広告運用のプロが本音で語る! ぼくたちが発注するなら、こんな代理店を選びたい。

2026年02月10日

こんにちは!ASUE株式会社 広報のN村です。

Web広告の代理店選び、悩みませんか?

どこの代理店も、サイトを見れば似たようなことばかり書いてあるし、「正直、どこにお願いしても一緒なんじゃないか……」なんて思ってしまうこともありますよね。

そこで今回は、普段は支援する側にいるASUEのメンバーが集まり、「もし自分が事業会社のマーケティング担当者だったら、何を基準にパートナーを選ぶか?」というテーマで座談会を行いました。

会社の規模や営業トークだけでは見えてこない、中の人による「本音の選び方」ガイド。業界の裏側まで(怒られない範囲で)語り尽くしていただきます!

本日の参加メンバーはこちら!(ちなみに座談会は2025年12月25日に実施しました。)

左から、アイバ・ヤスエ・フジエ・タカハシ

フジエ

Webコンサルティング課所属のWebコンサルタント。いろんな業種を経験しており、経験を生かしてASUE主催のでらマーケ勉強会や社内イベントなどでは司会を務めている。
2025年のクリスマスは、妻と義母と楽しく食事。ワインは一人一本くらい空ける。

ヤスエ

コンサルティングセールス課所属の営業職。東京勤務。

年末の業務スケジュールに合わせて名古屋へ来ていたため、「クリスマスは何もないですよ、母ちゃんと飯くらい。」と言っていた。素敵なご予定ですね。

タカハシ

コンサルティングセールス課所属の営業職。長らくWebコンサルタントを務めていた。

前日のクリスマスイブには定時過ぎにぱぱっと帰宅。その後、宅トレ・ランニング・ご飯。ストイック。

アイバ

Webコンサルティング課所属のWebコンサルタント。

前回の座談会企画にも参加したため、今回は顔出しなしのつもりでまとめ役として参加。普通にしゃべりすぎて今これ。

座談会当日の朝は、お子さんが発見したプレゼントの包装紙をビリビリ破る姿を見ることができた。ハピネス。

N村: 今日はお集まりいただきありがとうございます! 今日のテーマはズバリ「代理店の中の人が考える、いい代理店を見抜くポイント」。事前に社内でアンケートも取ったので、それを見ながらあーだこーだ喋っていただこうと思います!

フジエ: 今日はもう、出せる部分は全部出していこうかなと。二度と呼ばれないかも!!!(笑)

ヤスエ: 「あいつら呼んだら収拾つかなくなるんじゃないの?」って思われるかも……(笑)

N村: そういうときのためにアイバさんをアサインしています。

アイバ: タカハシさんもいるし。

タカハシ: 僕ら、喋りだすと止まんないんで、逆の意味でとっ散らかるかも(笑)。

N村: ……頑張って編集します(笑)。では、よろしくお願いします!

「大手なら安心」は危険かも? 会社の看板より「担当者」を見るのが理想

N村: まず、社内で「代理店選びで一番大切だと思うポイントは?」というアンケートを取りました。その結果がこちらです。

N村: やっぱり! 1位はダントツで「運用体制・人員の質」。次いで「実績・専門性」、「コミュニケーション」という結果でした。「成果が出せるか」という意見もありましたけど、それも含めて結局は「誰がやるか」次第。みんな「人」を重視してるってことですね。

アイバ: まあ、そうなりますよね。「成果が出せるか」が一番大事なのは大前提として、じゃあそれって何?って突き詰めると、やっぱり「運用体制・人の質」に行き着く。これは僕らが中の人だからこそ、より強く感じている部分かもしれないですけど。

タカハシ: 成果が出るかは、正直やってみないとわからない部分もありますが、だからこそ、「この人たちなら成果を出してくれそうだな」と思える体制があるかどうかが一番の判断基準になるんでしょうね。

