

おはようございます、MCを担当するN山とーー

アシスタントMCのN奈です!
今月もWebマーケニュース振り返りの「ツキイチ」のお時間がやってまいりました。
本日のラインナップはこちらです!

気になるトピックスまで目次から飛んでご覧ください!
目次
Google 広告の最新情報

本日最初のニュースはこちらです!
動画広告、ターゲティングに動的ラインナップ機能追加
動的ラインナップ概要
- YouTubeにアップされている動画をGoogleの機械学習が分析
- 分析結果を元にGoogle広告がターゲティングを提供
- 提供されたターゲティングから選択して広告を配信できる
- ターゲティングの種類
- 美容(日本)
- 予算にやさしいライフスタイル(日本)
- ビジネスアイデア&ウェルスビルディング(日本)
- セレブリティニュース(日本)
- 料理(日本)
- ダンス(日本)
- スポーツ(日本)
- ファッション(日本)
- フィットネス(日本)
- ホーム&ガーデン(日本)
- 日本の文化的景観(米国)
- 新しい親のvlog(日本)
- ニュース(日本)
- ポップミュージック(日本)
- ロックミュージック(日本)
- 旅行vlog(日本)
- ワールドキッチン:日本(米国)
- 子供連れの家族:おもちゃと童謡(日本)
- 家族のvlog(日本)
- Tech&Gadgets(日本) ……など
- 禁止事項
- 高度なオーディエンス ターゲティングを重複して設定する
- キーワード ターゲティングを重複して設定する
- デジタル コンテンツのラベル、オーディエンス、トピック、キーワードを除外する
- 同じキャンペーン内で動的ラインナップと他のターゲティング タイプを併用する

動画キャンペーンに新たなターゲティングが追加されました。
機械学習によるYouTube動画の分析結果をもとに、ターゲットして広告が配信されます。

コンテンツターゲットのような感じですね!
参考:「動画キャンペーンに動的ラインナップを追加する」
https://support.google.com/google-ads/answer/10057354
参考:「YouTube のダイナミック ラインナップを活用してコンテンツ ターゲット広告をより効果的に展開する」
https://support.google.com/google-ads/answer/10070012

ちなみに、本ニュースは本来9月のまとめでご紹介すべき内容でしたが、N村の見落としによって抜け落ちておりました。
誠に申し訳ございません。
ショッピングタブの無料掲載が国内でも利用可能に
- Googleのショッピングタブに無料掲載が可能に
- 使い方
- Merchant Centerへ登録
- 商品フィードを登録
- Google 掲載を選択

今年の4月にコロナ禍の中で発表され、アメリカで一足先にスタートしていたこちらの機能が、間も無く日本でも利用可能になるそうです!

マーチャントセンターに登録して、商品フィードをGoogleへアップロードすることで掲載設定を行えます。通常のサイトのように自動で表示されるわけではないので要注意です。
今までは有料で掲載する枠だったため、予算の都合で掲載できていなかった事業者さんにも嬉しいお知らせですね!

現在登録していない方は、情報をチェックして、いつでも対応できるようにしておけるといいですね!
参考:「無料リスティングがまもなく世界中で利用可能に」
https://support.google.com/merchants/answer/10033607?hl=ja
動画アクションキャンペーン
画像参照元:「Drive results with new direct response solutions on YouTube」
https://blog.google/products/ads/new-ways-to-drive-action
動画アクションキャンペーン概要
- 2020年6月からベータ版として発表
- 今後数週間以内に利用可能になる予定
- 動画広告の各フォーマットに自動で配信されるため、限られた予算で効率的にCV獲得が見込める
- TrueView アクションキャンペーンの各機能が利用可能
- 掲載場所
- YouTubeのホームフィード
- YouTubeの動画視聴ページ
- Google 動画パートナー
- その他、広告フォーマットが追加された場合は自動で追加

