2021年7月のWeb広告からSNSまでWebマーケ情報ツキイチまとめ「Google 広告、コンバージョン値を調整する新機能」「YDAにコンテンツキーワードターゲティング登場」他
2021年08月03日
ピッピッピッピーーーーーーーーーー………
今月も1ヶ月のWeb広告・SNSをまるっと振り返る!ツキイチまとめのお時間がやってまいりました。
司会を務めるのは私・N山と————
Nテレアナウンサーです!
今月のトピックスはこちら!
気になる媒体だけ見たい方は目次をクリックしてお好きなところまで早送りしてご覧くださいませ!
それでは今月のトピックスをどうぞ!
目次
Google 広告の最新情報
コンバージョン値のルール機能でCVの価値を正確に反映しよう
コンバージョン値のルール機能
- レポート類におけるコンバージョン値の扱いと、スマート自動入札の最適化方法を調整できる機能
- デフォルトの状態では考慮されないコンバージョンの価値に関係する追加情報をアカウントに反映できる
- オーディエンス:自社所有のオーディエンスリストまたはGoogleのオーディエンスリストが使用できる
- 地域:ユーザーの所在地に応じてコンバージョン値を調整できる
- デバイス:ユーザーの使用デバイス(モバイル、PCなど)に応じてコンバージョン値を調整できる
- ビジネスの真の目標に向かった最適化やリアルタイムでの最適化などができるようになる
- 設定方法
- [ツールと設定] > メニュー内の[測定 > コンバージョン] > 左メニューの[価値のルール] > コンバージョン値のルールを作成
- 条件を設定
- 地域
- オーディエンス
- デバイス を設定可能
- 予備の条件があればそちらも設定(メインの条件で選んでいない二種から選択、メイン条件とのAND条件になる)
- ベースのコンバージョン値に対してどのように計算するかを設定
- 追加
- 乗算
Google 広告からは、コンバージョン値の調整ができる新機能が登場しました!
例えば、コンバージョンするユーザーによって大きな売り上げに繋がったりその逆に成約につながらないコンバージョンだったり……ということがありますが、基本的にはどのコンバージョンも管理画面上で同じものとして扱われてしまっていました。このコンバージョン値のルールを利用すれば、この地域からのコンバージョンは他の地域よりも○倍の売り上げに繋がってる!という差を管理画面上に反映できるようになります。
どのようなルールを設定すべきかを考える必要はありますが、オーディエンスリスト・地域・デバイスなどによってコンバージョン値を調整することが可能で、最適化しやすくなります。
上手く活用していきたいですね!
参考:「コンバージョン値のルールについて」
https://support.google.com/google-ads/answer/10518330
参考:「Google 広告の「コンバージョン値のルール」とは?機能と設定方法を解説」
https://anagrams.jp/blog/google-ads-conversion-value-rules/
広告ポリシー違反を繰り返すアカウントに「違反警告」システム登場?試験運用開始
違反警告システムの概要
- 2021年9月より、各ポリシーへの違反に対して事前警告・違反警告が発行されええ3回目の違反警告で厳しい罰則が科されるシステムが試験運用される
- 対象のポリシー
- 不正行為を助長する商品やサービス(https://support.google.com/adspolicy/answer/6016086)
- ヘルスケア、医薬品(https://support.google.com/adspolicy/answer/176031)
- 危険な商品やサービス(https://support.google.com/adspolicy/answer/6014299)
タイプ | トリガー | 罰則 |
---|---|---|
事前警告 | 「不正行為を助長する商品やサービス」、「不承認の薬物」、「危険な商品やサービス」のポリシーに違反する広告内容が初めて検出される | 関連広告の削除のみ |
1回目の違反警告 | 事前警告を受けてから 90日以内に再び同じポリシーに違反する | アカウントが3日間一時停止。この間、広告は表示されない。 |
2回目の違反警告 | 1回目の違反警告を受けてから 90日以内に、1回目の違反警告と同じポリシーに違反する | アカウントが7日間一時停止。この間、広告は表示されない。 アカウントの強制停止を回避するための最終通知。 |
3回目の違反警告 | 2回目の違反警告を受けてから 90日以内に、2回目の違反警告と同じポリシーに違反する | 度重なるポリシー違反により、アカウント強制停止 |
ユーザー・広告主・パブリッシャーなどすべてにとって信頼できる広告環境を構築するための取り組みとして、ポリシー違反に対する厳しい罰則が科される新システムの試験運用が2021年9月より導入されます!
