
ピッピッピッピーーーーーーーーーーー……


さて、今月も1ヶ月のWebマーケティング情報をまとめておとどけするツキイチのお時間がやってまいりました!
司会は私、N山でお送りします!

トピックスはこちら!


今月も気になる話題が盛りだくさんですね。

全部読むととっても長いので、気になるトピックスがあれば目次のリンクから飛んでみてくださいね!
目次
Google 広告の最新情報

P-MAXキャンペーンの最新機能
- 検索広告のパフォーマンス最適化
- より簡単な動画アセットの作成
- A/Bテストに役立つ機能
- コンバージョン増加テスト
- 標準のショッピングキャンペーンとP-MAXキャンペーンの比較テスト
- 新しいレポート

P-MAXに新たなアップデートが登場です!
参考:「Google Ads & Commerce Blog — New ways to multiply your results with Performance Max」
https://blog.google/products/ads-commerce/performance-max-new-features/
検索広告のパフォーマンス最適化
画像参照元:「Google Ads & Commerce Blog — New ways to multiply your results with Performance Max」
https://blog.google/products/ads-commerce/performance-max-new-features/
- キャンペーンレベルのブランド除外が追加
- 検索・ショッピング枠で避けたいブランドのクエリに配信されないようにできる
- ページフィードがP-MAXへ展開
- 検索広告枠への掲載がさらに精度の高いものになる

P-MAXキャンペーン内の検索広告の配信がより最適化されるようになるそうです。

先月のツキイチで、アカウントレベルのキーワード除外ができるようになり、それによってP-MAXでのキーワード除外も可能になったことをご紹介しましたが、今回キャンペーンレベルでのブランド除外が可能になりました。
また、ページフィードも使用できるようになり、検索広告の最適化に役立てます。
より簡単な動画アセットの作成
画像参照元:「Google Ads & Commerce Blog — New ways to multiply your results with Performance Max」
https://blog.google/products/ads-commerce/performance-max-new-features/
- P-MAXでは、Google 広告のほとんどのチャネルで配信される
- テキスト・静止画だけでなく、動画も高品質なクリエイティブアセットが必要に
- 高品質な動画広告を簡単に提供できるように、動画作成ツールがP-MAXキャンペーンの設定ワークフローに接続

P-MAXキャンペーンの設定内に、動画作成ツールが追加されたようです

P-MAXキャンペーンは、検索広告やディスプレイ広告などGoogle 広告のあらゆる枠に広告が出せるので、全部のクリエイティブをよりよいものにしていきましょう!ということのようですね。
テキストや静止画は制作のハードルが低いですが、動画はまだまだ制作ハードルが高いですよね。Google 広告内のツール以外でもある程度手軽に作れるツールはいろいろあるので、試していけると良いですよね。
A/Bテストに役立つ機能
- コンバージョン増加テスト(Performance Max uplift experiment)
- 新たにP-MAXキャンペーンを追加した場合、コンバージョンやコンバージョン値がどの程度上昇するかがわかる機能
- 標準のショッピングキャンペーンとP-MAXキャンペーンの比較テスト(Performance Max vs. Standard Shopping campaign)
- 同じ商品について、標準のショッピングキャンペーンとP-MAXキャンペーンで比較できる
- 標準のショッピングキャンペーンから切り替えた場合どの程度成果がアップするかを確認できる

A/Bテストに役立つような、テスト機能が複数実装されたようです!

P-MAXを使った場合どの程度コンバージョンが増えるかという機能と、標準のショッピングキャンペーンとP-MAXキャンペーンで同じ商品の成果がどの程度違うか比較できる機能があるようです。
P-MAXはまだまだ難しいところもあるのが現状ですが、Google 広告が今後もどんどん力を入れていくと思うので、いろいろ機能が増えるのは嬉しいですね!
新しいレポート
- コンバージョンやコンバージョン値、費用などさまざまな指標をアセット グループ レベルで確認可能に
- クリエイティブ戦略の見直し・キャンペーン改善に役立てる

