TrueViewインストリーム広告、インサーチ広告と間違えないようにしよう!

2013年11月21日

2020年11月09日

こんにちは、川崎です。

TrueViewインストリーム広告について最近よく記事を書いています。
先日お客様元で正しい運用ができておらず、弊社でアドバイスを差し上げました。
TrueView広告は管理画面が複雑であること、技術的にも新しい広告手法であることから
きちんとした設定ができる人が少ないようです。

本日はTrueView広告の管理画面でどういったことが設定できるのかを
一部公開してみたいと思います。

キーワード設定をする必要があるのは「インサーチ広告」

インサーチ広告とはYouTube内で検索が行われたとき、検索結果の上部に表示される広告のことです。

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上記の内容だと車というキーワードで検索したとき、動画自体の検索結果の上側に二つの広告が表示されています。
黄色い背景になっている部分がインサーチ広告ですね。

このインサーチ広告のキーワードは管理画面上の[ターゲット]タブより設定ができます。

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ちなみに広告の設定時にインストリーム・インサーチ・インディスプレイの設定ができます。
この設定を外してしまうと、いくらキーワードを設定してもインサーチ広告には表示されません
注意しましょう。

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TrueViewインストリーム広告はどの動画に表示される?

あくまでもキーワードを設定して検索結果の上部に動画へのリンクを表示させるのが
TrueViewインサーチ広告です。

したがって上記の設定をいくら行っても、自社のアピールしたい動画広告を
関連ある動画に挿入することはできないのです。

それではインストリーム広告はいったいどこの動画に表示されるのでしょうか?

実はYouTubeには動画の内容がどういったもので
何についてアピールされているかを解析するプログラムが存在しており、
その内容がYouTube上で管理されています。

そしてこちらで出稿するインストリーム広告の内容と照らし合わせ
関連があると判断された動画に対して、インストリーム広告を表示させるとしているのです。

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これらの解析はすべて自動で行われていますので、
現状のシステムではどの動画に出稿する、と決め撃ちは難しいのが現状とのことです。

ただしある程度の傾向を調整することは可能です

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最初にインサーチ広告でご説明しましたキーワードの設定部分のすぐ上に、
インストリーム広告のターゲット設定ができる部分があります。

こちらは動画の内容をある程度ではありますが、
どのような動画に対してインストリーム広告を出稿したいですという
大枠を設定することができます

どうしても絞り込みをかけたいという場合にはこちらを活用してみてもよいでしょう。
ただしそもそも動画の数が多くない場合になると、
逆にインストリーム広告がまったく表示しなくなることもありえます。
リスティング広告のリマーケティングの場合と同様、絞り込み過ぎに注意しましょう。

最後にまとめ

インストリーム広告を特定の動画に決め撃ちは現状は難しい!
インサーチ広告なども絡めていきながら包括的に魅せれるようにしましょう!

TrueView広告はまだまだ新しい技術を駆使して開発が継続されている、
新しい分野の広告です。
これからの対応に期待していきましょう!