
2021年4月のWeb広告からSNSまでWebマーケ情報ツキイチまとめ「Google Merchant Center、商品フィードの仕様変更」「iOS14.5ついにリリース」他
2021年05月11日
ピッピッピッピー———

今月もWebマーケティングの1ヶ月の動きをご紹介するツキイチのお時間がやってまいりました!
MCのN山です。

今月からツキイチMCを担当しますNテレアナウンサーです!
楽しく情報を伝えていきますのでよろしくお願いします!

N縛りにしたいがために名前をなくされてしまったアナウンサー……

早速ですが、今月のトピックスはこちら!

目次から気になるトピックスに飛んでご覧くださいね!
目次
Google広告の最新情報
Google Merchant Center、商品フィードの仕様変更
商品フィードの仕様に関する2021年4月6日からの変更点概要
- 購入手続き時の不適切な価格設定に対する違反措置
- 購入手続きプロセス全体での価格の正確さを審査
- 購入手続き時の価格がLPに表示された価格より高い場合、28日以内に解消するよう警告
- 不一致が解消されない場合はアカウント停止
- 地域ごとの配送所要日数
- shipping [配送] 属性に新しいサブ属性が追加
- min_handling_time [最短発送準備時間] / max_handling_time [最長発送準備時間] と max_transit_time [最短お届け日数] / max_transit_time [最長お届け日数]
- ショッピング広告と無料リスティングに適用される
- 商品の在庫状況に「入荷待ち」が追加
- availability_date [入荷予定日] 属性の指定が必要
- availability_date [入荷予定日] 属性はショッピング広告と無料リスティングに適用
- size_type [サイズの種類] 属性の仕様変更
- 値「big」「tall」「plus」が追加
- 値「oversize」は使用不可に
- 値を最大2つ設定可能に
- お支払いプランのある商品の国外掲載の禁止
- subscription_cost [定期購入の費用] または installment [分割払い] 属性を使用する商品を単一のフィードで国外に掲載不可
- 複数の国で掲載する場合は、商品をコピーして国ごとに個別のフィードを作成する必要あり
- 日本では使える商品カテゴリが限られるため、基本的に利用の機会なし
商品フィードの仕様に関する2021年6月15日以降の変更点概要
- 不承認を回避するためにブランドと MPN の固有の組み合わせを指定
- 複数の商品で同じブランドと MPN の組合せが使用されている場合、その商品が不承認となる可能性あり
- 不承認になるパターン:
- brand [ブランド] と mpn [製品番号] の組合せは同じだが、item_group_id [商品グループ ID] の値が異なる複数の商品がある場合
- brand [ブランド] と mpn [製品番号] の組合せが同じで、バリエーション属性が同じである複数の商品がある場合:
- color [色]
- material [素材]
- pattern [柄]
- size [サイズ]
- size_type [サイズの種類]
- unit_pricing_measure [価格の計量単位]
- gender [性別]
- product_detail [商品の詳細]
- condition [状態]
- multipack [マルチパック]
- 4/6以降警告が表示
- 日時属性にタイムゾーンを追加
- 日時属性(availability_date [入荷予定日]、expiration_date [有効期限]、sale_price_effective_date [セール価格有効期間])でタイムゾーンが指定されていない場合、UTCタイムゾーンとみなされる
商品フィードの仕様に関する2021年9月15日以降の変更点概要
- 配送先国のサブ属性が欠落している場合の指定:
- 複数の販売先の国で商品を表示する場合は、メインフィードの設定でメインの販売先以外の国を追加するか、個々の商品の shipping [送料] 属性を使用する
- shipping [送料] 属性を指定するときは、商品が対象の国で表示されるように、配送先国のサブ属性を指定することが必要
- 指定しない場合、9月15日以降商品が不承認になる

ショッピング広告やGoogle ショッピングの無料リスティングで使われる商品フィードの2021年の仕様変更が発表されました!
ショッピングタブなどに掲載するためにGoogle Merchant Centerに登録するデータですね。