新しいレポートが確認可能になるようです。

アセット グループ別のレポートが確認できるようですね。
クリエイティブの見直しなどに役立てそうです!
YouTubeマストヘッドに時間単価制登場
- YouTubeのマストヘッド広告に、時間単価制で掲載できる出稿方法が追加
- これまではインプレッション単価のみ
- 時間単価制マストヘッド広告は指定時間の前後1時間マストヘッドを占有できる広告

YouTubeのマストヘッド広告に、時間単価制が登場します。

YouTubeのマストヘッド広告とは、YouTubeのトップに表示される広告ですね。
これまで、インプレッション単価のみでの出航でしたが、今後は指定時間の前後1時間マストヘッドを占有できる時間単価制での出稿が可能になります。
参考:「Google Ads & Commerce Blog — Own big moments with your ad on YouTube’s homepage」
https://blog.google/products/ads-commerce/own-youtubes-main-page/
参考:「【ニュース】YouTube マストヘッド広告で時間単価制を導入」
https://unyoo.jp/2023/02/news_youtube_mustheadsads_230215/
Yahoo!広告の最新情報


YDA、推定コンバージョンの導入
- 概要
- Cookie等の規制によって、一部のコンバージョンが測定できなくなっている
- 測定できなかったであろうコンバージョンを推定し、広告配信やパフォーマンスレポートに利用できるように
- 推定によってコンバージョンデータが増加することで、広告配信や効果の最適化が期待できる
- 推定コンバージョンとは
- 測定可能なデータからモデルを構築し、測定できないコンバージョンを推定する
- 適用対象:iOSなどの観測性が低下したプラットフォーム上での測定データ

近年、Cookie等の規制によって、一部のコンバージョンが測定できなくなっています。
その測定できなかったコンバージョンを推定し、広告配信やパフォーマンスレポートに利用できる「推定コンバージョン」が導入されます。

コンバージョンデータが増加するので、広告の最適化に役立ちます。
推定コンバージョンは主にiOSなどの観測性が低下したプラットフォーム上の測定データが適用対象になるとのこと。
参考:「Yahoo!広告 リリースノート —【ディスプレイ広告(運用型)】推定コンバージョンの導入について」
https://ads-promo.yahoo.co.jp/support/release/30401996.html
参考:「【ニュース】Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型) 推定コンバージョンを導入へ」
https://www.atara.co.jp/unyoojp/2023/02/news_yahoo-ads_230210/
YDA、動画視聴経由のCVの広告配信等へ活用
- 概要
- YDAの動画視聴経由のコンバージョンが、自動入札や広告の品質などに活用されるように
- それに伴って新規コンバージョンの設定も一部変更
- 動画視聴経由のコンバージョンとは
- 動画視聴後に発生した広告クリックを伴わないコンバージョン
- 広告クリックによる課金が発生しない
- 従来は入札価格の最適化に利用する対象から除外されていた
- 自動入札の最適化に利用
- 動画広告の利用拡大を受けて、テストを実施した結果自動化の精度向上・コンバージョン数の増大の効果あり
- 対象の自動入札:コンバージョン数の最大化 目標値あり、目標値なし
- 対象のキャンペーン目的:コンバージョン、アプリ訴求、PayPayギフト(一部のお客様のみ)
- 広告の品質に利用
- 広告の品質の評価に利用する要素として動画視聴経由のコンバージョンを追加
- 手動入札・自動入札ともに広告品質の向上、インプレッション数の増加を期待できる
- コンバージョン設定の一部初期設定値を変更
- 「計測期間(動画視聴)」項目の初期設定値を 1日→3日 へ変更

動画視聴経由のコンバージョンも自動入札や広告品質に活用されるようになりました。

動画視聴経由のコンバージョンとは、動画を視聴した後に発生した広告クリックを伴わないコンバージョンのことです。これまでは入札価格の最適化などの利用対象から外されていましたが、この変更によって対象に含まれるようになります。
他にもいくつか変更点があるので要確認です。
参考:「Yahoo!広告 リリースノート —【ディスプレイ広告(運用型)】動画視聴経由のコンバージョンの広告配信等における活用について」
https://ads-promo.yahoo.co.jp/support/release/30401990.html
参考:「【ニュース】Yahoo!ディスプレイ広告 動画視聴経由コンバージョンを広告品質に活用するアップデート実施」
https://www.atara.co.jp/unyoojp/2023/02/news_yahoo_dsp_230210/
YDAの広告タイプ名称変更
- 「広告タイプ(旧)」ディスプレイ広告の「広告タイプ」に調整・変更を実施
- 従来の広告タイプを「広告タイプ(旧)」、新しい広告タイプを「広告タイプ」として表示
- 「メインメディアの形式」項目を追加
- 「広告タイプ(旧)」は将来的に削除予定
- 変更後の名称等の詳細は参考記事へ