動画広告に新しいキャンペーン「動画アクションキャンペーン」が追加されるそうです。

こちらは数週間以内に実装予定とのことです。
参考(英語ページ):「Drive results with new direct response solutions on YouTube」
https://blog.google/products/ads/new-ways-to-drive-action
ファインド広告の画像フォーマットに「ポートレート(4:5)」追加
ファインド広告の画像仕様
- 画像が1つのみの広告の場合
- 1つのクリエイティブに最大15個のマーケティング画像をアップロード可能
- 画像のフォーマット
- 横長画像(1.91:1):最小サイズ600x314、推奨サイズ1200x628、最大ファイル5MB
- 正方形の画像(1:1):最小サイズ300x300、推奨サイズ1200x1200、最大ファイル5MB
- ポートレート画像(4:5):最小サイズ480x600、推奨サイズ960x1200、YouTubeには表示されない
- 画像が複数(カルーセル)広告の場合
- 2-10枚まで設定可能
- 1.91:1と1:1の画像のみ利用可能(※現在4:5のポートレートサイズは利用不可)

ファインド広告の画像フォーマットにポートレート(4:5)が追加されました。

これまでの正方形と横長の画像の場合とちがって、YouTubeには表示されないそうなので、こちらはGoogleのディスカバーフィードとGmailのみに表示されるそうです。
参考:「Create and manage Discovery campaigns」
https://support.google.com/google-ads/answer/9176942?hl=en
Yahoo!広告の最新情報
アクティブアカウント移管が可能に
移管概要
- 対象サービス
- Yahoo!広告 検索広告
- ディスプレイ広告(運用型)
- Yahoo!広告 ディスプレイ広告(YDN)
- スケジュール
- 2020年10月28日(水):受付開始
- 2020年12月1日(火):初回アカウント移管実施
- その後:毎月1日にアカウント移管を実施
- 移管できる情報
- 入稿物
- 過去の実績
- 履歴 などを含むアカウント情報

広告アカウントの移管を、解約することなくできるようになるそうです!
アカウント情報をそのまま残して他アカウントに移管したい……という場合にも、過去のデータもろもろ引き継げるようなので安心ですね!
参考:「【Yahoo!広告】アクティブアカウント移管開始のお知らせ」
https://promotionalads.yahoo.co.jp/support/release/856770.html
Facebook広告の最新情報
ページごとに広告数の上限数が導入
広告数制限の概要
- 適用予定は2021年2月以降
- 広告主の規模に応じてページの広告数上限が設定
- 広告数の上限は4つのクラスに分けられる
- 広告主の規模(過去12ヶ月で最も支出が多い月の広告費の金額で分けられる)
- 小〜中規模のページ(10万ドル未満):広告数〜250件
- 中〜大規模のページ(100万ドル未満):〜1,000件
- 比較的大規模のページ(1000万ドル未満):〜5,000件
- 最大規模のページ(1000万ドル以上):〜20,000件

Facebook広告に「広告数の上限」が設定されます。
広告数が多いとどのような問題があるんでしょうか?

広告ごとにデータを蓄積していくので、たくさん広告を作りすぎるとデータが蓄積されにくく、キャンペーンのパフォーマンスが安定するまでに余分な予算がかかってしまう……などが考えられますね。
万が一、この上限設定に引っかかってしまう場合は、広告セットを統合するなどの調整を行う必要がありますね!
参考:「ページごとの広告数の上限」
https://www.facebook.com/business/help/766697140509126
画像内テキスト20%ルールが撤廃
- Facebook広告で画像内のテキストを20%以内に収めるルールが撤廃
- 配信量の減少や不承認になるペナルティーもなくなった
- テキスト量が20%未満の方が広告パフォーマンスが向上するという表記は残留

