2024年11月のWeb広告からSNSまでWebマーケ情報ASUEツキイチまとめ「Google広告、ショート動画に特化した広告オプション発表」「Yahoo!、検索ショッピング広告がPC/タブレットに対応」ほか
2024年12月03日
ピッピッピッピーーーーーーーーーーー……
さて、今月も1ヶ月のWebマーケティング情報をまとめておとどけするツキイチのお時間がやってまいりました!
司会は私、N山でお送りします!
トピックスはこちら!
今月も気になる話題が盛りだくさんですね。
全部読むととっても長いので、気になるトピックスがあれば目次のリンクから飛んでみてくださいね!
目次
Google 広告の最新情報
デマンドキャンペーン、ショート動画に特化した動画広告オプション追加へ
画像参照元:「Increasing the power of engagement and creators on YouTube」
https://blog.google/products/ads-commerce/youtube-brand-engagement-shorts-creators/
- デマンドジェネレーションキャンペーンにYouTubeショート動画広告向けの新しいオプションを追加
- 新しい広告フォーマットを追加
- ステッカー広告
- 商品フィードから 1 つの画像が表示され、タップすると視聴者に商品のカルーセルが表示される
- アニメーション画像広告
- フィード内の商品画像が画面上に次々とポップアップ表示される
- ステッカー広告
- フォーマット購入コントロールも展開している
- ブランドがキャンペーンを YouTube Shorts フィードのみで配信可能に
- 横長のクリエイティブのみを配信可能に
- 「クリエイター パートナーシップ」タブの実験
- インフルエンサーやアフィリエイト マーケティングの取り組みを一元的に管理できる場所を提供
デマンドジェネレーションキャンペーンでショート動画に特化した動画広告オプションが登場します。
新しいフォーマットが二種類出るようですね。
商品フィードから商品情報を動画上にステッカーとして出してくれたり、商品フィード内の商品画像をポップアップしたりと、ショッピング広告に使えそうな機能ですね。
参考:「Increasing the power of engagement and creators on YouTube」
https://blog.google/products/ads-commerce/youtube-brand-engagement-shorts-creators/
参考:「Google Announces New Shorts-Focused Video Ad Options」
https://www.socialmediatoday.com/news/google-announces-shorts-focused-video-ad-options/732833/
誤解を招く広告のデザイン(不実表示)のポリシー更新
- 適用時期
- 2025年1月23日の適用開始から8週間程度で完了予定
- 概要
- 以下のような操作していることがユーザーにわかりにくい広告が制限される
- 機能がはっきりと説明されていないイメージ広告内の独立したボタン
- 周囲の広告コンテンツと比べて視認性が不釣り合いであり、イメージ広告内のボタンであることがユーザーにわかりにくいような広告
- ポリシー違反時に即アカウント停止になることはなく、7日前までに警告あり
- 制限対象の広告がある場合は2025年1月23日までに要削除
- 以下のような操作していることがユーザーにわかりにくい広告が制限される
来年1月からイメージ広告内で、ボタン風のデザインなどユーザーから見て広告内であることがわかりにくいものが不実表示のポリシーで違反となります。
ソフトウェアのダウンロードサイトなどで間違えて押しちゃう広告のダウンロードボタン多いですよね。
そもそもこのようなデザインはいわゆる"ダークパターン"と呼ばれるようなものなので、違反でなくてもブランドイメージを低下させる可能性があります。もし使用している方は適用時期よりも前に使用をやめることをおすすめします。
参考:「Google 広告ポリシー ヘルプ — 不実表示: 誤解を招く広告のデザインに関するポリシーの更新について(2024 年 11 月)」
https://support.google.com/adspolicy/answer/15519806?hl=ja
Yahoo!広告の最新情報
検索広告(ショッピング)、アカウントの契約当事者の統一へ
- 実施日(予定)
- 2024年12月4日(水)
- 概要
- Yahoo!広告における契約形態にかかわらず、契約当事者を「広告主」へ統一
- あわせて、広告取扱基本規定を改定
- 2024年10月に開始していた広告アカウントの承継等の手続きを、今回Yahoo!広告 検索広告(ショッピング)アカウントについても開始する予定
- 代理店契約を締結しているアカウントについて
- 広告アカウントの継承等の手続として改定後の広告取扱基本規定への同意が必要
- 同意完了後も、広告代理店・広告主ともに Yahoo!広告の利用範囲について変更の予定はない
契約当事者が一律で"広告主"へと統一されます。
代理店が運用している場合などは要確認です!
