2024年4月ツキイチASUEのWebマーケ情報まとめ「Chromeサードパーティクッキー廃止また延期」「YDAで『広告アクションユーザーリスト』追加」他
2024年05月08日
ピッピッピッピーーーーーーーーーーー……
さて、今月も1ヶ月のWebマーケティング情報をまとめておとどけするツキイチのお時間がやってまいりました!
司会は私、N山でお送りします!
トピックスはこちら!
今月も気になる話題が盛りだくさんですね。
全部読むととっても長いので、気になるトピックスがあれば目次のリンクから飛んでみてくださいね!
目次
Google 広告の最新情報
Chrome、サードパーティCookieの廃止延期 2025年早期の実施を目指す
- 2024年後半に廃止予定だったGoogle ChromeのサードパーティCookie廃止を延期
- 2025年早期の開始を目指すとのこと
広告への影響が大きいことが予想されているGoogle ChromeのサードパーティCookieの廃止。
何度も廃止延期が発表されておりましたが、今年こそはついに完全廃止……かと思いきや、再び延期が発表されたようです。
前回延期されてからかなり経っているので、もういよいよくるんだな……と思っていたのですが。
ですが、1月からCookie廃止に向けたトラッキング保護など一部でスタートしていますし、どのみち来年には廃止されるはずなので、準備不足な方はしっかり準備しておきましょうね!
参考:「Google、年内のサードパーティCookie廃止を延期」
https://webtan.impress.co.jp/n/2024/04/26/46949
デマンドジェネレーションキャンペーン、画像生成ツールを新たに導入
画像参照元:「Enhance visual storytelling in Demand Gen with generative AI」
https://blog.google/products/ads-commerce/enhance-visual-storytelling-in-demand-gen-with-generative-ai/
- 2024年4月16日からデマンドジェネレーションキャンペーンで生成画像ツールが英語で世界中の広告主に展開
- 今年後半にはさらに多くの言語を追加予定
- 生成画像ツールでできること
- 新しいクリエイティブ コンセプトをより効率的にテスト可能に
- 生成されたどの画像をキャンペーンに追加するかは、ユーザー側で制御可能
- ビデオと画像広告を組み合わせることで、画像のみの広告に比べてコンバージョン率が向上する可能性がある
- 生成された画像は独自性が保証され、デジタル透かしにより生成画像として識別可能
デマンドジェネレーションキャンペーンで、生成画像ツールの提供がスタートしたようです。
現在は英語のみの提供ですが、今後他言語にも対応予定とのことです。
参考:「Enhance visual storytelling in Demand Gen with generative AI」
https://blog.google/products/ads-commerce/enhance-visual-storytelling-in-demand-gen-with-generative-ai/
YouTubeセレクトショートに新ラインナップ追加
- YouTube セレクト ショート導入
- ショート広告を最適な位置に掲載できるプレミアムなプレースメントオプション
- 選べるカテゴリ:
- エンターテインメント
- ビューティー、ファッション、ライフスタイル
- 食べ物とレシピ
- ゲーム
- 自動車
- ブランドが特定の目標を持つ広告をトップコンテンツとともに配置できるように
- YouTube ショートの動画広告のクリエイティブ ガイダンスを追加
- ショート コンテンツのアプローチを改善のための便利なヒントとメモが提供される
YouTubeセレクトとは、YouTubeの予約型広告です。その中でショート動画内に掲載される広告が登場し、最適なカテゴリのトップコンテンツと共に広告が掲載されるようです。
また、ショートコンテンツを最大限利用できるようなクリエイティブヒントなどが公開されているようなので、YouTube ショート広告を利用している方は(現在英語のみですが)一度目を通しておくと良いかもしれません。
参考:「How brands can get the most out of YouTube Shorts ads」
https://blog.google/products/ads-commerce/youtube-shorts-ads-select-lineups-abcds/
参考:「YouTube Launches Premium Placement Option for YouTube Shorts Ads, Provides Shorts Ads Tips」
https://www.socialmediatoday.com/news/youtube-launches-premium-placement-option-for-youtube-shorts-ads-provides/713524/
P-MAXキャンペーンがアップデート
- 「新規顧客の獲得」目標
- 価値の高い新規顧客獲得に最適化可能
- 購入CVを目標にP-MAXを使用中の広告主がベータ版で利用可能
- 検索広告360でも利用可能に
- 特定IPアドレスの除外
- アカウントレベルでIPアドレスの除外ができる
- 不要なトラフィックを除外できる
- 最終URL拡張
- 最終URLを設定したWebサイト内のより関連性の高いランディングページに置き換えることができる
- ユーザーの検索意図とより一致するランディングページに遷移でき、成果が期待できる
- アセットオーディエンスインサイト
- ユーザーの性別・年齢を把握可能に
- 新しいセグメントの開拓につながる
P-MAXキャンペーンの機能アップデートが発表されました。
新規顧客の獲得に向けた最適化ができる「新規顧客の獲得」目標や、特定IPアドレスの除外、最終URL拡張など、使えそうな機能がいろいろありますね!
