AdWordsの表示オプションに「コールアウト」が追加されました

2014年09月19日

2020年11月09日

こんにちは!ASUEの健です。

先週からTwitterで話題になっていたので、ご存知の方も多いかと思いますが、Google AdWordsの表示オプションに新たに「コールアウト」が追加されました。

ということで、今日はコールアウトとは何か、と設定方法についてご紹介します。

callout_aicatch

コールアウトとは

コールアウトとは、AdWordsの検索広告に商品やサービスの情報をキャッチコピーとして追加できるというものです。

例えば、ネットショップであれば「送料無料」「24時間対応」、イベントであれば「参加費無料」「◯◯さんの話が聞ける」といった情報を、説明文とは別に表示することができます

以下の画像のように表示されます。赤く囲ってある部分がコールアウトです。

callout1

AdWords ヘルプより引用

利用できるキャンペーンタイプは以下の2つです。

  • 検索ネットワーク
  • 検索ネットワーク(ディスプレイ ネットワーク対応)

ちなみに、少し前まで「コールアウト」ではなく、「キャッチフレーズ」と呼ばれることもありました。しかし、今後は「コールアウト」に統一されるそうです

コールアウトの設定方法

さて、設定方法ですが、他のサイトリンクや電話番号オプションと同じように「広告表示オプション」から設定できます

①まず、表示から「コールアウト表示オプション」を選択します。

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②「+広告表示オプション」をクリックします。

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③クリックすると「新しいアカウント単位のコールアウト表示オプション」という画面が出てきます。この画面の下の方にある「新しいコールアウト」をクリックします。

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④「新しいコールアウト」という画面が出てきます。表示したいキャッチコピーを「コールアウト」に入力します。利用できる文字数は半角25文字以内、全角12文字以内です。入力したら保存をクリック。

モバイルに優先的に配信したい場合は「デバイス設定」のボックスにチェックします。
また、「開始日と終了日、スケジュール設定」で配信期間を設定することもできます。

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コールアウトは2~4つ設定できます。設定したら保存をクリックします。

設定完了です。

注意点

利用する際、コールアウトのテキストと広告文、サイトリンクのテキストが重複しないように注意する必要があります
例えば、広告文に「送料無料」と入っていたら、コールアウトに「送料無料」を使うことはできません。設定する前に、一度広告文を確認すると良いと思います。

そしてもう一つ、サイトリンクと同様、コールアウトでもキーワード挿入機能は使えませんので、ご注意ください。

詳しくはAdWordsの広告掲載のポリシーに詳しく記載されています。

最後にまとめ

検索広告にキャッチコピーをつけることができる表示オプション・コールアウトが新登場
広告に表示できる情報を増やせる!

コールアウトを利用することで表示できる情報が増え、より多くの情報をユーザーに与えることができます。しかし、情報が増えたことで、本当に訴求したかったポイントが埋もれてしまうこともあるのかな、と思ったり…。実際に検索結果を見て、どんな感じなのかチェックする必要があると思いました。