2024年10月のWeb広告からSNSまでWebマーケ情報ASUEツキイチまとめ「Google検索、AIによる概要に広告掲載」「LINE広告でリード最適化配信提供」ほか
2024年11月06日
ピッピッピッピーーーーーーーーーーー……
さて、今月も1ヶ月のWebマーケティング情報をまとめておとどけするツキイチのお時間がやってまいりました!
司会は私、N山でお送りします!
トピックスはこちら!
今月も気になる話題が盛りだくさんですね。
全部読むととっても長いので、気になるトピックスがあれば目次のリンクから飛んでみてくださいね!
目次
Google 広告の最新情報
「AIによる概要」への広告配信がスタートへ
動画参照元:「New ways for marketers to reach customers with AI Overviews and Lens」
https://blog.google/products/ads-commerce/google-lens-ai-overviews-ads-marketers/
- 2024年5月に実装、8月に日本語対応となった「AIによる概要(AI Overview)」
- ここに広告公開機能を正式実装したことを発表
- 表示された概要内に「Sponsored」とラベル付けされた製品の販売ページが並ぶ
Googleの検索画面の上部に表示されるようになった「AIによる概要」。
ここに広告が掲載されるようになるようです。
検索内容と関連した商品の広告が、AIによる概要内に表示されるようですね。
参考:「New ways for marketers to reach customers with AI Overviews and Lens」
https://blog.google/products/ads-commerce/google-lens-ai-overviews-ads-marketers/
参考:「Googleの「AIによる概要」に正式に広告が掲載されるように」
https://gigazine.net/news/20241004-google-ai-overview-relevant-products/
Google Lensでの検索時にも広告表示へ
動画参照元:「New ways for marketers to reach customers with AI Overviews and Lens」
https://blog.google/products/ads-commerce/google-lens-ai-overviews-ads-marketers/
- Google Lensがアップデートされ、検索結果の内容がより詳細になる
- ショッピング広告も表示される
また、Google Lensの検索結果も広告が追加されるようですね!
Lensを使用後の結果ページも内容がアップデートされるようで、楽しみです。
参考:「New ways for marketers to reach customers with AI Overviews and Lens」
https://blog.google/products/ads-commerce/google-lens-ai-overviews-ads-marketers/
Google 広告が新しいデータ保持ポリシーを発表
- 11/13より新しいデータ保持ポリシーを導入へ
- すべてのアカウントデータが今後11年間保持されるように
- パフォーマンス指標
- 請求情報
- 履歴レポート などを含む全て
- GoogleAds.Search または GoogleAds.SearchStream を使用して Google Ads API 経由でアクセスされるデータに適用される
- API リクエストの日付から 11 年以上経過したデータは返されない
- 11 年以上前の履歴データが必要な場合は、2024 年 11 月 13 日までに取得して保存した方が良い
Google広告が新しいデータ保持ポリシーを発表しました。
11月から導入され、今後すべてのアカウントデータが11年間保持されるようです。11年以上前の履歴データについては、導入開始の11/13までに取得・保存をした方が良いようですね。
参考:「Google 広告の新しいデータ保持ポリシー」
https://ads-developers.googleblog.com
「Google 広告が 11 年間のデータ保持ポリシーを発表」
https://searchengineland.com/google-ads-11-year-data-retention-policy-447465
動画広告用の新しいテストツールが登場
- 動画広告用のテストツールが新登場
- 動画広告のA/B テストが簡素化される
- 仕組み
- 1.既存または新しいキャンペーンを選択
- 2.テスト用にそれを複製
- 3.テスト内のアセットを変更
- 4.主要な指標間で結果を比較
- 測定される指標(ブランドリフト調査の場合)
- 視聴単価
- コンバージョン単価
- ブランドリフト
- ビューレート
- クリック数
- コンバージョン数
動画広告用の新しいテストツールが登場するようです。
動画広告のA/Bテストが簡素化されて、元となるキャンペーンとテスト用キャンペーンでさまざまな指標を比較できるようですね。
参考:「Measure creative impact with simplified Video experiments」
https://support.google.com/google-ads/answer/15449034
参考:「Google simplifies Video ad testing with new experiment tool」
https://searchengineland.com/google-simplifies-video-ad-testing-with-new-experiment-tool-447595
新しい検索広告のフォーマットをテスト中?