参考:「New ways to steer your Performance Max campaigns to success」
https://support.google.com/google-ads/answer/14817268
Yahoo!広告の最新情報
ディスプレイ広告、オーディエンスリスト「広告アクションユーザー」提供開始
画像参照元:「【ディスプレイ 広告(運用型)】オーディエンスリスト「広告アクションユーザー」提供開始について」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20240425/
- 提供開始日(予定):2024年5月15日(水)
- 概要
- オーディエンスリストに新しい種別「広告アクションユーザー」を追加
- 指定した広告に対して指定したアクションを起こしたユーザーをオーディエンスリストとして蓄積、ターゲティングできる
- 指定可能なアクション:
- クリック
- コンバージョン
- 動画視聴
Yahoo!広告では、ディスプレイ広告のターゲティングに利用できるオーディエンスリストに新しく「広告アクションユーザー」を追加される予定とのことです。
この機能は、特定の広告に対して、指定したアクション(クリック or CV 動画視聴)を行なったユーザーをリストに蓄積し、ターゲティングできるというものです。
一度広告に対してアクションを起こしている商材への興味関心が高いユーザーにアプローチできます。
参考:「【ディスプレイ 広告(運用型)】オーディエンスリスト「広告アクションユーザー」提供開始について」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20240425/
ディスプレイ広告、AppsFlyer向けトラッキング用パラメータの追加
- 実施日
- 2024年4月17日(水)
- 概要
- ディスプレイ広告でより詳細なデータを計測するためAppsFlyer向けのトラッキング用パラメータを新たに追加
- 詳細なデータ計測をもとにしたより正確な広告効果測定を実施するために、AppsFlyerを利用している場合は当該パラメータの設定を推奨
- 新たに追加するトラッキング用パラメータ
- {engagementType}
- {adType}
- {transactionId}
- 設定対象項目
- トラッキングURL
- インプレッションビーコンURL
- ビューアブルインプレッションビーコンURL
- 視聴ビーコンURL(再生開始)
- 視聴ビーコンURL(3秒視聴)
- 視聴ビーコンURL(10秒視聴)
- 視聴ビーコンURL(25%再生)
- 視聴ビーコンURL(50%再生)
- 視聴ビーコンURL(75%再生)
- 視聴ビーコンURL(再生完了)
- 設定可能なキャンペーン目的
- 上記の設定対象項目を入稿可能なキャンペーン目的全て
アプリ計測ツール「AppFlyer」用のトラッキングパラメータが追加されました。
こちらのツールをご利用の方は要チェック&要設定です!
