2023年7月のWeb広告からSNSまでWebマーケ情報ツキイチまとめ「Google 広告のブランドトラフィック制限機能」「Twitter、Xへ」他
2023年08月01日
ピッピッピッピーーーーーーーーーーー……
さて、今月も1ヶ月のWebマーケティング情報をまとめておとどけするツキイチのお時間がやってまいりました!
司会は私、N山でお送りします!
トピックスはこちら!
今月も気になる話題が盛りだくさんですね。
全部読むととっても長いので、気になるトピックスがあれば目次のリンクから飛んでみてくださいね!
目次
Google 広告の最新情報
検索広告とP-MAXでブランドトラフィックの制限機能
画像参照元:「Googke 広告 ヘルプ — 検索キャンペーンと P-MAX キャンペーンの新しいブランド設定」
https://support.google.com/google-ads/answer/13729701
- 検索キャンペーン
- ブランド キャンペーンにブランド以外のトラフィックが含まれないようにするための機能
- ブランドトラフィックにのみリーチしながら部分一致のメリットを活用できる
- 使用すると選択したブランドやブランドに関連する商品を含む検索でのみ広告が表示される
- P-MAXキャンペーン
- ブランド除外のベータ版テストが完了し全広告主が利用可能に
- 広告を配信するブランドを選択するのではなく、除外したいブランドを選択できる
- 正しく入力されていないブランド名や外国語でのブランド関連検索から発生するトラフィックのほとんどをブロック可能
Google Marketing Live2023で発表されたブランドトラフィックの制限機能が、実際に利用可能になったようです!
検索キャンペーンではブランド制限(そのブランド以外のトラフィックが含まれないようにする機能)、P-MAXキャンペーンではブランド除外(指定したブランドの除外ができる)と似てるようで違うので混乱しないように気をつけましょう!
参考:「Googke 広告 ヘルプ — 検索キャンペーンと P-MAX キャンペーンの新しいブランド設定」
https://support.google.com/google-ads/answer/13729701
参考:「Google 広告、検索広告とP-MAXでブランドトラフィックをコントロールする機能を発表」
https://www.atara.co.jp/unyoojp/2023/07/google-ads_search-and-pmax_brand-control/
DSAとGDN、P-MAXへのアップグレードツール公開
- P-MAXキャンペーンがブランド除外に対応したりページフィードを柔軟に設定できるようになった
- 動的検索広告(DSA)とディスプレイ広告をアップグレードできるツールが登場
動的検索広告とディスプレイ広告のキャンペーンを、それぞれP-MAXキャンペーンにアップグレードできるツールが発表されたようです!
P-MAXではもともと設定できる部分が少なかったですが、最近徐々に設定できることが増えてきていますよね。
そうですね。
過去にはP-MAXキャンペーンアップグレードされ、吸収される形でなくなった広告もあるので、今後の動向も気になります。
参考:「Google 広告 ヘルプ — Boost your Search and Display results in Performance Max campaigns」
https://support.google.com/google-ads/answer/13780156
Yahoo!広告の最新情報
ディスプレイ広告でアドパーソナライズセンター公開
- スケジュール
- 公開:2023年7月26日(水)
- 広告配信への適用:2023年8月23日(水)
- Yahoo!JAPANを利用中のユーザー向けに行動ターゲティング広告に利用される情報を管理できる機能として公開
- プライバシーへの取り組み強化の一環で、広告へのパーソナルデータ利用範囲をより柔軟に設定可能に
- できること
- 広告の表示設定(トピック):ユーザーの興味・関心に関連するトピックの広告について、表示頻度を減らすかを設定可能
- プライバシー管理:広告表示に利用するユーザー情報(性別、年齢、属性等)の設定を管理可能
- 広告配信への影響
- これまで行動ターゲティング広告を配信できていなかったユーザーにも設定によっては配信可能に
- ユーザーが制限したデータについてのターゲティング広告は対象ユーザーへ配信されなくなる