- 拡張可能な検索広告
- 検索広告を展開したり折りたたむことが可能に
- 表示をすると検索広告のカルーセルが表示される
- 広告内に検索絞り込みオプションが表示される
検索広告で、新たな表示フォーマットがテスト中のようです。
広告を展開したり折りたたむ表示や、広告内に検索絞り込みのオプション表示などがあるようです。
広告を折りたたむことができる、というのは広告を出す側としてはかなり気になりますね……?
一般ユーザーとしては嬉しい場面もあるかもしれませんが……。
参考:「Google testing expandable product ads carousal」
https://searchengineland.com/google-testing-expandable-product-ads-carousal-447515
P-MAXの新機能
画像参照元:「Google 広告 ヘルプ — P-MAX の新機能: アセットのテスト、動画の拡張など」
https://support.google.com/google-ads/answer/15535462?hl=ja
- ジェネレーティブAIを活用したアセット改善
- アセットを追加し、最終ページURL拡張をテスト
- 商品フィードのみのキャンペーンに画像、テキスト、動画アセットの追加でアップリフトを測定
- 11月上旬にベータ版として小売業者向けに提供予定
- 最終URLをより関連性の高いランディングページに置き換えるテストも実施
- 画像生成モデルの更新
- テキスト画像変換モデルをアップデート
- P-MAX広告のプレビューを商品フィードと旅行目標で共有
- 広告クリエイティブのチーム連携を容易にするために、共有可能なプレビューを展開
- このプレビューは、Google 広告にログインしていなくても閲覧可能
- アセットを追加し、最終ページURL拡張をテスト
- 動画広告の強化
- AIを活用した動画機能強化でYouTubeのクリエイティビティを拡大
- フリップ動画広告
- Google AI は、元の動画フォーマットを反転させ、新しいアスペクト比の動画を作成
- 動画広告の短縮
- Google AI が動画内の重要なパートを選択して短いバージョンを作成
- 強化された動画の利用はコントロールも可能
- P-MAX
- 特定の動画を配信しないようコントロール可能
- 動画強化機能の無効化も可能
- 動画アクションキャンペーン
- キャンペーン設定から簡単に動画強化を無効にできる
- デマンドジェネレーションキャンペーン
- 現在、Demand Genではフリップ機能のみが利用可能
- 短縮機能は2025年に提供される予定
- 動画広告ごとに機能の無効化も可能
- アプリキャンペーン
- Googleアカウントマネージャーで無効にできる
- P-MAX
- フリップ動画広告
- AIを活用した動画機能強化でYouTubeのクリエイティビティを拡大
- P-MAXとスタンダード・ショッピング・キャンペーンをより柔軟に併用できるように
- P-MAXキャンペーンと標準ショッピングキャンペーンの相互作用の方法を変更
- P-MAXと標準ショッピングキャンペーンを一緒に運用して同じアカウントで同じ商品をターゲットにしたキャンペーンがある場合、広告ランクでどのキャンペーンの広告を配信するかが決定される
P-MAXのアップデートがいろいろ発表されています。
広告プレビューをログインなしで閲覧できる、というのは、クライアントが確認をとりたい場合などに便利かもしれませんね。
参考:「Google 広告 ヘルプ — P-MAX の新機能: アセットのテスト、動画の拡張など」
https://support.google.com/google-ads/answer/15535462?hl=ja
電話広告、レスポンシブ検索広告にアップグレードへ
- 電話広告がレスポンシブ検索広告にアップグレードされる
- 移行期間が過ぎると旧形式での電話広告新規作成できなくなる
- 電話広告が継続して配信されるためには、要対応
- 変更点
- すべての新しい電話広告にランディングページが必要
- ビジネス名をキャンペーンorアカウントレベルで追加する必要あり
- 最終ページURLのない既存の電話広告は自動移行されない
電話広告がレスポンシブ検索広告にアップグレードされ、移行期間終了後は必須の設定を追加しておかないと広告配信の継続ができなくなるようです。
具体的には、ランディングページ(最終ページURL)とビジネス名の設定ですね。
詳しい移行時期や期間などの記載はないようですが、電話広告を配信中の方はお早めに設定を見直しましょう!
