
2025年7月のWeb広告からSNSまでWebマーケ情報ASUEツキイチまとめ「Google広告、P-MAXで除外キーワードリストをテスト」ほか
2025年08月05日
ピッピッピッピーーーーーーーーーーー……


さて、今月も1ヶ月のWebマーケティング情報をまとめておとどけするツキイチのお時間がやってまいりました!
司会は私、N山でお送りします!

トピックスはこちら!


今月も気になる話題が盛りだくさんですね。

全部読むととっても長いので、気になるトピックスがあれば目次のリンクから飛んでみてくださいね!
目次
Google広告の最新情報


検索キャンペーン、ブランド制御設定がAI Max for Searchに統合
- ブランド設定とは
- 内容の違う似たサービス名などのキーワードで広告が配信されるなど、無関係なキーワードへの広告配信を防ぐための機能
- ブランドの登録
- 選択したブランドに関連するキーワードのみに広告配信ができる機能
- ブランドの除外
- 除外登録したブランドに関連するキーワードを除外して広告配信できる機能
- 検索キャンペーンの作成画面で、ブランド除外/包含の設定が「AI Max for Search」内に移動
- ブランドリストを利用するにはAI Max for Searchを有効にする必要がある
- 既存キャンペーンの既存リストはそのまま維持可能

検索広告のブランド制御設定がAI Maxキャンペーン内に移行されたそうです。

余計なキーワードで広告配信されてしまうことなどを防げる機能ですね。
今後はAI Maxを有効にしないと検索広告では利用できなくなるようなので、利用したい場合は要注意ですね。
参考:「Google Ads moves brand controls under AI Max in new search campaigns」
https://searchengineland.com/google-ads-brand-controls-ai-max-new-search-campaigns-458954
P-MAXキャンペーンに除外キーワードリストをテスト導入
- 一部アカウントでP-MAXに除外キーワードリストの設定UIが表示されている
- Google公式では未対応のままのため、テスト展開または段階的なロールアウトの可能性
- 実装の可否はアカウントによって異なる

ヘルプページ内では特に更新がないようですが、P-MAXキャンペーンで除外キーワードリストの設定項目が一部アカウントで追加されているようです。

管理方法がいくつもあるとそれはそれで大変そうですが、柔軟に設定できると便利ですね。
参考:「Google tests negative keyword lists in PMax, despite its own rules」
https://searchengineland.com/google-tests-negative-keyword-lists-pmax-459116
新しいインテントマッチテスト機能が一部のアカウントへ展開
- 同じキャンペーン内でキャンペーンを二つに分けずにインテントマッチキーワードのテストができる機能
- 既存キャンペーンのコピーを作成することなくテストができる
- 仕組み
- キャンペーン内で以下の2つのグループにトラフィックと予算が分散されて配信される
- コントロール: 元のキーワードを含む既存の検索キャンペーンの割合(%)
- トライアル: 元のキーワードとそのキーワードのインテント マッチ版を含む既存の検索キャンペーンの残りの割合(%)
- テスト完了後、パフォーマンスを評価してテストの適用の有無を選択できる
- キャンペーン内で以下の2つのグループにトラフィックと予算が分散されて配信される
- メリット
- 結果が早い
- 設定エラーが最小限に抑えられる
- 学習期間が短縮される可能性がある

インテントマッチキーワードのテストを簡単に行える機能が登場するようです。

従来はキャンペーンをコピーしてテストキャンペーンを作成し、2つのキャンペーンを使用してテストを実施していましたが、1つのキャンペーン内でそのままテストが実施可能とのこと。
メリットとしては結果が出るのが早い等が挙げられていました。嬉しいですね!
参考:「新しいインテント マッチ テストについて」
https://support.google.com/google-ads/answer/15434739
検索キャンペーン、tROAS使用時のスマート入札探索を導入
- 対象機能:目標広告費用対効果を利用する検索キャンペーン
- スマート入札探索(Smart Bidding Exploration)機能がキャンペーン単位およびポートフォリオ単位で有効化可能に
- 既存のROAS目標を維持しながら、AIが新たなトラフィックを探索・テストできる
- キャンペーン構造や予算を変更せずに成果向上を目指せるため、成熟・飽和市場で特に有効
- 旧名称「Bidding Exploration」で、2024年9月末に初めて存在が確認され、2025年のGoogle Marketing Liveで正式発表
- AI Max構想の一環として導入され、検索キャンペーン最適化の柔軟性向上を目的としている

tROASで配信する検索キャンペーンで、今年のGoogle Marketing Liveで発表したスマート入札探索(Smart Bidding Exploration)が利用可能になったようです。