Yahoo!広告に個人データの広告への利用について、各ユーザーが設定できる「アドパーソナライズセンター」が発表されました。
これによって、各ユーザーは興味関心に関連したトピックの広告表示を減らしたり、広告に利用される性別年齢などの属性データの設定を管理可能になります。
プライバシー強化への取り組みは今後も各媒体進んでいきそうですね。
今回はユーザー側の設定ですが、プライバシー関連のアップデートでは仕様が変わることもあるのでしっかり情報を追っていきたいですね。
参考:「Yahoo!広告 リリースノート — 【ディスプレイ広告】アドパーソナライズセンター公開のお知らせ」
https://ads-promo.yahoo.co.jp/support/release/30428861.html
参考:「Yahoo!広告 「アドパーソナライズセンター」を発表」
https://www.atara.co.jp/unyoojp/2023/07/yahoo-ad-personalize-center/
YDA、拡張クリック単価正式リリース
- ベータ版として提供してきた入札戦略「拡張クリック単価」が正式リリース
- 手動で設定した入札単価を元にクリックまたはコンバージョンをできるだけ多く獲得できるように入札価格を自動調整する入札戦略
- 手動で入札価格を調整する個別クリック単価(旧:手動入札)よりも細やかに自動で調整可能で、運用工数の削減などが期待できる
これまでベータ版で提供されていたYahoo! ディスプレイ広告(運用型)の入札戦略「拡張クリック単価」が正式リリースになります。
細かい調整の工数が削減できるので嬉しいですね!
参考:「Yahoo!広告 リリースノート — 【ディスプレイ広告(運用型)】拡張クリック単価 正式リリースのお知らせ」
https://ads-promo.yahoo.co.jp/support/release/30427949.html
YDA、入札戦略の表記を変更
変更前 | 変更後 |
---|---|
クリック課金 ※一覧画面では「手動入札(CPC ○○円) | 個別クリック単価 ※一覧画面では「個別クリック単価(○○円) |
- 手動入札(クリック課金)の名称変更により、個別クリック単価となる
- 自動入札・手動入札の表記をなくし、入札戦略の名称をそのまま表記
手動入札(クリック課金)の名称が変更となり、今後は個別クリック単価と表記されるようになります!
名前が変わった直後は混乱しやすいので、チェックしておきましょう。
それ以外にも、自動入札の表記もなくなるようで、今後はすべて入札戦略名がキャンペーン一覧画面等で表記されるようです。
参考:「Yahoo!広告 リリースノート — 【ディスプレイ広告(運用型)】入札戦略の表記変更について」
https://ads-promo.yahoo.co.jp/support/release/30427934.html
LINE広告の最新情報
SKAdNetwork計測のCVを対象とした自動入札(β)登場
- SKAdNetworkインストール数を最大化することを目的とした自動入札の最適化機能(β)が追加
- 利用条件
- アプリのインストールを目的としたキャンペーンは以下の広告グループを選択していること
- iOSを選択している
- SKAdNetwork計測を有効にしている
アプリのインストールキャンペーン向けの自動入札が追加されました。
アプリのための広告配信を行っている方はチェックしてみてください!
参考:「LINE広告アップデート情報 2023年7月 SKAdNetwork計測の自動入札、セグメントの追加・削除など4つ」
https://www.linebiz.com/jp/column/service-information/line-ads/update_202307/
詳細ターゲティングの追加
第一階層 | 第二階層 or セグメント |
---|---|
居住タイプ | 持ち家 |
賃貸 | |
家族と同居 |
- 詳細ターゲティングの属性のセグメントに「居住タイプ」が追加
- 第二階層
- 持ち家
- 賃貸
- 家族と同居
詳細ターゲティングの属性に居住タイプが追加されました。
まだベータ版ですが、ユーザーが持ち家か賃貸か、などによってターゲティングしたいような商材にぜひお試しください。
参考:「LINE広告アップデート情報 2023年7月 SKAdNetwork計測の自動入札、セグメントの追加・削除など4つ」
https://www.linebiz.com/jp/column/service-information/line-ads/update_202307/
どうやって判断するんだ?