参考:「Google 広告 ヘルプ — Upgrade your call ads to responsive search ads」
https://support.google.com/google-ads/answer/15453681?hl=ja
参考:「Google upgrades Call Ads to Responsive Search Ads format」
https://searchengineland.com/google-call-ads-responsive-search-ads-format-447830
検索広告に新しいアセットタイプ、ビジネスリンクが登場
- 単一の検索広告内で多様な顧客の意図をターゲットできる特殊なアセットタイプ
- サイトリンクと同様に機能するが、柔軟性アップ
- 現在はパイロット版のみ
- 広告見出し
- リンクごとに最大3つの見出しを使用可能
- 全角15文字
- 説明文
- ビジネスリンクごとに1つの説明文
- 全角45文字まで
- AI拡張機能
- デフォルトで有効になっているGoogle AIが自動で追加見出しを生成
- リアルタイムの関連性に合わせてコンテンツを最適化
- キャンペーンの設定から無効化可能
ビジネスリンクという新しいアセットが検索広告に追加されるようです。
説明を見た限りではサイトリンクのような感じみたいですね。
パイロット版での提供のようなので、全アカウントで使えるようになるのは先のようです。
参考:「Google 広告 ヘルプ — 検索広告のビジネスリンクについて」
https://support.google.com/google-ads/answer/15468208?hl=ja
参考:「Google pilots Business Links to boost Search Ad engagement」
https://searchengineland.com/google-business-links-pilot-447885
P-MAXに新しくセグメントオプションが追加
- キャンペーンのパフォーマンスをより深く分析できる
- P-MAXアセットグループのパフォーマンスを以下で分類可能
- 時間
- クリックタイプ
- コンバージョン
- デバイス
- ネットワーク
- トップ 対 その他
P-MAXのパフォーマンスの分析に役立つセグメントオプションが追加されるようです。
例えば、特定のコンバージョンアクションに対して、コンバージョンまでにかかった日数等を追跡する……などができるようです。
参考:「Google adds segmentation to Performance Max Asset Groups」
https://searchengineland.com/google-segmentation-performance-max-asset-groups-447908
Yahoo!広告の最新情報
検索広告(ショッピング)、商品情報掲載の月額予算設定対応
- 検索広告(ショッピング)の商品情報掲載で月額予算の設定に対応
- 予算超過を防ぎつつ効率的な運用が可能に
- 月額予算の設定に伴い以下の機能を変更
- MCCアカウント配下で連携済みのショップや月額予算を確認、変更できる「ショップ一覧」ページを追加
- 商品情報掲載の注文実績の確定を、「注文発生から45日経過」から「注文発生から2ヶ月経過」に変更
- 検索広告(ショッピング)アカウントの取引明細および月次利用明細において、商品情報掲載と検索連動型ショッピング広告それぞれの表示に対応
Yahoo!検索広告のショッピング広告において、商品情報掲載で月額予算設定が可能になるようです。
そのほか、このアップデートに伴っていくつか機能の変更が発表されているのでYahoo!でショッピング広告を配信している方はぜひご確認ください。
参考:「【検索広告(ショッピング)】商品情報掲載の月額予算設定について」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20241002-01/
YDA、入札戦略「ビューアブルインプレッション数の最大化(β)」の提供と課金方式「ビューアブルインプレッション課金」の利用拡大(β)
- YDAで新しい入札戦略・課金方式をβ版にて提供開始
- 入札戦略「ビューアブルインプレッション数の最大化」の提供(β版)
- キャンペーン目的「ブランド認知」で提供
- 課金方式「ビューアブルインプレッション課金」の利用拡大(β版)
