
2023年10月のWeb広告からSNSまでWebマーケ情報ツキイチまとめ「Google 広告動画視聴キャンペーン」「GoogleからARビューティー広告登場」他
2023年11月07日
ピッピッピッピーーーーーーーーーーー……


さて、今月も1ヶ月のWebマーケティング情報をまとめておとどけするツキイチのお時間がやってまいりました!
司会は私、N山でお送りします!

トピックスはこちら!


今月も気になる話題が盛りだくさんですね。

全部読むととっても長いので、気になるトピックスがあれば目次のリンクから飛んでみてくださいね!
目次
Google広告の最新情報


動画視聴キャンペーンが全世界で利用可能に

画像参照元:「Google 広告 ヘルプ — 予算内で視聴回数を最大化できる YouTube の動画視聴キャンペーンが世界中で利用可能に」
https://support.google.com/google-ads/answer/14078653
- 複数のフォーマットに横断して動画広告を配信できるキャンペーン
- 配信先
- スキップ可能なインストリーム
- インフィード
- YouTube ショート
- 自社ブランドの購入意欲が高いオーディエンスに最も効果的なクリエイティブを配信できる
- 予算内で視聴回数を最大化できる
- 先行事例では平均で視聴回数が最大で 40% 増加し、広告視聴単価を 30% 抑えることができた
- 注意点
- ショートのみへの配信はできない
- 動画のセーフゾーンには要注意(https://support.google.com/google-ads/answer/13547298?hl=ja)

先月終わりに発表され、先月更新分に入れ忘れたため本日お伝えしております!
動画広告の新キャンペーンとして、動画視聴キャンペーン(VVC)がリリースされました。

このキャンペーンでは、YouTubeのスキップ可能なインストリーム・インフィード・YouTubeショートの3つのフォーマットを横断して、視聴回数を最大化しながら動画広告を配信できます。
視聴回数を伸ばしつつ、横断して各フォーマットで配信できるので、効率的に訴求できそうですね!
参考:「Google 広告 ヘルプ — 予算内で視聴回数を最大化できる YouTube の動画視聴キャンペーンが世界中で利用可能に」
https://support.google.com/google-ads/answer/14078653
参考:「Google 広告、動画視聴キャンペーンのリリースを発表」
https://www.atara.co.jp/unyoojp/2023/10/google-ads_video-view-campaigns/
キーワードプランナー、個別&広告グループレベルのキーワード予測を終了へ
- 理由:キーワード予測の使用率が低かったから
- キャンペーン レベルの予測とキーワード レベルの過去のデータは引き続き利用できる

キーワードプランナーで、個別&広告グループレベルでのキーワード予測が終了になるそうです。

終了の理由が利用率の低さということなので困る方は少ないでしょうか。
キャンペーンレベルでは引き続き利用可能です!
参考:「Google Keyword Planner drops keyword forecasting」
https://searchengineland.com/google-keyword-planner-stops-forecasting-individual-ad-group-keywords-432993
SGE、表示面積の少ない仕様をテスト中
- SGEスナップショットが小さくなったことで広告が見えるようになった
- 広告がSGEよりも上にくる場合は、SGEは折りたたまれず表示される場合もある

広告のアップデートではありませんが、SGEのスナップショット(※検索画面に掲載される生成AIによる結果)がこれまで検索画面トップの大部分を占めていた仕様でしたが、占有面積の小さい仕様をテストしているようです。

これによって、大きなSGEスナップショットが表示されるとファーストビューで見えなかった広告が見えるようになるようです。
参考:「Google、表示面積が少ないSGEをテスト中。広告が見えるようになる」
https://www.suzukikenichi.com/blog/google-testing-lite-version-of-sge/
新しい効果測定機能であるGoogle広告データマネージャー(Google Ads Data Manager)を発表
- 背景に「Cookieサポートの廃止」と「データ制約の深化」
- 企業がファーストパーティデータを接続できる新しい広告測定ツール
- 2024年初頭にGoogle広告で一般的に利用可能になる予定。
- その後は、他の広告プロダクトやキャンペーンタイプにも拡張する予定