万が一違反を繰り返すとアカウント自体が強制停止になるので、念の為目を通して自分の運用しているものが問題ないか確認しておきたいですね!
参考:「度重なる広告ポリシー違反に対応する新しい「違反警告」システムの試験運用」
https://support.google.com/google-ads/answer/10957124
Yahoo!広告の最新情報
ディスプレイ広告(運用型)でカルーセル広告の提供開始
YDAのカルーセル広告概要
- 画像とテキストからなるカルーセルカードを2枚以上組み合わせて表示される横長のバナー広告(最大10枚)
- 複数の画像とテキストで商品やサービスの訴求ができる
- 使用できるキャンペーン目的
- コンバージョン
- サイト誘導
- アプリ訴求
- 注意事項
- 作成には2枚以上のカルーセルカードが必要(10枚まで追加可能)
- カルーセルカードすべてがそれぞれ審査対象となり、1枚でも否認されると広告は配信されない
- ロゴ画像の入稿は必須(カルーセルカードの最後にロゴが表示される)
- 使い方例
- 商品の使い方を画像で紹介
- いろんな訴求ポイントを1枚ずつの画像でそれぞれ紹介する
- 漫画アプリや電子書籍販売サイトの広告で漫画の試し読み用の画像をカードに設定
- ECサイトなどで複数の商品(1カードにつき1商品)を掲載する
- 商品・サービスのストーリーを伝える など
- 入稿規定の詳細:https://ads-help.yahoo.co.jp/yahooads/rf/articledetail?lan=ja&aid=81288&o=default#tana
Yahoo!のディスプレイ広告(運用型)にカルーセル広告が登場しました!
画像とテキストを組み合わせたカルーセルカードを2枚以上設定して表示できる横長のバナー広告です。
カルーセル広告は各種SNS広告やGoogle 広告にも似たフォーマットがあるものですが、複数の画像やテキストで商品・サービスの訴求ができるのでいいですよね!
参考:【ディスプレイ広告】運用型 カルーセル広告の提供開始について
https://ads-promo.yahoo.co.jp/support/release/30162780.html
参考:「Yahoo!ディスプレイ広告、カルーセル広告の提供を発表」
https://anagrams.jp/blog/yda-carousel-ad/
参考:「【ニュース】Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)、カルーセル広告を提供開始」
https://unyoo.jp/2021/07/yahoo-ads-update-3/
ディスプレイ広告(運用型)にコンテンツキーワードターゲティングが登場!
コンテンツキーワードターゲティングの概要
- 広告が表示される掲載面を指定するターゲティング方法の一つ
- 配信したい/除外したいWebページ・アプリなどのコンテンツをキーワードで指定して掲載面を調整できる
- 指定したキーワードと関連性の高い掲載面を記事単位で絞り込める
- 活用例
- 知育玩具の広告の場合:「幼児教育」「育児」などのキーワードを指定する
- コスメの広告の場合:「美容」「メイク」などのキーワードを指定する
- 注意事項
- 対象掲載面はYahoo! JAPANの一部サービス
- コンテンツキーワードターゲティングが可能な掲載面かつコンテンツの解析が可能な掲載面のうちキーワードとマッチした場合にのみ配信されるため、キーワードの登録数が少ない場合など配信対象を絞り込みすぎると広告の表示回数が低下する場合がある
- コンテンツキーワードリストを配信対象外に設定した場合、コンテンツキーワードターゲティングに対応していない掲載面やコンテンツの解析が不可能な掲載面には広告が表示される
- キーワードはリストで登録し、広告グループ単位で管理する
- 対象サービス(タイムラインの広告枠は対象外)
- Yahoo!ニュース
- スポーツナビ
- スポーツナビDO
- Yahoo! 映画
- Carview!
- Yahoo! テレビ
- GYAO
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!不動産 おうちマガジン
新しくディスプレイ広告(運用型)を人(ターゲット)に対してではなく掲載面でコントロールする「コンテンツキーワードターゲティング」の機能が追加されました!
