Yahoo!スポンサードサーチでサイトリターゲティング機能の試験提供が開始!

2015年07月13日

2020年11月09日

Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)では正式提供されているサイトリターゲティング機能が、先週からYahoo!スポンサードサーチでも使えるようになりました。今回はスポンサードサーチのサイトリターゲティング機能と設定方法についてご紹介したいと思います。

yssretargeting
Photo by pakutaso.com

訪問履歴のあるユーザーに、スポンサードサーチの広告を配信できる

Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)のサイトリターゲティングは、過去にサイトを訪問したユーザーに対してディスプレイ広告枠に広告を配信できるものです。こちらの機能はすでに使っている方も多いと思います。

今回、試験提供されることになったスポンサードサーチのサイトリターゲティングは、過去にサイトを訪問したユーザーに対して検索結果ページ(スポンサードサーチが配信される広告枠)に広告を出すことができます。

下の画像の赤い枠線で囲っている部分にリターゲティング広告を出すことができるようになります。
yahoo_mimikaki

設定方法

設定方法はYDNのサイトリターゲティングの設定方法と特に変わりませんが、やったことがない方、リターゲティング設定に不慣れな方向けに簡単に説明したいと思います。

1,サイトリターゲティングタグの取得

まず、タグの取得を行います。タグの取得はツールタブにあるターゲットリスト管理から取得できます。
yssretargeting

 

「プライバシーポリシーに必要な記載事項」を読んだあと、同意するにチェックを入れ、タグを取得します。
yssretargetnig02

 

2,サイトリターゲティングタグの設置

タグの取得ができたら、次は設置を行います。表示されるタグを </body>タグの直前に設置します。Yahoo!タグマネージャーのサービスタグから追加することも可能です。
yssretargeting3

ターゲットリストの設定ですが、試験提供では、デフォルトリストしか使えず、履歴の期間も1日〜180日までとなっています。デフォルトリストしかないため、タグを埋め込んだページの全訪問者に広告が配信されています。
CVした人には出したくない場合は、サンクスページにタグを埋め込まないなど、正式提供されるまでタグの設置には少し注意する必要があります。

 

3,タグの関連付けを行う

最後にタグの関連付けを行います。

デフォルトリストにチェックを入れたあと、関連付けの設定をクリックし、広告グループかキャンペーンに関連付けます、ただしキャンペーンへの関連付けは除外しかできません。

今回は「広告グループに設定(配信)」を選択してみようと思います。
yssretargeting4

 

「広告グループに設定(配信)」をクリックするとポップアップで設定画面が出てきますので、リターゲティングしたい広告グループを選択します。配信、除外のどちらも複数選択ができます。
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これで設定は完了です。

最後にまとめ

Yahoo!スポンサードサーチのサイトリターゲティング機能についてご紹介しました。試験提供ということで複数のターゲットリスト作成ができないなど使いにくい部分があるので、ひとまず限定的な使い方になりそうです。

ちなみに、正式な提供は秋ごろだそうです。