毎年更新されているもので、今年は4/6から変更されているものと6月・9月に変更されるものが発表されました。
先月もご紹介した総額表示の義務化に関する変更や、availability [在庫状況] 属性に「backorder[取り寄せ]」が追加されるなど細かい仕様にもいくつか変更点がでています。
設定内容によって必須になる属性が増えたり、場合によっては不承認になってしまう場合もあるのできちんと確認しておきましょう!
参考:「2021 年 Merchant Center 商品データ仕様の更新のお知らせ」
https://support.google.com/merchants/answer/10451760?hl=ja
参考:「2021年に更新される Google Merchant Center 商品データ仕様の変更点とそのポイント」
https://anagrams.jp/blog/2021-google-merchant-center-update/
Google 広告の動画テストをリリース予定
Google 広告動画テストツール概要
- YouTubeでの動画広告について、テストが可能に
- 必要なもの
- 仮説
- 2つの動画広告キャンペーン
- 動画クリエイティブが違う
- オーディエンス、入札、広告フォーマットなどは同一設定
- 作成方法
- Google 広告アカウントのメニューから「下書きとテスト > 動画テスト」を選択
- [+]ボタンをクリックし新しいテストを開始
- テストの名前や目的などを設定
- テスト群ごとの名前を設定(2つ〜最大4つ)
- 各テスト群にキャンペーンを1つ選択
- 指標を選択(「ブランド効果測定」または「コンバージョン」)
- 保存
- 3種類の簡単なテスト方法
- テキストを大きくする:テキスト要素(ロゴを含む)を大きくしたとき、ブランド認知度が向上するかどうかのテスト
- 対象に接近する:人物あるいは製品の重要な部分を拡大したとき、購入意欲を促進できるかどうかのテスト
- 早めにアピールする:行動を促すフレーズを動画の冒頭で使用する方が、動画の最後に使用するよりコンバージョンが増えるかどうかのテスト

Google 広告の動画キャンペーンで、どの動画広告がより効果的かをチェックするためのテストツールができるそうです。

動画広告が増えている今ですが、より効果の高いクリエイティブを見極めて運用していけるといいですね!
Googleのヘルプページによると、動画広告のベストプラクティスとして、「テキストを大きくする」「対象に近づける(アップにする)」「早めにアピールする(行動を促すフレーズなどを追加する)」という簡単なテストがおすすめされているので、クリエイティブの効果を最大限高めるためにはまずこのあたりから確認するといいかもしれません!
参考:「テストを通じて YouTube のクリエイティブの効果を高める」
https://support.google.com/google-ads/answer/10547015
参考:「動画テストを作成する」
https://support.google.com/google-ads/answer/10436762
参考:「【ニュース】Google、動画キャンペーンにテスト機能を追加する旨を発表」
https://unyoo.jp/2021/04/youtube-creative-experiments/
広告の掲載先を制御できる新機能「動的な除外リスト」を発表
動的な除外リストの概要
- 背景
- 商品のブランドを守るために、「望ましくないコンテンツ」と一緒に広告が表示されることを防ぎたい
- 個々のサイトやコンテンツ、トピック全体などを掲載先から除外指定可能
- 適切に除外設定を行うには、リソースをかけて定期更新を行う必要あり
- 中小規模の事業者にとって負担が大きかった
- 新機能について
- シームレスかつ継続的に更新できる動的な除外リストをつかって、掲載先の除外が可能に
- 広告主側でもリストを作成可能
- 第三者が作成したリストを利用することも可能
- 自動的に新しい配信先の除外が可能になる模様

続いて、商品やブランドを守るために、掲載が好ましくない場所に広告が掲載されてしまうことを防ぐ除外機能に新たな機能が加わったそうです。
これまでは手動での更新などが必要で、特に中小規模の事業者にとっては負担が大きくなってしまうこともありましたが、今回の新機能では除外設定に合わせて動的に除外リストが更新されるとのこと。
今後数週間で使えるようになるとのことで、まだ機能の全貌もわかっていないので、利用できるようになったら詳しくお伝えしますね!
参考:「広告の掲載先をさらにコントロールしやすくする新機能」
https://support.google.com/google-ads/answer/10602822
Yahoo!広告の最新情報
自動入札タイプに「ページ最上部掲載」が追加 他
自動入札タイプ「ページ最上部掲載」の概要
- 目標とする割合で広告がページ最上部に掲載されるように自動的に入札価格を調整する自動入札タイプ
- 認知度をあげたい場合に適した自動入札タイプ
- 「ページ最上部」以外に「ページ上部」「任意の位置」の選択も可能

