以前、ASUE通信でもお伝えしたYahoo!スポンサードサーチで試験提供されているサイトリターゲティング機能ですが、9月16日(水)に機能改善が行われます。今回の改善で、現時点では使えないターゲットリストの作成も可能になります。
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改善内容
今回は、以下の機能改善が行われます。
・URLを指定したターゲットリストの作成
・各種ターゲットリストの組み合わせ
・特定期間に広告主のサイトを訪問したユーザーのみを対象にしたターゲットリストの作成
・広告グループに設定した配信対象のターゲットリストに対する入札価格調整
・広告グループに設定したターゲットリストに関する統計情報の参照
詳細は以下のリンク先をご確認ください。具体的な部分はリンク先からダウンロードできる資料に書かれています。
リンク:【スポンサードサーチ】サイトリターゲティング試験提供における機能改善について
今回の機能改善が実施されると、URLを指定したリストの作成やリストの組み合わせができるようになります。現時点ではターゲットリストはデフォルトリストしか作成できないため、使いづらい状態だったのですが、今回の改善で利用しやすくなります。
上記のリンク先からダウンロードできる資料内に書かれていますが、改善後はターゲットリストを広告グループに設定するとき、入札価格調整を「-90%~+900%」の間でかけることが可能になります。そのため、「ターゲットリストAには入札価格調整率-50%、ターゲットリストBには入札価格調整率+500%」といったことも可能になります。
また、「ターゲティング」タブ内に新たに「ターゲットリスト」タブが表示され、そこから入札価格調整率、配信対象ユーザー、関連付けの設定を行ったり、配信結果を見ることができるようになるそうです。
訪問履歴の有効期間は現在と同じ1日~180日のままで変更はありませんでした。
最後にまとめ
機能提供は9月16日(水)の予定となっています。
最近、お客様から「やってみたい」とのお声を頂いていたので、ちょうどいいタイミングでのリリースでした。来週の提供開始が楽しみです!
この記事を書いた人

アオヤマ
大学卒業後、2ヶ月ほどニート生活を満喫してから2014年にASUE株式会社に入社。2021年退職。「リスティング広告 眼鏡」でしばらく自分の記事が1位に表示されていたが、気付いたら陥落していた。今後のアオヤマさんのご健闘をASUE一同お祈りしています。