- コンバージョン数の最大化を最適化ポイントとしているキャンペーン目的とキャンペーン目的「動画再生」で、一部の入札戦略で「ビューアブルインプレッション課金(β)」を選択可能に
- これに伴い、広告管理ツールの各種一覧画面の表示項目に「課金方式」を追加
新しい入札戦略「ビューアブルインプレッション数の最大化」のベータ版の提供がスタートします。
また、課金方式「ビューアブルインプレッション課金」の利用できるキャンペーン目的や入札戦略が増えたようです(こちらもベータ版)。
ビューアブルインプレッション数の最大化(β版)はブランド認知目的のキャンペーンで利用可能とのことです。
参考:「【ディスプレイ広告(運用型)】入札戦略と課金方式に関するβ版機能の提供と項目の追加・変更について」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20241002/
参考:「Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型) — ビューアブルインプレッションに関するβ版機能の提供(PDF資料)」
https://yahoo.jp/dhjv2g
YDA、サイトカテゴリーターゲティングの新規設定・編集を終了 来年4月には全機能が終了予定
- 10月頭、サイトカテゴリーターゲティングの以下の機能を終了
- 新規設定
- 既存設定の編集
- インポート機能による設定、編集
- 2025年4月に全機能を終了予定
- サイトカテゴリーターゲティングが設定されている広告グループは、サイトカテゴリーターゲティングの設定を削除し、配信設定をオフに変更
- サイトカテゴリーターゲティング一覧画面が非表示に
- プレイスメントターゲティングのプレイスメントリストの作成および編集画面において、サイトカテゴリーの絞り込み機能が利用不可に
お伝え済みのお話ですが、サイトカテゴリーターゲティングの機能終了が始まっております。
10月からは新規設定や既存の編集など新たな設定・編集ができなくなりました。
来年4月には全機能が終了予定なので、ご利用中の方はご確認を。
参考:「【ディスプレイ広告(運用型)】サイトカテゴリーターゲティングの提供終了について」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20240806/
検索広告、クイックリンク説明文がスマホ表示対応に
- Yahoo!広告 検索広告でクイックリンク説明文がスマートフォンでも掲載されるように
- 表示のための設定は必要なし
Yahoo!検索広告でクイックリンク説明文がスマホ表示対応になったとのことです。
クイックリンクとは、検索広告内に表示されるサイトの各ページへのリンクの表示オプションのことです。クイックリンク説明文はそのページごとの説明文ですね。
実際の表示を見てみないことにはわかりませんが、スマホでこの説明文まで表示されるとかなり広告の画面占有率が上がりそうな気がしますね。
参考:「【検索広告】クイックリンク説明文のスマートフォン表示対応について」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20241010-02/
参考:「クイックリンクオプションについて」
https://www.lycbiz.com/jp/column/searchads/technique/ss_navi22/
検索広告、カスタム指標機能追加
- Yahoo!広告 検索広告において、新たにカスタム指標機能を追加
- 任意の計算式を入力して作成した指標をキャンペーン一覧画面に表示項目として追加できるように
検索広告でカスタム指標機能が追加されます。
カスタム指標機能とは、計測している数値指標を使用した任意の計算式を入力して、自由な指標を作成・管理画面上に表示する機能ですね。
今までデータをエクスポートしてエクセルやスプレッドシートで計算していた……みたいな指標があれば、それがそのまま管理画面上で見られるようになりそうです。
参考:「【検索広告】カスタム指標機能追加のお知らせ」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20241010-01/
YDA、動的ディスプレイ広告のレコメンドにアプリの閲覧履歴を追加
- Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)の動的ディスプレイ広告でアプリ内の商品閲覧履歴をレコメンド商品の選定に利用できるように