Yahoo!のテキスト広告に新しい自動入札タイプ「ページの最上部掲載」が追加されました。
目標とする割合で広告がページ最上部に掲載されるよう、自動で入札価格が調整されるそうです。

検索時に最初に目につく最上部へ掲載されることになるので、認知を増やしたい!という場合などに使えますね。最上部に限らず、ページ上部や任意の位置を選択することも可能なようです。
また、このほかにも自動入札の仕様については「広告費用対効果の目標値」に変更があったので、運用者の方は要チェックです!
自動入札タイプ「広告費用対効果の目標値」の概要
- 設定条件
- キャンペーンの入札方法が「個別クリック単価」「個別クリック単価(拡張クリック単価)」のいずれか
- キャンペーンの配信設定がオンになっている
- (アプリダウンロードキャンペーンの場合)OSの設定がAndroidになっている
- 設定するキャンペーンで、過去30日間にコンバージョン数が15件以上発生している
- 変更前
- 設定条件を全て満たしていないと、キャンペーン設定時にエラーが出る
- 変更後
- 設定条件のうち、コンバージョン数に関する条件を満たしていなくても、その他の条件をクリアしていればキャンペーン設定は保存可能
- 入札方法は「手動入札:個別クリック単価」
- 配信後に条件を満たさなくなった場合も、自動で手動入札に変更される

こちらはCV数の条件を満たしていない場合、キャンペーンは保存できますが自動入札は有効にならず、入札方法が「手動入札:個別クリック単価」になってしまうので気をつけましょう。
配信中にCV数の条件を満たさなくなった場合、自動入札の精度が低下してしまうので自動で手動入札に切り替わるとのことです。
参考:「【検索広告】自動入札タイプの追加など機能改善のお知らせ」
https://promotionalads.yahoo.co.jp/support/release/864213.html
参考:「Yahoo!検索広告に新しい自動入札タイプ「ページ最上部掲載」が追加、設定条件の変更も」
https://anagrams.jp/blog/2-updates-on-automatic-bidding-for-yahoo-ads/
レスポンシブ検索広告、5月12日から提供スタート!
Yahoo!広告のレスポンシブ検索広告概要
- タイトル・説明文を構成するアセットを複数入稿し、それらを組み合わせて様々な広告文のテストが行われ、最適な広告が掲載される
- 規定
- 最大入稿件数
- タイトル:15件
- 説明文:4件
- 必須入稿件数
- タイトル:3件以上
- 説明文:2件以上
- 文字数
- タイトル:全角15文字、半角30文字
- 説明文:全角45文字、半角90文字
- 最大入稿件数
- 一緒に使える機能
- 広告表示オプション
- 埋め込み関数(キーワードの自動挿入・カウントダウン関数・地域情報の自動挿入)
- 注意点
- アセットを自動で組み合わせるため、アセット同士の文言の重複や完結しない内容のタイトル・説明文にならないようにする
- 最適なタイトル・説明文の表示に学習期間として30日程度必要
- 短期間でレスポンシブ検索広告を停止することは非推奨

Yahoo!広告でも、レスポンシブ検索広告が利用できるようになるそうです。
4/28現在(※執筆時)、5/12から提供開始とのことなのでもう明日ですね!

配信の幅が人がるので嬉しいですね!
学習期間に1ヶ月程度はかかってしまうので、開始後すぐに成果が悪いから!と止めないでしばらくは様子を見て運用していきましょう!
参考:「【検索広告】レスポンシブ検索広告提供開始のお知らせ」
https://ads-promo.yahoo.co.jp/support/release/30143907.html
参考:「Yahoo!検索広告にレスポンシブ検索広告(RAS)が追加へ」
https://anagrams.jp/blog/responsive-search-ads-will-be-added-to-yahoo-ads/
Yahoo!広告でも……検索広告マッチタイプの仕様変更へ
マッチタイプの仕様変更概要
- 絞り込み部分一致を終了、フレーズ一致と統合
- マッチタイプに絞り込み部分一致を指定していたキーワードは統合後はフレーズ一致として配信
- フレーズ一致の動作を拡大し、キーワードの語順による制限を廃止
- 予定スケジュール
- 2021年6月頃:絞り込み部分一致のキーワードの動作をフレーズ一致のキーワードの動作に切り替え
- 2021年7月頃:絞り込み部分一致のキーワードの作成を停止