Cookieの規制が進む昨今、Google広告の新しい効果測定機能が登場するようです。

企業が利用しているCRMなどと接続ができ、企業が保持しているデータのマーケティングへの活用がしやすくなるようです。
参考:「Google、ポストクッキー時代に向けて『広告データマネージャー』を発表」
https://www.atara.co.jp/unyoojp/2023/10/google-ads-data-manager/
デマンドジェネレーションキャンペーンの正式リリースを発表
- デマンドジェネレーションキャンペーンは、ファインド広告の後継となるキャンペーンタイプ
- 全世界で利用可能に
- レポートUIの改善
- ファインド キャンペーンで利用できるものに加えて、フォーマットごとにパフォーマンスをセグメント化し、クリエイティブの最適化に注力する場所を特定できるようになった
- 配信面にYoutubeショート・インストリームが加わった
- デマンドジェネレーションキャンペーンの事例
- Naranja X
- アルゼンチンのフィンテック企業
- Webサイトへの流入を増加させるために本キャンぺーンを活用したところ、SNS広告と比較して、CV単価は61%安価になり、クリック率は3倍高い結果が得られた
- Samsung Germany
- 本キャンペーンで利用可能になった入札戦略であるクリック数の最大化を活用したところ、2023年4月と比較して、クリック率の400%向上を実現した
- Naranja X
- 今後のアップグレードスケジュール
- 2023年10月から:
- 配信中のファインド広告をデマンドジェネレーションキャンペーンにアップグレードしたい場合は、Googleのアカウントチームに連絡する必要がある。
- アカウントチームとの連絡手段がない場合は、2023年12月までに自動的にデマンドジェネレーションキャンペーンにアップグレードされる。
- ※過去の実績と学習データは引き継がれる
- 2024年1月から:
- 2024年1月から3月にかけて、全てのファインド広告が自動的にデマンドジェネレーションキャンペーンにアップグレードされる。
- 2023年10月から:
- 2023年11月15日深夜(日本時間)にはデマンドジェネレーションキャンペーンをテーマにしたウェビナー開催が予定されている

何度かご紹介しているデマンドジェネレーションキャンペーンがいよいよ正式にリリースされるようです!

ファインド広告がこちらにアップグレードしていく予定ですね。要チェックです!
参考:「Google 広告、デマンドジェネレーションキャンペーンの正式リリースを発表」
https://www.atara.co.jp/unyoojp/2023/10/google-ads_demand-gen-campaigns_roll-out/
参考:「Google Ads & Commerce Blog — Demand more from social with AI-powered ads」
https://blog.google/products/ads-commerce/demand-more-from-social-with-ai-powered-ads/
美容製品のARショッピング強化・ARビューティー広告の発表



画像参照元:「New AR beauty tools for shoppers and brands」
https://blog.google/products/shopping/ar-beauty-shopping-ads/
- リップ、アイシャドウ、ファンデーションに加え、ARビューティーの新カテゴリーとして「ヘアカラー」が追加された
- ファンデーションもARで試せるように
- 従来の148人の多様なモデルの写真からファンデーションの色合いを見る方法もある
- Googleアプリに加え、全米のモバイルブラウザからARヘア&ファンデーションツールにアクセスができるようになった
- AR リップおよびアイ メイクアップは、今後数週間以内にモバイル ウェブでも利用できるようになる
- ARビューティー広告
- ブランドはリップやアイ製品を宣伝可能に
- ファンデーションも近日公開予定
- ショッピング広告では広告の商品画像だけでなくARでの試着体験なども

メイクアップ製品などのARを使ったショッピングがより強化されるようです!

ARの広告なども出せるようで、売る側も買う側も嬉しいかもしれませんね。
参考:「Google、美容製品のARショッピングを強化。ARビューティー広告も発表」
https://www.atara.co.jp/unyoojp/2023/10/ar-beauty-shopping-ads/
参考:「New AR beauty tools for shoppers and brands」
https://blog.google/products/shopping/ar-beauty-shopping-ads/