参考:「【ディスプレイ広告】AppsFlyer向けトラッキング用パラメータの追加」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20240402/
ディスプレイ広告、オーディエンスリスト「顧客データ」の機能追加
- 対象ツール
- 広告管理ツール
- 実施日:未定
- 概要
- ディスプレイ広告のオーディエンスリストターゲティングで利用するオーディエンスリストの「顧客データ」に以下3点の機能追加・変更
- 利用可能な顧客データに電話番号を追加
- アップロードファイルの形式を変更
- アップロード状況の確認可能期間を設定
- ディスプレイ広告のオーディエンスリストターゲティングで利用するオーディエンスリストの「顧客データ」に以下3点の機能追加・変更
オーディエンスリストターゲティングの「顧客データ」に3点のアップデートが発表されました。
顧客データとして電話番号が利用できるようになるようですね!
参考:「【ディスプレイ広告】オーディエンスリスト「顧客データ」の機能追加について」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20240402-01/
検索広告、広告の有効性に関する機能追加
- 対象ツール
- 広告管理ツール
- 実施日
- 2024年4月17日(水)
- 概要
- 広告の一覧画面に項目「広告の有効性」を追加
- これまではレポートのみで評価を確認可能だったが、広告一覧でも確認できるように
- ダウンロードボタンから「広告の有効性」の評価を取得できるように
- 「広告の有効性」の各評価指標(高い、平均的など)でのデータの並び替え・絞り込みが可能に
検索広告において、広告一覧画面に「広告の有効性」が追加されます。
こちらの指標は以前からあり、レポート画面では確認可能でしたが広告一覧からも確認可能となりました。広告の有効性に基づいて広告データの並び替えや絞り込みも可能になるそうです。
参考:「【検索広告】広告の有効性に関する機能追加のお知らせ」
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20240410/
Meta広告の最新情報
Advantage+ショッピングキャンペーンに新しいインサイトとターゲティングオプションが追加
- Advantage+ ショッピング キャンペーン内に新しいオーディエンス インサイトとターゲティング オプションを追加
- 製品やサービスに興味を示しているがまだ購入していない人々をターゲティングできるように
- Advantage+ キャンペーンのレポートで上記ユーザーをセグメント化して、各グループが広告にどのように反応しているかを確認することもできる
Meta広告の自動化プロダクトのひとつであるAdvantege+ショッピングキャンペーンにおいて、「商材への興味はあるがまだ購入していない人」をターゲティングできるオプションが追加されました。
商材への興味関心が高い人にアプローチできるので、良いですね!
また、このようなユーザーをレポート内でセグメント化して広告へどのように反応しているかも確認可能になるようです。
参考:「Meta Adds New Insight and Targeting Options for Advantage+ Shopping Campaigns」
https://www.socialmediatoday.com/news/meta-adds-new-insight-and-targeting-options-for-advantage-shopping-campaig/711896/
Microsoft広告の最新情報
入札戦略「コンバージョン値の最大化」が検索広告とショッピング検索広告で利用可能に
画像参照元:「Max conversion value for search and other updates for April」
https://about.ads.microsoft.com/en-us/blog/post/april-2024/max-conversion-value-for-search-and-other-updates-for-april
- 検索広告とショッピング広告で入札戦略「コンバージョン値の最大化」が追加された
- これまではスマートショッピングキャンペーンのみで利用可能
入札戦略の「コンバージョン値の最大化」が、検索広告・ショッピング広告でも利用できるようになりました。
少しずつですが徐々にいろいろ機能が追加されているので、今後も楽しみですね。
参考:「Microsoft 広告 アカウントマネージャーに聞く第18回:Microsoft 広告、コンバージョン値の最大化の入札戦略が利用に可能に(4月アップデート)」