Googleのディスプレイ広告でも似たような機能(=コンテンツターゲット)がありますね。
今回の配信先となる対象サービスは他のYahoo!ディスプレイ広告と比べるとかなり限定的ですね。
また、この機能を使って配信除外の設定をする場合は「コンテンツキーワードターゲティング」の対象外のページには配信されてしまうので、どういう設定をしたらどの範囲に配信されるかをよく理解した上で設定しないと意図しないところに配信される場合があるかもしれません。
Google 広告でコンテンツターゲット機能が出来てからかなり時間差を経ての類似機能ですが、Cookieが規制を受けていく今後を考えると人ではなく配信面のターゲティング方法を拡充するのもうなずけますね。
参考:「ディスプレイ広告(運用型) コンテンツキーワードターゲティングの提供について」
https://ads-promo.yahoo.co.jp/support/release/30163095.html
参考:「Yahoo!ディスプレイ広告 、コンテンツキーワードターゲティングの提供開始を発表」
https://anagrams.jp/blog/yda-content-keyword-targeting/
参考:「【ニュース】Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)、コンテンツキーワードターゲティングの提供開始」
https://unyoo.jp/2021/07/yda_content_keyword_targeting/
LINE広告の最新情報
Creative Labで動画も作成可能に!
Creative Labのアップデート概要
- 「クリエイティブのヒント」ページをオープン(https://creativelab-tips.line.me/ja/blog/tag/tips_jp/)
- 動画クリエイティブの制作が可能に
- 制作方法
- かんたん作成:サイズとエフェクトを選択し、画像とロゴのアップロード、テキストを打ち込むだけで自動で作成できる(※自動作成後にアドバンストモードを使って微調整も可能)
- テンプレートから作成(Coming Soon):プロがデザインしたテンプレートからクリエイティブを作成できる
- 白紙から作成(アドバンストモード):白紙のスライドから好みのクリエイティブをいちから作ることが可能
- サイズ
- 1:1(スクエア)
- 16:9(カード)
- 9:16(バーティカル)
- エフェクトの種類
- なし
- クロスディゾルブ
- スライド
- ラジアル
- その他の機能
- アドバンストモードからは、あらかじめ用意されたスタンプなどを動画に追加できる
- 制作方法
以前こちらの記事でご紹介したCreative Labがアップデートしました!
クリエイティブ作成のヒントとなるコンテンツがオープンした他、これまでは静止画のみだったのが動画の作成機能もリリースしました。動画クリエイティブが注目を集める昨今、LINE広告の機能で手軽に作ることができるのは嬉しいですね!
現在は画像・ロゴ・テキストを入れてサイズとエフェクトだけ選択すれば自動で作ってくれるかんたん作成と、いちから細かく作成できる白紙から作成を利用できます。かんたん作成からの場合も、プレビューを見た後で調整することも可能です。スタンプなども追加可能です。
また、実装前ですが豊富なテンプレートから動画クリエイティブが作れる機能も予定されているようです!
オークション分析機能リリース
オークション分析機能の概要
- 広告のオークションでの勝率を管理画面上で確認できる機能
- 表示指標
- インプレッションシェア
- インプレッション損失率(予算):予算不足が原因で広告が表示されなかった割合。広告グループ単位。
- インプレッション損失率(ランク):広告ランクが低く競合とのオークションで負けたために広告が表示されなかった割合。広告グループ単位。
- 表示条件
- 広告グループ単位での表示(キャンペーン・広告の粒度では表示されない)
- リーチ&フリークエンシーのキャンペーンでは表示されない
- 配信機会が少ない場合はデータが表示されないことがある
- 広告マネージャーでの表示のみ、ダウンロードレポートには表示されない
広告のオークションでの勝率を管理画面上で確認できる「オークション分析機能」がリリースしました!
インプレッションシェアやインプレッション損失率などを広告グループ単位で広告マネージャー内で確認できます。
配信後の調整や改善に役立ちそうですね!