この機能は、GoogleのAIが追加トラフィックを探索して新しいコンバージョン機会をROAS目標を維持しながら創出するというものです。
競争の激しい市場や飽和状態の市場におすすめとのこと。
参考:「Google Ads rolls out Smart Bidding Exploration for tROAS campaigns」
https://searchengineland.com/google-ads-smart-bidding-exploration-troas-campaigns-458932
Gmailのプロモーションタブでeコマース広告のテストを開始
- 対象機能:Gmailのプロモーションタブ、デマンドジェネレーションキャンペーンとの連携
- Gmail上に表示される視覚的にリッチなEC向け広告フォーマットをテスト中
- 新フォーマットの概要
- 最初にブランドと商品の画像が表示され、クリックで複数商品のタイル表示に展開
- 各商品には画像、商品名、価格、星評価、プロモーションラベル(例:「送料無料」)が含まれる
- ネイティブなショッピングスタイルのレイアウトで、ユーザーの購買行動を促進
- 従来の非取引領域だったGmailを、eコマースに適した広告面へと拡張
- テスト結果次第で、Gmail以外のDemand Gen面(YouTubeやDiscoverなど)にも展開の可能性あり

Gmail内のプロモーションタブに、視覚的にリッチな広告が掲載されるようになるとのことです。

ショッピング系の広告をやっている場合は要チェックですね!
参考:「Gmail tests Demand Gen ecommerce ads in promotions tab」
https://searchengineland.com/gmail-demand-gen-ecommerce-ads-promotions-tab-test-458674
Gmailからワンクリックでレコメンド変更を反映可能に
- Gmailで届くGoogle広告の通知メールに「Enable your recommendations(推奨を有効にする)」ボタンが追加
- ボタンをクリックするだけで、プラットフォームにログインせずに変更が適用される
- 適用内容にはキャンペーン設定や予算変更も含まれる可能性があり、意図しない変更リスクあり
- アップデートへの意見
- 中間確認ステップが存在しない可能性も報告されており、慎重な運用が求められる
- 自動適用の可視化や監視のため、スクリプトなどによる対策を推奨する声も

Google広告から送られてくるメールに「Enable your recommendations(推奨を有効にする)」ボタンが追加されそうな模様。

どうやらワンクリックでそのまま推奨事項を適用してしまうようなので、間違えて適用!が多発しそうな予感がしますね。意図しない変更をしないように要注意です……。
参考:「Google advertisers can now push campaign changes via Gmail」
https://searchengineland.com/google-ads-gmail-enable-your-recommendations-458626
レスポンシブ検索広告に「検索語句カテゴリ」機能を導入
- 現在はベータ版ツールとして提供開始
- 検索語句カテゴリとは
- ユーザーの検索クエリを自動でテーマ別に分類
- 以前プライバシーのために非表示になっていたクエリも含めて分類されるとのこと

レスポンシブ検索広告で、ユーザーの検索した語句を自動でテーマ別に分類する機能が導入されるようです。

現在はベータ版とのことですが、"見えなくなっていたクエリも分類される"と書かれているのでひょっとしたら見られるクエリが増えるかもしれませんね。
参考:「Google Ads rolls out Search Term categories for RSAs」
https://searchengineland.com/google-ads-rolls-out-search-term-categories-for-rsas-459615
AI Maxキャンペーン、広告グループ単位の検索ターゲティング制御機能を追加
- ベータ版機能として「Ad Group setting for AI Max」が追加
- 広告グループ単位での検索ターゲティング設定が可能に
- 手動キーワードへの依存を減らし、AIによる意図シグナル重視の運用が進む
- 仕組み
- 検索語句マッチを有効にするとすべての語句がインテントマッチに自動拡張
- ページコンテンツとクリエイティブアセットから関連クエリを判断
- この機能はデフォルトで有効化