- アプリ内でのユーザーの商品閲覧履歴をもとにより精度の高いレコメンド商品の広告を配信できる
動的ディスプレイ広告のレコメンド機能にアプリの商品閲覧履歴が使用できるようになります。
Webサイトだけでなくアプリでの閲覧履歴も使用できれば、より精度の高いレコメンド商品を広告配信できそうですね。
参考:「【ディスプレイ広告(運用型)】動的ディスプレイ広告のレコメンドにアプリの閲覧履歴を追加」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20241011/
検索広告、検索クエリーレポートおよび対象外キーワードへの表記修正適用
- 対象ツール
- 広告管理ツール
- キャンペーンエディター
- Yahoo!広告 スクリプト
- Yahoo!広告 検索広告 API
- 実施日(予定)
- 2024年11月7日(木)から順次適用開始
- 概要
- 検索クエリーレポートと対象外キーワード登録で誤字脱字などの明らかな入力間違いを表記修正、適切な検索クエリーへ集約
- 検索クエリーレポート、検索クエリー一覧
- 誤字脱字などの明らかな入力間違いと思われる検索では検索クエリーレポート・検索クエリー一覧内で正しい語句に合算される
- 対象外キーワード
- 対象外キーワードへ正しい語句を登録した場合、明らかな入力間違いも除外されるように
検索クエリーレポートや対象外キーワード登録において、誤字・脱字などの明らかな入力間違いを自動で修正したり適切なクエリーへと集約するようになるそうです。
誤字・脱字などの入力ミスがそのまま検索クエリーの一覧に反映されてしまうと、データなどが見にくくなってしまうのでありがたいですね!
参考:「【検索広告】検索クエリーレポートおよび対象外キーワードへの表記修正適用について」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20241016/
検索広告、入札戦略の最適化に使用するコンバージョンを選択する機能の提供
- 概要
- 検索広告で入札戦略の最適化に使用するコンバージョンをキャンペーン単位で選択可能に
- 以下も合わせて実施
- 複数のコンバージョンをまとめられる「コンバージョングループ」の提供
- コンバージョン設定ごとに付与される項目「コンバージョンの発生元」の追加も同時に実施
- コンバージョン数計上方法の変更
- キャンペーン単位で最適化に使用するコンバージョンを選択した場合、広告管理ツールのパフォーマンスデータおよびパフォーマンスレポートの「コンバージョン数」には、選択したコンバージョン設定の数値のみが計上される
検索広告の入札戦略最適化に使用するコンバージョンをキャンペーン単位で選択できるようになります。
新たに導入される「コンバージョンの発生元」という項目と「コンバージョン測定の目的」を指定するか、予め作成しておいた「コンバージョングループ(※本アップデートに際して導入)」を指定することができるようです。
参考:「【検索広告】入札戦略の最適化に使用するコンバージョンを選択する機能の提供について」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20240924/
Meta広告の最新情報
Advertising Weekで画像アニメーションとビデオ拡張ツールを発表
画像参照元:「Advertising Week 2024: Unlock Video Performance with GenAI and Creator Marketing」
https://www.facebook.com/business/news/Unlock-Video-Performance-with-GenAI-and-Creator-Marketing
- Advertising Weekで広告アップデートを発表
- イメージアニメーション追加
- 「イメージアニメーション」という新しい AI クリエイティブ オプションを追加
- 静止画像アセットをアニメーション化できるように
- AI ベースの「動画拡張」のテスト拡大
- 拡張オプション内で完全なビデオ作成機能のテストを拡大、利用可能アカウント増加
- コレクション広告の機能追加
- ブランドはクリエイターのコンテンツをコレクションのプロモーションに統合できるように
- パートナーシップ広告にクリエイターの推薦文を追加する機能のテスト
- パートナーシップ広告ツールを広告マネージャ内の「パートナーシップ広告ハブ」と呼ばれる 1 つのページに統合