リップは元の唇の色とかも関わってくるけど、ネットで買うときに多少参考にできればいいな……!
Yahoo!広告の最新情報

LINE広告との判断基準統合
- LINEヤフー株式会社設立に伴い、LINE広告と「第9章 広告表現規制 3. ユーザーに不快感を与えるような表現」について判断基準を統合する
- 人体の局部を強調しているもの
- 人体や動物の局部を強調することで不快感を与えるおそれがあると分類する部位
- 頭部・頭皮
- 目元/ 鼻 / 口元・歯・舌
- 脇 / 胸元
- 股間 / 臀部 / 足先・足爪
- 人体のコンプレックス部分が露骨に表現されているもの
- コンプレックス部位の過度な強調、露骨な表現
例)(体型コンプレックス)ふくよかな肉付きや、浮き出た骨が強く表現されているもの など - コンプレックスを卑下する表現
例)身体的な特徴に対する固定観念を助長する表現(例:「〇〇な人は嫌われる」等の表現) など
- コンプレックス部位の過度な強調、露骨な表現
- 視覚的に注意を引くことのみを目的としたようなもの
- 人物写真を使用した謝罪表現 ※リコールなど、企業による謝罪広告は適用対象外
- 明らかな変顔表現 ※映画やドラマなどエンタメ訴求の広告については適用対象外
- 以下のような奇をてらった表現
例)仮装をした表現、奇抜な体勢の表現 など - 不自然に画像を加工した表現
- ユーザー誤認を誘発する商品紹介表現
例)誤った使用方法による商品紹介、飲用する医薬品、医薬部外品の過剰摂取を表現した商品紹介
- 人体の局部を強調しているもの
- 適用開始日:2023年11月13日(月)
- 統合の対象にはLINEのTalk Head View、Talk Head View Custom、News Top ADを含む
- 広告掲載基準本文の変更はない

LINEとヤフーが合併したので、それに伴う変更ですね。

内容に大きな変更があるわけではないと思いますが、この辺の内容は定期的に見直して心に留めておきたいですね。
参考:「広告掲載基準Yahoo!広告とLINE広告の判断基準統合について(PDFファイル)」
https://s.yimg.jp/images/ads-promo_edit/support/pdf/Guidelines_2310.pdf
Yahoo!タグマネージャーのサービス終了
- Yahoo! JAPANにおけるマーケティングソリューションのデータ戦略の変遷、および現在のワンタグソリューションの利用状況などを鑑みて終了に至った
- サービス終了にいたるまでのスケジュール
- 2023年9月30日(土)
- 以下の各機能とサービスを停止
- ①新規ユーザー登録
- ② サイトの新規設定
- ③Yahoo! JAPANユニバーサルタグ(以下、ユニバーサルタグと表記)の新規発行
- ④有償サポート
- ※サービスタグの追加や設定変更は、2024年6月30日まで可能
- 2024年6月30日(日)
- Yahoo!タグマネージャーの提供を終了
- 2024年7月1日(月)
- Yahoo!タグマネージャーの管理ツールにアクセスが不可となる。また、ユニバーサルタグを利用した計測ができなくなる。
- 2023年9月30日(土)
- サービス終了に伴う対応
- 2024年6月30日までに…
- 自社のサイトからユニバーサルタグを削除する必要あり。2024年6月30日の機能停止後もユニバーサルタグを設置したままの場合、予期せぬ不具合が生じたり、サイトの表示速度に影響する可能性がある
- Yahoo!タグマネージャーの代替機能の検討。他社サービスを利用するか、タグマネージャーに登録していた各サービスが提供するタグを利用する
- 2024年6月30日までに…

YTMがサポート終了になります。

すでに新規ユーザー登録等は終了済みですが、利用中の方は来年6月に向けて切り替え等の準備を進めておきましょう。
参考:「Yahoo!タグマネージャーのサービス終了について」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20230627/
LINEアプリへ動画広告を配信
- 対象サービス:Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)
- 以前から実施しているLINEアプリの掲載面でのディスプレイ広告(運用型)の配信に加え、動画広告の配信を開始
- 最初はLINENewsへの配信をし、順次LINEアプリ内の他の掲載面にも配信する予定
- LINEアプリに掲載可能な動画広告の種類
- 広告タイプ:レスポンシブ(動画)
- アスペクト比:1:1,16:9

Yahoo!広告のディスプレイ広告(運用型)にて配信中の動画広告が、LINEアプリへ配信されるようになります。

以前から行なっている相互配信の一環ですね。最初はLINE Newsへの配信ですが、順次他の掲載面でも配信されるようです。
参考:「【ディスプレイ広告(運用型)】LINEアプリへ動画広告を配信」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20230920/
Meta広告の最新情報