AI Maxキャンペーンに、広告グループ単位で検索のターゲティングを制御する機能が追加されるようです。

この機能を設定すると、広告グループ配下のすべての設定語句がインテントマッチとして自動拡張され、ページコンテンツとクリエイティブアセットから関連クエリがAIによって判断されるようです。デフォルトで有効化されているということなので、要注意ですね。
手動キーワード設定への依存を減らし、AIによる検索意図重視の運用が進むようです。
参考:「Google tests AI Max ad group setting in keyword-less shift」
https://searchengineland.com/google-ai-max-ad-group-setting-test-459678
新しいコンバージョンタイプ「ブランド関連検索の測定」の導入
- 「ブランド関連検索の測定」とは
- 広告閲覧後にユーザーがGoogleやYouTubeでブランドを検索した回数を計測する新しいCVタイプ
- 動画キャンペーン・P-MAXキャンペーン・デマンドジェネレーションキャンペーンで利用可能
- ユーザーの関心や比較検討を可視化、レポート分析に活用
- 「すべてのコンバージョン」列で確認可能(入札最適化には未対応)
- アトリビューションはラストクリック ビュースルー方式、計測期間は最大30日間
- ブランドマッピングの設定が必要で、自動的にレポートに反映

YouTubeやP-MAX、デマンドジェネレーションで使える新しいコンバージョンタイプとして「ブランド関連検索の測定」が導入されるそうです。

広告閲覧後にGoogle・YouTubeでブランドを検索した回数を計測するCVタイプです。
最適化には利用できないのとブランドマッピングの設定が必要なようですが、広告がブランドの検索などに寄与したかが確認できるようになるのは嬉しいですね。
参考:「ブランド関連検索の測定」
https://support.google.com/google-ads/answer/16212033
Yahoo!広告の最新情報


検索広告で表示アセットの削除が可能に
- 従来削除できなかった広告表示アセットの削除が管理画面やエディターから可能に
- 配信停止後の不要アセットを整理できるようになり、運用管理がしやすくなる

検索広告の広告表示アセットの削除が可能になりました。

これまでは削除ができず、追加した分だけどんどん増えてしまう状態でした。運用管理がしやすくなりそうですね。
画像やファビコンについては、削除したものと同一のアセットを入稿→同一キャンペーンに紐づけるとアセットIDは変わりますが実績は引き継がれるようです。(参考のPDFファイルより)
参考:「【検索広告】広告表示アセットの削除機能追加について」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20250529/
参考:「Yahoo! 広告 検索広告 — 広告表示アセット削除機能の提供について(PDFファイル)」
https://s.yimg.jp/images/ads-promo_edit/support/pdf/202507_YSA_Ad_display_assets_delete_function.pdf
YDA、防災速報アプリへの広告配信を開始
- ディスプレイ広告(運用型)の配信先に「Yahoo!防災速報」アプリが追加
- 配信フォーマット
- テキスト
- レスポンシブ画像(1:1 / 1.91:1)
- バナー画像(32:5)
- iOSアプリで先行配信、Android版や他面にも順次展開予定
- 2025年8月4日(月)より配信開始予定
- 防災速報アプリへの広告配信を希望しない場合
- プレイスメントターゲティングで「emg.yahoo.co.jp」を除外対象にすればOK

Yahoo!防災速報アプリが、YDAの配信先として追加されたようです。

防災速報アプリへの配信を除外したい場合はプレイスメントターゲティングで「emg.yahoo.co.jp」を除外すればOKとのことです。
参考:「【ディスプレイ広告(運用型)】「Yahoo!防災速報」アプリへの広告配信開始のお知らせ」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20250715-01/
YDA、ビューアブルインプレッション数の最大化が正式リリース
- ディスプレイ広告(運用型)キャンペーン目的「ブランド認知」で入札戦略「ビューアブルインプレッション数の最大化」が正式提供へ
- これに伴い、キャンペーン予算の下限が5万円→100円に引き下げられ、少額予算での活用が可能に
- 最適化スコアの指標にも反映される
- 2025年7月3日から提供開始