MetaのAdvertising Week 2024でさまざまなアップデートが発表されています。
静止画一枚から簡単なアニメーションを作成できるなど気になる機能がいろいろ発表されています。
参考:「Advertising Week 2024: Unlock Video Performance with GenAI and Creator Marketing」
https://www.facebook.com/business/news/Unlock-Video-Performance-with-GenAI-and-Creator-Marketing
参考:「Meta Announces Image Animation and Video Expansion Tools at Advertising Week」
https://www.socialmediatoday.com/news/meta-announces-image-animation-video-expansion-tools-advertising-week/729260/
LINE広告の最新情報
リード獲得最適化の配信が可能に
業種 | 活用例 |
---|---|
EC | 無料サンプル申し込み |
人材 | 転職サイトなどの会員登録 |
教育 | 塾の体験申し込み、資料請求 |
金融 | 保険見積もり、資料請求 |
エステ | 初回来店予約 |
不動産 | 物件エントリー |
自動車 | 試乗予約 |
BtoB | 問い合わせ・資料請求 |
- 概要
- リード(見込み客)数の獲得最大化を目的に、入札を自動で最適化する機能(β版)の提供を開始
- 広告グループの[最適化の対象]の項目に「リード」が追加される
- 利用推奨シーン
- リード獲得を目的として配信を行いたい時
- 既存でリード獲得地点にCV tagを設置しており、CV最適化を行っている場合
リード数の獲得最大化を目的とした配信が可能になりました。
現在はベータ版での機能ですが、気になる配信メニューですね!
リード獲得目的の配信や、既存でリード獲得地点にコンバージョンタグを設置してコンバージョン最適化を行っている場合などにおすすめとのことです。
参考:「LINE広告アップデート情報 2024年10月 リード獲得最適化の配信が可能に!」
https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/202410/
LINE Dynamic Adsにおける商品セット作成条件の追加
- 概要
- LINE Dynamic Ads(DPA配信)において、商品セット設定の条件に、新たに「商材タイプ」「価格」が追加
- 商品タイプ、価格の値を指定した商品セットの作成ができるように
- 変更後
- 商品セットの作成 > 商品セット設定 > 条件
- 条件
- カスタムレベル0 ~ 4
- 商材タイプ
- 価格
- 基準
- カスタムラベル/商材タイプ:
- 次のいずれかを含む
- 次のいずれも含まない
- 次のいずれかに一致する
- 次のいずれにも一致しない
- 価格:
- が次の値より大きい
- が次の値以上
- が次の値より小さい
- が次の値以下
- カスタムラベル/商材タイプ:
- 条件
- 商品セットの作成 > 商品セット設定 > 条件
LINE Dynamic Adsの商品セット設定に商材タイプ・価格が追加されました。
商品セット作成にあたっての条件設定に商材タイプ・価格が使用できるようになるので、より柔軟に作成できるようになりますね。
参考:「LINE広告アップデート情報 2024年10月 リード獲得最適化の配信が可能に!」
https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/202410/
一部詳細ターゲティング提供終了
- 以下の詳細ターゲティングの削除を12月9日に予定
- 行動 > 購買経験
- 店舗
- ドラッグストア
- 飲食店
- 家具・インテリアショップ
- 店舗
- 行動 > 購買経験
- 該当セグメントの設定画面では削除予定の旨を表示予定
- 削除前に事前の設定変更が必要
一部の詳細ターゲティングの提供が12月に終了予定です。
万が一ご利用のものがあれば、予め設定を変更しておくのが推奨のようです。
広告アカウントレポートで[削除項目を含める]の提供終了
- 階層を『 広告アカウント』に設定したレポートにおける「削除項目を含める」提供終了
- 階層が『広告アカウント』 の場合は「削除項目を含める」をグレーアウトし選択不可に