リール広告に新しい機能を発表
- Facebookリールにコレクション広告が追加される
- すでにIGで利用可能
- 昨年10月以来、このオプションをインスタとfacebookでテスト中、現在はfacebookでより多くのブランドがコレクション広告を利用できるようになっている
- リールでカルーセル広告のカードごとに遷移先を設定可能に
- 2〜10枚のカードを設定できるカルーセル広告
- リールのカルーセル広告に、カードごとに違うリンク先を設定可能になる
- インスタ&Facebookのリール広告に「左スワイプ」機能追加
- リール広告から簡単に広告の商品詳細などを見られるようになる
- リール広告向けの新しい Advantage+ 自動化ソリューションの開発

Facebookのリール広告で新機能が発表されました。

Instagramではすでに登場していたコレクション広告がFacebookでも利用可能になったり、カルーセルのカードごとの遷移先が設定可能になったり、リール広告上で左スワイプをすると広告のページを簡単に閲覧できたり……といろいろ新たな仕様が登場しています。
Meta広告を配信中の方は要チェックですね!
参考:「Meta、リール広告に関する新機能を発表」
https://www.atara.co.jp/unyoojp/2023/10/meta_new-features_reels-ads/
参考:「Meta Announces New Ad Options for Facebook Reels Ahead of the Holiday Push」
https://www.socialmediatoday.com/news/meta-announces-new-ad-options-facebook-reels-ahead-the-holiday-push/696185/
Microsoft広告の最新情報

オーディエンス広告の機能アップデート
- コンバージョンを目的とした自動入札
- 予算内でより多くのCVが取れるように、リアルタイムで入札単価が自動的に調整される
→手動入札より高いパフォーマンスが期待できる - そのため以下2つの入札戦略が利用可能に
- ①CV数最大化
- ②目標CV単価
- 予算内でより多くのCVが取れるように、リアルタイムで入札単価が自動的に調整される
- Microsoftカジュアルゲームが配信面に追加
- Windowsにデフォルトで搭載されているMicrosoftカジュアルゲームがオーディエンス広告の配信面に追加された
- 2023年10月現在は以下2つのゲームに対して広告を配信出来る
- Microsoft Treasure Hunt
- Microsoft Jigsaw
- Microsoftカジュアルゲームは上記二つを含む全6ゲームが提供されており、2024年までに以下4種類を加えた全てのゲームに対して広告が配信されるようになる。
- Microsoft Mahjong
- Microsoft Ultimate Word Games
- Microsoft Solitaire Collection
- Microsoft Minesweeper
- 2023年現在日本ではリリースされていない
- Microsoft365が配信面に追加
- オーディエンス広告の配信面に、Microsoft365の無料版モバイルアプリが追加される
- 追加スケジュール
- 2023年10月まで:米国(アンドロイドのみ)
- 2024年1月まで:EU(アンドロイドのみ)
- Microsoft広告で動画広告とCTV広告が配信可能に
- HuluやMaxなどのストリーミングプラットフォームやMSNやWall Street JournalなどのWebサイトに動画広告が配信される
- 2023年10月現在、日本では提供されていない

Microsoft広告のオーディエンス広告がアップデートされます。

日本では未リリースのものもありますが、Microsoft広告も地道にアップデートされていっているので今後の展開も楽しみですね!
参考:「Audience Ads updates and other product news for October」
https://about.ads.microsoft.com/en-us/blog/post/october-2023/audience-ads-updates-and-other-product-news-for-october
参考:「Microsoft 広告、生成AIやオーディエンス広告関連のアップデートを発表(10月アップデート)」
https://www.atara.co.jp/unyoojp/2023/10/microsoft_ads_account_manager_series7/
旅行宿泊施設に関する新しいUIの機能強化
- 2023年10月3日から「ホテルキャンペーン」は「宿泊キャンペーン」に、「ホテル」という表現は「プロパティ」に変更
- 背景:より幅広い宿泊オプションに関心を示すユーザーが増えている中、広告プラットフォームでの用語を「ホテル」だけに限定するのは時代遅れだから
- 2023年10月現在、日本市場ではホテル価格広告のみ提供されており、利用するにはアカウントマネージャーへの問い合わせ、または登録フォームでの申請が必要

旅行やホテル向けのキャンペーンにいろいろアップデートが来ているようです。

国内ではほとんどの機能が利用できず、唯一利用可能なホテル価格広告の利用も利用申請等が必要となっています。
参考:「Audience Ads updates and other product news for October」
https://about.ads.microsoft.com/en-us/blog/post/october-2023/audience-ads-updates-and-other-product-news-for-october
参考:「Microsoft 広告、生成AIやオーディエンス広告関連のアップデートを発表(10月アップデート)」
https://www.atara.co.jp/unyoojp/2023/10/microsoft_ads_account_manager_series7/
X広告の最新情報