N村: なるほど。アンケートのコメントでも、「会社単位じゃなく、担当する方の実績やコミュニケーションのしやすさが重要」っていう意見が多かったです。

フジエ: いきなり話が逸れちゃうけど、僕の中では代理店を選ぶ基準って、自分が「決裁権を持っているかどうか」で大きく変わると思います。

一同: おぉー。

フジエ: もし僕自身が社長とか決裁権がある立場なら、正直、自分の好みとか相性で選んじゃうかもしれない。「この人なら信頼できそうだな」とか「話が合うな」とか、感情的な部分を重視しやすい。やっぱり、自分に寄り添ってくれる人がいいじゃないですか。

アイバ: なるほどね。

フジエ: でも、自分が決裁者ではなく、上司に承認を得る立場なら、感情論だけでは通らないですよね。「こいついい奴なんで!」じゃあ、稟議は通らない(笑)。 そうなると、ちゃんと数値的な根拠をくれたり、精度の高いシミュレーションを提示してくれたりする、ロジカルに説明してくれるところを選ぶことになる。だから、そういうときは自然と運用力がありそうってところに行くと思います。

ヤスエ: 確かに。決裁権があるかないかで、見るポイントは全然変わってきそうですね。

タカハシ: うん。フジエさんの話に付け加えるなら、仮に複数の代理店から同じレベルのサービスやシミュレーションが提示されたら、運用の質も同じくらいだと判断することになります。その場合は、最終的には「この人は信頼できそうだな」という感覚的な部分が決め手になりますよね。これまでの経験からくる直感で。

アイバ: 条件が横並びになったら、最後はやっぱり「人」に戻ってくるわけですね。

社内のムードメーカーの一人、フジエ

「運用力が高い」の正体とは?

N村: では、みなさんが口を揃えて言う「担当者の質」とか「運用力」って、具体的には何を指すんでしょうか? 単に「管理画面の操作が早い」とか「ミスがない」ってことではないですよね?

タカハシ: そうそう。営業トークで「弊社は運用力が強みです!」って言うのは簡単じゃないですか。でも、「運用力って何なんですか?」って聞かれると、意外と言語化できてないことも多いですよね。

フジエ: 営業力が強かったら運用力もあるように見せられちゃうからね。

タカハシ: 僕にとっての運用力は、課題に対して的確に仮説を立て、アプローチして改善できるかどうか、ですね。これこそが、お客さんにとって一番ありがたい価値だと思います。営業に来てからも、運用担当者がそれをしっかりやってくれるとすごくやりやすいです。

ヤスエ: あとは最初の接点でいうと「お客さまの目標や目的を、いかに正しく理解できるか」という対話能力も非常に重要ですよね。ここがズレていると、的外れな結果しか生みません。

アイバ: ここまでの話を聞いていて面白いなと思ったんですけど、テーマは「運用能力」のはずなのに、自然とビジネス上の課題解決能力の話に収束していますよね。運用能力と言いつつ、お客さまの事業にどこまで寄り添えるか、という部分なんですね。

タカハシ: そういうことです。キーワードを選んで、広告を入稿して、レポートを出す。そんなことはできて当たり前で、運用するのはスタートラインですよね。本当の運用力は、その先。

N村: 設定とか入稿ができるのは、プロとして当たり前の「最低ライン」ってことですね。実際に求められるのはその先、知識や経験を使ってどう課題を解決するか……。

アイバ: そうですね。例えば「リード10件欲しい」と言われた時に、ただ安く10件取ればいいわけじゃない。その先の売上目標を達成するために必要な10件なら、質の悪いリードをかき集めても意味がないですよね。 そこまで考えて、「御社のビジネスモデルなら、件数よりも質を重視したこの媒体がいいです」と提案できるのが、本当の意味での運用力であり人の質だと思います。

ヤスエ: 正しく課題を理解して、目的・目標を設定する。それに対してアプローチ方法をかず多く持っている・アイディアがある。多分そこが運用力ですよね。

アイバ: もちろん、管理画面上の設定も複雑化しているので、それがちゃんとできるってだけでも価値はありますけどね。

会社の実績≠担当者の実力。「同業種の実績」だけで選ぶのが危ないワケ

N村: 続いて、アンケート2位の「実績」についても聞いてみたいです。やっぱり、同業種の実績がある代理店の方が安心なんですかね?