Yhoo! ディスプレイ広告の広告タイプ名称が変更になります。
レスポンシブ画像やレスポンシブ動画の広告タイプがまとめて「レスポンシブ」になるため、メインメディアの形式という項目も追加されます。
しばらくは「広告タイプ(旧)」として従来の広告タイプが表示されるため、早いうちに慣れて混乱しないようにしましょう。
参考:「Yahoo!広告 リリースノート —【ディスプレイ広告】広告タイプの名称変更と項目追加について」
https://ads-promo.yahoo.co.jp/support/release/30406463.html
YDA、オーディエンスターゲティングを刷新


- オーディエンスターゲティングを刷新へ
- オーディエンスターゲティングとは
- オーディエンスカテゴリーターゲティング
- サーチキーワードターゲティング
- オーディエンスリストターゲティング
- 刷新概要
- 今後「オーディエンスカテゴリーターゲティング」を「オーディエンスリストターゲティング」に集約
- 「サーチキーワードターゲティング」についても今後同様に「オーディエンスリストターゲティング」に集約予定
- オーディエンスカテゴリーターゲティングの刷新
- 今後はリストターゲティングで設定を行う
- リストターゲティングにオーディエンスカテゴリーをリスト化した「共通オーディエンスリスト」を追加、この中から配信したい対象リストを選択して広告グループへ設定
- 共通オーディエンスリストは「興味関心」「購買意向」「属性・ライフイベント」の3種
- ターゲティングの基本機能に変更はない

オーディエンスターゲティングが刷新され、まずオーディエンスカテゴリーターゲティングがオーディエンスリストターゲティングに集約されるそうです。

サーチキーワードターゲティングについても今後同様に変更される予定のようですね。
オーディエンスカテゴリーターゲティングの設定が今後はオーディエンスリストターゲティングの共通オーディエンスリストから設定することになるようですが、ターゲティングの基本機能には変更はないそうです。
名称などが変わるようになると思うので、混乱しないようにしておきましょう。
参考:「Yahoo!広告 リリースノート —【ディスプレイ広告】オーディエンスターゲティングの刷新について」
https://ads-promo.yahoo.co.jp/support/release/30406415.html
参考「【ニュース】Yahoo! 広告 ディスプレイ広告 オーディエンスターゲティング刷新に伴い一部機能を「オーディエンスリストターゲティング」へ集約」
https://www.atara.co.jp/unyoojp/2023/02/news_yahoo-ads_230206/
レスポンシブ検索広告、3月から編集に対応へ
画像参照元:
「Yahoo!広告 リリースノート —【検索広告】レスポンシブ検索広告の編集に対応」
https://ads-promo.yahoo.co.jp/support/release/30414515.html
- 作成済みのレスポンシブ検索広告の編集が可能に
- 以下の項目の編集が可能に
- アセット(タイトル)およびアセット(説明文)の追加、編集
- 最終リンク先URLの編集
- 表示URLのディレクトリ、カスタムパラメータなどの追加、編集
- 広告の配信実績を保ったまま、季節や状況に応じて内容の変更が可能に
- 以下の項目の編集が可能に
- アセットごとの配信可否を示す項目を追加
- アセットごとの配信可能かのステータスを表示する項目

作成済みのレスポンシブ検索広告の編集が可能になります!
また、これに伴ってアセットごとに配信が可能かのステータスも表示されるようになるようです。

例えば、「2022年冬のセール」のような見出しを「2023年冬のセール」に変更でき、これまでの配信実績を保ったまま季節や状況に応じた内容の変更ができるようになります。
参考:「Yahoo!広告 リリースノート —【検索広告】レスポンシブ検索広告の編集に対応」
https://ads-promo.yahoo.co.jp/support/release/30414515.html
LINE広告の最新情報