参考:「【検索広告(ショッピング)】アカウントの契約当事者の統一について(広告アカウントの承継等の手続きについて)」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20241105/
検索広告、広告に使用可能な記号の拡大
- 新しい記号の追加
- 新たに「™」、「Ⓒ」、「®」の3つの記号が以下の対象広告(または広告表示アセット)で利用可能に
- 追加する記号は記号種別「その他」に分類される
- 対象
- レスポンシブ検索広告(タイトル・説明文)
- アプリ訴求広告(タイトル・説明文)
- 動的検索連動型広告(説明文)
- 広告表示アセット(クイックリンク・カテゴリ補足・テキスト補足)
- 記号種別「ハイフン・イコール」の新設と使用可能数の拡大
- 新しい記号種別「ハイフン・イコール」を新設
- 「ハイフン・イコール」には全角と半角のハイフン(‐、-)と全角のイコール(=)が含まれる
- 「ハイフン・イコール」の記号は、レスポンシブ検索広告では1つのアセット内で3つまで使用可能
- 対象
- レスポンシブ検索広告
- アプリ訴求広告
- 動的検索連動型広告
- 広告表示アセット(クイックリンク・カテゴリ補足・テキスト補足)
検索広告で使用できる記号の種類と、記号種別の新設・使用可能数の拡大が実施されました。
「™」、「Ⓒ」、「®」が新しく記号種別「その他」として追加され、全角と半角のハイフン(‐、-)と全角のイコール(=)が含まれる記号種別「ハイフン・イコール」が追加されました。
「ハイフン・イコール」は1つのアセット内で3つまで使用可能になります。
参考:「【検索広告】広告に使用可能な記号の拡大について」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20241107/
YDA、スマホ版ブランドパネル枠に動的ディスプレイ広告配信開始
画像参照元:「ディスプレイ広告(運用型)でスマートフォン版ブランドパネル枠とプライムカバー枠に配信する」
https://ads-help.yahoo-net.jp/s/article/H000044333?language=ja
- スマートフォン版ブランドパネル枠に動的ディスプレイ広告の配信を開始
- 「商品リスト訴求」目的のキャンペーンのリーチ拡大やパフォーマンス向上が期待できる
- 動的ディスプレイ広告は一部のアカウントのみ使用可能、「商品リスト訴求」目的が表示されない場合使用不可
スマートフォン版ブランドパネル枠に動画広告の配信がスタートします。
ブランドパネル枠とは、「Yahoo! JAPAN」トップページ上部の広告枠ですね。こちらへ動的ディスプレイ広告の配信がスタートします。
商品リスト訴求目的の広告のみ配信できるため、キャンペーン作成時にその目的が表示されない場合は使用できません。
参考:「【ディスプレイ広告(運用型)】スマートフォン版ブランドパネル枠に動的ディスプレイ広告の配信を開始」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20241022/
従来版のコンバージョン測定タグ・サイトリタゲタグのシステム終了
- 対象サービス
- Yahoo!広告 検索広告
- Yahoo!広告 ディスプレイ広告
- 実施日(予定)
- 2025年2月28日(金)
- 概要
- Yahoo!広告の従来版タグにおいて、機能サポート終了から一定期間が経過したため、システムを終了
- 従来版タグによる通信が行えなくなるため、以下のドメインへのリクエストがエラーになる可能性あり
Yahoo!広告の従来版タグの機能サポート終了から一定期間が経過するため、システムが来年2月末に全て終了されます。
もう止めている・削除している場合は問題ないですが、万が一残っている場合エラーが起き、JavaScriptに不具合が起きる可能性があります。
使用していた方はきちんとチェックしておきましょう!