広告アカウントのレポートから、「削除項目を含める」の提供が終了となりました。
Microsoft広告の最新情報
PMAXで4つのアップデート:検索語句レポート、ブランド除外 ほか
画像参照元:「Performance Max updates and other updates for October」
https://about.ads.microsoft.com/en/blog/post/october-2024/performance-max-updates-and-other-updates-for-october
- 検索語句レポートが利用可能に
- ブランド除外の指定が可能に
- アセットグループ単位でのURLルールの設定が可能に
- DSAからPMAXへのアップロード時の推奨事項アナウンス提供開始
- 今後のアップデート予定
- 動画アセットの登録開始
- 新規顧客獲得目標設定の追加
今月もPMAXのアップデートがいくつかありました。
毎月いろんな機能が増えていっていますね。設定の幅や分析できる幅も増えて、使いやすくなっていきそうですね。
参考:「Performance Max updates and other updates for October」
https://about.ads.microsoft.com/en/blog/post/october-2024/performance-max-updates-and-other-updates-for-october
参考:「Microsoft 広告 アカウントマネージャーに聞く第23回:検索語句レポートがPMAXにも対応(10月アップデート)」
https://www.atara.co.jp/unyoojp/2024/10/microsoft_ads_account_manager_series23/
ディスプレイ広告に新しい入札・ターゲティング機能が追加
画像参照元:「Performance Max updates and other updates for October」
https://about.ads.microsoft.com/en/blog/post/october-2024/performance-max-updates-and-other-updates-for-october
- 入札戦略の選択肢
- 手動CPM
- 拡張クリック単価
- コンバージョンの最大化(自動入札)
- オーディエンスターゲティングの一覧
- 購買意向の強いユーザー
- リマーケティングリスト
- 動的リマーケティングリスト
- カスタマーマッチリスト
- 結合されたリスト
- LinkedInプロフィールターゲティング
- 予測ターゲティング
- コンバージョン可能性の高い新規オーディエンスが発見できる
- インプレッションベースのリマーケティング(パイロット版)
- 認知施策で広告閲覧ユーザーにコンバージョン目的の広告を配信 など
- 申請許諾を受けて配信可能になっていたディスプレイ広告が許諾なしに全アカウント配信可能に
ディスプレイ広告では、入札戦略とターゲティングの追加がありました。
コンバージョン可能性の高い新規オーディエンスが発見できる「予測ターゲティング」やインプレッションベースのリマーケティングが追加されています。
予測ターゲティングは、Googleでいうと「最適化されたターゲティング」のようなものでしょうか。
これと合わせて、これまで申請が必要だったディスプレイ広告が全アカウントで申請許諾なしに利用可能になったとのことです。Microsoft広告での配信の幅が増えそうですね!
参考:「Performance Max updates and other updates for October」
https://about.ads.microsoft.com/en/blog/post/october-2024/performance-max-updates-and-other-updates-for-october
参考:「Microsoft 広告 アカウントマネージャーに聞く第23回:検索語句レポートがPMAXにも対応(10月アップデート)」
https://www.atara.co.jp/unyoojp/2024/10/microsoft_ads_account_manager_series23/
さて、続いては日常でも使えるSNSの新機能・新情報をお届けするSNSアップデートハンターのお時間です!
N丸くんよろしくね!
今月もInstagram・Xから気になる話題をお届けします!