タカハシ: これ、話していいのかな……(笑)。 以前、新規の営業でヒアリングした時に、お客さまから「代理店って平気で嘘つくじゃないですか」って言われたことがあって。

一同: (苦笑)

タカハシ: 何があったか聞いたら、前の代理店がかなり大手の有名なところだったらしいんですけど、依頼していない知名度の高い「指名キーワード(社名やサービス名)」で広告を配信し、「目標達成しました!」と報告してきたそうです。 「そんなこと頼んでないし、指名なら広告出さなくても自然検索で入ってくるよ」っていう。

N村: うわあ……。しかもそれ、コミュニケーションが取れてれば防げたはずですよね。

タカハシ: そう。単純に担当者が新人であまり話が通じなかったらしいんですけど、その会社自体は「実績多数」で有名なわけですよ。でもその事例では課題解決にはなってないし、すり合わせもできていなくてこういうところで信頼が落ちるんだなって。

ヤスエ: アンケート結果では「実績」が上位に入ってましたし、一応これも運用力を測るバロメーターの一種だとは思うんですが、そういうことが起こりうるから僕は正直「その実績って本当に必要?」って疑ってるところがあります。

フジエ: 僕も思う。「実績」って、会社の実績であって、目の前の担当者の実績じゃないからね。会社としての事例はすごいけど、担当者は入社1年目です、なんてザラにある話だし。営業から聞いていた印象とはギャップが生まれちゃうから、「嘘じゃん!」ってなっちゃうよね。

ヤスエ: ぶっちゃけ「実績」ってそこまで重要じゃないですよね。今までやったことない商材でも、成功した事例なんて山ほどあるじゃないですか。 ロジックと仮説さえしっかりしていれば、過去の事例がなくても成果は出せるので。

タカハシ: 実際は聞いたことない商材であっても、的確なアプローチはできるんですよね。でも、お客さんからすると「そんなことができるんだ!」っていうイメージが湧かないから、わかりやすい安心材料として「実績」を見ちゃうんでしょうね。LPとかでも実績部分って一番見られるし。

アイバ: ですね。でも実際は、実績をお見せして受注したケースもあるんですけど、そのときは類似商材での実績を元に、成功への方法論が確立できているところがお客さまにも響いたなと思います。なので、実績そのものではなくて、「こういうビジネスモデルなら、こういうアプローチが有効だ」という再現性のある知見を持っているか、が大事なんだと思います。

N村: 「何件やったか」という数よりも、「なぜ成功したか」を語れるかどうかが重要なんですね。

良い代理店はどう見抜く? わたしたちが発注側なら「こう質問する」

N村: 「実績」や「看板」だけでは判断できないとなると、やっぱり商談の場で目の前の担当者を見極めるしかありません。 でも、基本的には良く聞こえる提案をしてくると思いますが、どうやって本質を見抜けばいいんでしょうか?

アイバ: 営業のお二方は、商談時に「今、品定めされてんな。」と思う瞬間があると思うんですが、そういうときってどういう質問が飛んできたりお客さまが何を気にしてる・深掘りされるみたいなことってありますか?

タカハシ: そんな深く考えてないや。

アイバ: あー……天才タイプだ(笑)

一同: (笑)

ヤスエ: 僕もあまり意識してないですけど、聞かれたことへの対応の仕方は「できないことはできないって言う」を大事にしています。だから、いい代理店の見抜き方としては、「こういうストーリー・ロジックがあって、だからこれができます。」って言える営業は信頼できると思います。完璧に同じ条件なことは絶対ないし、無闇にやれます・やったことあります・いけますって言う人はやっぱり怖いかな。