携帯キャリアターゲティングの追加
- 旧セグメント
- 携帯キャリア
- NTTドコモ
- au
- Softbank
- 携帯キャリア(楽天モバイル)
- 携帯キャリア
- 新セグメント
- 携帯キャリア(※元のセグメント)
- NTTドコモ
- au
- Softbank
- 携帯キャリア(※元は「携帯キャリア(楽天モバイル)」だったセグメント)
- 楽天モバイル
- NTTドコモ(β)
- au(β)
- Softbank(β)
- 携帯キャリア(※元のセグメント)

詳細ターゲティング > 属性の中にある、携帯キャリアのセグメントが変更になります。

元々あった携帯キャリアのセグメント(NTTドコモ/au/Softbank)が、携帯キャリア(楽天モバイル)に合併される状態ですね。
しばらく、旧セグメントと新セグメントが同時に存在するようですが、そのうち旧セグメントはなくなる予定です。
Twitterの最新情報

案件ツイートに「#ad」などの明示を義務付け
- Twitterで広告サービスを利用せずにツイートした場合であっても、報酬などを得ている場合は有料パートナーシップとして広告とみなされる場合がある
- 有料パートナーシップのみなされるツイートをTwitter広告外で投稿する場合は、その旨がわかるハッシュタグを付与する必要がある
- 商業目的であることを明示しない場合、強制措置の可能性も
- 有料パートナーシップの例
- 報酬(金銭、商品の貸与、サービスの無料提供等)を受け取っている・受け取る可能性があるツイート
- ブランド大使などの商業関係に関連したツイート
- アフィリエイトリンク・割引コードを含んだツイート
- ハッシュタグ例
- #ad
- #paidpartnership
- #sponsored など

Twitter広告とは少し違うお話ですが、ビジネスが絡んだTwitterの話題です。
Twitterで広告サービスを使わずツイートした場合、報酬を受け取っているようなものは有料パートナーシップとしてみなされ、それがわかるようなハッシュタグを付与することが義務付けられました。

例えば、商品をもらってツイートしていたり金銭などのインセンティブを受け取っている場合や、アフィリエイトリンク等をツイートするときですね。また、ブランド大使などの場合もハッシュタグを使用するようにしましょう。
参考:「Twitter、案件ツイートには#ad などの明示を義務付け」
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1473888.html

さて、続いては日常でも使えるSNSの新機能・新情報をお届けするSNSアップデートハンターのお時間です!
N丸くんよろしくね!


今月もInstagram・Twitterから気になる話題をお届けします!
日常で使える!? Facebook/Instagramの最新情報
日本でも導入!今の気持ち・近況をテキストで残せるノート機能
画像参照元:「Instagram、今の気持ちや近況をテキストで残せる新機能「ノート」を日本でも導入」
https://about.fb.com/ja/news/2023/01/instagram_notes/
- ダイレクトメッセージの画面上に(ストーリーズに似た形で)表示される機能
- 60文字以内で入力可能
- 共有範囲は「フォローバックしているフォロワー」または「親しい友達」
- 表示は24時間
- ツキイチ2022年12月号(https://asue.jp/blog/?p=21734)でも既報

DM画面に相互フォローや親しい友達に対して表示される「ノート」が日本でもスタート。

60文字程度のテキストで、基本的に親しい相手にのみ表示できるものなので例えば「誰か今日○○行こう」など軽いお誘いなどに利用できるとのことです。
参考:「Instagram、今の気持ちや近況をテキストで残せる新機能「ノート」を日本でも導入」
https://about.fb.com/ja/news/2023/01/instagram_notes/
Meta、Facebook・Instagramの認証バッジを提供する有料サービス「Meta Verified」発表
- Meta社がFB/IGの認証バッジを月額約1600円(モバイルアプリ版だと約2000円)で販売することを発表
- サービス名は「Meta Verified」
- 認証バッジによるプラットフォーム上での可視性UPの他、カスタマーサポートを優先的に行う模様
- まずオーストラリア・ニュージーランドで提供開始予定