広告グループのステータス学習中の進捗表示を変更(β)
画像参照元:「LINE広告アップデート情報 2023年7月 SKAdNetwork計測の自動入札、セグメントの追加・削除など4つ」
https://www.linebiz.com/jp/column/service-information/line-ads/update_202307/
変更前 | 変更後 |
---|---|
学習中のステータスでの進捗状況は ・パーセント表示 のみ 例:5% | 学習中のステータスでの進捗状況は ・パーセント表示 ・進捗状況(%)に連動した何日で学習が完了するかの予測ステータスが表示 例:18% 7日以内に完了する予定です。(β) |
- 広告グループのステータス学習中の表示方法が変更
- これまで、進捗状況の表示がパーセント表示のみだったのに加えて、あとどのくらいで学習が完了するかの予測が表示される
広告の機械学習が終わっていない広告グループの場合、進捗状況がよりわかりやすく変更されるようです!
現在β版なので、今後仕様変更や本格実装がされない場合もあるかもしれませんが、進捗状況のパーセント表示に加えて学習終了予測も表示されるのは嬉しいですね!
参考:「LINE広告アップデート情報 2023年7月 SKAdNetwork計測の自動入札、セグメントの追加・削除など4つ」
https://www.linebiz.com/jp/column/service-information/line-ads/update_202307/
競合除外・掲載制限のガイドライン
- LINE広告の各配信面で扱うサービスやメディアポリシーによって、一部広告が規制・制限される可能性が審査ガイドラインへ追加に
- 競合規制
- 各配信面のサービスと競合するような業種・サービスがリンク先となる場合、広告の掲載が制限される
- 指定した業種・サービスと異なる場合も、商品・サービス・訴求内容が同等と判断された場合は掲載できない
- 掲載できない例:
- LINEマンガで電子書籍サイト
- LINEレシートでレシート読み取りサービス など
- 掲載制限
- 各配信面の掲載ポリシーによって、配信面単位で商品・カテゴリーの広告の掲載が制限される
LINE広告の審査ガイドラインがアップデートされました。
配信面ごとに、広告の商品・サービスが配信面のサービス等と競合する場合や、配信面の掲載ポリシーに合わない場合に広告の掲載が規制・制限されるとのことです。
参考:「LINE広告審査ガイドライン」
https://www.linebiz.com/jp/service/line-ads/guideline/
カスタムレポート(β版)機能のテスト提供を開始
- 項目を選択してレポートを作成できる機能の一部アカウントへのテスト提供がβ版で開始
- 機能はランダムに選定されたアカウントへ提供
- 仕様
- 項目を選択してレポート作成が可能
- 任意のレポートフォーマットを作成・テンプレート保存が可能
- 既存のパフォーマンスレポートは継続して提供
- β版のため、予告なく機能の提供が停止される可能性あり
LINE広告から、必要な項目を選択してレポート作成したり、任意のレポートフォーマットを作成・テンプレートにできるカスタムレポート機能が、β版でテスト提供開始となりました。
β版で、一部のアカウントのみへの提供のようですが、柔軟なレポート作成が可能になりそうなのは嬉しいですね!
Microsoft広告の最新情報
新キャンペーンタイプ「Performance Max」を提供開始
- Microsoft広告の配信枠を横断して広告配信ができるキャンペーンタイプ「Performance Max」が登場
- Google 広告にもP-MAXキャンペーンがあり、それと似た形態のキャンペーンタイプとなる(MS広告ではPMAXと省略)
- 設定後、通常1週間で配信開始されるが、最大で10日かかることがあるのでスケジュールには要注意
Microsoft広告に、Performance Maxという新しいキャンペーンタイプが登場しました!
Google 広告のP-MAXキャンペーンと同じようなキャンペーンタイプですね。
今後もいろいろアップデートされそうな媒体なので楽しみです!