タカハシ: どんな話をしてても、そこに対する深掘りがあると「こいつ、ちゃんと考えて提案しているのかな」っていう思考の深さを見定められますよね。勢いや雰囲気だけで「CPA5,000円でいけますよ!」と言ってしまう営業担当者もいるので、その表向きの言葉がどのようなロジックで出た言葉なのかを見極めるには良いかもしれません。ロジックの伴わない提案はすぐに見透かされるし、その辺りはよく見られている感じはあります。

フジエ: 代理店から提案を受けたら、その根拠に対して納得できるまで「なぜ?」を繰り返すといいんじゃないですか。 例えば「CPA 1万円で獲得できます」と言われたら、「なぜ1万円なのですか?」「その根拠は?」って。

タカハシ: それ、いいですね。面接みたいだけど。

フジエ: (笑)。表向きは面接も営業も良いことを言うのが基本だから、どうしてその考えに至ったが一番知りたいですよね。

アイバ: 表向きの言葉をいかにひっくり返せるか、そのために問いを掘り下げるのは良さそうだね。

N村: 圧迫面接みたいでちょっと怖いですが(笑)、確かにロジックの強度はそこでわかりますね。

「契約したら営業が出てこない」問題。運用体制の確認ポイント

フジエ: あと、これは僕の経験談なんですけど……結婚式って、最初のプランナーさんは営業担当なんですよね。で、すごく信頼して「この人なら!」と思って契約したのに、いざ準備が始まったら担当が変わって、経験の浅い若手が出てきたりする。

一同: あ〜〜〜。(深く頷く)

フジエ: あれ、めっちゃ残念じゃないですか。「あなたにお願いしたのに!」っていう。広告代理店でも同じことが起きちゃうことがあって。もちろん、そこからの担当者も信頼できるパターンもあるけど、がんばりますって言ってくれたのに話す機会もない……だとどうしても商談時と契約後でギャップが生まれますよね。

アイバ:契約後、わたしたちとどう関わってくれますか? ひとりぼっちにしませんか?」って聞いてみるとか。

一同: (笑)

ヤスエ: 笑っちゃったけど、それいいですね! 運用担当者と二人三脚で伴走してくれるのか、それとも契約したら「あとはよろしく」で離れてしまうのか。これを最初に確認しておくだけでも契約後のギャップは防げそうですね。

提案の信憑性は「悪い時のロードマップ」で判断する

ヤスエ: 結局、営業担当者のどういうところを信じればいいんですかね。

フジエ: はい、一個思いついた! 営業を見極める質問! 営業って基本的に良いこというから、成功した事例の話が多いですけど、そうじゃなくて「これまで、成果が悪化したときにどんな解決をしましたか?」って聞くといいんじゃないですか。

タカハシ: いよいよ面接っぽいですね(笑)。

フジエ: シミュレーションをもらいました、じゃあこれが上手くいかないときはどんな形で動くのか・どんなことを考えてくれるのか、を聞くのは、その営業担当者が真摯に向き合ってくれるのかを見出せそうなきがします。アイバさん、どう思う?

アイバ: 最初は面接だなって思ったけど(笑)、シミュレーションや提案された施策の内容について、どうして上手くいくのか?と根拠を聞くのはよくあるけど、上手くいかないときにどうやって次の施策を考えますかっていうのは、あまり聞かれないわりに良い質問だなって。

フジエ: 僕も自分で言ってて思いました(笑)。

ヤスエ: 良いときのロードマップは提案時に提示しますけど、悪いときのロードマップって提示することはなかなかないから、そこをどう組み立ててるか、が見えてくると良いですよね。

信頼できるパートナーの条件とは? 担当者の「相性」から「運用の透明性」まで徹底討論

信頼できる担当者の条件は「脱・受け身」と「相手に合わせる力」

N村: スキルや実績も大事ですが、日々のやり取りの「相性」も無視できないですよね。アンケートでもコミュニケーションを重視する声がありました。

フジエ: コミュニケーションのスピードは絶対に譲れないポイントです。ちょっとした確認事項に対しても、ちゃんと返答が欲しいんですよね。 「わかりました、確認します」の一言でもいいから、既読代わりのレスポンスがあるだけで安心感が全然違います。