参考:「【Yahoo!広告】従来版のコンバージョン測定タグ、サイトリターゲティングタグのシステム終了について」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20241121/
検索広告、オークションランクの構成要素における指標の変更
- 実施予定
- 2025年1月中
- 検索広告で広告の関連性の精度向上のため、オークションランクの構成要素を計算する指標の見直しを実施
- アカウントの各種数値が変動する可能性あり
- オークションランクの構成要素
- 入札価格
- 広告の品質
- インターネットユーザーが検索に至った背景(コンテキスト)
- オークションランクの下限値
- 広告オークションにおける競争力
- 広告表示アセットなどの効果
- 広告の品質向上に重要な要素
- インターネットユーザーの使用デバイス
- インターネットユーザーの検索意図との関連性の高さ
- 新しいキーワードを追加する際の関連キーワードでの過去の掲載結果
- 広告の品質向上に影響がない要素
- 入札価格
- アカウントの構造
- 提携パートナーの配信面における広告掲載
- 広告の掲載順位
- 広告の表示頻度
- コンバージョン件数
検索広告での広告の関連性の精度を改善するために、オークションランクの構成要素を計算する指標の見直しを来年1月に実施するそうです。
また、それに伴って広告の品質向上に重要な要素・影響がない要素も公開されました。
指標見直しに伴ってアカウントの各種数値が変動する可能性もあるとのことなので、適用が開始したら念の為確認しておきたいですね。
参考:「【検索広告】オークションランクの構成要素における指標の変更について」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20241126/
検索連動型ショッピング広告、PC・タブレット向け配信とデバイスターゲティング機能の追加
- 検索広告(ショッピング)の検索連動型ショッピング広告でPC・タブレット向け配信機能とデバイスターゲティング機能を実装
- PC・タブレット向け配信
- 提供中のスマートフォンに加えPCおよびタブレットへの配信に対応
- 全てのデバイスにSSAを配信可能となる
- デバイスターゲティング
- SSAのキャンペーン単位でデバイスターゲティングに対応
- 入札価格調整率もデバイスごとに設定可能
- 商品特性などに合わせてデバイスを選択した広告配信が可能に
これまでスマホにしか配信できなかった検索連動型ショッピング広告が、PC・タブレットにも配信可能になります!
それに伴ってデバイスターゲティングも実装されるようですね。
参考:「【検索広告(ショッピング)】検索連動型ショッピング広告のPC・タブレット向け配信とデバイスターゲティング対応について」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20241126-01/
Meta広告の最新情報
来年からThreadsに広告が登場……?
- Threadsへの広告配信が来年スタートするという報道あり
- 当初、Metaはユーザー10億人達成までは広告配信しないと述べており、現在ユーザー数3億人弱
- 実際くるかはわからない
Threadsの広告配信が来年頭にスタートするという報道が一部であったようです。
こちらはまだ確定ではないことと、Metaからは以前Threadsの広告はユーザー10億人になってから……という発言もあったため、実際どうなるかは不明です。
が、Threadsのサービス自体が続くようであればいずれ広告も始まると思うので動向は気にしておきたいですね!