先日、Google 広告からも発表がありましたが、Yahoo!広告でもキーワードのマッチタイプの仕様が変更され、絞り込み部分一致がフレーズ一致に統合されるとのことです。

この辺りは、Google 広告も含めて、変更後に詳しくお伝えする予定です!
参考:「【検索広告】マッチタイプの一部変更について」
https://ads-promo.yahoo.co.jp/support/release/30145083.html
アプリのコンバージョン計測にビュースルーコンバージョンを追加
アプリのビュースルーコンバージョン概要
- ディスプレイ広告が表示されたがクリックしなかった
- 課金対象となる動画視聴をしなかった
などのユーザーによるアプリのインストールが測定可能に

ビュースルーコンバージョンとは「広告が表示された」けど、広告自体はクリックせず別の方法でアクセスしてコンバージョンすることをいいます。
今回、Yahoo!広告のディスプレイ広告で、アプリのインストールのビュースルーコンバージョンが測定できるようになったとのこと。

ディスプレイ広告などはなにげなく目にして、広告と別経路でアクセスすることも多いので、広告の効果測定がよりやりやすくなりますね!
参考:「【ディスプレイ広告】広告効果測定に関する機能追加完了のお知らせ」
https://promotionalads.yahoo.co.jp/support/release/897462.html
動画再生後のコンバージョン測定方法を変更
動画再生後のコンバージョン測定方法の仕様
- コンバージョン発生前のアクションの中で、広告クリックに対して優先的にコンバージョンが計上
- 例
- 広告クリック→動画再生→コンバージョン発生:広告クリックに対してCV計上 ←変更前は動画再生だった
- 動画再生→コンバージョン発生:動画再生に対してCV計上
- パフォーマンスデータの一部指標で数値の傾向に変動が生じる場合あり
- コンバージョン
- コンバージョン数
- コンバージョン率
- コスト/コンバージョン数
- コンバージョンの価値
- コンバージョンの価値/コンバージョン数
- コンバージョンの価値/コスト
- クロスデバイスコンバージョン数
- クリック経由のコンバージョン
- コンバージョン数(クリック経由)
- コンバージョン率(クリック経由)
- コスト/コンバージョン数(クリック経由)
- コンバージョンの価値(クリック経由)
- コンバージョンの価値(クリック経由)/コンバージョン数(クリック経由)
- コンバージョンの価値(クリック経由)/コスト
- 全てのコンバージョン
- コンバージョン数(全て)
- コンバージョン率(全て)
- コスト/コンバージョン数(全て)
- コンバージョンの価値(全て)
- コンバージョンの価値(全て)/コンバージョン数(全て)
- コンバージョンの価値(全て)/コスト
- コンバージョン

動画再生後にコンバージョンした場合の、CV数の計上方法が変更されたとのこと。
以前は動画再生と広告クリックの両方をしたあとにコンバージョンをした場合、直前のアクション(動画再生or広告クリック)に対してCVが計上されていましたが、仕様変更後は広告クリックに優先的にCVが計上されます。

