こんにちは!ASUE株式会社広報のN村です。
さて、先日ブログでリッチリザルトについてご紹介しましたが、実は広告でもちょっと似たリッチな表示ができる機能があるのをご存知でしょうか?
広告の見出しや説明文だけでは訴求しきれない内容を盛り込めたり、ユーザーに求めるアクションに合わせたカスタマイズができたりする広告表示オプション。使い方やどんな業種に効果的に利用できるかをご紹介いたします!
目次
広告表示オプションとは
広告表示オプション概要
- 主に検索広告のカスタマイズ機能(一部はディスプレイネットワークなどにも掲載される可能性あり)
- ユーザーに求めるアクションに合わせて設定する
- 店舗への来店を増やして売り上げをアップさせたい
- 問合せを増やしたい
- Webサイトからのコンバージョンを増やしたい
- アプリのダウンロードを増やしたい
- リードを増やしたい
- 画像でも訴求したい
- 広告アカウント/グループ/キャンペーンごとなどに設定でき、条件に合えば自動で表示される
- 広告に合う表示オプションはできるだけ設定することが推奨されている
- 表示条件
- 広告ランクが一定以上
- 広告掲載順位が高い(広告表示オプションは掲載順位上位にのみ表示される) など
広告表示オプションとは、ユーザーに求めているアクション(ex.電話をかけてほしい、サイトを見てコンバージョンしてほしい、商品を買ってほしいなど)に合わせて検索広告をカスタマイズできる機能です。広告グループや広告アカウントに対して設定しておくと、その中の広告が表示される際に条件に合うと自動で表示されます。
最低限の設定だけでGoogleの検索広告を出稿した場合、表示されるのは広告見出しと説明文です。
これだけだと普通の検索結果ともほぼ変わりなく、広告としては味気ないものになってしまいます。広告表示オプションを使うと、例えば電話で問合せてほしい場合には通話ボタンを表示できたり商品やサービスの価格を表示できたり画像を使った訴求ができ、上手くいけばユーザーの行動をうながすことが可能です。
参考:「Google 広告ヘルプ:広告表示オプションについて」
https://support.google.com/google-ads/answer/2375499?hl=ja
特徴や利用例
広告表示オプションの種類
- 店舗への来店を増やして売り上げをアップさせたい
- 住所表示オプション
- アフィリエイト住所表示オプション
- 問合せを増やしたい
- 電話番号表示オプション
- Webサイトからのコンバージョンを増やしたい
- サイトリンク表示オプション
- コールアウト表示オプション
- 構造化スニペット表示オプション
- 価格表示オプション
- プロモーション表示オプション
- アプリのダウンロード数を増やしたい
- アプリリンク表示オプション
- リードを増やしたい
- リードフォーム表示オプション
- 画像でも訴求したい
- 画像表示オプション(ベータ版)
広告表示オプションは現在10種類以上あり、Google 広告の公式ヘルプページだと、サイト・広告などの目的別に紹介されています。

ビジネスの内容や広告の目的に合わせて、上手く利用したいですね!
ということで各広告表示オプションについて、使いやすいシチュエーションとともに簡単にご紹介します!
店舗型ビジネスならマストで設定しよう!住所表示オプション
住所表示オプション概要
- 広告に会社・店舗の住所や地図、現在地からの距離を追加表示できる機能
- 電話番号・通話ボタンが表示されることも
- 自社開発の商品を小売店で見つけてもらいたい場合は「アフィリエイト住所表示オプション」を利用
- 活用例
- サロンや飲食店など、店舗型のビジネス
- 表示内容
- 店舗までの距離と店舗のある市区町村(SP)
- 店舗の住所(PC)
- クリック可能な電話ボタン
- 店舗の営業時間や電話番号、写真、ルートなどの情報がまとめられた詳細ページへのリンク
- 掲載場所
- Google マップなど、Googleの検索サービス
- Google ディスプレイ ネットワーク
- YouTube 動画広告
- 住所の追加方法
- Google 広告アカウントに追加
- Google マイビジネスと連携
住所表示オプションは、名前の通り住所が広告内に表示できる機能です。スマートフォンの場合は、現在地からの距離なども確認できるので美容院やサロン・飲食店、クリニックなど店舗型のビジネスなどで特に便利です。