参考:「Reports Suggest Ads Are Coming to Threads Early Next Year」
https://www.socialmediatoday.com/news/reports-suggest-ads-are-coming-to-threads-early-next-year/732842/
LINE広告の最新情報
LINEのノート機能で広告配信開始
画像参照元:「LINEヤフーの運用型広告プラットフォーム「LINE広告」、新たに「LINE」内の「ノート」での広告配信を開始」
https://www.lycbiz.com/jp/news/20241106/
- トーク内で使用できるノート機能へ広告配信を開始
- 20代女性が多く利用しており、日常的に「LINE」上でコミュニケーションを楽しむ女性ユーザーへのリーチを実現できる
LINEのトークルーム内での情報共有やメモに役立つ「ノート機能」。使っている方も多いのではないでしょうか。
そのノート機能に広告配信がスタートするそうです。
ノートはLINEを連絡手段にしていれば便利な機能だと思いますが、主に20代女性が多く利用しているそうですね。
なので、LINE上でコミュニケーションをとる女性ユーザーへのリーチにおすすめな配信面とのことです。
参考:「LINEヤフーの運用型広告プラットフォーム「LINE広告」、新たに「LINE」内の「ノート」での広告配信を開始」
https://www.lycbiz.com/jp/news/20241106/
クロスターゲティング機能(オーディエンスの公開・LINE Tagの共有機能)の提供終了
- 「クロスターゲティング機能(オーディエンスの公開・LINE Tagの共有機能)」の提供を終了
- クロスターゲティング機能の提供終了スケジュール
- 新規受付の停止:2025年1月末予定
- 機能の提供終了:2025年3月末予定
- 関連ドキュメントの公開終了
- 2025年1月より順次終了予定
- 代替ツール
- ビジネスマネージャーを使用すればLINE広告におけるオーディエンス・LINE TagデータのLINE公式アカウント及び他プロダクトへの共有が利用可能
LINEで提供されていたクロスターゲティング(オーディエンスの公開・LINE Tagの共有機能)が来年1月から段階的に廃止されます。
クロスターゲティングとは、LINE公式アカウントなどの別ツールで取得したデータを横断して使用し、ターゲティングができる機能でした。
ビジネスマネージャーの登場によって、クロスターゲティングを使わずに同様のことが可能になったため、廃止となるようですね。現在ご利用中の方は、ビジネスマネージャーへの切り替えをクロスターゲティング廃止までに行っておきましょう!
参考:「クロスターゲティング機能(オーディエンスの公開・LINE Tagの共有機能)の提供終了に関するご案内」
https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/20241113/
Adobe Expressエディターを使った動画クリエイティブの作成が可能に
動画参照元:「Adobe Expressで動画クリエイティブが作成できるようになりました!」
https://creativelab-tips.line.me/v3_7_0_release/
- Creative LabからAdobe Expressエディターを使用し、Yahoo!広告・LINE広告向けの動画クリエイティブが作成可能に
LINE Creative Labでは、以前から静止画やアニメーションなどのLINE広告・Yahoo!広告で使用できるクリエイティブが作れましたが、今回Adobe Expressエディターを使った動画作成が可能になります。
Adobe Expressのテンプレートを利用できたり、より柔軟に動画の作成ができるようになりそうですね!
参考:「Adobe Expressで動画クリエイティブが作成できるようになりました!」
https://creativelab-tips.line.me/v3_7_0_release/
Microsoft広告の最新情報
広告運用に関連したCopilotとの連携強化
画像参照元:「Copilot enhancements and other updates for November」
https://about.ads.microsoft.com/en/blog/post/november-2024/copilot-enhancements-and-other-updates-for-november
- Microsoftの生成AIサービスCopilotとやりとりした画面下部に広告表示
- 表示される情報との関連性が向上
- 表示される広告の注釈減少
- 広告配信の仕組み変更
- やりとり内の最後の文だけでなく1回のセッション内のやりとり全体を認識するように
Microsoftの生成AIサービスCopilotと広告の連携が強化され、やりとりをした画面下部に広告が掲載され、広告の配信も最後のやりとりだけでなくセッション内の全体を認識して配信されるとのこと。
より広告内容の関連性が向上されるようなので、嬉しいですね。
参考:「Copilot enhancements and other updates for November」
https://about.ads.microsoft.com/en/blog/post/november-2024/copilot-enhancements-and-other-updates-for-november