https://www.atara.co.jp/unyoojp/2024/04/microsoft_ads_account_manager_series18/
参考:「Max conversion value for search and other updates for April」
https://about.ads.microsoft.com/en-us/blog/post/april-2024/max-conversion-value-for-search-and-other-updates-for-april
AIを活用した画像トリミング機能をローンチ
画像参照元:「Max conversion value for search and other updates for April」
https://about.ads.microsoft.com/en-us/blog/post/april-2024/max-conversion-value-for-search-and-other-updates-for-april
- アップロードされた画像に対してAIが最も重要な要素を判別し、複数のアスペクト比で画像をトリミングしてくれる
- オーディエンス広告と画像表示オプションで活用可
- 手動でのトリミングにも対応。そのため広告主が意図しない形での配信を防ぐことが可能
広告用の画像をアップロードした際、AIで重要な要素を判別して何パターンかのアスペクト比でトリミングし、それをオーディエンス広告と画像表示オプションで活用できるようになるそうです。
手動でのトリミングももちろん可能なので、広告主の意図しない形での配信は防ぐことができます。
参考:「Microsoft 広告 アカウントマネージャーに聞く第18回:Microsoft 広告、コンバージョン値の最大化の入札戦略が利用に可能に(4月アップデート)」
https://www.atara.co.jp/unyoojp/2024/04/microsoft_ads_account_manager_series18/
参考:「Max conversion value for search and other updates for April」
https://about.ads.microsoft.com/en-us/blog/post/april-2024/max-conversion-value-for-search-and-other-updates-for-april
クリックIDでコンバージョン計測を補完
画像参照元:「Max conversion value for search and other updates for April」
https://about.ads.microsoft.com/en-us/blog/post/april-2024/max-conversion-value-for-search-and-other-updates-for-april
- クリックID(MSCLKID):ランディングページURLに付与されるユニークなID
- クリックIDは、サードパーティCookieを用いた計測が難しい場合に、コンバージョン計測を補完する
- クリックIDの有効化について:新規作成した広告アカウントでは有効化されているが、過去に作成したアカウントはアカウントごとのオプションから設定する必要あり
サードパーティCookieを用いた計測が難しい場合にCV計測を補完できるクリックIDがリリースされました。
URLの最後にパラメーターとして付与されるので、予期しないパラメーターが付与されることによってサイトが閲覧できなくなる等がある場合は、事前にWebサイトの管理者等に確認しておく必要があります。(Webサイト側の設定によっては広告から流入すると404エラーになる可能性があります。)
参考:「Microsoft 広告 アカウントマネージャーに聞く第18回:Microsoft 広告、コンバージョン値の最大化の入札戦略が利用に可能に(4月アップデート)」
https://www.atara.co.jp/unyoojp/2024/04/microsoft_ads_account_manager_series18/
参考:「Max conversion value for search and other updates for April」
https://about.ads.microsoft.com/en-us/blog/post/april-2024/max-conversion-value-for-search-and-other-updates-for-april
さて、続いては日常でも使えるSNSの新機能・新情報をお届けするSNSアップデートハンターのお時間です!
N丸くんよろしくね!
今月もInstagram・Xから気になる話題をお届けします!
