
こんにちは!ASUE株式会社広報のN村です。
早いもので2020年の夏が終わり……秋ですね。さて、2020年の春〜夏にかけてGoogle広告ではたくさんの機能追加がありました!
今回はGoogle 広告アップデートまとめと題しまして、運用者に追加機能について聞いてみました!!!
目次
Google広告、2020年春夏の新機能は…?

ということで、4月以降に追加された主な新機能はこちら!
- 検索広告の画像表示オプション
- レスポンシブ検索広告のカウントダウン機能(広告文カスタマイズ)
- レスポンシブ検索広告の地域挿入機能(広告文カスタマイズ)
- レスポンシブディスプレイ広告の新デザイン
- レスポンシブディスプレイ広告の動画自動生成機能
- 商品フィードを表示する動的レスポンシブ広告の新デザイン
- TrueViewアクションのリードフォーム

本記事では広告のターゲティングやクリエイティブなど、広告主の方も押さえておくと有益な機能について紹介します!その他の新機能は、毎月のアップデートまとめ「ツキイチ」シリーズでご紹介しているので、そちらもチェックいただけると幸いです。
検索広告の画像表示オプション(ベータ版)
画像参照元:Decoding decisions to grow online sales
https://blog.google/products/ads-commerce/driving-online-sales/
ASUE運用者に聞いた画像表示オプションの気になるポイント
- 使ってみたいポイント
- ユーザーに訴求できる情報量が増える
- toC商材との相性が良い
- 文章だけでは伝わりにくい商材の魅力を伝えられる!基本的には全案件設定したい!
- クリック率向上が期待できる
- 気をつけたいポイント
- 設定する画像はしっかりクライアントに報告、相談
- 広告文との相性はチェックする

画像表示オプションは、検索広告で画像が一緒に表示されるようになる!というものです!
PCでは表示されず、スマートフォンでの検索画面にのみ表示されます。
画像表示オプションを使うメリット「視覚的に目に留まりやすくなる」

例として、リスティング広告風の画像を作ってみました!
DVDしか買うものがないところに物悲しさを感じます。ミュージカルのBDをください。

(話がそれてる……)
テキストだけの広告と比べて、画像がある分広告の占有面積が広がったり、目を引きやすくなりますね!

今回の2020年春夏の新機能追加について社内の運用者に聞いたところ、使っていきたい機能ナンバーワンがこの機能でした!

他にも、例えば画像ごとのクリック率などの反応を見てPDCAを回すことも可能になりますし、商材の写真や商材にあった画像さえあれば導入もしやすいので、検索広告を運用中の方はぜひ導入したいですね!
画像表示オプションを利用する方法
画像要件
- 画像表示オプションの仕様
- 正方形(1:1)の画像(これより大きい場合はトリミングが可能)
- ファイル形式PNG, JPG, 静止GIF
- 最低解像度300×300(推奨サイズ1200×1200)
- 最大ファイルサイズ5120KB
- 重要なコンテンツを画像の中央80%に配置推奨
- Google 広告で利用する画像の画質の要件
- 加工された背景を含まない
- 元の画像にロゴや文字を重ねていない
- 複数枚を組み合わせたコラージュ画像ではない ……など
利用方法
- Google 広告へログイン
- 左側のページメニュー内にある「広告と広告表示オプション -> 広告表示オプション」を選択
- 「+ ボタン」をクリックし、「画像表示オプション」を選択
- オプションを追加するキャンペーン・広告グループを選択
- 画像の追加(新規作成/既存のものを使用のどちらかを選択し、要件にしたがってアップロード/選択)
- (アスペクト比が1:1ではないなど、必要があれば)画像のトリミング
- 20枚まで選択が可能
- 保存して設定完了!

ちなみに、自社のアカウントでは出てこなくて、泣いています。
その他の広告表示オプション
- サイトリンク表示オプション
- コールアウト表示オプション
- 構造化スニペット表示オプション
- 価格表示オプション
- プロモーション表示オプション
- 電話番号表示オプション
- 住所表示オプション
- アフィリエイト表示オプション
- アプリリンク表示オプション
- メッセージ表示オプション
- 販売者評価の広告表示オプション

他にも画像表示オプションだけでなく、検索広告で利用可能な表示オプションはこんなにあります!

画像だけでなく電話番号やアプリのリンクなど、サービス・商品に合わせて適切なものを設定すれば、クリック率の改善が期待できそうです。
見出しや説明文しか設定してない方はぜひ調べてみてくださいね!


参考:「画像表示オプションについて」
https://support.google.com/google-ads/answer/9566341?hl=ja
参考:「画質の要件」
https://support.google.com/adspolicy/answer/9193529
参考:「広告表示オプションを選択する」
https://support.google.com/google-ads/answer/7332837
レスポンシブ検索広告の広告カスタマイズ機能

テキスト広告で利用できる「広告カスタマイザ」の機能である「カウントダウン機能」と「地域挿入機能」が、レスポンシブ検索広告でも利用可能になりました!