日予算最適化機能のリリース
- キャンペーン単位で設定した日予算がパフォーマンスに合わせて広告グループで最適化される機能
- 広告グループごとに、手動での予算設定や調整の必要がなくなる
- 利用条件
- 配下の広告グループに手動入札の広告グループがない
- キャンペーン単位の設定予算が10,000円以上
- Talk Head Viewおよびリーチ&フリークエンシー以外のキャンペーンであること
- その他仕様
- 最適化される広告グループの上限は100
- 日予算最適化を設定したキャンペーン配下の広告グループにおいて、異なる入札戦略を選択した場合はキャンペーンの入札戦略に変更される
- 手動入札の広告グループがある場合は、その広告グループは配信が停止される
- キャンペーンの入札戦略が「単価の上限なしで1日の予算消化を最大化」の場合のみ、「入札単価の設定方法」と「最適化の対象」が各広告グループで一致している必要がある
- 注意点
- SKAdNetworkが適用されている広告グループが含まれている場合、キャンペーン予算の最適化対象はSDK経由の実績のみ、SKAdNetwork経由の実績は学習にも加味されない
- 日予算を広告グループ単位ではなくキャンペーン単位で設定するが、日予算を超えて広告配信される可能性がある。その際の配信費用は全て請求対象
- このマニュアルの適用範囲外である(URL:https://www.linebiz.com/jp/manual/line-ads/ad_014/)
- キャンペーンの上限予算は超えない(超えた場合は請求対象外)
続いて、LINE広告では日予算最適化機能がリリースされました。
キャンペーン単位で設定した日予算がパフォーマンスに合わせて広告グループで最適化される機能ですね。
広告グループごとの個別の手動設定をしなくてよくなるので、運用者の業務も効率化するかもしれませんね。
ですが、日予算を超えて配信される可能性があり、その際超えた金額も請求対象になるとのこと。日予算に関するマニュアルの対象外になるようなので、その辺りの設定や仕様についてはよく確認してから使用しましょう。
参考:「LINE for Business:キャンペーン予算の最適化を利用する」
https://www.linebiz.com/jp/manual/line-ads/ad_019/?list=7161
参考:「LINE for Business:日予算について」
https://www.linebiz.com/jp/manual/line-ads/ad_014/
Twitter広告の最新情報
視聴完了率をアップする動画広告の最適化モデル「15s view」導入
「15s view」の概要
- 質の高い動画再生・視聴完了率を重視するニーズに応えるための新しい最適化モデル
- 15秒視聴の完了が目的の配信に最適化された入札モデル
- 最高レベルの視聴完了率を実現できることがテストでは実証された
- 動画再生数を目標にした全キャンペーンのデフォルトの設定になる
- プレロール再生数キャンペーンでも同じ最適化モデルを導入予定
- 仕組み
- Twitter上での興味関心の傾向を分析し、動画を長時間視聴する可能性の高いアクティブユーザーを特定・動画広告を配信するかを最適化する予測モデル
- CPM(インプレッション数1,000あたりの単価)に基づいて課金
- 新しい指標
- 15s view再生あたりのコスト:合計出向額を15秒以上の視聴回数で割った値
- 15s view動画再生数:動画再生時間が15秒間or全体尺の95%以上の場合のみにカウントされる再生数
- 15s view動画資料率:15s view動画再生数をインプレッション数で割った値
Twitterの動画広告において、新しい最適化モデルが登場しました!
質の高い動画再生や視聴完了率を重視するニーズに応えるための最適化モデルで、登場後は「動画再生数」を目標にしたすべてのキャンペーンでデフォルトの設定になっています。
各媒体、いろいろな最適化の機能が登場していて、今後もさらに楽しみですね!
参考:「15s view:Twitterでプレミアム動画広告を購入する新たな方法」
https://blog.twitter.com/ja_jp/topics/marketing/2021/new-way-to-buy-premium-video-views
つづいては「まじ☆かよ」のコーナーです!N丸くんおねがいします!
今月も気になるSNSの新情報をご紹介します!
日常で使える!?Facebook/Instagramの最新情報
ファンだけにコンテンツを独占公開できる?Exclusive Storiesを開発中
- TwitterのSuper Followのような機能
- オンラインのクリエイター達が、ファンだけが見られる独占コンテンツをストーリーで公開できるようになる機能
- ユーザーはコンテンツを閲覧するためになんらかのサブスクリプション料金が必要になる(と思われる)
現在はまだまだ社内のテスト中ということでわからない部分が多いですが、最近のインスタグラムのクリエイターの収益化機能の拡充を見ていると実装されそうな予感がしますね!
ストーリーだと短いコンテンツになるだろうから、IGTVや配信とかのが向いてそうだなぁ〜と思いますが、まだ開発中なのでなんとも言えませんね。笑
今後の情報を要チェックです!
参考:「Instagramがクリエイターがファンにだけコンテンツを独占公開できる機能「Exclusive Stories」を開発中」
https://jp.techcrunch.com/2021/07/01/2021-06-30-instagram-is-developing-its-own-version-of-twitters-super-follow-with-exclusive-stories/
発見タブ上のセンシティブなコンテンツをコントロール可能に!