日常で使える!? Metaの最新情報
Instagram、2人で共有できるおすすめタイムライン「ブレンド機能」をテスト中
- ユーザーが別のユーザーを招待して作る特別なタイムラインフィードが新たに追加
- 「ブレンド」に2人が参加すると、2人ともが興味を持ちそうな投稿と、どちらかが共有した「リール」に基づくおすすめ投稿が流れ始め、2人だけのタイムラインが作り上げられる
2人が見られるタイムラインフィード機能「ブレンド機能」が現在テストされているようです。
別のユーザーを招待すると、自分とそのユーザーの双方が興味を持ちそうな投稿などがタイムラインに表示されるそうです。
詳しいことはあまり公表されていないようで、具体的な利用シーンもいまいち浮かびませんが……最近のInstagramでクローズドなやりとりが多いことを受けての機能追加なのかもしれません。
参考:「1つのおすすめタイムラインを2人だけで共有できるInstagramの「ブレンド」機能がテストされていることが判明」
https://gigazine.net/news/20240401-instagram-blend/
AIで作成された動画・音楽・画像に「Made with AI」というラベルを付けると発表
画像参照元:「Our Approach to Labeling AI-Generated Content and Manipulated Media」
https://about.fb.com/news/2024/04/metas-approach-to-labeling-ai-generated-content-and-manipulated-media/
- AIによって生成されたコンテンツに「Made with AI」ラベルを付与することを発表
- これまでは「人間が実際には言っていないことを言っているかのように見せるためにAIによって生成・編集された動画」のみを規制対象としていたが、その対象を拡大
- ラベル付けは、Googleなどと協力して開発しているAIコンテンツを識別するための技術標準や、AIで生成されたコンテンツをアップロードしていることを自己開示している人々の情報に基づいて行われる
- ラベル付けは2024年5月から開始
- Metaは有権者の介入、いじめや嫌がらせ、暴力、扇動などを制限するポリシーに違反しないAI生成コンテンツの検閲を2024年7月に停止へ
AI生成のコンテンツすべてに対して、Metaの各プラットフォーム内で「Made with AI」のラベルを付与することが発表されました。
これまではディープフェイクのような、人間が実際に言っていないことを言っているように見せるためのAIを用いた動画についてはMeta内でも規制されていましたが、AIによるコンテンツは一律でラベルが付与されるようになるようです。
また、有権者の介入、いじめや嫌がらせ、暴力、扇動などを制限するポリシーに違反しないAIコンテンツへの検閲は2024年7月に停止予定とのことです。
参考:「Our Approach to Labeling AI-Generated Content and Manipulated Media」
https://about.fb.com/news/2024/04/metas-approach-to-labeling-ai-generated-content-and-manipulated-media/
参考:「MetaがAIで作成された動画・音楽・画像に「Made with AI」というラベルを2024年5月から付けると発表」
https://gigazine.net/news/20240408-meta-labeling-made-with-ai/
Instagram、ユーザープロフィールにNotesを表示へ
- InstagramのDM画面に表示されていたNotesがプロフィール画面にも表示されるように
DM画面上部に表示されていたNotes機能がプロフィール画面にも表示されるようになりました。
プロフィール画面に表示されると言っても、相互フォローのアカウントや親しい友達として設定したアカウントのみに表示される仕様は変わりません。
クローズドなやりとりが増えており、Notesもリリース以来若い層を中心に利用されているようなので、機能へのアクセスをよりしやすくする目的かもしれませんね。
参考:「Instagram Confirms Profile Notes Are Coming to All Users」
https://www.socialmediatoday.com/news/instagram-confirms-profile-notes-are-coming-to-all-users/713009/
日常で使える!? Xの最新情報
有名人アカウントに青いチェックマークを無料配布
- サブスクリプションプランの利用拡大キャンペーンの一環
- 認証済みアカウントのフォロワーが多いXユーザーに青いチェックマークの「認証バッジ」が無料で付与された
- 基準
- 有料プラン加入のフォロワーが2500人以上→「プレミアム」
- 5000人以上→「プレミアムプラス」 を無料で提供
- 基準
- 認証バッジを無料で付与されたユーザーの反応はまちまち
- スパムを止められる、信頼性の証という点で喜ぶ人
- Xに課金をしたように思われるのが嫌だという人
有料の認証プランの導入によって、元々認証マークが付いていたアカウント(主に有名人や企業など)から認証マークが削除されてからしばらく経ちますが、認証済みアカウントのフォロワーが多いユーザーへ認証バッジが無料付与されたようです。