YDAのキャンペーン目的「ブランド認知」で利用できる入札戦略「ビューアブルインプレッション数の最大化」が正式にリリースされたとのことです。

これに併せてキャンペーン予算の下限も100円まで引き下げられ、より柔軟な配信が可能になりそうです。
参考:「【ディスプレイ広告(運用型)】「ビューアブルインプレッション数の最大化」の正式リリースと予算下限変更のお知らせ」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20250704/
YDA、スマートフォン版ブランドパネルに1:1画像が対応
- 対象:ディスプレイ広告(運用型)
- 内容:スマートフォン版ブランドパネルに「1:1」の画像アスペクト比が新たに対応
- 仕様:
- 対応サイズ:300×300〜600×600ピクセル
- 配信開始予定:
- Android:2025年7月28日(月)
- iOS/Web:2025年8月4日(月)

YDAのスマホ版ブランドパネルで1:1の画像が利用可能になりました。
参考:「【ディスプレイ広告(運用型)】スマートフォン版ブランドパネルに1:1レスポンシブ(画像)を追加」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20250703/
検索広告、「広告の有効性」名称を「広告アセットの充実度」に変更
- 変更予定日:2025年8月27日(予定)
- 対象:検索広告
- アップデートの内容
- 「広告の有効性」という指標名称が「広告アセットの充実度」に変更される
- 機能自体の仕様に変更はなく、名称のみの変更

検索広告の「広告の有効性」の指標名称が「広告アセットの充実度」に変更されるようです。

名前変更のみですが、知らないと混乱すると思うので要確認です。
参考:「【検索広告】「広告の有効性」の名称変更について」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20250723-01/
YDA、インタースティシャル広告の掲載面拡大
- インタースティシャル広告とは
- アプリやウェブサイトのインターフェースにポップアップとして表示され、画面全体を覆うように表示される広告のこと
- 対象の掲載面と広告タイプ ←順次拡大予定
- 掲載面:Yahoo!ニュース(ウェブ掲載面のみ)
- 広告タイプ:レスポンシブ(画像、動画)、バナー(画像、動画)

アプリやWebサイト上でポップアップとして画面全体を覆う形で表示されるインタースティシャル広告の掲載面が拡大するとのことです。
参考:「【ディスプレイ広告】インタースティシャル広告の掲載面拡大について」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20250723/

最悪の広告体験なのになんで公的に許されているのかが不思議である。
YDA、広告グループへの登録項目の上限数変更
- 対象サービス
- Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型/予約型)
- アップデート内容
- 運用型広告
- 1広告グループに作成可能な広告数:300→1000
- 同グループで「オン」にできる広告数:新たに上限300を設定
- 1広告グループに関連付け可能なオーディエンスリスト数:10→30
- 予約型広告
- 1広告グループに関連付け可能なオーディエンスリスト数:10→30
- 運用型広告

ディスプレイ広告において、運用型・予約型ともに広告グループに登録できる項目数の上限が引き上げられたそうです。

広告数や関連付けできるオーディエンスリストが増えます。より柔軟な運用が可能になりそうですね!
参考:「【ディスプレイ広告】広告グループへの登録項目の上限数変更」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20250725/
検索広告、生成AIによるクイックリンクアセットの提案機能を提供開始
- 対象サービス
- Yahoo!広告 検索広告
- 実施予定日
- 2025年8月6日(水)
- 概要
- 検索広告で生成AIによるクイックリンクアセットの提案機能を提供
- 最終リンク先URLのWebサイト情報をもとに生成AIがクイックリンクアセットを生成・提案
- 一度に最大4つのクイックリンクアセットが生成
- 本機能は二つの画面で提供予定
- 広告作成が面
- クイックリンクアセット作成画面
- すでに提供されている「キーワード」「タイトル・説明文」のAI提案機能と併用で運用効率化可能
- 1アカウントにつき 1カ月30回まで利用可能、未使用分の繰越はなし・他の生成AI機能とは別カウント
- 生成AI関連のクローラーをWebサイトで拒否すると提案機能の利用はできない
- 画像のみやテキストが200文字以下のWebサイトでは生成できない
- 検索広告で生成AIによるクイックリンクアセットの提案機能を提供