広告と明示しない広告が登場か?
- 投稿が広告か否かが明示されていない
- いいねやリポストも出来ない代わりに、ユーザーアイコンや投稿をクリックすると広告サイトに飛ばされる
- 「おすすめ」フィード上に表示される
- ポストを投稿したアカウントも表示されず、投稿者のアカウント部分には広告に含まれる写真の一部が表示されるのみ
- このような広告がモバイルアプリで配信されていることは確認しているが、ブラウザ版で同様の広告が配信されているかは不明
- 他の広告ネットワークを通じて全く同じ文言の広告が配信されていることを確認
- 通常の広告ポストの右上のハンバーガーアイコンが存在せず、ミュート・ブロックや「この広告が表示されている理由」や「広告を報告」といった機能を使うこともできない
- 通常の広告ポストとの最大の違いは、広告とXアカウントが紐づけられていない点

X広告で、広告と明示されていない広告が配信されている……?という話です。

アカウントと紐付けられてもおらず、広告ポストをクリックするとそのまま遷移先に飛ぶようなので、何かしらのディスプレイネットワークの配信先の一つになっているのかもしれません。
テスト段階やバグなどで広告と明示されていないだけかもしれませんが、この辺りは慎重に行なってほしい部分ですよね。
参考:「X(旧Twitter)が新しい「広告とは明示されない」広告フォーマットを導入し混乱広がる」
https://gigazine.net/news/20231007-x-roll-out-new-format/
LINE広告の最新情報

友だち追加広告に新たな広告フォーマットを追加

画像参照元:「LINE広告アップデート情報 2023年10月 友だち追加に新フォーマット、セグメントの追加など」
https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/20231020/
- 開始予定:10月30日
- キャンペーンの目的で「友だち追加」を選択した際の広告フォーマットに、新たに画像(アニメーション)を追加

LINEの友だち追加広告で、新たにアニメーションを利用可能になりました。
参考:「LINE広告アップデート情報 2023年10月 友だち追加に新フォーマット、セグメントの追加など」
https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/20231020/
詳細ターゲティングにセグメントを追加
第一階層 | 第二階層 | 第三階層 | 第四階層 |
---|---|---|---|
エンタメ | 舞台 | ||
ゲーム | コンソールゲーム スポーツゲーム ブラウザゲーム 格闘ゲーム | ||
スポーツ | 野球 | メジャーリーグ | |
ダンス、バレエ バドミントン | |||
健康 | ランニング | ||
デジタル機器・家電 | AV家電 | ビデオカメラ | |
ヘッドホン・イヤホン | |||
テレビ | バラエティー番組 | ||
インテリア・生活用品 | 工芸 | ||
映画 | アクションとアドベンチャー映画 アニメーション映画 コメディ映画 サスペンス・ミステリー映画 ドキュメンタリー映画 ドラマ映画 ファンタジー映画 ホラー映画 ミュージカルシアター ロマンス映画 家族と子供向けの映画 | ||
音楽 | ジャンル | アニメソング 映画音楽 演歌 童謡 | |
金融 | ローン | 学資・教育ローン | |
保険 | 損害保険 | ||
書籍・マンガ | ノンフィクション | ビジネス書 育児書 参考書 旅行ガイドブック | |
フィクション | ミステリー | ||
新聞 | |||
美容・コスメ | 日焼け対策商品 | ||
不動産 | 購入 | マンション | 中古マンション |
戸建て | 戸建て | ||
暮らし・子育て | 食通 | ||
おもちゃ | アクションフィギュア、プラモデル ぬいぐるみ 人形 | ||
旅行 | アジア旅行 | 台湾 | |
スノーリゾート ビーチリゾート 家族旅行 |
- オーディエンスセグメントの詳細ターゲティングに新たなセグメントを追加
- 備考:セグメント名称の変更の可能性あり、セグメントの変更・追加の可能性あり

詳細ターゲティングの内容が大幅に増えています。

詳細ターゲティング自体は個別ではターゲティングできる範囲が狭すぎて使えないことが多いですが、よりさまざまな興味関心を利用してターゲティングできるのは嬉しいですね。
参考:「LINE広告アップデート情報 2023年10月 友だち追加に新フォーマット、セグメントの追加など」
https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/20231020/