タカハシ: 僕が信用できないのは「検討させていただきます」の一言で終わる担当者ですね(笑)。

一同: (笑)

タカハシ: 本当に検討が必要な場合でも、プロならもっと別の言い方があるはずなんですよ。 例えば「広告やりたいです」って言われた時に、どういうプランがいいのか一回こちらで考えてキーワードとか出してみますとか、なにかしら言うべきことはあるのに、全部「検討させていただきます」みたいな。

アイバ: 具体的に次どう動くかは示してほしいですよね。

タカハシ: 受け身な姿勢だとね。例えば「こういうことをやりたいと思ってんだけど……」「分かりました、じゃあ費用と配信スケジュールとクリエイティブください」みたいな機械的な返しだと、パートナーではなく作業者になっちゃうかなと。

アイバ: 発注者側も自信を持って言ってるわけじゃない場合も多いですからね。「こういうことをやった方がいいような気がするんで、やりたいです」に対するプロの見解をちゃんと伝えてくれる人だとありがたいですよね。もちろん全部ガチガチに決まってて作業だけを依頼したい場合はいいんですけど。

フジエ: 「めっちゃいいっすね」って言った上で、「でもこうだから」って言うと向こうも気持ちいいし、プロ目線で一緒に決めた感があるかも。話はちょっと変わるけど、人対人だから担当者の性格や相性は大事だよね。誰にでも同じコミュニケーションではなく、自分に合った話し方をしてくれると嬉しいかな。こっちが感情的だったら感情で来てくれるし、論理的思考だったらちゃんと数字とか実績とか確かなところから話してくれるとか。

アイバ: それめっちゃ大事じゃない? 受け手側のリテラシーや理解度、どういうタイプを好むのかに合わせてカスタマイズして対応してくれるっていうのは、いい営業のポイントでしょ。めっちゃやってるでしょ、絶対?

タカハシ: 僕はバイリンガル(笑)なんで、標準語と関西弁、相手に合わせて使い分けてますね。

フジエ: 俺も日本語と関西ノリのバイリンガルで……。

ヤスエ: 僕も吉祥寺と下北沢の……。

一同: (笑)

N村: 相手を思いやる、相手に合わせたコミュニケーションも大切!ということで!!!

価値ある報告とは? 配信データをまとめただけのレポートに意味はない

N村: お客さまが欲するイメージがあるんですが、アンケートでは順位が低いなと感じたのが「レポート」です。どうしてですかね?

タカハシ: たぶん、みんな配信データをまとめただけのPDFレポートのこととして回答している気がしますね。

アイバ: 正直、決まったフォーマットで毎月送られてくるだけのPDFレポートには、そこまで価値はないかもしれません。でも、その数字をもとにどう改善するかを話す「レポーティング(報告の意)」はめちゃくちゃ大事です。

N村: そういうPDF資料を求めるお客さまは多いんでしょうか?

フジエ: 決まったフォーマットの報告資料が欲しい!というお客さまは、進捗状況を常々上に報告しなきゃいけない、とかがメインで、頻度も状況によってさまざまですけど、割合的にはそんなに多くないかな。

ヤスエ: 資料だけ見てもよくわからないってことのが多いですしね。

タカハシ: 広義の意味でのレポート(報告)は重要だけど、狭義のレポート(PDF資料)はそこまでっていうのが、現場の感覚ですよね。

広告アカウントの閲覧はできる? 広告運用の透明性

N村: アンケートでもわりと上位に広告の配信状況や広告アカウントの管理画面をどの程度共有するのか、という「運用の透明性」がありました。ASUEではどのような方針で配信するかなどは基本的にお客さまと協議の上で運用をしていますし、管理画面をお客さまに共有していますが、業界的にはどうなんでしょう?

アイバ: 管理画面は見せない代理店も結構ありますよね。さらに言うと、アカウントの「所有権」自体をお客さまに渡さないケースも多いです。

N村: そうなんですね。管理画面が見えなかろうと、何かしら報告はするでしょうしお客さま側の現場の実感として「広告の効果の有無」みたいなのは多少わかるじゃないですか。管理画面を見せない理由ってなんなんでしょうか?