こちらはクリエイティブに関する仕様変更の話題です。
広告の画像内テキスト20%ルールが撤廃されたとのことです。

これまではテキスト量の多い画像を入稿すると、不承認になってしまったり承認されても極端に広告配信数が少なくなるといった状態でした。今後はテキスト量を厳密に気にせずより柔軟な訴求が可能になりそうです。
ただ、広告バナーの効果はテキスト量が20%未満の方が高いという見解はそのままです。ルールがなくなったからといってテキストをあれもこれも詰め込みすぎないようには気をつけたいですね!
参考:「広告画像のテキストについて」
https://www.facebook.com/business/help/980593475366490?id=1240182842783684

続いて、日常で使える機能をご紹介する「SNSアップデートハンター」のお時間です。
N丸くんよろしく!
Instagramの最新情報
IGTVでもショッピングが楽しめる!タグ機能追加
画像参照元:「Instagram、IGTVでもショッピングが楽しめるように 今年後半からリールでのテストも開始」
https://about.fb.com/ja/news/2020/10/shopping_on_igtv/
IGTVでのショッピング機能概要
- IGTV内で商品のタグ付けが可能に
- ユーザーはIGTVを試聴しながら画面をタップすれば商品詳細の確認や外部のECサイトに遷移して購入などができる
- リールへの商品タグ付けのテストも実施

IGTVにもフィードの投稿やストーリーと同様に商品のタグ付けが可能になったそうです!

よく服屋さんがインスタライブで商品紹介してるのをみますけど、アーカイブのIGTV動画から商品の購入に飛べると嬉しいですね!
参考:「Instagram、IGTVでもショッピングが楽しめるように 今年後半からリールでのテストも開始」
https://about.fb.com/ja/news/2020/10/shopping_on_igtv/
いじめ・嫌がらせなどのネガティブなコメントなどを防ぐ2つの機能追加
ネガティブなやりとりを防ぐ新機能概要
- コメント自動非表示機能
- 過去に報告されたコメントの類似コメントを自動で非表示化する
- 「非表示コメントを見る」から非表示にされたコメントも確認可能
- コメント前にアラート表示
- 他者を傷つけるようなコメントを繰り返し投稿しようとする利用者に対し、コメント完了前にアラートを表示

こちらは嫌がらせなどの行為を抑制するための機能です。

SNSでの炎上やら誹謗中傷やら、最近では日常茶飯事ですが、いざ投稿する前にきちんと考えて落ち着いた上で、投稿することを心がけていきたいですね!
参考:「いじめや嫌がらせなどネガティブなやり取りを防ぐ2つの新機能を発表」
https://about.fb.com/ja/news/2020/10/antibullyingfeatures/
発見タブに新機能「旬の話題」が追加
旬の話題概要
- 発見タブ上部に「旬の話題」ボタンが追加
- 国内で今人気なハッシュタグが10個みられる

インスタグラムで流行や季節の話題を追ったりするのが、さらにやりやすくなりそうな機能ですね!

この機能の記事をみてインスタグラムを確認しに行ったら、「鬼○の刃」のキャラクターのハッシュタグでした。
さすがの人気……!
参考:「Instagram、話題のトピックを発見できる新機能「旬の話題」を導入」
https://about.fb.com/ja/news/2020/10/freshtopics/
バッジ機能の国内テストを開始
バッジ機能概要
- クリエイターやビジネスをユーザーが応援できる機能
- ライブ配信中に、バッジを購入することで応援ができる
- 現在テスト中で、国内では一部のクリエイターのみが対象
- アメリカではIGTV広告もテストがスタート
- バッジ機能で買えるバッジ
- 120円
- 250円
- 610円

ライブ配信を行うクリエイターやビジネスを気軽に応援できる機能がインスタグラムにも追加されそうです。
また、アメリカではIGTV動画の前に広告を流すIGTV広告もテストが始まっているそう……!こちらも今後の動きに注目ですね!