検索広告のクイックリンクアセットを生成AIで生成・提案できる機能が8月にリリースされます。

最終リンク先URLに設定したWebサイト情報から生成してくれるそうですが、画像ベタ貼りのみのページやテキストが200文字以下と少ないページの場合は生成できないようです。
参考:「【検索広告】生成AIによるクイックリンクアセットの提案機能について」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20250730/
YDA、「アプリ訴求」目的の入稿画面と機能を改善
- 対象サービス
- Yahoo!広告 検索広告
- 実施予定日
- 2025年8月6日(水)
- 概要
- 入稿画面の刷新により、キャンペーン作成の手順と精度を向上
- 「サブタイプ」項目を新設し、「標準」「インストール(β版)」のいずれかを選択可能に
- 既存キャンペーンは「標準」に自動設定
- アプリ選択画面を変更し、事前に「アプリ・ツール連携」されたアプリから選択する形式に統一
- サブタイプ「インストール」(β版)の特徴
- インストール最大化に特化した自動最適化
- 効果測定項目の設定が必須
- 自動タグ設定(Yahoo!広告側での設定)をオンにする必要あり
- SKAdNetworkでの計測を選ぶ場合は「ビューアブルインプレッション課金」(β版)が必要

アプリ訴求目的の広告の入稿画面と機能がアップデートされます。

入稿画面の変更内容については参考資料のPDFファイルをご覧ください!
参考:「【ディスプレイ広告】キャンペーン目的「アプリ訴求」の改善について」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20250731/
参考:「キャンペーン目的「アプリ訴求」の改善(PDFファイル)」
https://s.yimg.jp/images/ads-promo_edit/support/pdf/202508_App_promotion_JP_RN.pdf
LINE広告の最新情報


Yahoo! JAPAN 共通オーディエンスのセグメントを104項目追加
合計 | 104セグメント | |
---|---|---|
内訳 | 興味関心 | 68 |
購買意向 | 19 | |
属性・ライフイベント | 17 |
- Yahoo! JAPAN共通オーディエンスに、LINE広告で使えるターゲティングセグメントが104項目追加
- 興味関心/購買意向/属性・ライフイベントなど、3カテゴリが拡充
- セグメント名や定義はYahoo!広告と完全一致しない場合がある
- 携帯電話カテゴリなど、一部セグメントは非対応

LINE広告でターゲティング可能なYahoo! JAPAN 共通オーディエンスのセグメントが104項目追加されたとのことです。

より詳細なターゲティングが可能になりそうですね!
名称がYahoo!広告と一致しない場合や、未対応のものもあるようです。
参考:「LINE広告アップデート情報 2025年7月 ターゲティングに使える104項目のセグメントを追加!」
https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/202507/
CV値・ROASに動画視聴経由のコンバージョンが含まれるように

画像参照元:「LINE広告アップデート情報 2025年7月 ターゲティングに使える104項目のセグメントを追加!」
https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/202507/
- 動画視聴経由コンバージョンの計測が、レポート項目「標準イベント > CV値(購入)・ROAS」で可能に
- 変更前:クリック経由のコンバージョンのみ計上されていた
- 変更後:動画視聴経由のコンバージョンも含まれる、クリックのみを確認することも可能
- 反映範囲:リリース日以降のデータに加え、過去3日分の有効期間もさかのぼって適用
- 範囲対象外のレポート
- パフォーマンスレポートの集計単位「OS」や「地域」等の詳細、集計対象「配信先別」、「アプリ別」
- カスタムレポート

動画視聴経由コンバージョンの計測が標準イベント > CV値(購入)・ROASにおいて可能になるとのことです。

クリック経由のみのコンバージョンも確認可能とのことです。
参考:「LINE広告アップデート情報 2025年7月 ターゲティングに使える104項目のセグメントを追加!」
https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/202507/
「リード」標準イベント最適化が正式リリース