参考:「Introducing Microsoft Advertising’s Performance Max」
https://about.ads.microsoft.com/en-us/blog/post/july-2023/introducing-microsoft-advertisings-performance-max
参考:「Microsoft 広告、新しいキャンペーンタイプPerformance Maxをローンチ」
https://www.atara.co.jp/unyoojp/2023/07/microsoft-advertising_performance-max/
Twitter広告の最新情報
プロモーションタグに代わる新しい広告表示をテスト中?
- 広告ツイートの表示方法の変更テストが行われている模様
- 広告ツイート下部の「プロモーション」タグから、一部では右上の「Ad」タグへと変更されている
- より自然に(オーガニック投稿に見える)表示となる
広告の表示が下から右上に、文言もPromote→Ad(日本だとプロモーション→広告になる?)に変更されるテストが実施中のようです。
現在、広告はよりわかりやすく広告であることを示そう!という方向で世間的には進んでいると思っていましたが、この表示だと広告の表示が目立たなくなっているのが気になるところですね。
まだ一部向けのテスト段階なので、今後展開があればまたお知らせします!
参考:「X Tests New Ad Display, Which Would Replace its ‘Promoted’ Tags」
https://www.socialmediatoday.com/news/x-tests-new-ad-display-which-would-replace-its-promoted-tags/689375/
クリエイターへの広告収益分配プログラムを本格スタート
- 広告収益に応じてクリエイターに分配するプログラムが本格スタート
- リプ欄に表示された広告に基づいて収益変えられる
- ただし、受け取るには高いハードルあり
- 受取資格
- 認証プラン(Blue または Verified Organization)に登録済み
- 過去3ヶ月以内の累計投稿インプレッション数が1,500万以上
- 少なくともフォロワーが500人いる
リプ欄に表示された広告の収益に応じて分配がもらえるプログラムが全アカウント対象にスタートしました。
全アカウント、といっても、有料プランに登録していたり高いインプレッションを持っていたりと高めのハードルは設定されていますね!
参考:「X Expands Creator Ad Revenue Share Program to All Eligible Users」
https://www.socialmediatoday.com/news/x-expands-creator-ad-revenue-share-program-to-all-eligible-users/689368/
さて、続いては日常でも使えるSNSの新機能・新情報をお届けするSNSアップデートハンターのお時間です!
N丸くんよろしくね!
今月もInstagram・Twitterから気になる話題をお届けします!
今月はとりあえず XではなくTwitterと呼びます。認めてはいない。
日常で使える!? Instagramの最新情報
Twitterライクな新SNS「Thread」リリース
画像参照元:「Threadsのご紹介: テキストでシェアするための新しい方法」
https://about.instagram.com/ja-jp/blog/announcements/threads-instagram-text-feature
- Twitterに似たテキストベースのSNSをMeta社がリリース
- 投稿はテキスト500文字、リンク・写真・最大5分の動画を投稿可能
- 現在はInstagramのアカウントからアカウントを始める必要がある(連携させたくない場合はインスタアカウントを新たに作成しよう)
- フォローしてもフィードにはフォロー中アカウント+おすすめ投稿が並ぶので、現状Twitterが好きなユーザーの代替にはならない
- 新機能も予定:
- 投稿の編集機能
- 投稿の検索機能
- デスクトップ向けのアプリ
- Threads単体でのアカウント削除(現在はInstagramアカウントごと削除される)
- ハッシュタグ
- 音声メモ
- 画像と動画のタグ付け
- ブランドコンテンツタグ
- 政府アカウント用ラベル
- EU圏からのアクセス
Twitterの代替にもなるかも!?と一部から期待されていたかもしれないMeta社からの新SNS「Threads」がついにリリースされました。
リリース後1日でユーザーが3000万人を突破したそうです。
当初一気にユーザー数が増えたようですが、その後アクティブユーザー数は減っているようですね。
Twitterの代わりになるかも……と期待したユーザーはおそらくフォロー中のアカウントの投稿・リポストを時系列順で見られることを望んでいるので、そういうユーザーには代替アプリにはならなそうですね。