スマートフォンからだと距離や経路まで出してくれるのでとっても便利ですね……!
通話ボタンが表示される場合もあるようなので、急ぎですぐに行きたい!という場合は広告から直接電話で連絡も可能です。
設定方法は、
1. 管理画面メニューから「広告と広告表示オプション > 広告表示オプション > [+] > 住所表示オプション」を選択
2. 住所表示オプションを追加したいキャンペーン/広告グループや場所の情報を選択して保存 で追加できます。

あとの表示オプションも設定内容は違えど大体似たような手順で設定できるはずなので、以降は詳細を省きます。

面倒になったんでしょ。

バレたか……。
参考:「住所表示オプションについて」
https://support.google.com/google-ads/answer/2404182
参考:「住所表示オプションの設定方法」
https://support.google.com/google-ads/answer/7189290
小売店での自社商品の売上をアップしたいならアフィリエイト住所表示オプション
アフィリエイト住所表示オプション概要
- 広告を見たユーザーが、商品の販売店が確認できる機能(住所や地図が表示)
- モバイルユーザーは広告をタップして店舗までの経路も確認可能
- 利用できる例
- 利用可能な小売チェーンで商品が取り扱われている場合
- 利用可能な自動車ディーラーで商品が取り扱われている場合
- 掲載先
- Google マップなど、Googleの検索サービス
- Google ディスプレイ ネットワーク
- YouTube 動画広告
住所表示オプションと似ていますが、こちらはメーカーなどが自社の商品の広告を出す際に取り扱われている小売店などを設定・表示できる機能です。近くに在庫のある店舗があれば「近くの店舗に在庫あり」というような表示が出ます。

わたしは実際に広告で表示されているのはあまり見たことがありませんが……
最近はネットで大体なんでも購入できますが、一旦自分の目で確認してから買いたいけど取扱店がわからん……ってことも結構あるので、表示されたら嬉しいな〜広告以外でも出して!!!(強欲)と思いました。笑
参考:「アフィリエイト住所表示オプションについて」
https://support.google.com/google-ads/answer/7178291
参考:「アフィリエイト住所表示オプションを使用する」
https://support.google.com/google-ads/answer/7180524
広告からすぐ問合せてほしい!緊急性の高いサービスなら電話番号表示オプション
電話番号表示オプション
- ユーザーに電話番号or通話ボタンが表示される
- 営業時間(電話に対応できる時間帯)のみ、表示されるように設定できる
- 電話番号(または通話ボタン)のクリックで、広告見出しクリックと同額の費用が発生する
- 通話レポートを有効にすると、通話がコンバージョンとしてカウントされる
- モバイル設定をオンにするとモバイル端末に優先的に表示される
- 利用要件
- 未確認の電話番号
- 使用できない電話番号 などは不承認になる
- メリット
- 電話ボタンが追加されることでクリック率アップを狙える
- ユーザーが広告からすぐ問い合わせることが可能
- 掲載場所
- 検索広告
- ディスプレイ広告
電話でお問合せが可能で、問い合わせてほしい!という場合には電話番号を表示させることが可能です。営業時間を設定すれば、夜中などの営業時間外に電話番号を表示しないようにも設定できます。実際にビジネスでその電話番号が使用されているかどうかの承認が必要で、承認できない番号では利用ができません。