画像参照元:「LINE広告アップデート情報 2025年7月 ターゲティングに使える104項目のセグメントを追加!」
https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/202507/
- 対象:リード獲得を目的とした自動入札機能
- 内容:β版として提供されていた「標準イベント(リード)」の最適化が正式版に移行
- 変更点:機能内容に差分はなし。安定稼働に伴い正式提供へ

リード数の獲得最大化を目的に入札を自動最適化できる機能が正式にリリースされます。

仕様はベータ版から変更なしとのことです。
参考:「LINE広告アップデート情報 2025年7月 ターゲティングに使える104項目のセグメントを追加!」
https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/202507/
LINE Dynamic Adsの商品フィードアップロードキャンセル機能の追加

画像参照元:「LINE広告アップデート情報 2025年7月 ターゲティングに使える104項目のセグメントを追加!」
https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/202507/
- 対象:LINE Dynamic Ads(商品フィード)
- 内容:フィード登録処理中に中止ボタンでアップロードを中止できるように
- 表示:中止された場合、登録状況に「中止」と表示される

LINE Dynamic Adsで商品フィード登録のためにファイルをアップした際、途中で中止することが可能になるようです。
参考:「LINE広告アップデート情報 2025年7月 ターゲティングに使える104項目のセグメントを追加!」
https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/202507/
通知メールの初期設定がOFFからONに変更


画像参照元:「LINE広告アップデート情報 2025年7月 ターゲティングに使える104項目のセグメントを追加!」
https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/202507/
- これまで初期状態がOFFだった通知メールの受信設定がONに変更
- アップデート情報やメンテナンス通知の見逃し防止
- 不要な場合は手動でOFFに切り替え可能

管理画面の通知メール設定が、デフォルトでONに変更されるようです。
重要な通知の見逃しを防ぐためとのことですが、不要な場合は右上の[NOTICE]からOFFにできます。
参考:「LINE広告アップデート情報 2025年7月 ターゲティングに使える104項目のセグメントを追加!」
https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/202507/
Dynamic Ads、LINE Tagデータで興味のある商品を優先表示が可能に
- 変更前:商品セットでの配信ではLINE Tagデータを利用しないCookieレスなレコメンドのみ
- 変更後:商品セットでの配信時にLINE Tagのデータに基づいてユーザーごとに興味がある商品を優先して表示可能に

商品セットを使用したDynamic Adsの配信ではこれまでLINE Tagのデータを利用しないCookieレスなレコメンドのみでしたが、今後はユーザーの興味によって商品を優先表示が可能になるとのことです。

興味関心に合わせて配信できるのは嬉しいですね!
Meta広告の最新情報

Advantage+カタログ広告の強化
- Advantage+カタログ広告でパートナーとの共同コンテンツ(Partnership Intro Card)を先頭カードとして固定表示可能に
- ストーリーテリング要素を冒頭に、カタログによるパフォーマンス要素を後方に配置できる

Advantage+カタログ広告にパートナーとの共同コンテンツを先頭カードに固定表示可能になるようです。

ストーリーテリング要素を見せてから商品を見せられるとのことです。
参考:「Meta Ads Update Rundown (July 2025 Edition) —— James Peacock」
https://www.linkedin.com/posts/jamesmpeacock_meta-ads-update-rundown-july-2025-edition-activity-7353820104922484737-gStL/
ウェブサイト遷移先の自動最適化
- Metaがユーザーのクリック意図に基づいて、ホームページまたは商品ページのいずれかに遷移先を自動判断
- 現時点で細かいデータ分析の可視性や結果の内訳は不明

Webサイトの遷移先の自動最適化機能が追加される模様。

詳細はわからなかったので、詳しいことがわかったらまたご紹介します。
参考:「Meta Ads Update Rundown (July 2025 Edition) —— James Peacock」
https://www.linkedin.com/posts/jamesmpeacock_meta-ads-update-rundown-july-2025-edition-activity-7353820104922484737-gStL/
キャンペーン内での広告セット予算の自動調整
- 広告セット間で最大20%の予算をMetaが自動的に移動させる設定が可能に
- CBO(キャンペーン予算最適化)やASC(自動化戦略キャンペーン)を利用していない人向け