参考:「【連載】Microsoft 広告 アカウントマネージャーに聞く Copilotとのさらなる統合と動画広告のアップデートを実施(11月アップデート)」
https://www.atara.co.jp/unyoojp/2024/11/microsoft_ads_account_manager_series24/
動画広告で入札・ターゲティング機能追加とインプレッションベースのリマケ機能導入
- 先月ディスプレイ広告で追加された各種機能が動画広告にも追加
- 入札戦略
- 「手動CPM」「拡張クリック単価」「コンバージョンの最大化(自動入札)」の3種類
- オーディエンスターゲティング
- 購買意向の強いユーザー
- リマーケティングリスト
- 動的リマーケティングリスト
- カスタマーマッチリスト
- 結合されたリスト
- LinkedInプロフィールターゲティング
- 予測ターゲティング
- インプレッションベースのリマーケティング(パイロット版)
- インプレッションベースのリマーケティング
先月ディスプレイ広告に追加された入札戦略やオーディエンスターゲティングなどの機能が、動画広告にも追加されます。
各種広告、ターゲティングなどの設定の幅が増えてきましたね。
参考:「Copilot enhancements and other updates for November」
https://about.ads.microsoft.com/en/blog/post/november-2024/copilot-enhancements-and-other-updates-for-november
参考:「【連載】Microsoft 広告 アカウントマネージャーに聞く Copilotとのさらなる統合と動画広告のアップデートを実施(11月アップデート)」
https://www.atara.co.jp/unyoojp/2024/11/microsoft_ads_account_manager_series24/
Google 広告の動画キャンペーンのインポートと同期が可能に
- Google 広告の動画キャンペーンをMicrosoft広告の管理画面にインポート可能に(中国は除く)
- 動画キャンペーンの設定データがインポートできるが、動画そのもののインポートはできない(YouTubeの規約の影響)
Google 広告とMicrosoft広告を両方運用したい場合に便利なインポート機能が、動画キャンペーンでも利用可能になりました。
検索キャンペーンなどで以前から使えたんですよね。
複数の媒体で同じような設定をするのは手間なので、この手の機能は代理店としてもありがたいです。
ただ、動画そのものはインポートできるわけじゃないようなので、クリエイティブは別途アップロードする必要がありそうです。
参考:「Copilot enhancements and other updates for November」
https://about.ads.microsoft.com/en/blog/post/november-2024/copilot-enhancements-and-other-updates-for-november
参考:「Save time and expand reach on Microsoft Advertising using the new Google Import this holiday」
https://about.ads.microsoft.com/en/blog/post/october-2024/save-time-and-expand-reach-on-microsoft-advertising-using-the-new-google-import-this-holiday
参考:「【連載】Microsoft 広告 アカウントマネージャーに聞く Copilotとのさらなる統合と動画広告のアップデートを実施(11月アップデート)」
https://www.atara.co.jp/unyoojp/2024/11/microsoft_ads_account_manager_series24/
その他のアップデート
- コネクテッドTV広告で下記のオーディエンスターゲティングが設定可能に
- 購買意向の強いユーザー
- 類似ユーザー
- リマーケティングリスト
- カスタマーマッチリスト
- ディスプレイ広告のショッピング広告作成画面がアップデート
- ※ショッピングオーディエンスキャンペーンのこと
- 新しくキャンペーンを作成する際はデフォルトで商品グループが作成される
- 検索広告のショッピングキャンペーンと連携可能に
その他にもいろいろなアップデートが発表されています!
参考:「Copilot enhancements and other updates for November」
https://about.ads.microsoft.com/en/blog/post/november-2024/copilot-enhancements-and-other-updates-for-november
参考:「【連載】Microsoft 広告 アカウントマネージャーに聞く Copilotとのさらなる統合と動画広告のアップデートを実施(11月アップデート)」
https://www.atara.co.jp/unyoojp/2024/11/microsoft_ads_account_manager_series24/
さて、続いては日常でも使えるSNSの新機能・新情報をお届けするSNSアップデートハンターのお時間です!
N丸くんよろしくね!
今月もInstagram・Xから気になる話題をお届けします!