ただ、時系列表示のタブも増えそうな空気もあるのでそのときどうなるか……
参考:「Threadsのご紹介: テキストでシェアするための新しい方法」
https://about.instagram.com/ja-jp/blog/announcements/threads-instagram-text-feature
参考:「Meta Highlights the Key Development Points of Focus for Threads, as More Users Sign Up to the New App」
https://www.socialmediatoday.com/news/meta-highlights-key-development-points-of-focus-threads/686589/
参考:「Threadsに「フォローしているユーザーの投稿だけ表示する」機能が登場」
https://gigazine.net/news/20230726-threads-following-feed/
ツイ廃には今のところ耐えられなかったけど、Twitterが万が一サ終した場合に公式系はここに移行しそうだと思っています。
ブランドのストーリー投稿に自動で商品タグを付与するテスト
- 一部のブランドでストーリーに商品タグが自動で追加されており、この機能をテストしている模様
- 必要に応じて削除・編集・更新が可能とのこと
- 商品は接続されているカタログ内からタグ付けされる
- アプリ内でのショッピングの最善のアプローチをInstagramでは検討中
Instagramで商品をアピールするブランド向けの新機能をテストしているようですね。
ストーリーに載った商品にすぐ辿り着けないことがあるので、自動でいい感じにしてくれるなら便利かも?
参考:「Instagram Tests Automatically Added Product Tags in Brand Story Posts」
https://www.socialmediatoday.com/news/instagram-tests-automatically-added-product-tags-brand-story-posts/686888/
Metaの認証がサブスクリプションで購入可能に!「Meta認証」を日本でも提供開始
画像参照元:「InstagramとFacebookのサブスクリプション「Meta認証」を日本でも提供開始」
https://about.fb.com/ja/news/2023/07/metaverified_globalexpansion/
- 公的機関発行の本人確認書類を提出することでアカウントが本物であることを示す認証バッジがつく
- 月額1,600円(Web)または2,000円(iOSまたはAndroidアプリ)(それぞれ税込)
- Meta認証特典
- 認証バッジ:公的機関発行の本人確認書類を提出により、ユーザーが実在の人物であり、アカウントが本物であることを示す
- なりすましに対するアカウント保護:オンライン上で注目を集めているアカウントを狙う可能性がある「なりすまし」対策として、アカウントの積極的なモニタリング
- アカウントサポート:一般的な問題について担当者によるサポート(日本語も対応)
- 登録者のみが利用できる限定機能:InstagramとFacebookのストーリーズやリールで利用できる特別なスタンプ
- 公人・著名人・有名人・ブランド等の特定の要件を満たしたすでに認証バッジを取得しているアカウントは今後も無料で認証バッジが維持される
- 引き続き既存の方法で無料の認証バッジをリクエストすることも可能
Twitter同様の認証のサブスクリプションであるMeta認証が日本でも利用可能になりました。
Twitterとの大きな違いは、すでに認証バッジがあるような著名人のバッジがそのまま無料で維持される点ですね。
参考:「InstagramとFacebookのサブスクリプション「Meta認証」を日本でも提供開始」
https://about.fb.com/ja/news/2023/07/metaverified_globalexpansion/
Twitter、認証を有料にしてなりすましアカウントに認証バッジを出したの忘れてないぞ♡
タイアップ投稿に3人まで追加可能に
- 1つの投稿を複数のユーザーで投稿するタイアップ投稿で、3人までコラボレーターを追加可能に
- フィード・リールにより多くのパートナーを含めることができるようになる
- インフルエンサーを起用する場合は、Instagramパートナーシップ広告やブランドコンテンツの利用要件を要チェック(有料パートナーシップの場合はこの方法のタグ付けはNG)
- タイアップ投稿ラベルはビジネスアカウント・クリエイターアカウントのみで利用可能
タイアップ投稿で3人までコラボレーターを追加することが可能になりました。
タイアップ投稿自体がビジネスアカウント・クリエイターアカウント用の機能ですが、こちらは有料パートナーシップには利用できないので要注意です!