Twitterに続いて、Meta社のFacebook・Instagramでも認証バッジが有料化するようですね。

Twitter Blue登場時のように、認証バッジを持ったなりすましアカウントが出てこないことを祈るばかり。
参考:「Metaが月額1600円でFacebookとInstagramの認証バッジをゲットできる有料サービス「Meta Verified」発表」
https://gigazine.net/news/20230220-meta-verified-facebook-instagram/
参考:「Meta Announces Initial Test of ‘Meta Verified’ Paid Verification Scheme on Facebook and IG」
https://www.socialmediatoday.com/news/meta-announces-initial-test-of-meta-verified-paid-verification-scheme-on/643128/
リール動画に位置情報の付加が可能に? 現在テスト中
- リール動画のクリップを作成した場所を表示できる機能
- どんな地域からの投稿かを示すことでコンテンツの透明性をアップし、情報の信頼性を高める

リール動画に、どの地域から発信された情報かがわかるように位置情報を付加できるようになるそうです。

情報を発信しているアカウントの拠点地域によって誤解が生じたりすることを防ぐためのようです。
参考:「Instagram Tests User Location Listings on Reels Clips」
https://www.socialmediatoday.com/news/instagram-tests-user-location-listings-on-reels-clips/643194/
Instagramのグループチャットで製品のプロモーションテスト中
- ビジネスユーザーがチャットで関連商品を強調表示できるオプションをテスト中の模様
- 実際に使用できるのが、ビジネスアカウントやグループチャットのみなのかはまだ不明
- Meta社はメッセージングの収益化して、企業のアプリ内でのプライベートメッセージングの成長に利用できるようにしていくことを発表している

チャット内での商品リンクを強調できる機能のテストが実施中の模様です。

どんな感じになっていくか、気になりますね。
参考:「Meta Tests Product Promotions in IG Group Chats」
https://www.socialmediatoday.com/news/meta-tests-product-promotions-in-ig-group-chats/643196/
日常で使える!? Twitterの最新情報
APIを有料化へ? 阿鼻叫喚!?からの……
- Twitter APIの無料提供終了へ
- 現在無料提供されているTwitter APIの無料提供終了をイーロン・マスク氏が発表
- その時点で翌週(2/9)までの提供、詳細は後日発表とされる
- その後
- 新APIの提供は2/13と発表されるが、一旦延期
- さらに、新APIの提供は今後数週間で段階的に実施することが2/18に発表された
- APIの変更について
- 悪質なbotの排除のための廃止
- 100ドル程度の新たなAPIと発表されているが、1ヶ月あたり1500ツイートまでは無料で提供とも発表

1月末〜2月頭頃に突然、無料APIの提供を停止すると発表がありました。その時点では、従来の無料APIが2/9までの提供の予定だったのですが、現在新APIの提供が延期されており、詳細はわかっていません。

一時はどうなることか!?とTwitterを使用したサービスを提供しているツールを利用しているユーザーが困惑していましたが、(ツールごとに)APIを使ったツイートが1ヶ月あたり1500までは無料、有料版APIも1ヶ月1万円程度とのことで、fusetterやぷらいべったーなどの各ツールも基本的にはユーザーが無料でこれまで通り使える見通しのようです。
・参考:APIを利用している事業者等が困惑した内容
「Twitter、APIを有料化へ 無料提供は9日で終了 「詳細は来週発表する」」
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2302/02/news171.html
・参考:再延期のお知らせ
「Twitter APIの有償化は再延期。「数週間で段階的に提供」」
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1479765.html

fusetterやぷらいべったー、舞台や映画のネタバレありの感想を呟くのにとても重宝するから問題なく存続できそうで安心した。
Twitter Blueがツイートの140文字(海外だと280文字)の制限を突破へ……
- Twitter Blueの利用者は、1ツイートに4000文字の投稿が可能に
- 通常ツイートからオーバーした分は、ツイートの表示最後にある「Show more」をクリックすると表示される

Twitter Blueの利用者は、1ツイートに4000文字の投稿が可能になったようです。

TL上の表示はこれまで同様の長さなので、長くしたからといってTLを占有できるわけではないですね。「Show More」をクリックすると全部表示されるようです。
参考:「Twitter Blue Subscribers Can Now Post Tweets Up to 4,000 Characters Long」
https://www.socialmediatoday.com/news/twitter-blue-subscribers-can-now-post-tweets-up-to-4000-characters-long/642359/