画像参照元:「Instagram、発見タブ上のセンシティブなコンテンツの表示管理機能を導入」
https://about.fb.com/ja/news/2021/07/sensitive-content-controls-launch/
- 利用者にあった体験をInstagram上で提供するための機能の一つ
- コメントを非表示にする機能
- 望まないやりとりからアカウントを保護するための制限機能 など
- 本機能では、発見タブ上でのセンシティブなコンテンツの表示を管理可能になる
- 設定方法:
- プロフィールから右上の[設定]メニューをタップ
- [アカウント]を選択
- [不適切なコンテンツをコントロール]をタップ
- 設定は
- 制限:センシティブなコンテンツを制限する(一部表示される可能性あり/デフォルトの設定)
- 許可:センシティブなコンテンツの表示を許可する(18歳未満は設定不可)
- さらに制限:センシティブなコンテンツをより制限する の3パターンから選択可能
- 設定変更はいつでも可能
インスタグラムでは、発見タブ上に表示されるコンテンツを管理できる機能が登場しました!
センシティブなコンテンツはデフォルトでは「制限」状態で、その他「許可」や「さらに制限する」を選ぶことができます。
インスタグラムの発見タブ、よく無断転載の無法地帯だな〜と思っていましたが、ヘルプセンターに掲載されている質の低い投稿としてその辺のことも書いてあるので減りそうで嬉しいですね……!
参考:「Instagram、発見タブ上のセンシティブなコンテンツの表示管理機能を導入」
https://about.fb.com/ja/news/2021/07/sensitive-content-controls-launch/
参考:「Instagramヘルプセンター:コンテンツのおすすめ」
https://www.facebook.com/help/instagram/313829416281232
16歳未満のアカウントをデフォルトで非公開設定に——他、若年層ユーザーを守る新機能
画像参照元:「Instagram、16歳未満の新規アカウントをデフォルトで非公開に設定」
https://about.fb.com/ja/news/2021/07/youth-xfn-moment/
若年層のユーザーのための新機能概要
- 若年層の利用者をデフォルトで16歳未満を非公開アカウントに設定
- 悪意がある可能性が高いアカウントから、若年層の利用者を見つけにくくする
- 若年層の利用者へリーチする広告に関して、広告主が持つ選択肢を制限
悪意のあるユーザーなどから若年層のユーザーを守るための新機能がインスタグラムから発表されました。
子供のアカウントはデフォルトでは非公開設定になったり、「若年層のアカウントから直近でブロックや報告をされた大人が運営しているアカウント」などの発見タブなどに若年層のユーザーのアカウントが表示されないようになったり、18歳未満への広告配信は年齢・性別・場所のみでしか配信ができなくなりました。
18歳未満に対して興味・関心などでは広告配信ができなくなるってことですね!
若い子がプリクラや自撮りを公開アカウントであげてて、学校名まで書いていたりすると、老婆心ですが非常に不安になるので、こういうアップデートは嬉しいですね。
参考:「Instagram、16歳未満の新規アカウントをデフォルトで非公開に設定」
https://about.fb.com/ja/news/2021/07/youth-xfn-moment/
日常で使える!?Twitterの最新情報
えぇ!?もう消えるの……グッバイ、フリート
- 米国時間8月3日をもって、フリートの提供を終了へ
- 理由
- ツイートをためらう利用者の背中を押すために開発したが、既にツイートを楽しんでいるユーザーがメインユーザーだった
- もっと気軽にTwitterに参加できる方法を探る
- 日常的にツイートしている人のためには、Twitterをよりよいものにするために力を注ぐのが重要
- 今後について
- 近日中に全画面カメラ・テキスト形式オプション・GIFステッカーなど、フリート作成機能を取り入れてアップデートしたツイート作成画面やカメラ機能のテストを開始予定
- 「スペース」はタイムラインの最上部に引き続き表示予定
- テストを実施していたフリート広告はTwitter初の縦型全画面表示の広告のため、広告パフォーマンスを評価するために試験結果を精査していく
前回のツキイチで、縦型全画面広告がTwitterでもフリート内に登場するかも!?という情報を紹介しましたが、まさかの8月3日で機能自体が終了になることが発表されました。
理由としては、Twitterをあまり活用でしていない人ややってない人に参加してもらってより気軽に楽しんでもらうために作ったのに元々Twitterを楽しんでいる人が楽しんでいたからということらしいです。
最初はTwitterがインスタグラム化した!?とか茶化していましたが、お知らせ系のツイートをフリートで共有されてたりするとタイムラインの上部に出て気がつきやすいのでありがたかったですし、あっても困らない機能ではあったので個人的には無くなるのが少し残念かも……
要するに、Twitter初心者に使ってほしかったのにツイ廃しか使わなかったってことでしょうか……(笑)
スペースはそのまま、上部に表示されるみたいです。また、広告についてもテストでのパフォーマンスを精査しているところのようなので、今回の機能での知見を活かしつつ他の機能が導入されそうですね!