カウントダウン機能はセールの残り期間やイベント開催時、地域挿入機能は店舗がいくつかあるビジネスで利用できそうですね!
→「2020年7月のWeb広告・SNSの動きは?Webマーケティングツキイチまとめ」にも概要を記載しています。
参考:「カウントダウンでイベントへの期待を高める」
https://support.google.com/google-ads/answer/6193743?hl=ja
参考:「レスポンシブ検索広告の地域の挿入機能について」
https://support.google.com/google-ads/answer/9773001?hl=ja
レスポンシブディスプレイ広告の新デザイン(動画生成機能、商品フィード表示など)
ASUE運用者に聞いたレスポンシブディスプレイ広告新デザインの気になるポイント
- 使いたいポイント
- より凝ったデザインで成果にどのくらい影響するか確認していきたい
- スライド動画が誰でも簡単に作成できる
- 気をつけたいポイント
- 自動調整後のプレビューは必ず確認する
- クリエイティブの見せ方に指定やこだわりがあるお客様には事前にお知らせを
- 広告を新規作成すると自動的に調整機能が適用されるので不要な場合は手動でオフ

レスポンシブディスプレイ広告の新デザインが追加されました!
Google 広告の画像の自動調整機能を使って、より訴求できるデザインになったそうです。
新デザインのメリット:クリエイティブの見栄えが自動調整される

弊社代表安江の写真をスマートフォン向けのディスプレイ広告デザインにはめてみたイメージです!
左が画像やテキストの調整がされない状態です。被写体である安江が小さく写っていますが、自動調整機能が適用された新デザインでは安江が大きく写っています。

なんで社長の写真を使ったの?

喜ぶかなって……/////

^^(照)
新デザインのデメリット:配信時の見た目は確認する必要がある

一見すると、スタイリッシュな見た目に変更されるので、商材によっては効果が見込めそうですが、注意点が。
新デザインは自動で適用されるため、テキストを写真の上に重ねられたら読みにくい!や、自動で切り抜かれた画像が変なところで切れている!といった状況も考えられます。

レスポンシブディスプレイ広告の新デザインは、使用前に必ずプレビューで配信時の見た目を確認しておきましょう!
その他のレイアウトイメージ

レスポンシブディスプレイ広告の新たなクリエイティブは、新デザイン3種類と動画生成機能で4種類あります。
上記の画像のように、画像をぼかしたりテキストを重ねたり、どれも安江さんの写真がスタイリッシュになっていますね!

おれをフリー素材にすることに一切の躊躇がないよな。
動画生成機能

動画の自動生成機能は、昨今の動画広告の高い訴求効果から、手軽に動画で訴求できる機能が実装されたものと思われます。

もし画像も動画も自動拡張機能を利用したくない!という場合は、どちらもフォーマットオプションから機能をオフにすることが可能です。
商品フィード表示の新デザイン
- 注力したい商品などを単独でアピールできる新しいレイアウトを追加(画像左)
- ロゴと一緒にビジネス名が表示されるため、自社ブランド提供の商品・サービスが明確に伝わりやすくなった

商品フィードを表示する動的ディスプレイ広告の新デザインです!
以前のデザインだと、注力商品を強くアピールできませんでしたが、個々の商品を強調する新しい単一画像レイアウトが追加されました。
また、ロゴだけでなくビジネス名が表示できることでわかりやすくなりましたね!
参考:「レスポンシブ ディスプレイ広告の新しいデザイン」
https://support.google.com/google-ads/answer/9975738
参考:「レスポンシブ ディスプレイ広告のアドバンス フォーマット オプションについて」
https://support.google.com/google-ads/answer/9848687
参考:「レスポンシブディスプレイ広告における動画の自動生成について」
https://support.google.com/google-ads/answer/9848688
TrueViewアクションキャンペーンにリードフォーム追加
概要
- 利用条件
- Google広告のご利用金額が 50,000 米ドルを超えている
- ポリシーを遵守してきた実績がある
- 対象となるカテゴリまたはサブカテゴリである(アダルトコンテンツなど、デリケートなカテゴリやサブカテゴリは利用不可)
- 現在はTrueViewアクションのみ
- 計測タイミング
- リードフォームが開かれたタイミングで「クリック」
- 情報が送信されると「コンバージョン」

こちらはYouTubeに掲載される動画広告のキャンペーンにリードフォームが使えるようになった、というものです。
ご利用条件に広告出稿金額の規程があるため、出稿額によってはご利用が難しい機能ですね。

広告を見たユーザーがそのままフォーム入力→コンバージョンまでいけるようになっているため、BtoBビジネスの資料請求などに向いているかもしれませんね。
ちなみに、まだベータ版ですが、検索広告でもリードフォームはご利用いただけますよ!
参考:「リードフォームについて」
https://support.google.com/google-ads/answer/9423234
参考:「動画キャンペーンでリードフォームを使用する」
https://support.google.com/google-ads/answer/9423235?hl=ja
参考:「検索広告でリードフォーム表示オプションを使用する [ベータ版]」
https://support.google.com/google-ads/answer/9363648
まとめ

以上、Google 広告が2020年春夏に追加した新機能まとめでした!
アカウントによっては、まだ使えない…、新デザインにならない、などあるかもしれませんが、新しい機能が増えるとわくわくしますね!しませんか!そうですか!
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この記事を書いた人

2016年入社。ASUE株式会社広報を担当。メールマガジン「ほぼ週刊ASUE通信」もお送りしています。ほぼ週刊なので週刊ではない。月初に公開するWebマーケティング情報をまとめたツキイチシリーズはちゃんと月刊です。
趣味はミュージカル観劇。おすすめ作品を知りたい方はN村のTwitterまでお問い合わせください。パーソナルカラーはイエベ春。
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