広告セット間で予算の最大20%をMetaが自動で移動させる設定が可能になるとのことです。

という情報をLinkedInに書いているJames Peacock氏は「誰のために作ったか知らないけど、気絶してくれ」と言っていました。使用が難しそうな機能ですね……(笑)
参考:「Meta Ads Update Rundown (July 2025 Edition) —— James Peacock」
https://www.linkedin.com/posts/jamesmpeacock_meta-ads-update-rundown-july-2025-edition-activity-7353820104922484737-gStL/
MessengerでのプロモーションDM機能のアップデート
- ユーザーに継続的なプロモーションDMを送信できる「マーケティングメッセージ」機能をアップデート
- 特定のオファーや商品カタログへの導線を含む、より統合されたDMプロモーションが可能に
- CRMリストを用いたセグメント配信に対応
- Click-to-Message広告とも連携可能
- メッセージ内容のパーソナライズが可能
- 高度なトラッキング指標も搭載され、DMの効果測定がしやすくなった
- 利用要件
- ユーザーが事前に購読(受信)を許可した場合に限り、企業がプロモーションメッセージを開始可能
- 各企業ページは1ユーザーあたり1日1通までの送信が可能(スパム対策として上限あり)

MessengerのプロモーションDM機能「マーケティングメッセージ」がアップデートされるようです。

メルマガ的に活用できるイメージでしょうか。広告との連携やセグメント配信などもできるようです。
参考:「Meta Launches Enhanced Marketing Messages in DMs」
https://www.socialmediatoday.com/news/meta-marketing-messages-reengagement-dms/752386/
WhatsApp広告、広告マネージャーに対応
- WhatsApp広告が広告マネージャーに対応
- 広告マネージャー内でFacebook・Instagram・Messenger・Threadsに加えてWhatsApp広告も一元管理可能に
- 同じクリエイティブや設定フロー、予算を使って複数チャネルの広告を統合管理
- マーケティングメッセージをWhatsAppの広告プレースメントとして追加可能

WhatsApp広告がアップデートされます。

広告マネージャー内での管理が可能になるようですね。
参考:「Meta Announces New Messaging Ad Options」
https://www.socialmediatoday.com/news/meta-announces-messaging-ad-options-whatsapp-ai-chatbots/752119/

さて、続いては日常でも使えるSNSの新機能・新情報をお届けするSNSアップデートハンターのお時間です!
N丸くんよろしくね!


今月もMetaやX(旧Twitter)から気になる話題をお届けします!
日常で使える!? Metaの最新情報
Threads、ダイレクトメッセージ機能を全ユーザーに展開

画像参照元:「Threadsのメッセージ機能を日本でもローンチ、アプリ内のデザインも一部アップデート」
https://about.fb.com/ja/news/2025/07/introducing-messaging-highlighted-perspectives-threads/
- hreadsでDM(ダイレクトメッセージ)機能が全ユーザーに提供開始
- 対象は18歳以上のInstagramの相互フォローユーザーまたは自分がフォローしている人のみとやり取り可能
- 今後はグループDMやメッセージリクエスト機能なども追加予定

Threadsで単独のDM機能が追加されるようです。

どこで連絡をとったかわからなくなりそう。
参考:「Threadsのメッセージ機能を日本でもローンチ、アプリ内のデザインも一部アップデート」
https://about.fb.com/ja/news/2025/07/introducing-messaging-highlighted-perspectives-threads/
参考:「Meta Is Rolling Out Threads DMs to All Users」
https://www.socialmediatoday.com/news/threads-rolls-out-dms-to-all-users/752128/
Threads、トレンドトピックの視認性向上マーカーを追加

画像参照元:「Threadsのメッセージ機能を日本でもローンチ、アプリ内のデザインも一部アップデート」
https://about.fb.com/ja/news/2025/07/introducing-messaging-highlighted-perspectives-threads/
- 投稿一覧内でトレンドトピックが視覚的にマーク表示されるように変更
- 特定のトピックに関するユーザーの注目を集めやすくなる設計