楽しみです!!
リプライできるユーザーを後から変更可能に!
リプライ可能なユーザーを制御する機能
- これまでは投稿時に設定しないとダメだった
- 投稿後、ツイートを開いて「…」のボタンから変更が可能に!
以前から投稿時に設定できたツイートへのリプライができるユーザーを制御できる機能ですが、今回ツイートを投稿後にも制御ができるようになりました。
そんなつもりなかったのに思いのほか反応がたくさんきた……!!!みたいなときに使えそうな機能ですね。
炎上とかでもなんでもないのに、100くらいRTがいったあたりから変なリプライが来始めるんですよね。お?知り合いでしたか?知らんけど……みたいな……
別にリプライくれるのはいいんですけど、知らない人に届くメッセージを送るにあたって最低限のマナーってものがあるんですよ……そういう人の相手をするのが面倒だな〜ってときに設定したいですね♡
参考:「Twitterにツイート後にリプライできるユーザーを制限できる新機能」
https://jp.techcrunch.com/2021/07/14/2021-07-13-twitter-change-who-can-reply/
見本に使われたツイートは、海の日だったはずの7/19に祝日だと勘違いして休みたかったとのたまうわたしです。
「いいね!」以外のリアクションが可能に?アップ・ダウン投票をテスト中
画像参照元:「Twitter - Twitter Support(公式アカウント)」
https://twitter.com/TwitterSupport/status/1417920469265788931
upvote(賛成票) & downvote(反対票)機能の概要
- Reddit風のupvote(賛成票) & downvote(反対票)ボタンのテストを開始
- 長い会話スレッドの中で興味のあるコメント・意味のあるコメントをハイライトするための仕組み
- アップ/ダウンのボタンは上向き矢印/下向き矢印 or サムズアップ/サムズダウンで表現される
- テストではいいね!ボタンとアップ/ダウンボタンが置き換わる場合と、両方表示される場合がある
- いいね!・アップ/ダウンの両ボタンが表示される場合は、いいね!がupvoteとしてカウントされる
Twitterで、いいね!以外のリアクションができるupvote(賛成票) & downvote(反対票)ボタンがテスト中のようです。
ごく一部のiOSユーザーに対してテストを行なっているということです。
Twitterのいいね!ボタン、元々はファボと呼ばれる星形のボタンでしたよね〜。当時はわたしの周囲では今のブックマークのように使ってる人が多かった気がしますが、いいね!になってリプライ・RTするほどでもないけどリアクションはしたい……くらいのゆるいリアクションとして勢いで押すことが個人的には多くなりました。
ただ、悲しい話題だったりすると「いいね!」と押すのもどうなの?みたいな気持ちになることもあり……なので、ネガティブな反応ができるのは嬉しいかも……。
まだテスト中なのでどうなるのかわかりませんが、楽しみですね!
ただそれとは別にデマを流すけど賛成票もたくさんつく…みたいなアカウントもTwitterには多いと思っているので、そういうアカウントを適切に通報・凍結できるような整備はしていってほしいなと思います。通報要件にデマがない。
参考:「ツイッターがRedditスタイルのアップ・ダウン投票ボタンをテストへ」
https://jp.techcrunch.com/2021/07/22/2021-07-21-twitter-tests-reddit-style-upvote-and-downvote-buttons/
まとめ
今月も気になるニュースがたくさんありましたね!
ASUEでは毎月恒例のツキイチシリーズの他、メールマガジンでもWebマーケティングに関する情報をおとどけしております。
ゆる〜くWebマーケティング関連の情報収集をしたいな……という方はぜひぜひご登録よろしくお願いします!!
それでは、また来月のツキイチでお会いしましょう!
この記事を書いた人
2016年入社。ASUE株式会社広報を担当。メールマガジン「ほぼ週刊ASUE通信」もお送りしています。ほぼ週刊なので週刊ではない。月初に公開するWebマーケティング情報をまとめたツキイチシリーズはちゃんと月刊です。
趣味はミュージカル観劇。おすすめ作品を知りたい方はN村のTwitterまでお問い合わせください。
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