エンタメ > 舞台でわたしをターゲティングできます(推定)
SKAdNetwork計測の再利用の期間を短縮
- SKAdNetwork設定を一度オンにした広告グループを、オフに切り替えて広告グループ件数を調整する場合の期間を短縮
- 期限は40日間から、アップデート後14日間へ
- 備考:
- 設定が可能になる日時が表示されるようになる
- 本アップデート前に40日の期間制限が残っていた場合、アップデート時にすでに14日が経っていれば制限が解除された状態となる
- 期間制限は広告グループ件数の上限に当てはまる場合となる

SKAdNetwork計測の再利用期間が短縮されます。

SKAdNetworkとは、AppleがiOS等向けの配信のために提供しているプライバシーに配慮したトラッキングツールです。
参考:「LINE広告アップデート情報 2023年10月 友だち追加に新フォーマット、セグメントの追加など」
https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/20231020/
「長いタイトル」入稿画面の変更
- トークリストの広告表示サイズ拡大に伴い、「広告を作成」画面での「長いタイトル」の入稿方法を変更
- これまで、「長いタイトル(1行目)」「長いタイトル(2行目)」への入稿が必要だったが、アップデート後は「長いタイトル」への入稿になる

トークリストなどに配信される画像(小)では、長い見出しが入稿可能でした。
この長い見出しは掲載枠の関係で、1行目と2行目を分けて入稿する仕様だったのですが、掲載仕様の変更に伴って、分けずに1つの見出しの入稿だけでOKになりました。

2つの入力欄が繋がることで入稿が楽になりますし、見出しの中身の自由度も増しそうですね!
参考:「LINE広告アップデート情報 2023年10月 友だち追加に新フォーマット、セグメントの追加など」
https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/20231020/
LINE Dynamic Adsでファイル形式のアップロードを追加
- サーバー不要なファイル形式によるアップロードを新たに追加
- これまでは、商品フィードをアップロードする際は、ファイルサーバーからアップロードする方法のみだったが、アップデート後はファイルを直接アップロードできるようになる

LINE Dynamic Adsで、商品フィードをファイル形式で直接アップロード可能になります。

これまではファイルサーバーからのアップロードが必要だったので、便利になりますね!
参考:「LINE広告アップデート情報 2023年10月 友だち追加に新フォーマット、セグメントの追加など」
https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/20231020/

さて、続いては日常でも使えるSNSの新機能・新情報をお届けするSNSアップデートハンターのお時間です!
N丸くんよろしくね!


今月はGoogle・Instagram・Twitter(もといX)から気になる話題をお届けします!
日常で使える!? Googleの最新情報
検索に生成 AI 画像作成機能を追加
- 新しいSGEの一部として、画像作成プロンプトを検索に直接入力できるようになり、検索結果にAIが作成した画像が表示される
- 提供される生成画像は最大4つ
- AI生成画像をGoogle画像で直接作れるようになる

SGEに画像生成AIが登場するようです!

画像生成AIは無料でできる範囲がかなり限られていることが多かったですが、気軽に使えるものが最近増えてきましたね。
参考:「Google Adds Generative AI Image Creation into Search」
https://www.socialmediatoday.com/news/google-generative-ai-image-creation-search/696511/
Googleビジネスプロフィールでソーシャルメディアのリンクを管理可能に

- ビジネスプロフィールにSNSのリンクの追加や削除が可能に
- 関係ないSNSアカウントが勝手に紐づけられ削除できない等の問題解決が可能

ビジネスプロフィール内でSNSリンクの管理が可能になりました!

これまで、関係ないSNSアカウントが紐づけられてしまって削除できない、というようなことも起きることがあったようなので、管理者が制御できるのは嬉しいですね。
参考:「【Googleビジネスプロフィール】ソーシャルメディアのリンクを管理できるように」
https://ischool.co.jp/20231010-add-sns-to-google-business-profile/
日常で使える!? Metaの最新情報
Threadsに投稿編集機能追加
- 公開後最大5分間、投稿を編集できるように
- スレッドの右上にある 3 点の「その他」メニューからアクセスできる
- なぜ時間制限があるか?
→ほんの小さな変更でも、その意味が大幅に変わる可能性があるから - スレッドが編集されると、タイムスタンプの横に新しい編集済みアイコンが表示される
- Xでは、無料ユーザーは編集機能なし。X Premium加入者は公開後1時間の編集が可能