日常で使える!? Metaの最新情報
Instagramに年齢詐称ユーザーをAIで検知する機能が追加される予定
- Instagramが「adult classifier(成人分類器)」と呼ばれる年齢推測ツールを開発中
- 未成年ユーザーの検出が目的
- AIを用いてユーザーのプロフィールや投稿内容などを精査して「18歳以上か否か」を分類する
- 「18歳未満」に分類されたアカウントは自己申告の年齢に関係なく「ティーンアカウント」に指定される
- 誤って未成年と分類された場合の取消し申請機能も開発中
- 分類のポイント
- プロフィール
- フォロワーリスト
- やり取りするコンテンツ
- 友達による『誕生日おめでとう』
- ……などの投稿をAIで精査し、ユーザーを「18歳以上」か「18歳未満」に分類
InstagramがAIを使って未成年ユーザーを分類する機能を開発中とのことです。
以前よりMetaでは未成年ユーザーの保護機能を開発しており、その一環ですね。
この機能では未成年として登録していないアカウントであっても、プロフィールやフォロワーリスト、他アカウントとのやりとりなどをもとに18歳未満か否かを割り出して、18歳未満と判断されたアカウントは自動でティーンアカウントに設定されるようです。
誤って分類された場合の取り消し機能もあるようです。
参考:「Instagramに「年齢詐称ユーザーをAIで検知する機能」が追加される予定」
https://gigazine.net/news/20241105-instagram-lying-age-detect-ai/
N村はまだ16だから♪とか言いまくってたらティーンアカウント扱いになったりするのかな……。
という冗談はさておき、良いAIの活用方法だなと思います。SNSを無防備に走り回る若者を見ていると老婆心ながら心配になるので……。
Instagramがハッシュタグをフォローするオプションを削除
Threadsで見る
- ハッシュタグをフォローできるオプションを削除
- 現在フォロー中のトピックの投稿やリールのフィード表示もされなくなる
- ハッシュタグを利用するスパムへの対策のため
Instagramでハッシュタグのフォロー機能がなくなるようです。
興味のあるトピックを追える特定のハッシュタグをフォローする機能ですね。
ハッシュタグを利用するスパムの対策とのことですね。
フォロー中のタグがついた投稿やリールのフィードへの表示がなくなるようです。
参考:「Instagram Is Removing the Option To Follow Hashtags」
https://www.socialmediatoday.com/news/instagrams-removing-option-follow-hashtags/733155/
Instagramがおすすめされるコンテンツをリセットする機能をテスト中
画像参照元:「Reshape Your Instagram With a Recommendations Reset」
https://about.fb.com/news/2024/11/introducing-recommendations-reset-instagram/
- Metaが2024年11月に、おすすめのコンテンツをリセットする機能をテスト中であることを明らかに
- おすすめのコンテンツのリセット機能は、Instagramの「設定とアクティビティ」内の「おすすめのコンテンツ」から利用可能
- まもなく全世界に展開される予定である
Instagramではおすすめのコンテンツをリセットする機能を開発中とのことです。
リセット後の行動をもとに、時間が経つごとに新たなパーソナライズが進んで今最適なおすすめに近づいていくようです。
参考:「Reshape Your Instagram With a Recommendations Reset」
https://about.fb.com/news/2024/11/introducing-recommendations-reset-instagram/
参考:「Instagramがおすすめされるコンテンツをリセットする機能をテスト中」
https://gigazine.net/news/20241120-instagram-recommendations-reset/
日常で使える!? X(旧Twitter)の最新情報
外部サイトへのリンクを含む投稿はアルゴリズム上不利に……?
- XのUX/UIデザイナーのアカウントが上記を投稿
- 外部リンクを含む投稿はリーチが抑えられるので、直接投稿することを勧めている
- リンクを含めたい場合は、ツリーなどに追加することを推奨
Xの投稿に外部リンクをつけると、リーチが抑えられてしまうようです。
外部リンク(動画や記事)ではなく、直接X上にコンテンツを上げてほしいようですね。
リンクを含めてしまうとリーチが抑制されるので、リンクを含める必要がある場合は内容を投稿しつつリプライにリンクを入れるのが良いとのこと。
多くのメディアやクリエイターなどがコンテンツの宣伝に使用してきたツールだと思うので、公式的にこのような仕様になってしまうと使い方が変わってくるかもしれません。
参考:「DogeDesignerによるツイート」
https://twitter.com/cb_doge/status/1860818039723184428
まとめ(エンディング)
今月も気になる話題が盛りだくさんでしたね。
個人的には、旧Twitterの外部リンクを含む投稿の拡散力が不利になる件が超気になります!!!
この番組も、旧Twitterでのシェアで見ていただくことが多いですからね。前からそうなりそうだとは思っていましたがほぼ公式で発表されてしまうと……。
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それでは、また来月お会いしましょう!!
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この記事を書いた人
2016年入社。ASUE株式会社広報を担当。メールマガジン「ほぼ週刊ASUE通信」もお送りしています。ほぼ週刊なので週刊ではない。月初に公開するWebマーケティング情報をまとめたツキイチシリーズはちゃんと月刊です。
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