課金したように思われるのが嫌だ、という意見もあるようですが……(笑)この基準の是非はともかく、有名人などのアカウントには課金せずとも認証マークをつけておいてほしいですね。なりすましも多いので……
参考:「イーロン・マスクがX(旧Twitter)の有名アカウントに青いチェックマークを無料配布、バッジの押し売りにありがた迷惑」
https://gigazine.net/news/20240405-x-blue-checkmark-free
iPhone、サインインにパスキーの利用が可能に
- iPhoneユーザー向けに安全なサインイン手段の「パスキー」が利用できるように
- パスキーとは
- 公開鍵暗号方式を使った認証方法
- パスワードを直接入力するよりも安全で簡単
- 2024年初頭にアメリカのiPhoneユーザーを対象にパスキー導入のテストを開始
- 4月9日に全世界のiPhoneユーザー向けにパスキーを開放
- iPhoneに生体情報を登録すればパスコードの代わりにFace IDなどの生体情報でのサインインも可能
iPhoneからのTwitterのサインインでパスキーが利用可能になるようです。
設定すれば端末使用時に使うパスキーか、Face IDなどを使ってサインインすることができるそうです。
参考:「X(旧Twitter)でiPhoneからのサインイン手段の一つとして「パスキー」が利用できるように」https://gigazine.net/news/20240409-twitter-passkey-for-ios
「青色チェックマークを隠す機能」の廃止を決定
- これまで:
- 青色チェックマークを隠すことが可能だった
- 今後:
- 「青色チェックマークを隠す機能」が廃止される
- 無料で青いチェックマークを付与されたユーザーもそれを外せない
青い認証マークを非表示にする機能がなくなるそうです。
これまでは課金した上で認証マークを非表示にして隠すことが可能だったんですよね。それができなくなるようです。
ですが、上述した無料で認証マークがついたユーザーも消すことができないようで、そのようなユーザーには嫌がっているユーザーもいる模様。
参考:「X(旧Twitter)が「青色チェックマークを隠す機能」の廃止を決定して無理やりマークを押しつけられたユーザーから嘆きの声が上がる」
https://gigazine.net/news/20240412-x-blue-checkmark-no-longer-hide
投稿のアクションボタンに代わるXのスワイプ応答機能が登場
- スワイプを利用した新しい投稿への応答機能への移行を予定
- 新しい投稿への応答機能:
- 右スワイプ
- リプライ
- リポスト
- 引用
- シェア
- 左スワイプ
- いいね
- 右スワイプ
- 現在のアクションボタンは削除予定
いいねやリポストをスワイプで行うUIに変更されていくようです。
ろくなことをしない。
参考:「X’s Swipe to Respond Functionality Is Coming, Replacing Action Buttons on Post」
https://www.socialmediatoday.com/news/x-formerly-twitter-tests-swipe-respond-functionality/713550/
今月の最悪のニュースです。
ボット対策で新規アカウントの有料化施策を拡大
- ボットへの対抗手段として、新しいXアカウントに対する一回限りの料金構想を拡大する予定
- 新規のアカウントへ少額の年会費を請求
- ユーザーはアカウントを作成してアプリを無料で閲覧できる
- 投稿、いいね、ブックマーク、返信等をしたい場合は料金を支払う必要あり
- すべてのユーザーに料金が請求されるのか、それとも最初から選択された地域のユーザーのみに料金が請求されるのかはまだ不明
bot対策の一環として、新規に作成されたアカウントに対して投稿・いいね・リプライ等をする場合に課金が必要となる施策が、拡大されるとのことです。
一部の地域でテスト的に導入されていましたが、本格的に導入されそうですね。
これがどの程度botの対策になるかは謎ですが……
参考:「X Plans To Expand Annual Fee for All New Accounts to Combat Bot Sign-Ups」
https://www.socialmediatoday.com/news/x-plans-expand-annual-fee-new-accounts-order-combat-bot/713267/
まとめ(エンディング)
今月も気になる話題が盛りだくさんでしたね。
個人的には、Xのいいねなどがスワイプになってしまうらしいのがとても気になっています。
そうですね
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それでは、また来月お会いしましょう!!
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この記事を書いた人
2016年入社。ASUE株式会社広報を担当。メールマガジン「ほぼ週刊ASUE通信」もお送りしています。ほぼ週刊なので週刊ではない。月初に公開するWebマーケティング情報をまとめたツキイチシリーズはちゃんと月刊です。
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