参考:「Instagram ヘルプセンター — タイアップ投稿ラベルを使用してInstagramでオーガニックブランドコンテンツをタグ付けする方法」
https://help.instagram.com/1109894795810258
参考:「Instagram Will Now Let You Add Up to Three Collaborators on Posts and Reels」
https://www.socialmediatoday.com/news/instagram-add-three-collaborators-posts-reels/685137/
クリエイターがファンのサポートで収益化できるサブスクリプション機能が日本で提供開始
画像参照元:「クリエイターがファンのサポートで収益化できる機能「サブスクリプション」を日本でも提供開始」
https://about.fb.com/ja/news/2023/07/igsubscription/
- クリエイターはサブスクリプション登録者に対してのみの限定コンテンツ等の特典提供が可能に
- 熱いファンとより深い関係を築いたり定期収入を得られる
- 月額費はクリエイターが設定可能
- クリエイターがサブスクリプション登録者に提供できる特典は以下:
- 限定コンテンツ(フィード投稿、ストーリーズ、リール動画、ライブ配信)
- 登録者限定のハイライト
- 登録者向けの一斉配信チャンネルとチャット
アメリカ等ですでに導入されていたクリエイターがファンからのサポートを収益化できるサブスクリプションが日本でも提供開始されるようです!
登録者は限定コンテンツが見られるなどの特典が受けられます。
ちょっとしたファンクラブみたいな機能ですね。
参考:「クリエイターがファンのサポートで収益化できる機能「サブスクリプション」を日本でも提供開始」
https://about.fb.com/ja/news/2023/07/igsubscription/
参考:「Instagramサブスクリプションの提供範囲をより多くのクリエイターに拡大」
https://about.instagram.com/ja-jp/blog/announcements/subscriptions-creators-instagram-recurring-monthly-income
日常で使える!? Twitter(現X)の最新情報
X……
さよなら、幸せの青い鳥 — サービス名が𝕏へ改名に
- わたしたちの可愛い小鳥がクビに
- Xがお気に入りのアルファベットらしい
- 今後はSNSだけでなく決済機能等がついたアプリにまで発展予定とのこと
TwitterがXというサービス名に変わり、お馴染みの青い鳥のロゴもXのロゴに変更されました。
はぁ……(ため息)
参考:「Twitterが間もなく「X」にリブランディングされ消滅するとイーロン・マスクが予告」
https://gigazine.net/news/20230724-twitter-rebrand-x/
サービスをより良くするため、とかでもなんでもなく所有物として好き勝手したい空気があって今一番Twitterやめたい機運が高まっているし、わたしは今更直せないのでTwitterって多分しばらく呼びます。
コミュニティノートが国内正式提供開始
- ツイート内容について、有識者が補足説明や訂正などを記載 → ユーザーが評価する機能
- デマなどの間違った情報・誤解を与えかねない情報の拡散を防止するための機能
- 見たユーザーは、ノートの内容が役立ったか等の評価ボタンをクリックする(重要!)
- 使い方によっては問題が生じるのでは……という批判もあるが、正しく使えれば良い機能になるはず!
コミュニティノートが日本でも正式提供となりました。
以前からこの機能についてはご紹介していますが、いよいよ日本でも正式提供となり目にする機会も増えたのではないでしょうか?
こちらの機能では、間違った内容・誤解を招く内容などに対してコミュニティノートユーザーが補足や訂正を書くと、他のコミュニティノートユーザーがそれを評価します。
その評価をもとに、一般ユーザーにも公開されるようになるとのことです。
公開後も、一般ユーザーはノートの評価をできるので、この機能が今後もうまく働くように読んだツイートにコミュニティノートが追加されていたらチェックして評価をやれるのが望ましいですね!
