LINE広告でSmall Image Ad(画像小)を活用しよう!

2022年12月13日

2024年07月10日

こんにちは、ASUE株式会社Webマーケティング課のササキです!

LINE広告を活用している方はたくさんいらっしゃるかと思いますが、「Small Image Ad(画像小)」は活用していらっしゃいますか?

Small Image Ad(画像小)は、LINE広告の広告フォーマットの一つです。ですが、通常の画像広告でCardの静止画(1200×628)やSquareの静止画(1080×1080)のバナーを入稿していれば、Small Image Ad(画像小)が表示される枠(トークリストなど)にも広告を表示することは可能なので、ひょっとしたらわざわざ入稿できていないという方もいらっしゃるかもしれません。

実際にSmall Image Ad(画像小)を利用してみたところ、効果のある広告フォーマットだと感じたので、今回Small Image Ad(画像小)をご紹介できればと思います。

Small Image Ad(画像小)とは

  • 主にトークリスト面と一部のLINE News面のフィード枠に表示される広告フォーマット
  • 仕様
    • 画像(サイズ:ヨコ600px × タテ400px 容量:5MBまで 形式:PNG/JPG)
    • タイトルテキスト:全角20文字以内
    • 長いタイトル(2つ):全角17文字以内

Small Image Ad(画像小)とは、主にトークリストの上部にある広告掲載面と、LINE Newsの一部のフィードの広告掲載面、その他LINE広告ネットワークに掲載される広告フォーマットです。

ヨコ1200px × タテ628pxやヨコ1080px × タテ1080pxの大きな画像を入稿できる、画像という広告フォーマットもありますが、こちらは(画像サイズによりけりですが)すべての掲載面に広告が掲載されます。

Small Image Ad(画像小)を入稿することで、トークリストやLINE Newsに優先的に配信されるわけではありません。

どうしてSmall Image Ad(画像小)を使うべきなの?

Nmura_asueさんによるトークリストの静止画サイズ別imp割合

LINE広告全体で最もインプレッションが発生する面が「トークリスト面」と言われています。(2021年6月時点)

さらに、トークリストの中で静止画サイズ別のインプレッションの割合はSmall Image(画像小)が約50%となっています。

そのため、優先的に配信されるわけではないですが、Small Imageを入れておくことで、トークリスト面への配信可能性が高くなると考えられます。

事例:資格取得スクール

広告フォーマット 広告数 インプレッション数 クリック数 コンバージョン数 コンバージョン単価
画像 6 194,006 1,408 1 52,420円
画像(小) 2 250,800 2,229 10 8,037円

実際に、LINE広告でSmall Image/画像(小)を入れたときのある期間での配信結果です。

インプレッション数が他のクリエイティブと比較して非常に高く、画像広告6つと画像(小)2つとで比較しても、画像(小)のインプレッション数が大きくなっており、さらに、画像(小)の方がコンバージョン数もかなり多いです。

まだとりあえず入稿してみただけの段階なのですが、今後は画像(小)のクリエイティブでどのような内容が成果がいいかを検証していきたいと思います。

Small Image(画像小)の推奨デザインポイント

  • 画像
    • 視認性が高い画像
    • 写真やイラストは、見せたいものが大きくわかりやすく写っているもの
    • 文字が入っている場合は細かいテキストではなく、
      • ○○% OFF
      • ブランドロゴ  等の文字が良い
  • テキスト
    • 通常の画像と違い、長いタイトル(1行目/2行目)という設定項目がある
    • この長いタイトル(1行目/2行目)は、トークリスト配信面のときに2行にわけて表示
    • 2行分の表示を工夫すると◎

実際の検証はしていないですが、LINE広告のコラムなどでも紹介されています。

実際にLINEの画面を開いてみるとわかりやすいですが、表示される画像はかなり小さく見えにくいため、画像は表示が小さくても見やすいような視認性の高いものである必要があります。また、LINE広告のクリエイティブ作成ツールであるLINE Creative Labのテンプレートも、画像(小)用のものは、文字(ドーン!)被写体(ドーン!)になっています。

LINE Creative Labより、テンプレートから作成で画像(小)用だけを表示したスクリーンショット

実際に、いくつか画像をトークリストの配信面に入れた画像を作ってみました。1枚目(左上)は、通常の広告バナーのような情報が詰め込まれたもの、2枚目(右上)は写真のみ、3枚目(左下)は文字のみ、4枚目(右下)は写真と最小限のテキストのみ。

2-4枚目と1枚目で、画面上でどちらが見やすいかは一目瞭然ですね。

また、テキストについても画像(小)ではトークリストの配信面用に長いタイトル(1行目/2行目)という設定項目があるので、工夫して訴求ができると良さそうですね。

また、少し前から通常の画像の広告フォーマットを選んだ際に、トークリストに配信される際に表示される小さい画像を設定することが可能になりました。長いタイトル(1行目/2行目)を設定することはできませんが、視認性の高い画像を併せて入稿することで既存の画像広告の成果向上につながるかもしれませんね。

まとめ

LINE広告で特にインプレッションが発生しやすいトークリスト配信面に最適な広告フォーマット「Small Image Ad/画像(小)」。

最近では、LINE広告では画像フォーマットに画像(小)(600×400)のサイズの画像を入稿し、配信面ごとにクリエイティブを出しわけすることも可能になったり(参考「2022年6月ツキイチ」:https://asue.jp/blog/?p=19100#i_15)、トークリストに出稿できる広告フォーマットであるアニメーション広告もリリースされ(参考「2022年11月ツキイチ」:https://asue.jp/blog/?p=21202#i_15)、トークリストへ力を入れているのも感じられます。

画像(小)の広告フォーマットで出稿したからといって優先して配信されるわけではありませんが、実際に運用している案件では成果に大きな差が出ました。

LINE広告を運用している方なら、利用必須な広告フォーマットかと思いますので、ぜひお試しくださいませ!

ササキ

ASUEでは、本ブログ「ASUE通信」やメールマガジンにてWeb広告の運用ノウハウや最新情報などを発信しています!

社内のWeb担当者様にご好評いただいておりますので、気になる方はぜひご登録いただけますと幸いです!

参考:「広告の表示機会がアップして費用は抑制?いま、活用すべき「Small image(画像小)」」
https://www.linebiz.com/jp/column/technique/20220318/

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