BtoBのビジネスでも使えますし、水回りや鍵関係などの緊急のトラブルに対応してくれるような業者さんなどはかなり重宝する機能ではないでしょうか!
参考:「電話番号表示オプションについて」
https://support.google.com/google-ads/answer/2453991?hl=ja
WebサイトからのCVを増やしたいサービスなら……
サイトリンク表示オプション
サイトリンク表示オプション概要
- サイト内の特定ページへのリンクを広告に追加表示できる
- 検索キャンペーン
- Google 検索結果の上下の広告に表示される
- PCの場合2つ以上、モバイルの場合1つ以上のサイトリンク表示オプションの設定が必要
- 表示されるサイトリンクの数はユーザーの環境によって異なる(PC:最大6、モバイル:最大8)
- クリックごとに課金され、サイトリンクの表示は無料
- モバイルのとき、最上位掲載のみ1行に1個が縦に並び、それ以外は横向きのカルーセルで掲載される
- 動画キャンペーン
- YouTube動画の前・途中・後に再生される広告の下に表示(モバイルのみ)
- サイトリンク表示オプションが2つ以上必要
- 1つの広告に最大4つ表示
- Google 動画パートナーに配信している動画キャンペーンでは表示されない
- 動画広告表示ごとに課金するため、サイトリンクがCPA削減に繋がる場合がある
サイトリンク表示オプションは、広告内に複数のページへのリンクが設置できる機能です。2ページ以上設定しておけば、PC・モバイル共に表示されます。
BtoBビジネスのサイトやサロンなどではユーザーが気にする料金ページやサービスラインナップのページなど、実際にコンバージョンするユーザーがよくチェックするようなページを設定するといいと思います。
参考:「サイトリンク表示オプションについて」
https://support.google.com/google-ads/answer/2375416?hl=ja
参考:「サイトリンク表示オプションを追加する」
https://support.google.com/google-ads/answer/7106946
コールアウト表示オプション
コールアウト表示オプション概要
- 送料無料や24時間対応など、サービスの特徴・ポイントをアピールできる
- 利用例
- ECサイトで「○円以上送料無料」「ギフト包装無料」など
- 宅配サービスなどで「集荷サービスあり」など
- BtoBビジネスで「初期導入費用無料」など
- その他、どんなビジネスでも利用可能
- 要件など
- コールアウトの文字数:半角25文字以内
- コールアウトの最低設定数:2個
- コールアウトの表示上限:10個
- コールアウトの設定上限:20個
- コールアウト テキストに目を引くための感嘆符や句読点、記号などの追加はNG
- コールアウト内での同じ表現の繰り返しや広告文・サイトリンクテキストなどで使用した表現などはNG
- 掲載場所
- Google 検索広告の上部/下部
コールアウト表示オプションはサービスの特徴やポイントをアピールできる広告表示オプションです。検索広告の説明文などの下に、ユーザーに有益な情報や伝えておきたい情報を追加できます。

いろんなビジネスに利用ができるオプションなので、検索広告を使っている方はぜひ設定しておきたいですね!
入れ替えも簡単なので、期間限定のキャンペーンなどにも使えそうです。
参考:「コールアウト表示オプションについて」
https://support.google.com/google-ads/answer/6079510?hl=ja
参考:「コールアウト表示オプションの要件」
https://support.google.com/adspolicy/answer/6084196?hl=ja
構造化スニペット表示オプション
構造化スニペット表示オプション概要
- あらかじめ用意されたヘッダーに関する情報を強調できる機能
- ヘッダー一覧(これらに適したサービスで利用可能)
- おすすめのホテル
- コース
- サービス
- スタイル
- タイプ
- ブランド
- モデル
- 学位プログラム
- 周辺地域
- 設備
- 到着地
- 番組
- 保険の保障
- 利用条件
- 必要な設定数:値→4
- 表示数:パソコンでは最大2種類のヘッダー、モバイルでは1つのヘッダーまで
- 設定上限数:値→10
先述のコールアウト表示オプションと似ていますが、構造化表示オプションはあらかじめ用意されているヘッダーに関する情報を強調できる機能です。サービス内容や施設内で利用できる設備、お店で取り扱っているブランドなどを強調して表示することができます。
ヘッダーと値の内容が一致していないと、不承認につながる場合があります。

ちなみにわたしのお気に入りの双眼鏡はVixenの「アトレックII HR8×32WP」で驚異の明るさ16です。

なんの話?
参考:「構造化スニペット表示オプションについて」
https://support.google.com/google-ads/answer/6280012?hl=ja
価格表示オプション
価格表示オプション概要
- サービスや商品の価格を広告内でカード状に表示できる(最大8つ)
- 掲載には最低3つ必要
- 掲載数は閲覧環境によって変化
- クリックされた場合の費用は見出しと同様
- モバイルの場合、プルダウンを開いてカルーセルを展開したときは費用は発生しない
- 1回のインプレッションに対して費用が発生するのはクリック2回まで
- 利用例
- 美容院・サロンなどで施術メニュー「カット+シャンプー」「トリートメント」など
- 複数のプランがあるBtoBサービス「ベーシックプラン」「プロフェッショナルプラン」など
- ECサイトの人気商品など
- 要件
- ヘッダー・広告文に価格情報が含まれていない
- ヘッダー・広告文にプロモーションテキストが含まれない(送料無料/セールなど)
- 広告表示オプションのリンク先がテキスト広告本体の最終ページURLのドメインと一致している
- 最低設定数:3
- 設定上限数:8
価格表示オプションでは、商品やサービスとその価格を広告内に表示することができます。カード状に表示され、ユーザーは関心のある商品・サービスに直接アクセスできるのでCVまでの経路を短縮することができます。

