
こんにちは、ASUE株式会社通信編集部です。
つい数日前のプライベートのお話なのですが、家のパソコンの調子が悪かったのでパソコンの設定をすべて初期化しました。
パソコンを初期化すると、最初に自分好みの設定に戻していくのがすごい大変ですよね。
もちろん愛用のGoogleChromeも例外ではなく最初から設定しなおしです。
バックアップを取っておいたブックマークを入れ直し、動かし方も同じになるように設定も変更して…。
というわけで今回はGoogleChromeの拡張機能をいくつかご紹介したいと思います。
今回はタブまわりの拡張のお話
GoogleChromeはFireFoxにならぶ有名なモダンブラウザのひとつ。どちらがいいか悪いか、優劣はつけれませんね。
FireFoxならAdd-on(アドオン)、GoogleChromeならExtention(エクステンション)という機能を拡張して、より自分好みにカスタマイズすることができるのが大きな特徴です。
今回はタブ周りの挙動について調整をしてみました。
1.【新しいブックマークを開いたら、新しいタブで開いて、かつフォーカスするようにする】
今のChromeの画面を維持したまま新しくブックマークを開きたい!
仕事ではよくある光景です。
しかしChromeではブックマークを開くとき、普通にブックマークをクリックして開くと同じタブに開こうとしてしまいます。
まずは新しいタブでブックマークを開きたい!
実はこれ、拡張機能は必要ありません(笑)
なんとマウスの真ん中、ホイールでクリックすると新しいタブでブックマークが開けてしまうのです!
他にもWebサイトのリンクを真ん中のホイールでクリックすると「新しいタブで開く」と同じ動きをしてくれます。
しかしまだ問題があります。
そのブックマークに用事があるのにブックマークのタブがアクティブにならず、今開いているタブが前に来てしまっています。
これはいただけません(笑)
そこで出てくるのがこの拡張機能「Tabs to the front!」
この拡張機能をインストールすると、新しいタブで開いたブックマークやWebサイトを強制的に前に持ってきてくれます。フォーカスを合わせるということですね!
ホイールクリック+Tabs to the front!でブックマークを新しいタブで表示する、は解決です♪
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2.【新しいタブを立ち上げたときに表示されるページを設定】
……みなさん、おそらく標準では新しいタブを立ち上げるとこのページが出てくると思いますが、ぶっちゃけこのページ必要ですか?
自分は必要ないと感じてます(キリッ)。
そこでインストールした拡張機能が「New Tab Redirect!」
この拡張機能は新しいタブを開いた時にどんな画面にするか調整することができるものです!

アプリの画面を最初に設定すればアプリをすぐに呼び出せて便利ですよ♪
自分はChromeのアプリをいくつか使用することがあるので、新しいタブを開いたときはアプリの画面になるように設定しました。
他にも履歴やブックマーク一覧などさまざまな画面を設定することが可能なようです!
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3.【タブをスクロールで移動できるようにする】
クリックで動くから別にいいや、という人もいるようなので賛否両論なのですが、やっぱりグリグリ動きまわるとなんだか爽快なので(笑)。
こちらは拡張機能「Tab Wheel Scroll」で解決できます♪
こちらもインストールしただけで動くようになるという、とてもお手軽。
ただし、動作には【Alt】を押しながらスクロールしなければなりません。
またFireFoxの「Tab mix plus」はタブまでマウスを持って行ってスクロールしなければならなかった点に対して、この「Tab Wheel Scroll」は画面内どこでも【Alt】とスクロールでタブ移動ができます。
逆にタブにマウスカーソルを当てると動かなくなります(笑)
またChromeの設定を行うタブや上記2で出てきたような「chrome:// 」で開始されるようなタブ、ChromeWebストアのタブがあるとそこでスクロールが引っかかってしまう、という妙な仕様?のようです。
これらは不要な場合は開かないようにしておくのがよいでしょう。
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4.【動かしてないタブの読み込みを止めて快適に】
最後ですが少し高度なワザをご紹介。
GoogleChromeは軽い、さくさく動くというのがウリですが、何十個もタブを開けば当然、いずれは遅くなっていきます。
そこで「見ていないタブは読み込みを自動で止めて軽くしよう」という方法が出てくるわけです。
それを実現するのが「The Great Suspender」
ただしインストール直後は何も動かない設定になっているので設定が必要です。
■1.必須:「Length of inactivity before tab suspends automatically」
この項目は標準では「Never」となっていて、つまりこのままでは動かないよ、ということ。
これは読み込み停止にする時間を設定するものです。
すぐ停止したい人は手っ取り早く「5 mins」にしてしまいましょう。
■2.お好みで:「Automatically unsuspend when tab gains focus」
こちらはチェックをつけると、タブを再表示にしたときに自動でタブのURLを再読み込みするかどうか、というものです。
自動にすると、タブを表示しただけで再読み込みが開始されます。
ただし上記の3でホイールでタブ移動をする人には、移動した分だけ一気に自動読み込みが動き出すのであまりオススメではありません。
■3.お好みで:「Whitelist」
この項目は読み込み停止を行わないタブを決めるものです。
注釈で「キーワードをスペース区切りで入れてください」とありますが、キーワードやサイトタイトルを入れても反応せず、最終的にドメインを入れたところ動き出しました。
この機能は何に使えるかというと、読み込みを停止したらマズいサイトを開いている場合に、常に読み込んでおいて、と指定する方法です。
例えば別タブでYouTubeを開き、歌を流しながらメインのタブで作業をしていたとします。
この拡張機能が働くと読み込みが止まり、その段階で歌も自動停止…ということになってしまいます。
そこでこのリストに「youtube.com」を加えておくと、そのドメインのサイトを開くタブは読み込み停止にならないようになるわけです。
停止しておきたいサイトが多数ある場合はyoutube.com aaa.com bbb.jp ccc.net …のように半角スペースをあけて入力していけば複数設定が可能ですよ!
どうですか?
タブ周りでいくつかオススメの拡張機能を紹介しましたが、機能だけでなくChromeの見た目を変える「テーマ」も配布されているので一度気分転換にテーマを変えてみるのもアリかも知れませんね!
さいごにまとめ
GoogleChrome、拡張機能(エクステンション)を使って
使い勝手がいいように変えてみよう♪
他にもGoogleChromeの拡張機能は多数あるので、いろいろ探してみましょう。
使い勝手がわるいなあ、なんて思っているのが案外さっくりと解決するかも知れませんよ?
この記事を書いた人

ASUE通信編集部
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