詳しいことが参考記事3つ目を読むとわかりやすいので参考にどうぞ。
参考:「Twitter、ユーザーによるファクトチェック機能 日本で正式提供」
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1514341.html
参考:「Twitterのデマ拡散を防ぐ「コミュニティノート」は本当に信用できるのかアルゴリズムの仕組みを解説」
https://gigazine.net/news/20230712-twitter-communitynote-algorithm/
参考:「Twitter コミュティノートについて知って欲しいことを暑苦しく語る」
https://fujii-yuji.net/2023/twitter/community-notes
Twitter制限続々と…… 閲覧制限とDM制限とリーチの制限
画像参照元:「リーチの自由ではなく、言論の自由: Twitterの執行理念に関するアップデート」
https://blog.twitter.com/ja_jp/topics/product/2023/freedom-of-speech-not-reach-an-update-on-our-enforcement-philosophy
- 閲覧制限
- 突然1日の閲覧制限を認証済みアカウント6000件/日、未認証アカウントを600件/日にしてAPI制限によりTwitterを見られないユーザーが続出
- 制限量はもう少し緩和された模様
- 理由はスクレイピングに対処するため(有料APIの代わりにスクレイピングでサービス継続を試みたツール等があった模様)
- DM制限
- 未認証アカウントの1日あたりのDM送信が20件までに
- 21件目以降は送れない
- リーチの制限
- Twitterルールに反した内容の投稿は、投稿の公開が制限される場合がある
- そのような投稿の前後には広告は表示されない
今月はいろいろ制限されたり凍結されたり……がTwitterで続きましたね。
特に話題になったのは月初頃の閲覧制限でしょうか。
あの日は誰もツイートを見られていないのに延々各々ひとりごとをツイートしていましたね。
その他にも未認証アカウントのDMの送信数が制限されたり、ツイート内容などによって公開が一部制限されたり……ということが起きています。
ちょっとやそっとじゃ驚かなくもなってきているのですが、8月は一体何が起こってしまうのか……。
参考:「リーチの自由ではなく、言論の自由: Twitterの執行理念に関するアップデート」
https://blog.twitter.com/ja_jp/topics/product/2023/freedom-of-speech-not-reach-an-update-on-our-enforcement-philosophy
参考:「Twitterが1日に閲覧できるツイート数に制限を設ける、イーロン・マスクは理由を「極端なスクレイピングに対処するため」と説明」
https://gigazine.net/news/20230702-twitter-limit-reading-posts/
参考:「Twitter、Blueに加入しないとDMを1日当たり20件までに制限」
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2307/22/news058.html
参考:「Twitter Announces Coming Restrictions on How Many DMs Non-Twitter Blue Users Can Send」
https://www.socialmediatoday.com/news/twitter-announces-coming-restrictions-many-dms-non-twitter-blue-user-send/688706/
今も閲覧制限かかってるのかな?ってくらい初日以降は制限がかからなくなったので、わたしはひょっとしたらツイ廃じゃなかったのかもしれない。(ひょっとしてもうかからなくなっていますか?)
まとめ(エンディング)
今月も気になる話題が盛りだくさんでしたね。
個人的には、TwitterがXになってしまった件が気になりますね。
あれは驚きでしたね……。
ASUE株式会社では、毎月月初にWeb広告やSNSの最新情報をおとどけするツキイチを公開している他、メールマガジンでも毎週気になるWebマーケティングニュースをおとどけしております。
ぜひ、Web広告やSNSについてゆる〜く情報収集したい方はぜひご登録ください!!
それでは、また来月お会いしましょう!!
この記事を書いた人
2016年入社。ASUE株式会社広報を担当。メールマガジン「ほぼ週刊ASUE通信」もお送りしています。ほぼ週刊なので週刊ではない。月初に公開するWebマーケティング情報をまとめたツキイチシリーズはちゃんと月刊です。
趣味はミュージカル観劇。おすすめ作品を知りたい方はN村のTwitterまでお問い合わせください。
得意なこと
文章を書きます。
ひとこと
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