利そうな機能ですね!
参考:「Introducing the AI Sandbox for advertisers and expanding our Meta Advantage suite」
https://www.facebook.com/business/news/introducing-ai-sandbox-and-expanding-meta-advantage-suite
参考:「Meta、Generative AIツール「AI Sandbox」を発表」
https://www.atara.co.jp/unyoojp/2023/05/meta-ai-sandbox/
Meta Advantageの新機能発表
- Meta Advantageとは
- Metaの自動広告をまとめた自動広告のプロダクト群
- AIなどを利用してキャンペーンの最適化や広告配信のパーソナライズを行い、作業を軽減する
- 新機能
- ワンクリックで手動キャンペーンをAdantage+ショッピングキャンペーンに切り替え可能に
- カタログ広告での動画クリエイティブが利用可能に
- 新しいレポートでパフォーマンスの比較が簡単に
- Advantage+オーディエンスのパフォーマンス向上

続いて、Metaの自動広告プロダクト群である「Meta Advantage」の新機能もいくつか発表されました。

Meta Advantageは去年3月頃に発表されたものですね。
手動キャンペーンからの移行が簡単になったりと少し機能が充実しました。
参考:「Introducing the AI Sandbox for advertisers and expanding our Meta Advantage suite」
https://www.facebook.com/business/news/introducing-ai-sandbox-and-expanding-meta-advantage-suite
参考:「Meta、Generative AIツール「AI Sandbox」を発表」
https://www.atara.co.jp/unyoojp/2023/05/meta-ai-sandbox/
プロモーション広告のテストと新しいリード広告機能

画像参照元:「Helping businesses find customers with a promotional ads test and new lead ads features」
https://www.facebook.com/business/news/helping-businesses-find-customers-with-promotional-ads-and-lead-ads
- 新しい広告フォーマット:プロモーション広告
- テストを開始
- 買い物をしようとしている消費者が購入前にプロモーションやオファーを見つけるのに役立つ
- 広告をクリックして購入しようとすると自動で割引コードが適用され、購入完了しないとリマインダーが届く
- 新しいリード広告機能
- 見込み顧客発掘に役立つツール
- ユーザーの反応に基づいて広告主の質問と回答フォームを自動的にカスタムし、広告商品も動的に表示できる
- アプリ内・ブラウザ内のビジネスのWebページに簡易フォームを設置できる機能も提供予定

Facebookの新しい広告や新機能が発表されました。

買い物をしようとしているユーザーが割引情報などを見つけられて簡単に適用して買物したりリマインダーが届くプロモーション広告と見込み顧客を見つけるのに役立つフォームカスタマイズや商品の動的表示が可能なリード広告の新機能が登場しています。
参考:「Helping businesses find customers with a promotional ads test and new lead ads features」
https://www.facebook.com/business/news/helping-businesses-find-customers-with-promotional-ads-and-lead-ads
参考:「Meta Adds New Lead Generation Tools on Facebook」
https://www.socialmediatoday.com/news/meta-promotional-lead-generation-tools-facebook/650694/
リール広告の下部セーフゾーンの推奨値を更新

画像参照元:「Metaビジネスヘルプセンター — テキストオーバーレイとセーフゾーンについて」
https://www.facebook.com/business/help/980593475366490
- リール広告で重要な要素を配置できるセーフゾーンが変更
- これまでは縦方向は画面上から14%〜画面下から20%の範囲がセーフゾーンだったが、画面下から35%までに変更
- これによって、ストーリーズ広告のセーフゾーンに適合するように作成したクリエイティブはリール広告には適合しなくなるため要注意

リール広告のクリエイティブのセーフゾーン(文字等の重要な要素を配置できるエリア)が変更となり、狭くなったようです。

これまで下部20%以上の位置ならOKだったところが、35%以上の位置じゃないとプロフィールアイコンやCTAの文字等で隠れてしまう可能性があるようです。
ストーリーズは下部20%以上ならOKですが、両方に使用したいクリエイティブは分けて調整するかセーフゾーンが狭いリール広告に合わせるといいですね。
参考:「Metaビジネスヘルプセンター — テキストオーバーレイとセーフゾーンについて」
https://www.facebook.com/business/help/980593475366490

さて、続いては日常でも使えるSNSの新機能・新情報をお届けするSNSアップデートハンターのお時間です!
N丸くんよろしくね!