変更後は、一部の指標のパフォーマンス傾向が変化する可能性があるので、気をつけましょう!
参考:「【ディスプレイ広告】動画再生後のコンバージョン測定方法を変更」
https://promotionalads.yahoo.co.jp/support/release/896356.html
Twitter広告の最新情報
広告プロダクトのリブランディングを実施
Twitter広告のプロダクト再分類と新しい名称
- プロモ広告: 画像や動画、そしてさまざまな広告機能を利用可能
- 画像広告
- 動画広告
- カルーセル広告
- モーメント広告
- テキスト広告
- フォロワー獲得広告: ターゲットのオーディエンスにアカウントをプロモーションし、認知を確立・新しいフォロワーを獲得するために利用可能
- Twitter Amplify: 広告主様は自社の広告を、最も関連性の高いパブリッシャーによるプレミアムビデオコンテンツと連動させられる
- Amplifyスポンサーシップ
- Amplifyプレロール
- Twitterテイクオーバー: タイムラインや [話題を検索] タブの一等地に広告を掲載可能、膨大なリーチを見込める
- トレンドテイクオーバー
- トレンドテイクオーバープラス
- タイムラインテイクオーバー
- Twitterライブ: 重要な瞬間をライブ放送で世界に向けて配信し、オーディエンスはリアルタイムでその瞬間に参加可能
- ライブ配信
- イベントページ

Twitter広告がプロダクトのリブランディングを実施し、名称が変更されました。
カタカナが多くて覚えにくいですが、それってなんのこと?とならないように、なんとなくでも知っておくとよさそうですね!

ざっくりと、
- プロモアカウント→フォロワー獲得広告
- プロモツイート→プロモ広告
- プロモトレンド→Twitterテイクオーバー
という感じみたいですね!
参考:「Twitter広告プロダクトのリブランディングのお知らせ」
https://business.twitter.com/ja/blog/announcing-rebranded-ad-suite.html
市町村レベルでのターゲティングが利用可能に
Twitter広告の地域ターゲティング概要
- ユーザーの現在の位置情報や直近の位置情報の履歴などから、その地域のユーザーをターゲティングする機能
- 広告マネージャー経由ではこれまで「47都道府県レベル」までしかできなかった地域ターゲティングが、市区町村レベルで可能に!(API経由ならこれまでも可能)
- 日本で使える地域ターゲティング
- 国
- 地方(関東/関西など)
- 47都道府県(東京都/愛知県など)
- 市区町村(名古屋市中区など)
- 市区町村レベルなど、狭い範囲の地域ターゲティングを利用する際の注意点
- 名古屋市と名古屋市中区を同時に設定した場合は、名古屋市全域に配信される(より広い範囲が優先される)
- 市区町村だけを細かくターゲティングしたい場合は、その市区町村だけを設定し、広範囲の地域は削除しておく必要がある

Twitter広告で、これまでAPI経由でしかできなかった市区町村レベルの地域ターゲティングが可能になりました。

同時に複数の地域を設定する場合、愛知県と名古屋市だと愛知県が、名古屋市と名古屋市中区だと名古屋市が優先されてしまうので、市区町村に対して広告を出したい場合は注意する必要がありますね。
これまではAPI経由で別のツールなどを利用しないとできなかったターゲティングですが、広告マネージャーからも利用が可能になったのでローカルビジネスなどで利用しやすくなりそうですね!
参考:「Twitter広告で「市区町村レベル」の地域ターゲティングが利用可能に」
https://anagrams.jp/blog/twitter-ads-city-targeting-update/

余談ですが、月末にブログを書き終えて公開準備も終わってからこのアップデートを知ってなきながら(泣いてない)付け足しました。
LINE広告の最新情報
50歳以上のターゲティングが可能に
新しい年齢ターゲティングの区分概要
- 50-54歳
- 55-59歳
- 60-64歳
- 65歳以上

LINE広告の年齢別のターゲティングはこれまで50歳までの設定しかありませんでしたが、あらたに50歳から65歳以上まで細かい区分が登場しました!

年齢関わらず、連絡手段として広く利用されているSNSなので嬉しいですね!
とてもどうでもいい話:このアップデートでN村の母もターゲティングできるようになりました。

Web広告の最新アップデート情報は以上になります!
次のコーナーは、日常で使えるSNSの最新情報をご紹介するまじ☆かよのコーナーです。N丸くんよろしくね!