フジエ: 確かに、運用経験がないとよくわからない部分も多いからそんなに見ないとしても、閲覧権限がもらえるだけでも信頼感に繋がりそうなのに。

ヤスエ: 確かに。共有できない理由はあんまりないかも。

N村: 運用者的にはどうなんでしょう? 見せたくないものなんですか?

アイバ: ASUEでは閲覧権限を共有していますよね。透明性の担保のためにお見せしていますが、全体としては上手くいっていても、枝葉の数値で不安にさせてしまう場合もあるので悩ましいところですね。

ヤスエ: 確かに、代理店側としてはそういう問題点はあるかも。

アイバ: でも、お客さまから広告費をお預かりして運用しているものなので、ブラックボックス化することは避けた方が良いと思っています。これ以外に、代理店が見せない理由はありますかね?

ヤスエ: 解約防止……はあるかも。 「アカウントは渡せません」と言えば、乗り換えのハードルは上がりますよね。あとは「ノウハウが流出するから」というのを断り文句として聞いたことはあります。

タカハシ: 古典的なやつですね。

ヤスエ: お客さまに見られて流出するノウハウって、別にないよね。

フジエ: どうやっていくかの戦略部分をまず打ち合わせで話すもんね、一緒に。それを構成していって、検証を進めていくから……。

ヤスエ: 確かに。

タカハシ: でもこれ本当に言われるらしいですよね。新規の相談で聞いたことあります。

N村: なるほど。その辺りのアカウントの閲覧権限などがどんな扱いかは、最初に代理店に確認できるとよさそうですね。

安ければ良いわけではない。手数料とサービス範囲の「適正バランス」

N村: 続いてアンケート上は意外と低かったんですが、料金体系はやっぱりビジネスの上ではかなり重要視される部分ですよね。 Web広告代理店だと、ASUEもそうですが広告費に対する手数料制が多いですよね。料金体系を比較する上で見るべき部分はどこでしょうか?

ヤスエ: 手数料が10%か20%なのか、初期費用はどれだけかかるのか、最低契約期間が何ヶ月なのか、ってところですね。

タカハシ: その手数料の範囲でどこまでやってくれるか……も料金体系を見る上で重要なポイントですね。

アイバ: そうだよね。……まあ、手数料率はやっぱり低い方が嬉しいですよね。

タカハシ: お客さまからしたらね。

ヤスエ: お客さまの状況や段階にもよりますよね。きちんと説明をした上で少額で短期間に1回だけでもいいからとりあえず出してみたい!って言われたら、手数料10%の代理店でもいいですよって言っちゃうかも。でも、ちゃんと広告からビジネスを伸ばしていきたい!ということなら、手数料20%でこういう風に進めていった方がいいですよってなる。

フジエ: 少額の予算で手数料10%だと、やれる範囲が限られちゃうよね。

アイバ: 結局、代理店のビジネスモデル上、手数料がそのまま粗利になるから、基本的に手数料に見合った工数しかかけられないのが原則なんですよね。なので、手数料はそれぞれの案件にどのくらい工数をかけられるかに直結します。値切ることは、極端な話、「うちの広告について考える時間を削ってください」と言っているのと同じことになってしまう。

N村: 工数をかけられなくなる、ということは、場合によっては無駄な広告を流すことにも繋がりかねないですよね。

アイバ: そうですね。そういう視点は発注側はぜひ持っておくと良いと思います。

ヤスエ: 「安くしてください!」に対して「はい、わかりました!」って、そういう交渉もなく言う代理店がいたら、さすがに怖いかも。

タカハシ: ただ、広告費が高額になってくるなら、「手数料率を相談させてください」という交渉は全然ありかもしれないですね。額が大きい分、手数料率を多少下げても十分なリソースを確保できるので。