価格情報があると自分が求めているものかどうかもアクセス前になんとなくわかって無駄にアクセスする必要なくなるのでありがたいですね〜
参考:「価格表示オプションについて」
https://support.google.com/google-ads/answer/7065415?hl=ja
参考:「価格表示オプションをまとめて追加、編集する」
https://support.google.com/google-ads/answer/7158523?hl=ja&ref_topic=3119125
プロモーション表示オプション
プロモーション表示オプション概要
- 検索ネットワーク用のテキスト広告にセール・プロモーションの情報を追加表示できる機能
- イベントを選択すると選択したイベントは太字のラベルで表示される
- プロモーションの詳細は最大二行のテキストで表示
- 商品やサービスに一定額または一定割合のディスカウントを適用する場合に使用
- 設定内容について
- プロモーションタイプ
- 割引額 (例:○○が1,000円オフ)
- 割引率 (例:○○が10%オフ)
- 最大割引額 (例:夏物アイテムが最大1500円オフ)
- 最大割引率 (例:夏物アイテムが最大30%オフ)
- プロモーションの詳細
- なし(条件なしで割引が利用可能)
- 次の金額以上お買い上げの場合 (例:10,000円以上のお買い上げ)
- プロモーションコード(広告などに記載のコード入力で割引適用)
- プロモーション期間に指定できるイベント
- 新年
- 年末
- エピファニー
- 旧正月
- バレンタインデー
- カーニバル
- ホーリー祭
- 女性デー
- 過ぎ越しの祭
- イースター
- 父母の日
- レイバーデー(オランダ語、ノルウェー語、ヘブライ語、日本語では利用不可)
- ロッシュハッシャーナー
- ディワリ祭
- ナヴラトリ
- ハロウィーン(マレー語、ポーランド語、ヘブライ語では利用不可)
- 光棍節(独身の日)
- ブラックフライデー
- サイバーマンデー
- クリスマス
- 聖ニコラウスの日
- ハヌカ
- 新学期
- 母の日
- 父の日
- 独立記念日
- 建国記念日
- シーズン終了
- ウィンターセール
- サマーセール
- オータムセール
- スプリングセール
- ラマダン
- イード アルフィトル
- イード アルアドハー(犠牲祭)
- お歳暮(日本語のみ)
- ソンクラン(タイ語のみ)
- プロモーションタイプ
プロモーション表示オプションは、検索ネットワークのテキスト広告内にセールやプロモーションの追加情報を表示できる機能です。商品やサービスをより良い条件で購入・利用したいユーザーへの訴求を高めるのに効果的です。
あらかじめGoogle上で用意されているイベント(上記参照)を選べば設定された期間内に表示されたり、はたまた初回購入者限定!などの季節関係のないものであれば年間表示できるようにしたり、その他ビジネス独自のプロモーションなどを期間を設定して表示することも可能です。
割引内容も、割引率・割引額・最大割引率・最大割引額から設定でき、割引適用の条件(プロモーションコードや最低購入金額)も記載可能です。

