リスティング広告ムダ打ち防止! 除外キーワード設定をしよう!

2013年10月31日

2020年11月09日

こんにちは、川崎です。

先日私たちに相談があった内容で興味深いことがありましたので、
リスティング広告の設定方法となぜこのようなことになるかをお話したいと思います。

その相談内容というのは

マンションの販売でリスティング広告を打っているのに、
 一軒家のキーワードで検索されたときにリスティング広告が出ることがある

というものでした。

今回のご相談ではあくまでマンションの販売をするために
リスティング広告の出稿をしていたのですが、
明らかに一戸建てを連想するキーワードでも出稿されており、困っている状態だったのです。

本日ご紹介する内容は、私たちリスティング広告の運用を
専門にやっている業者にとっては当然の調整ですが、
企業の広告担当者さんやご自身でリスティング広告を運用されている経営者の方は
細かい調整など行っていないケースも多いと思うので
ぜひ参考にしていただければと幸いです^^

なぜ設定していないキーワードで出稿されるの?

上記の相談内容では、
マンション ○○」というキーワードでは出稿していましたが、
確かに「一戸建て ○○」というキーワードは見当たりませんでした。

にも関わらず、設定していないキーワードが出稿されている状態です。

これはリスティング広告の部分一致、完全一致という機能に基づくものです。
部分一致で設定すると、設定しているキーワードの性質と似ている
キーワードでも出稿されてしまうことになるのです。

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Yahoo!では設定したキーワードに関連する別のキーワード
データベースを持っており、
今回のケースもマンションというキーワードが、一戸建てや一軒家といったキーワードと
紐づけられていたのです。

除外キーワード設定を活用しましょう!

部分一致の機能は、設定していない関連性の深いキーワードに対しても
リスティング広告を出稿してくれる、便利な機能です。

しかし今回のケースのように、
そのキーワードは関連性があるけど出稿してほしくない」という場合も
あるかと思います。

そこで活用したいのが除外キーワード設定

この設定を行うと、特定のキーワードでのみ広告の表示を止めることができるというものです。

まずは>>ツール >> 対象外キーワードツール へと進みます。

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そして表示された管理画面の「対象外キーワードを追加」のボタンをクリックします。

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最後に除外するキーワードと、除外する対象となるキャンペーン・広告グループを設定して完了です!

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Yahoo!やGoogleが持っているキーワードの関連性のデータベースは
うしても機械的に処理されてしまうので、
こういったキーワードの関連性をどのように処理するか、
手作業で振り分けをしてケアしてあげることが必要になってきます。

今回のご相談では一戸建てや一軒家のキーワードを除外するほか、
ヒアリングのうえ、「中古」などのキーワードの除外もご提案して、設定していただけました。

最後にまとめ

リスティング広告で除外キーワード設定は効果的な施策のひとつ!
売り込みたい商品の性質を理解し、
適切に広告を配信するようにしましょう!

この除外キーワード設定、
ちゃんと設定することによってリスティング広告の費用を20%も削減し、
別の広告費に回せるようになったという事例もあるほどです。

しっかり商材を理解して、関係のないキーワードでは
広告が出ないようにしていきましょう!