Facebookみたいに使われるようになると思った?
残念でした!!!
TweetDeckがTwitter Blueの機能に……?
- Twitterのタブ型管理プラットフォームである「TweetDeck(https://tweetdeck.twitter.com/)」
- 元は別会社が作ったツールだが、Twitterが買収
- 最新タイムラインやリスト、検索結果などをタブで並べてツイートをチェックできるツール
- この機能は現在Twitterのアカウントでログインすれば誰でも使用可能
- ただ、アプリのコードなどからTwitter Blueの機能への変更の可能性が指摘されている

TweetDeckが、Twitter Blueの機能に組み込まれる可能性があるようです。

Twitterの公式と違って好きなようにタブを作って閲覧できるので、リスト管理をしっかりしている方には便利ですよね。
参考:「Twitter Looks to Make TweetDeck a Twitter Blue Exclusive Feature」
https://www.socialmediatoday.com/news/twitter-looks-to-make-tweetdeck-a-twitter-blue-exclusive-feature/642451/

PCでTwitter見るのにDeck使ってるけど、有料化されてまで使いたいかと言われると微妙なラインなんだよな〜……
SMSの2要素認証、2023年3月20日から無料プランで使用不可に
- ログイン時の2要素認証で使えるもの
- SMS
- 認証アプリ
- セキュリティキー
- 2023年3月20日から、SMSでの認証が有料のTwitter Blueユーザーしか利用できなくなる
- SMSでの設定のままだとその日以降うまくログインできなくなる可能性もあるので、早めに別の方法で2要素認証を設定しておきましょう
- 2要素認証設定していない人はそもそも設定しておきましょう

Twitterログイン時に使用する2要素認証で、SMSの使用がTwitter Blueのみの提供になるようです。なんでも、Twitter社はSMS認証に年間約80億円を支払っているそうです。

Twitter社は通信業社にSMS認証費を支払っているのですが、悪質な通信業社がbotアカウントを使って認証を要求→支払いを多く求めるような行為を行っている、とのことです。
その分の支出を削減するために、SMS認証を有料アカウントのみに変更ということですね。無料アカウントでも2要素認証は他の方法(認証アプリとセキュリティキー)で可能なので、これまでSMS認証を使用していた方や2要素認証を設定していない方はこの機会に設定しておきましょう!
参考:「Twitterのショートメールを使った2要素認証が2023年3月20日以降は有料に、無料のまま2要素認証を有効にする方法は?」
https://gigazine.net/news/20230218-twitter-charge-sms-two-factor-authentication/
参考:「2要素認証のショートメールを要求しまくるボットのせいでTwitterは年間80億円も失っていた」
https://gigazine.net/news/20230221-twitter-lost-60-million-dollars-2fa-sms/
まとめ(エンディング)

今月も気になる話題が盛りだくさんでしたね。

個人的には、Twitter4000文字が気になります(笑)

Twitter Blueで使えるものですね。FacebookやInstagramのように長文を投稿できるようになりますが、Twitterならではの面白い使われ方がしそうな気がします(笑)
ASUE株式会社では、毎月月初にWeb広告やSNSの最新情報をおとどけするツキイチを公開している他、メールマガジンでも毎週気になるWebマーケティングニュースをおとどけしております。

ぜひ、Web広告やSNSについてゆる〜く情報収集したい方はぜひご登録ください!!
また、今月も弊社の藤江がツキイチの内容をまとめた動画をブログ公開後1週間〜10日程度で公開予定なので、よかったらそちらもチェックしてみてください!

それでは、また来月お会いしましょう!!
この記事を書いた人

2016年入社。ASUE株式会社広報を担当。メールマガジン「ほぼ週刊ASUE通信」もお送りしています。ほぼ週刊なので週刊ではない。月初に公開するWebマーケティング情報をまとめたツキイチシリーズはちゃんと月刊です。
趣味はミュージカル観劇。おすすめ作品を知りたい方はN村のTwitterまでお問い合わせください。パーソナルカラーはイエベ春。
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