Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)のサイトリターゲティング機能の改善が行われ、ターゲットリスト(類似)の蓄積条件が変更されました。
目次
類似ユーザーの蓄積条件が緩和
2015年10月19日から、ターゲットリスト(類似)のターゲットリストの参照期間が「前日のみ」から「過去28日間」に拡大され、今までよりリストが蓄積されやすくなりました。
リンク:【YDN】サイトリターゲティング ターゲットリスト(類似)の類似ユーザー蓄積条件変更について | サポート情報 | Yahoo!プロモーション広告
変更前は前日分のリーチ数が100件に満たないと類似リストの蓄積が行われませんでした。そのため、一日のリーチ数が100件未満の日が多いサイトだと類似リストが蓄積されづらい状況でした。
しかし今回の変更によって、28日間の累積でリーチ数が100件以上あれば蓄積されるようになりました。一日のリーチ数が100件に未満のサイトでも類似リストが蓄積されるようになったことで、類似度が高まり、広告配信の精度向上が期待できます。
1日でリーチ数100件が28日間でリーチ数100件に変更になったことで、リーチ数の少なかったアカウントでも蓄積されやすくなりました。
ターゲットリスト(類似)とは
ちなみに、ターゲットリスト(類似)とは、サイトリターゲティングのターゲットリストのユーザーとウェブ上の行動履歴が類似しているユーザーを抽出したリストのことです。ターゲットリスト(類似)を利用することで、ターゲットリストに蓄積されたサイトに訪問したことがあるユーザーと類似したユーザーへのターゲティングが可能となります。
最後にまとめ
今回の変更によって、一日のリーチ数が100件に満たなかったアカウントでも活用しやすくなります。今まで設定を見送っていたアカウントに導入してみるのもいいかもしれません。
この記事を書いた人

アオヤマ
大学卒業後、2ヶ月ほどニート生活を満喫してから2014年にASUE株式会社に入社。2021年退職。「リスティング広告 眼鏡」でしばらく自分の記事が1位に表示されていたが、気付いたら陥落していた。今後のアオヤマさんのご健闘をASUE一同お祈りしています。