設定できるイベント、ほとんど知らないイベントでびっくりしている……
セール情報を見ると人間うっかり買うので、設定できるような内容がある場合は設定しておきたいですね♡
参考:「プロモーション表示オプションの概要」
https://support.google.com/google-ads/answer/7367521
参考:「プロモーション表示オプションを使用する」
https://support.google.com/google-ads/answer/7367622?hl=ja
アプリとWebサイトを両方持つサービスなら、アプリリンク表示オプション
アプリリンク表示オプション概要
- テキスト広告にモバイルアプリやタブレット アプリへのリンクを表示できる機能
- アプリ・Webサイトの両方を所持しているサービスで利用可能
- 利用に必要なもの
- Google Play か Apple App Store で公開中のモバイルアプリ
- モバイルアプリのパッケージ名(Android)またはアプリ ID(iOS)
- アプリストアにあるアプリ詳細情報ページやダウンロード ページの URL
- アプリリンク表示オプションがクリックされた際の費用は、広告見出しのクリックと同様
- アプリのダウンロード数アップが目的の場合は、アプリキャンペーンを利用する
アプリ・Webサイトの両方を所持しているサービスで利用できるのがアプリリンク表示オプションです。Google PlayストアまたはApple App Storeのアプリへの導線をテキスト広告内に表示できます。Android用・iOS用でそれぞれ設定した場合は自動でデバイスを判断されて、利用できるアプリが表示されます。また、アプリ単体のダウンロード数アップが目的の場合は、アプリキャンペーンでの広告配信が推奨されています。
参考:「アプリリンク表示オプション」
https://support.google.com/google-ads/answer/2402582?hl=ja&ref_topic=3119125
参考:「アプリキャンペーンについて」
https://support.google.com/google-ads/answer/6247380?hl=ja
顧客情報をマーケティングに活用したいならリードフォーム表示オプション
リードフォーム表示オプション概要
- リードを獲得してマーケティングに役立てることができる機能
- 要件
- ポリシー遵守の実績があること
- Google 広告アカウントが対象カテゴリであること(性的なコンテンツなどは未対応)
- ビジネスに関するプライバシーポリシーがあること
- 動画/ファインド/ディスプレイキャンペーンはGoogle 広告の合計費用が50,000米ドルを超えている必要あり
- 掲載場所
- 検索キャンペーン(パソコン・モバイル両方表示)
- 動画キャンペーン(Android搭載のモバイルのみ)
- ファインドキャンペーン(Gmailのみ)
- ディスプレイキャンペーン(モバイルのみ)
- 利用例
- BtoBビジネスの資料請求、問い合わせ
- 比較検討をするような高額商品の資料請求 など
リードフォーム表示オプションは、Google 広告内に表示されるボタンをクリックするとフォームが表示され、ユーザーはそのフォームから資料がダウンロードできたりお問合せができ、広告主側ではリード情報獲得ができるという広告表示オプションです。
検索キャンペーン、動画キャンペーン、ファインドキャンペーン、ディスプレイキャンペーンで利用可能ですが、検索キャンペーン以外は広告費の合計費用が50,000米ドルを超えている必要があります。

資料請求やお問合せがサイトに遷移せずに簡単にできるので、コンバージョンまでの経路を短縮できます。
何社か情報を集めて比較・検討したい……という商材での資料請求フォームなどに利用できそうですね!
参考:「リードフォーム表示オプションについて」
https://support.google.com/google-ads/answer/9423234?hl=ja
参考:「リードフォーム表示オプションを使用する」
https://support.google.com/google-ads/answer/10089406?hl=ja
より魅力的に訴求したいなら…画像表示オプション(ベータ版)
画像表示オプション(ベータ版)概要
- 現在ベータ版のため、一部のGoogle 広告ユーザーが利用できない場合あり
- 既存のテキスト広告に画像を合わせて表示できる
- 表示内容
- 広告見出し
- 説明文
- URL
- 画像
- 画像の仕様
- アスペクト比
- スクエア(1:1)、表示場所:Google.com, Google 画像検索、必須
- 横向き(1.91:1)、表示場所:Google 画像検索、省略可能(推奨)
- ファイル形式
- PNG
- JPG
- 静止 GIF
- 画像解像度
- スクエア(1:1)、最小ピクセル数:300x300、推奨ピクセル数:1200x1200
- 横向き(1.91:1)、最小ピクセル数:600x314、推奨ピクセル数:1200x628
- 最大ファイルサイズ:5120KB
- 推奨される画像のセーフエリア:重要なコンテンツを画像の中央80%に配置
- アスペクト比
- 画像のNG例
- テキストまたはグラフィックのオーバーレイのがあるもの
- ブランドのロゴを含む画像やロゴをそのまま画像アセットにしたもの
- 空白が多すぎるもの
- 撮影後の編集によってコラージュ化、結合された写真
- ぼやけた画像・不鮮明な画像
- 変形や歪みを加えて被写体がわかりにくくなっている画像
- 切り抜きによって主題が不明瞭な画像
- ヌード描写・性的な示唆がある画像(水着・下着の写真の場合、マネキンか平置き推奨)
現在ベータ版で提供されている画像表示オプション。昨年発表されたGoogle 広告の新機能の中でもASUE社内で注目度ナンバーワンでした。こちらの機能ではテキスト広告内に画像を表示させて、視覚的に訴求できるようになります。画像の要件は細かく設定されているので要注意。