ライブ配信に投げ銭機能が加わってしまうと、おたくたちの戦いも巻き起こるので場合によっては殺伐としそうだなって思ったり……
投げ銭の金額上位にプレゼント、とかあったりするので……
参考:「バッジ機能の国内テストを開始、クリエイターがInstagramライブで収益を得られるように」
https://about.fb.com/ja/news/2020/10/badges_in_live/
インスタグラムライブ最長4時間へ、アーカイブ機能も
インスタライブ機能アップデート概要
- 配信時間を最大4時間に延長
- 配信後のライブ動画を自動的にアーカイブ
- アカウントでアーカイブ機能をオフにすることも可能
- これまでの配信終了後の「IGTVにシェア」「動画をダウンロード」「動画を削除」から自動でアーカイブに変更された
- アーカイブで後から動画のシェアやダウンロードが可能に
- アーカイブに保存されたライブ動画は30日経過で自動削除
- ユーザーが配信を見つけやすく(未実装)
- リアルタイムで配信中のライブ動画
- 配信終了後にシェアされたばかりのライブ動画 の2種を表示するスペースをIGTVに追加予定

インスタライブ、先ほどバッジ機能のテストについてお伝えしましたが、それ以外にもよりクリエイターが使いやすくユーザーにも見つけてもらいやすくなるようなアップデートが行われたそうです!

自動でアーカイブ、とのことですが、よく操作ミスや回線の調子が悪くてライブが終了してしまったり……でアーカイブを残すつもりが残せませんでした!なんていうのも見かけるので、自動でアーカイブが残って解消されるとありがたいですね!
参考:「Instagramライブの配信が最大4時間に、ライブ動画をアーカイブする新機能も発表」
https://about.fb.com/ja/news/2020/10/live_creator_bundle/
Twitterの最新情報
投稿のリツイートが新仕様に
新仕様概要
- 記事URLの添付されたツイートは見出しなどの先入観で拡散しないように、記事を開かずにRTしようとするユーザーにアラートを表示
- (大統領選挙期間)リツイートボタンを押した際、引用リツイートの画面が開くようになる

Twitterではフェイクニュースが拡散されたりすることを防ぐために二つの仕様変更が行われました!
一つは記事を読まずに記事のURLが貼られたツイートをRTしようとした場合に「見出しだけでは全体像が見えない場合があります」というアラートが表示されて、記事を読んで理解してから拡散することを促されるようになりました。
よく、内容とずれた変な見出しがついてそれによって勘違いした方向で話題になってしまう……というような拡散性の高いTwitterでありがちなことを防ぐための変更です。

仕方ないな〜と思いつつ、エンタメ関連の情報解禁をRTしようとすると出てくるのでちょっとめんどう……

二つ目は、ひとまずアメリカの大統領選挙期間中……ということですが、大統領選挙に関する間違った情報が拡散されるのを防ぐために、引用RTがデフォルトになる……!!!
実際現在リツイートボタンを押すと、一度引用リツイートの画面になってしまいます。
コメントを入れずにツイートボタンを押せば通常のリツイートが可能ですし、アメリカの大統領選挙は影響が大きいのもわかりますが少し面倒ですね……

1億2000万人の日本のツイッタラーがイライラしてるのが見えます。

そんなにいないよ……?
参考:「Twitter、リツイートの仕様を急に変更 引用RTがデフォに その意外な理由」
https://news.yahoo.co.jp/byline/okadayuka/20201021-00203964/
まとめ(放送終了後)

今月も気になる話題がたくさんありましたね!
ASUE株式会社では、毎月Webマーケティングに関するニュースをおとどけするツキイチシリーズの他に、メールマガジンでもほぼ毎週記事のご紹介や各種媒体のアップデート情報などをお送りしております。

簡単に情報収集がしたいという方はぜひチェックしてみてくださいね!

それではまた来月お会いしましょう!
この記事を書いた人

2016年入社。ASUE株式会社広報を担当。メールマガジン「ほぼ週刊ASUE通信」もお送りしています。ほぼ週刊なので週刊ではない。月初に公開するWebマーケティング情報をまとめたツキイチシリーズはちゃんと月刊です。
趣味はミュージカル観劇。おすすめ作品を知りたい方はN村のTwitterまでお問い合わせください。
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