日常で使える!? Metaの最新情報
Threadsにコミュニティ機能「Loops」開発中
- コミュニティ機能「Loops」をThreadsで開発中
- Loops内に個々の投稿を追加でき、コミュニティのフィードで閲覧できる
- Loopsの投稿がメインのTLに共有されるかは不明
MetaのテキストベースのSNS、Threadsでコミュニティ機能を開発中とのこと。
コミュニティ機能は似た機能が多いXにもある機能ですね。
参考:「Threads Is Developing a Communities Feature Called ‘Loops’」
https://www.socialmediatoday.com/news/threads-developing-communities-feature-called-loops/729280/
Instagram、ソーシャルライブラリ機能をテスト
投稿者: @alex193aThreadsで見る
- アプリ内で再共有・いいね・ブックマークしたすべての投稿がまとめられるライブラリー機能をテスト中
- 後から共有した投稿などを探しやすくなる
Instagramアプリ内で再共有やいいね、ブックマークなどなんらかのアクションをした投稿がまとめて見られるライブラリー機能をテスト中のようです。
あの投稿を見たい、みたいな時に見返しやすい機能ってことですね。
Instagramだといいねした投稿一覧などがアクティビティページで確認できますが、いいね・コメントなどアクション別にまとめられていますよね。アクション別だと全部のアクションを確認しないといけないですが、まとめて見られるのは便利な場面もありそうです。
参考:「Instagram Tests a New Way To Keep Tabs on Shared Content」
https://www.socialmediatoday.com/news/instagrams-tests-keep-tabs-on-content-that-youve-shared/730112/
Threadsにモバイル分析機能が導入
投稿者: @threadsThreadsで見る
- アプリからモバイル分析機能を利用可能に
- 提供される分析情報:
- 投稿の閲覧数(フォロワー、非フォロワー両方)
- いいね
- 返信
- リポスト
- Threads内での引用
- 閲覧社の統計(場所、年齢、性別など) など
- 分析可能期間:7日〜90日間
- 8月リリースのデスクトップ版と同じ内容
アプリからThreadsアカウントの分析機能が利用可能になるようです。
内容はすでにリリース済みのPC版と同じようです。
参考:「Threads Rolls Out Mobile Analytics」
https://www.socialmediatoday.com/news/threads-rolls-out-mobile-analytics/730515/
日常で使える!? X(旧Twitter)の最新情報
収益分配システムアップデート、
- Xプレミアムユーザーが参加できる収益分配プログラム(参加条件あり)の報酬額の決定のための指標が変更
- 変更前
- 収益分配プログラムに参加したユーザー投稿の返信に表示される広告の、Xプレミアムユーザーによる閲覧数をもとに分配される
- 変更後
- 収益分配プログラムに参加したユーザーの投稿へのXプレミアユーザーによる返信・RP・いいねなどのエンゲージメント数をもとに分配される
収益分配プログラムの仕様が変更したとのこと。
プレッション数ではなくエンゲージメント数を元に分配されるようになるそうです。
一応いわゆる"インプレゾンビ"対策のようですね。
参考:「X(旧Twitter)が広告ではなくエンゲージメントに基づきクリエイターに報酬を支払うよう仕様を変更」
https://gigazine.net/news/20241010-twitter-x-update-creator-revenue-sharing/
ブロック機能改悪、続報
- ブロックされた場合もブロックした人の投稿が全公開されている場合は閲覧可能
- コメント等の反応はできない
- ブロックした側に悪口等を書き込まれた場合に発見して報告ができる(という主張らしい)
すでにアカウントへブロック機能変更のお知らせも出ていますね。
アップルやGoogleのアプリストアの規約違反ではないか?という声もありますが、本当にやるようです。
一応、ブロックされた相手に嫌がらせをされていた場合に発見・報告ができるとのこと。
参考:「X Moves to the Next Stage of Diluting the Power of Blocking」
https://www.socialmediatoday.com/news/x-formerly-twitter-dilutes-the-power-of-blocking/730113/
まとめ(エンディング)
今月も気になる話題が盛りだくさんでしたね。
各社盛りだくさんでしたね!
Xのブロック改悪が本当に実装されてしまうようなので悲しいです。
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この記事を書いた人
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