どうしてもテキストだけよりも画像のような視覚情報もあった方が目に留まりやすいので、正式にリリースされたらぜひ設定しておきたいですね!
参考:「画像表示オプション(ベータ版)について」
https://support.google.com/google-ads/answer/9566341?hl=ja&ref_topic=3119125
広告表示オプションにかかる費用
広告表示オプションにかかる費用について
- 設定は無料
- 広告表示オプションで表示された要素をクリックされた場合も課金される(広告主のサイトへ遷移しないリードフォームも含む)
- 基本的に1回のインプレッションで費用が発生するのはクリック 2 回まで
- 一人のユーザーが一度の広告表示で素早く複数クリックをした場合は重複や無効なクリックとして処理され費用は発生しない
- 価格表示オプションのモバイルでの表示のとき、プルダウンの展開でのクリックには費用は発生しない
- 販売者評価表示オプションについてはクリック時に費用発生なし(★の部分)
広告表示オプションの設定そのものには直接費用はかかりませんが、広告表示オプションで表示される各要素(リードフォーム、住所、電話番号など)についてはクリックすると通常のテキスト広告をクリックしたのと同様に費用が発生します。

無料だけど無料じゃない(?)ので、設定するだけしたけど成果に繋がってない!という場合は設定の見直しや精査を見出しや説明文などと同様にきちんと見直すようにしましょう!
その他の広告表示オプション(自動)
自動で表示されるかも!?な広告表示オプション
- 電話番号表示オプション(自動)
- 動的サイトリンク表示オプション
- 動的構造化スニペット表示オプション
- 住所表示オプション(自動)
- 販売者評価表示オプション
- 動的コールアウト表示オプション
- 動的画像表示オプション(ベータ版)
広告表示オプションにはビジネスの目標を達成するのに必要であるとGoogleがサイトなどの情報から判断した場合に自動で設定される広告表示オプションだそうです。こちらも、手動で設定するものと同様にクリックすると費用が発生しますが、販売者評価表示オプションの要素のみ費用は発生しません。手動のオプションと自動のオプションを同時に利用することも可能ですし、自動の表示オプションを無効にすることも可能です。
参考:「広告表示オプション(自動)について」
https://support.google.com/google-ads/answer/7175034
参考:「販売者評価の広告表示オプションについて」
https://support.google.com/google-ads/answer/2375474
参考:「動的画像表示オプション(ベータ版)」
https://support.google.com/google-ads/answer/10109688?hl=ja&ref_topic=3119125
(無効化したい場合)参考:「広告表示オプションを削除する」
https://support.google.com/google-ads/answer/7170409

真面目な話をすると(?)、ほぼほぼ書き終わるまでこいつらの存在に気がつかず、自分的締め切りだった金曜の夜に泣きました。
Googleのヘルプって、飛べば飛ぶほどページが現れません???わたしだけですか???
まとめ

いかがでしたでしょうか……?
(っていうと、アフィリエイトブログみが強くなってしまうな)
Web広告の運用代理店であるASUEの広報として!運用経験がないくせにWeb広告の情報をツキイチシリーズやSNSで発信するものとして!
実際に今、広告にどんな機能があるかちゃんと知ってないとよくわかんないもんな〜と勉強半分でまとめましたが、Google 広告ってこんなものも表示できるんだ!?と調べながらちょっと楽しくなってきました。
広告表示オプションは設定しても必ず表示されるわけではありません。ですが、しっかりと設定しておくことでユーザーにとってよりよい表示がされたり、広告の表示ランクにも関わっているなど、Google 広告において重要な設定事項のひとつです。
もし社内で広告を運用しているけど、全然手をつけてなかった……という方はぜひ試してみてくださいね!

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この記事を書いた人

2016年入社。ASUE株式会社広報を担当。メールマガジン「ほぼ週刊ASUE通信」もお送りしています。ほぼ週刊なので週刊ではない。月初に公開するWebマーケティング情報をまとめたツキイチシリーズはちゃんと月刊です。
趣味はミュージカル観劇。おすすめ作品を知りたい方はN村のTwitterまでお問い合わせください。パーソナルカラーはイエベ春。
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