SUMMER SONICヘッドライナーのリスティング広告を調べてみた。

2014年07月07日

2019年04月16日

こんにちは!
三度の飯くらい音楽が好き、ASUEのカズです!

すでに7月も1週間が過ぎました。
だいぶ夏らしい暑さを感じ始めております。

夏と言えば夏フェス!
行ったことないけど!きっと今年も行けないけど!
そんな気持ちを抱えつつ、今日はふと気になった、夏フェスの定番「SUMMER SONIC」の出演アーティストたちのリスティング広告が出ているのかを調べてみました!

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Photo by Pakutaso.com 加工:ASUE

 

SUMMER SONICとは!?

 

サマーソニック(SUMMER SONIC)は、毎年8月上旬から中旬の間で2日間、土曜・日曜に千葉(2000年のみ山梨)と大阪で開催される都市型ロック・フェスティバルである。Wikipediaより

2000年より始まり、FUJIロックと並び、いまや夏フェスの代名詞と言える存在です。

サマソニ2014のヘッドライナー+αとアーティスト名でのリスティング広告

そんなサマソニの出演アーティストが続々と決まっているのですが、ふと気になって出演アーティストで調べてみても、リスティング広告が出ていない?
ということで、サマソニ2014のラインナップ一覧から東京でのレインボーステージまでのヘッドライナー+αのアーティストたちの名前で検索してみました!

アーティスト名 出演日 ステージ Google AdWords Yahoo!スポンサードサーチ
Arctic Monkeys 8/16 Marine × ×
Robert Plant 8/16 Marine ×
Avenged Sevenfold 8/16 Mountain ×
Megadeth 8/16 Mountain ×
Phoenix 8/16 Sonic × ×(別業種のブランド)
Cibo Matto 8/16 Sonic ×
FTIsland 8/16 Rainbow
CNBlue 8/16 Rainbow
Queen (as Queen + Adam Lambert) 8/17 Marine
Adam Lambert (as Queen + Adam Lambert) 8/17 Marine × ×
Avril Lavigne 8/17 Marine ×
Kraftwerk 8/17 Mountain × ×
Sekai No Owari 8/17 Mountain × ×
Pixies 8/17 Sonic ×
The Horrors 8/17 Sonic ×
the Hiatus 8/17 Rainbow × ×
Boom Boom Satellites 8/17 Rainbow × ×

 

ということで、広告の掲載率はAdWordsで35%Yahoo!SSで41%でした。
(7月7日13時現在:検索回数1回)

AdWordsとYahoo!SS両方で表示されたのは「FTIsland」「CNBlue」「Queen」の3バンドのみで、Queen以外は韓国のバンド。
韓流強しw

これって機会損失じゃないの?

検索して分かったのだが、リンク先もほとんどがCD通販サイトへのリンク
もっと言うと、ほとんどがamazonかタワレコ。
ダウンロード販売サイトへのリンクはありませんでした。
CDの売り上げ、下がってるのに?

昨年のパターンを調べるために、昨年のラインアップから「Metallica」「Linkin Park」「Muse」「Mr.Children」「Pet Shop Boys」の検索ボリュームを検索してみました。

[trends q="Metallica,Linkin Park,Muse,Mr.Children,Pet Shop Boys" date="01/2013+12m" geo="jp"]
1月辺りの発表で検索回数がどーんと増えて、その後小康、8月に入って再び上がり始めるようです。
(Mr.Childrenなんかは国内のバンドで色々話題があるでしょうから、そっちのほうが影響強そうですが……)

8月から、ライブに参加したときに盛り上がるための「予習」のために、アーティスト名で検索する人が増えるのではないでしょうか?
そこでアーティスト名で検索されたら、ダウンロード販売サイトに直接飛んだりできると良いのではないかと思うのですが……

CPAが高くなる?

懸念としては広告を出しても、CPAが高くなるかもしれないことです。
iTunesでArctic Monkeysを検索した結果、1曲150円~200円。
Google AdWordsのキーワードプランナーによると、CPCは約60円。

検索して広告をクリックした人の3人に1人が買わないといけない(CVR33%)計算になります。

が、それは1曲だけ買った場合。
アルバム単位でオススメしたり、ベストアルバムの出ていないバンドの「ベスト」を組んだり、「ライブの定番曲集」のような特集を組むと、大きな単位で販売できるのではないでしょうか?

最後にまとめ

せっかくの機会を逃しているように見える音楽業界……
CDが売れないなら、ダウンロード販売を伸ばす施策をしてもいいのでは?

というようなまとめになりましたが、ここまで広告が出ていないと、色々問題もあるのかもしれない、と考えてしまいます。やったことが無いのでわかりませんが……
日本の音楽シーンが盛り上がるよう、上手く使えないもんですかね?

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