Threadsに編集機能が追加されたようです。

Xと違いどのアカウントでも利用できますが、投稿から5分だけなので、本当に書き忘れた!誤字した!のような直後に気付いたミスくらいでしか使えないかもしれません。
参考:「Threads Rolls Out Post Editing and Voice Notes」
https://www.socialmediatoday.com/news/threads-post-editing-voice-notes/696467/

投稿後5分で誤字に気付いて修正できる人間は多分投稿前に気付いて直せる。
わたしは3日前のちょっといいねが多めについてる投稿の誤字とかに気付いて頭を抱えることがよくある。
Threadsに「Voice Threads」(音声メッセージ機能)追加
- スレッド内に音声メッセージを追加できる機能が追加される

Threadsに音声メッセージ機能も追加されるそうです。

詳細を読む限りはXの音声投稿と似た感じでしょうか。
Xだとあまり使われるのを見たことがない。
参考:「Threads Rolls Out Post Editing and Voice Notes」
https://www.socialmediatoday.com/news/threads-post-editing-voice-notes/696467/
日常で使える!? Xの最新情報
返信の投稿を認証済みユーザーに制限するオプションを開始
- 2021年にスタートした既存の返信制限オプション3種に加え、認証済みアカウントのみを追加
- 可能な制限オプション
- 全員
- あなたがフォローしているアカウント
- 認証済みアカウント
- あなたが@ポストしたアカウント

Xの投稿への返信制限に新しく「認証済みアカウント」が追加されたそうです。

クソリプ防止にはフォローしているアカウントがおすすめです!
参考:「X Launches Option To Restrict Post Replies To Verified Users」
https://www.socialmediatoday.com/news/x-launches-new-option-restrict-post-replies-verified-users-only/696066/

インプレッション稼ぎのバズったツイートにぶら下がる認証アカウントのリプライが不快だから、認証アカウント以外に絞る制限も欲しい。聞いているか、イーロン。
音声通話・ビデオ通話機能が登場
- 一部のユーザーに音声・ビデオ通話の機能が追加された模様
- 無効にしたい場合は、設定とサポート > 設定とプライバシー > プライバシーと安全 > ダイレクトメッセージから可能な模様

音声での通話機能が追加されました。

DMからできるみたい?なのですが、そのお知らせがアカウント上に出たからといって使える状態というわけではなさそう……?
スペースのような場ならともかく、X上でやりとしている同士で音声通話をしたい瞬間が思いつかないですが……。
参考:「X(旧Twitter)に音声・ビデオ通話機能が登場」
https://gigazine.net/news/20231026-x-officially-roll-out-audio-video-calls/

手持ちのアカウントは設定のお知らせのポップアップは出たものの、無効にする設定も音声通話機能も表示されていないのですが、こういうポップアップって前は使えるようになったタイミングで出ませんでした……?
新プラン導入!? 低価格&高価格の有料プランが導入される
- 新しい有料プランが2種登場することをイーロン・マスク氏が発表
- 低価格プラン:すべての機能が使えるが、広告表示は減らない
- 高価格プラン:広告表示がすべてなくなる
- また、ニュージーランドとフィリピンではスパム対策として「Not A Bot」と呼ばれる新規の未認証アカウントに年間1ドルのサブスクリプションを登録させる機能がテスト中

有料プランに新たに2つのプランが追加されるかもしれません。

広告が無料とかわらず表示されるけど機能をすべて利用可能な低価格プランと、広告がなくなる高価格プランとのこと!
参考:「X、有料の新プラン2つを導入へ」
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1540908.html
まとめ(エンディング)

今月も気になる話題が盛りだくさんでしたね。

個人的には、ARビューティー広告が気になります!!!

実際に商品を手に取らないと選びにくかったものが買いやすくなりそうですよね。
ASUE株式会社では、毎月月初にWeb広告やSNSの最新情報をおとどけするツキイチを公開している他、メールマガジンでも毎週気になるWebマーケティングニュースをおとどけしております。

ぜひ、Web広告やSNSについてゆる〜く情報収集したい方はぜひご登録ください!!

それでは、また来月お会いしましょう!!
この記事を書いた人

2016年入社。ASUE株式会社広報を担当。メールマガジン「ほぼ週刊ASUE通信」もお送りしています。ほぼ週刊なので週刊ではない。月初に公開するWebマーケティング情報をまとめたツキイチシリーズはちゃんと月刊です。
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