トレンドトピックなどが関わる投稿に、トレンド中のトピックが上部にハイライターで表示されるようです。

Xでも同じ表示を最近見かけますね。
参考:「Threads Adds Trending Topic Highlights In-Stream」
https://www.socialmediatoday.com/news/threads-adds-trending-topics-markers-to-drive-more-engagement/752136/
Threads、DM内で画像共有が可能に
Threadsで見る
- ThreadsのDMで、端末内の画像を選んで直接送信できるように
- ギャラリーからの画像挿入やカメラ撮影の即時送信が可能

DMが追加されるThreadsですが、画像共有等もできるようです。
参考:「Threads Adds Image Sharing in DMs」
https://www.socialmediatoday.com/news/threads-adds-image-sharing-in-direct-messages/753400/
Facebook、生成AIや転載コンテンツへの対策を強化

画像参照元:「Combating Unoriginal Content to Protect and Elevate Creators」
https://creators.facebook.com/blog/combating-unoriginal-content
- MetaがFacebook上の非オリジナルコンテンツ(AI生成、コピー、転載など)への取り締まりを強化
- 他者の投稿や流用コンテンツを繰り返すページは収益化やおすすめ対象から除外される可能性あり
- 公平性とオリジナリティの確保を目的とした方針変更

クリエイター保護のために、AI生成やコピー・転載などの非オリジナルコンテンツへの取り締まりを強化するようです。

SNS、どうしてもその辺りが無法地帯になりがちなのでこういう機能は嬉しいですね。
参考:「クリエイターを保護し引き立てる、オリジナルではないコンテンツに対する取り組み」
https://creators.facebook.com/blog/combating-unoriginal-content
参考:「Facebook Moves To Restrict the Reach of Unoriginal Content」
https://www.socialmediatoday.com/news/facebook-cracking-down-unoriginal-content-ai-replicas/753001/
10代の利用者向けDM機能の強化と新しい安全対策




画像参照元:「ティーンアカウントの保護設定など10代利用者の安全を守る機能を追加」
https://about.fb.com/ja/news/2025/07/expanding-teen-account-protections-and-adding-new-safety-features-for-teens/
- 対象機能・ツール:InstagramのティーンアカウントのDM機能
- アップデートの内容や変更点:
- DM画面に、相手アカウントの作成日、安全に関する情報、ブロック・報告オプションを表示
- ブロック・報告のUIが改善され、アクションしやすく
- ヌード保護機能(自動ぼかし表示)を全世界で導入、10代は自動適用
- 99%の利用者がオンのまま利用
- 画像の40%以上がぼかされたまま保持
- 5月のデータでは通知後に画像共有をやめた割合は約45%
- 導入・変更の予定時期や対象範囲:
- 機能は既に導入済み
- 6月のデータも公表されており、継続運用中

10代のユーザーのアカウント保護のための機能が追加されるようです。

この手の機能があるのも大事ですが、知らない相手とのやりとりの危険性をしっかり伝えたり、相談しやすい関係性を子供と作っておいたり、というのが一番大事なんだろうなと思いました。
参考:「ティーンアカウントの保護設定など10代利用者の安全を守る機能を追加」
https://about.fb.com/ja/news/2025/07/expanding-teen-account-protections-and-adding-new-safety-features-for-teens/

ヌード保護機能(自動ぼかし表示)は全世代自動でオンで良いのでは……?と思いました。
日常で使える!? X(旧Twitter)の最新情報
Threadsと同じく、関連トレンドを投稿上部に表示?

- トレンドトピックに関連する投稿の一部に、関連トレンド情報が表示されている
- Threadsで同様のアップデートあり

Threadsの話題でご紹介した投稿一覧内でトレンドトピックに関係する投稿に表示がでるアップデート。
似たような機能がXでもテストされている模様……?

観測範囲内で誰もこのことを話してなくて、わたしにしか見えていないのではと不安になっている。
まとめ(エンディング)

今月も気になる話題が盛りだくさんでしたね。

個人的には、YDAのインタースティシャル広告掲載面拡大が気になります!!!
サイトを見ている時に……画面いっぱいにポップアップが出るのかと思うと……

……(笑)
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この記事を書いた人

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