手数料に含まれるサービスと含まれないサービス

N村: 先ほども話に出ましたが、手数料に含まれるサービス・含まれないサービスは代理店によって結構異なるんですよね。

タカハシ: そうですね。バナーやランディングページの制作が別途費用なのか……。

アイバ: ひとくちに手数料といっても、全部込み込みインクルードでやります!と別途費用だとかなり違ってきますよね。

フジエ: 人がサービスの要だから、手数料内で何ができますか?という内訳はしっかり確認しておく必要があるよね。

ヤスエ: そこはやっぱり聞かれることも多いですね。

タカハシ: この前手数料10%でクリエイティブまで込み込みっていう代理店さんにはさすがに負けました。

一同: !?!?(吃驚)

アイバ: 手数料に含まれるサービスはもちろんですが、その代理店がWeb広告以外にどんな周辺施策の支援が可能かも重要ですよね。

タカハシ: 実際、SNS運用やSEO対策など、広告以外のWeb集客もまとめてお願いしたいというニーズも多いですね。

アイバ: 全部まるっと安くやってくれるのが楽なのは間違いないですが、「餅は餅屋」という側面もありますからね。「何でもやります!」という言葉を鵜呑みにせず、「その手数料率で、具体的にどこまでの作業とクオリティを担保してくれるのか?」をしっかり確認するのが大切ですね。

まとめ:「覚悟」を持って向き合ってくれるパートナーを選ぼう

N村: ここまで、広告運用のプロたちが語る「良い代理店」の基準について深掘りしてきました。 いろいろ議論してきましたが、最後に「これだ」という結論があれば、お願いします!

フジエ: 俺これ、ちゃんと考えてきたんで言わせてください。代理店選びの最終的な決め手は……「担当者の覚悟」です。

一同: ?????

フジエ: これ、ウケ狙いじゃないですからね! 提案されたシミュレーション通りにいくかなんて、結局はわからないじゃん。でも、その不確実性を濁さず、やり切ってくれるか。 最初の方針がもしダメだったとしても、そこから逃げずに最後まで向き合っていく —— そういう姿勢を持っていると感じられる担当者なら、安心して任せられるなって思います。

タカハシ: 今ちょっと噛み砕いてます。

一同: (笑)

タカハシ: 代理店の担当者が覚悟を持って話しているかどうか見極めよう、ってことですね。ロジックも大事だけど、この担当者と心中するんだ!くらいの気持ちで任せられる相手じゃないと。

アイバ: 「わかりません」で逃げるのではなく、白黒はっきりさせる覚悟を持って話しているか。それを見極めることが、良いパートナー選びの真髄かもしれないですね。

N村: みなさん、熱いトークをありがとうございました。 ロジックや実績はもちろん大切ですが、最終的には「この人なら任せられる」「何かあっても逃げずに一緒に戦ってくれる」という担当者の覚悟が、代理店選びの核心なのかもしれません。綺麗ごとの営業トークではなく、ビジネスの成長にコミットしてくれるパートナーに出会えるかどうか。それがWeb広告の成果を左右する一番の要因ですね。

ヤスエ: 無事まとまりましたね(笑)。でも本当に、僕たちは常にそういう気持ちでお客さまと向き合っています。

司会者のN村

今回の座談会が代理店選びのヒントになれば幸いです!

楽しそうにおしゃべりする姿
わたしはこういうオフショット的な写真が好きです(by N村)

代理店の乗り換えをご検討中の方やWeb広告を活用したい!という方はぜひASUEも候補に入れていただけますと幸いです。

資料のダウンロードやお問い合わせをしていただければ、ヤスエ・タカハシを始めとした営業担当者が対応いたします!!

売り上げを増やすためのWeb広告成功事例集

  • CVは付くものの成約に繋がらない
  • 今の代理店に不満がある
  • 専任担当者がおらず知見・時間が無い
  • そもそも広告で成果が出ない

Web広告改善事例集見本

上記のようなお悩みを持った方へ
すぐに役立つASUEの広告改善事例を紹介します!

【無料】Web広告成功事例集をダウンロード