これ以上学ぶ必要はないと思う日は来ない—Web広告運用者が新卒一年目で学んだこと Part.1

2021年03月23日

2024年07月10日

こんにちは、ASUE通信編集部です。

昨年、コロナ禍という大変な環境下ではありましたが、ASUE株式会社では3人の新卒社員が入社しました。入社からもうすぐ1年の今、3人がこれまでどんなことを学んだのか——一人ずつブログを執筆いたしました。

本日より3回に渡ってお届けいたしますので、最後まで楽しんでいただければ幸いです!

N村
N村「コロナ落ち着いたらカラオケ行こ!」

第一弾はこの人!学生時代はバンド活動をしていて歌がとっても上手い大島くんです。

おおしま「いきましょう!」

よろしくお願いします!!!

 

ということで、初めまして!
改めまして、ASUE株式会社のWeb広告運用者、大島です。普段は、GoogleやYahoo!から各種SNSまで様々な媒体にて広告運用を行っています。

大学時代は片道2時間半かけてまで通学していた自分ですが、最近遂に引っ越しをしまして、環境の変化だったり諸々の準備にバタついている日々を過ごしています。(これで遂に父親の寝室からのリモートワークは卒業です…!)

そんな自分ですが、新卒として入社後あっという間に一年が経とうとしていて、自分でもあまりの早さに驚きを隠せません。今回は、この一年を振り返ってみて、学んだこと感じたことをご紹介します。

これからWeb業界に入ろうとしている方や、広告運用という仕事に興味のある方は是非最後までご覧ください。

広告運用者を選んだきっかけ——バンド活動で利用したYouTube広告

自分は大学在学中に一年間休学をしてバンド活動をしていた時期がありました。その時に、広告の力を実感したことがこの仕事に興味を持ったきっかけになります。

まだまだ手配りでフライヤーを配ったりすることも多かった中で、Youtube広告を通じて新しいユーザーにどんどん広まっていくことの嬉しさは今でも覚えています。当時は再生数が伸びているだけで喜んでいた記憶がありますね。今だと色々考えてしまいそうですが…。

そんな中でWeb広告運用という仕事を見つけ、調べていくうちにどんどんと興味をそそられていきました。

では、早速本題へ。

ASUEに入って学んだこと

以下の5点が大きな学びだったと感じています。

  • 実業務のこと
    • Web広告運用、マーケティングに関する基礎
    • 数値の分析、改善の仕方
    • 業務を円滑に進めるためのコミュニケーションの取り方
  • その他(考え方・姿勢)
    • 継続的に学ぶ姿勢
    • 思考停止することの危険性

Web広告運用、マーケティングに関する基礎

Web広告運用という業務を行うために、まずWeb広告やマーケティングの基礎を学びました。具体的には、以下が挙げられます。

  • マーケティングの概要
  • 広告の考え方
  • 市場、競合、顧客などの分析の仕方
  • 配信媒体の特徴
  • 配信媒体の設定の仕方
  • 各専門用語  ……etc

Web広告配信ができる媒体は多岐に渡りますし、それぞれの特徴や設定の仕方、できることできないことも異なってきます。また、マーケティングの領域は非常に広く、Web広告はその中の手段のひとつでしかありません。

一括りに基礎と言っても、まだまだ継続して学ぶ必要があると日々痛感すると同時に、もうこれ以上学ぶ必要はないと思える日は来ないんじゃないかと思っています。笑

数値の分析、改善の仕方

広告運用という業務の特性上、継続的に分析し改善を図っていくことが必要になります。それにあたり、どのように数値を分析し改善を図っていくのか、という思考プロセスを学びました。

具体的には、事実として現状の数値を整理して、その数値から解釈をする、その解釈を元に今後の打ち手を考える、といった流れで分析、改善を図っています。中でも現状の数値からどう解釈するのか、という部分が大切だと感じており、切り口ひとつでも解釈が変わってきます。解釈が変わると打ち手も変わってくるので、このような改善を重ねることで徐々に成果を伸ばしていく過程はこの仕事の面白さのひとつですね。

また、

  • 比較する時は、集計期間や指標などの前提を揃える
  • 長期的にも短期的にも数値を確認する

などの、数値を正しく分析するスキルもセットで学びました。これらができないと、全く見当違いな解釈をしてしまう恐れがありますし、それはつまり全く見当違いの打ち手に繋がるため、継続して意識していきます。

業務を円滑に進めるためのコミュニケーションの取り方

弊社では、広告運用者もクライアントと密にコミュニケーションを取りながら運用を進めます。また、社内でも連携が必要になる場面も多く、より円滑に業務を進められるコミュニケーションの取り方を学びました。

具体的には、以下が挙げられます。

  • 認識の齟齬が無いように、改めて確認する
  • 背景、意図、仮設なども伝える
  • 分かりにくい部分は注釈を付けて補足する
  • 相手のリテラシーに合わせて、言葉を変える
  • 感謝を伝える  ……etc

挙げだすと色々と出てきますが、一言でまとめるなら「相手の立場になってコミュニケーションをとる」ことです。

また、コミュニケーションの部分で言えば、素早い一次対応の大切さも学びました。何か依頼や質問を受けた時に、素早く一次対応をしつつ、提出期限やこちらからの質問事項も合わせて伝えられると、相手もより安心できますし、より円滑にやり取りを進められる印象があります。

「どう解釈されるだろうか?」「正しく伝わるだろうか?」などを考えすぎてしまい、まだまだコミュニケーションに時間がかかってしまう場面もありますが、これまで学んだことを活かしつつ、さらに質とスピードの両軸を上げていきたいですね。