今月もInstagram・Twitterから気になる話題をお届けします!
日常で使える!? Instagram/Facebookの最新情報
Twitter風テキストベースのアプリを開発中?
- Meta社がTwitterの代替アプリになり得るテキストベースの分散型SNSアプリを開発中の噂……
- リア・ハーバーマン氏がそのスクリーンショットを入手・公開

Meta社がTwitterの代わりになりそうなテキストベースの分散型SNSアプリを開発中との噂が出ています。

Twitterの代替といえば、マストドン・BlueSkyなどがありますが、Meta社のような大手が本当に作ってくれるなら安定感的な意味でもありがたいですね。
参考:「InstagramのTwitterライクなテキストベースアプリの見た目や詳細が明らかに」
https://gigazine.net/news/20230520-instagram-twitter-competitor-app/

表示順は時系列で頼む。
リールの新編集機能発表
- Split機能
- 1本のリールを2つのクリップに分割する
- 複数にまたがる投稿の作成や更新が簡単になる
- 一貫性も保ちやすい
- Speed機能
- 再生速度のコントロール機能
- Replace機能
- 他のクリップやオーディオのタイミングや順序を変更せずに、あるクリップを別のクリップに交換できる

リールから新しい編集機能としてSplit・Speed・Replaceが発表されました。

Split機能では、1本の長い動画から複数のリールにできるようです。便利ですね!
参考:「Meta Announces Coming Reels Editing Tools and India Showcase Event」
https://www.socialmediatoday.com/news/meta-india-reels-editing-tools-showcase-event/650568/
コメントにGIFが利用可能に
- コメントにGIFが利用可能になった(Giphy)
- コミュニケーションに変化があるかも?
- ストーリーズではGIFを使った返信が以前から利用可能

Instagramの投稿へのコメントにGIFが利用可能になりました。

スタンプのようにコメント欄にGIFが貼れるようになるので、Instagram上でのコミュニケーションにも変化が起きそうです!
参考:「Instagram Adds GIFs in Comments」
https://www.socialmediatoday.com/news/instagram-adds-gifs-in-comments/650462/
日常で使える!? Twitterの最新情報
リストの検索が可能に
- Twitterでリスト検索が可能に
- 現在はブラウザ版のみ?
- 左側のナビからリストページに遷移すると、上部に検索ボックスがあります

Twitterでリストのキーワード検索が可能になるようです。

すでにブラウザで利用可能なようですね!

リスト、自分でもよく利用するけど、企業アカウントに活用してほしいときがある
ドラマや舞台のキャストのアカウントをまとめたリストを作るとか……
DM返信機能とDMの絵文字リアクションが柔軟に
- DMで受け取ったメッセージへの返信がスムーズかつ直感的に
- DMへの絵文字のリアクションで、絵文字ピッカーが表示され好きな絵文字を使用可能に

DMの機能がいくつか改善されました。
返信機能はツキイチADが複数のアカウントで実験していたのですが、なんのことだかよくわからず……

これまで5つ程度の限定された絵文字しか使えなかったリアクションで、絵文字ピッカーから好きなものを使用できるのは嬉しいですね!

まったくなんのことかわからなかった
まとめ(エンディング)

今月も気になる話題が盛りだくさんでしたね。

Google Marketing Liveでの発表内容、気になるものも多かったですね!

AIの広告運用への利用がどんどん拡大してきましたね。
ASUE株式会社では、毎月月初にWeb広告やSNSの最新情報をおとどけするツキイチを公開している他、メールマガジンでも毎週気になるWebマーケティングニュースをおとどけしております。

ぜひ、Web広告やSNSについてゆる〜く情報収集したい方はぜひご登録ください!!

それでは、また来月お会いしましょう!!
この記事を書いた人

2016年入社。ASUE株式会社広報を担当。メールマガジン「ほぼ週刊ASUE通信」もお送りしています。ほぼ週刊なので週刊ではない。月初に公開するWebマーケティング情報をまとめたツキイチシリーズはちゃんと月刊です。
趣味はミュージカル観劇。おすすめ作品を知りたい方はN村のTwitterまでお問い合わせください。パーソナルカラーはイエベ春。
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