幸い弊社にはコミュニケーション力に長けている社員が何人もいますし、クライアントとのやり取りを同じグループで見ることができるので、学び放題です。笑

継続的に学ぶ姿勢

Web業界の移り変わりは非常に早いです。入社前から情報として聞いてはいましたが、業務に携わるようになると本当にすぐ身をもって体感しました。各媒体のアップデートは頻繁に行われますし、媒体の推奨される設定やユーザーの動きなども日々移り変わっていきます。ちょうど入社は一年前ですが、今振り返ってみても、一年前にはなかった機能や配信形式が溢れかえっています。そんな中で、日常的に情報を取りにいき、柔軟に適応していくことの大切さを学びました。

弊社には、始業前の時間や空いた時間などをうまく使って積極的に学んでいる社員も居て、良い刺激を受けますし、社員間での情報共有の場や話しやすい雰囲気もあるので、よりスピード感を持って学ぶことができる環境です。

思考停止することの危険性

広告運用をする中で、思考停止の危険性も学びました。

Web広告運用に携わったことがある方には成果が上がったという記事を読んだからそのまま設定したり、クライアントや先輩社員から言われるがままに設定したりといった経験がある方も多いのではないでしょうか。自分でも明確な意図や仮説を持たず、「これまでがそうだったから」という理由で行った設定に対して、クライアントから質問をいただいたことがありました。考えていないが故に説明ができず、困ってしまったんです。

このように思考停止状態で進めてしまうと、様々な危険があることを学びました。

  • 的外れな設定をしてしまい成果の向上に繋がらない
  • 考えることをしないため、自分の成長に繋がらない
  • 意図や仮説が無いため、次の一手に繋げられない ……etc

意図や仮説があれば、たとえうまくいかなかったとしても新しい解釈から次の打ち手に繋げられますし、その過程こそ自分の成長にも繋がります。弊社に入社を決めた理由のひとつに、裁量のある仕事ができる、という点があります。自分で考えて進められる機会に恵まれているので、成長できる機会も多いですね。

 

おおしま

業務面のことはもちろんですが、いち社会人としての姿勢・考え方なども含めて一年でたくさんのことを学べました!

運用者になる前に、やっておけばよかったと思うこと

運用者になる前にやっておけば良かったこととしては、ヘルプを読む癖を付けることです。ヘルプってどうしても一般的な記事と比較すると読みにくい印象を受けるので、避けがちになってしまうかもしれません。ただ、確かな情報が記載されています。一般的な記事は読みやすいものの、本当にそれが正しいのかどうかを見定める目が無い以上、かえって成果の悪化を招いてしまったりする恐れがあります。

まずはヘルプを読み漁って基礎を固めて、その上で先輩社員や周りの運用者のやり方を学び、応用させていくという流れが良いですね。(自分もまだまだ読み漁っている最中です…!)

おおしま

自分で学生時代に一度Web広告をやってみたときは、なんとなく設定方法を読みやすそうな記事から調べてなんとなく配信して……という感じでしたが、ASUEに入った直後くらいにヘルプを読んで考えてね!という指導を受けました。

広告運用者として、しっかりヘルプを読んで運用に取り組むのはとても大事だな……!と一年経った今改めて感じています。

今後の目標は「強みをつくること」

今年の目標のひとつに「強みをつくること」があります。現状「これだけは誰にも負けない!」と言えるものがパッと出てこないので、これが自分の強みだと言い切れる領域を作ります。具体的には、Facebook広告に焦点を当てて、まずは社内で「Facebook広告と言えば大島」というポジションを築くことが目標です。

Facebook広告に焦点を当てた理由としては、調整できる部分が多く大変な一方で、その中でどう改善を図っていくのかをあれこれ考えながら運用できる部分に魅力を感じたからです。多様なフォーマット、細かく設定できるクリエイティブやターゲティングなど、調整できる部分が多く、非常にやり込み要素が多い媒体ではないでしょうか。最近では、カルーセル広告に漫画クリエイティブを設定していたり、メインテキストに非常に長文のテキストを設定していたりと、手法も多種多様なのでまだまだ奥が深いと痛感している毎日です。

強みを作ろうと意識的に行動することで自信にも繋がりますし、その過程は他のスキルを身に付けたり新しいことを学ぶ時にも転用できると考えています。そうやって得意領域を掛け合わせることで、自分が提供できる価値をより高められるように意識して取り組んでいきたいですね!

N村
N村

おおしまくん、ありがとうございました!
入社から約1年、広告運用者としてだけでなくビジネスマンとしても大きく成長できる実りある1年だったようで、何よりです!

最後に、直近の先輩社員にもお話を聞いてきました!1年目の成長ぶりなどなど、先輩として見ていかがでしょうか?

たかはし

おおしまのいいところは、人当たり良さそうに振舞っているな~というように見えてもしっかり「自分」を持って仕事しているところです。

勉強熱心で新しい情報に対して貪欲であることがいい意味で『当たり前』になったと思いますし、クライアントとのやり取りも一人でしっかり進められるようになりました。頼もしいです!

ここからは「運用力」ももちろんですが「折衝力」「交渉力」も磨くことでより成長できると思います!

……おおしまがお酒を飲んだ(に飲まれた)時の話はここではしないことにします。

N村
N村

おおしまくんに何があったんですか……???

※念のためお伝えしておくと、2020年4月以前の大学在学中にもアルバイトとして来ていたので、飲む機会もあったよ!

おおしま「酒は飲んでも飲まれるな」

……。

今後も、お客様のビジネスでよりよい成果を出せるように頑張っていきます!

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