今月もたくさん新機能が発表されました!
Instagramの最新情報
他ユーザーと動画でコラボできる「Remix on Reels」
Instagram、リール動画のリミックス機能概要
- 使い方
- リミックスしたい動画の右下「…」をクリックし、[このリール動画をリミックス]を選択
- 画面が2分割され、既存のリール動画が左に表示され、右側は自分のカメラに映るものが表示されるので通常のリール動画と同様に撮影する
- 編集を選択すると、音声の追加やそれぞれの動画の音声の調整などが可能
- 注意点
- リミックス素材に使える動画は、機能ローンチ後に投稿された&投稿者が[リミックスをオン]に設定した場合のみ

Instagaramのリール動画に新しい機能「Remix」が追加されました。
こちらはTikTokのDuets機能に似た機能で、既存のリール動画と画面を2分割してコラボした動画を作成できる機能です。
例えば一人で歌っている動画にハモったりと、デュエットすることが可能です。

例えば何かのプロモーションで芸能人とデュエットできる!とか、使えそうですよね。
参考:「Instagram、好きなリール動画とコラボできる新機能「リミックス」を追加」
https://about.fb.com/ja/news/2021/04/remixtool/
参考:「Instagramが他ユーザーの動画とコラボできるTikTok「Duets」的機能「Remix on Reels」を正式ローンチ」
https://jp.techcrunch.com/2021/04/01/2021-03-31-instagram-officially-launches-remix-on-reels-a-tiktok-duets-like-feature/
嫌がらせのDMリクエストを見ないで削除&ブロックするアカウントの他のアカウントまでブロックする機能を発表
インスタグラムの嫌がらせ対策機能概要
- 嫌がらせDMを見ないで削除
- テキストに不適切な単語や絵文字が含まれているリクエストを設定で拒否できる
- Instagramが用意した問題のある単語や絵文字のリストやユーザーが独自に見たくない内容を設定可能
- 機能を有効にすると隠されたリクエストとしてフォルダにまとめられる
- フォルダ内ではメッセージを隠したまま相手ユーザーを確認できる
- フォルダごと削除も可能
- ブロックするアカウントの別アカウントもまとめてブロック
- ブロックする際、新しいアカウントをそのユーザーが作成する際にそのアカウントもブロックするか選択できる
- どのように同一ユーザーのアカウントか判定するかは未公表

続いて、このSNSの時代には悲しいかな必要不可欠な「嫌がらせ対策」に関する機能の追加がありました!
嫌がらせのDMを見ないで削除したり、ユーザーをブロックする際そのユーザーの別アカウントまでまとめてブロックできる機能が実装されたそうです。

最近、Instagramは誹謗中傷コメントなど嫌がらせの対策や若い利用者を守るための機能などを充実させていますよね。
個人的には、Twitterにもこの辺をもっと頑張ってほしいところ……
参考:「Instagram、嫌がらせDMリクエストを見ないで削除できる機能を追加」
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2104/22/news052.html

ということで、今日のまとめはこちら!

楽しい機能を楽しく使って、楽しくない使い方はやめようね。

小学生相手に言うみたいな内容が必要なこんな世の中じゃ……

番組のエンディングにいきたいところですが、ここで重大ニュースが入りました!
iOS14.5リリース、運用型広告への影響がでる見込み
各媒体のiOS14の広告に関する情報まとめ
- Google 広告
- iOS 14 でのキャンペーン測定に関する更新情報
https://support.google.com/google-ads/answer/10417364?hl=ja
- iOS 14 でのキャンペーン測定に関する更新情報
- Facebook広告
- AppleのiOS 14リリースが広告やレポートに及ぼしうる影響
https://www.facebook.com/business/help/331612538028890?id=428636648170202
- AppleのiOS 14リリースが広告やレポートに及ぼしうる影響
- Yahoo!広告
- iOSアプリのSKAdNetwork計測対応について
https://ads-help.yahoo.co.jp/yahooads/display/articledetail?lan=ja&aid=80772&o=default
- iOSアプリのSKAdNetwork計測対応について

4月最終週、ついにApple社iPhone向けOS「iOS」の最新版「iOS14.5」が正式にリリースされました。
マスクをつけたままでも、連携させたApple Watchをつけていればロック解除ができるなどの新機能が話題となっている中、Web広告業界には大きな影響が出るため、関係者は対応に追われています。

(すごくニュースっぽいな……)
広告によっては効果測定ができない、ターゲティングの精度が落ちることなどが予想されるので、各社の対応などを確認して対応していきましょう。
参考:「iOS 14による運用型広告の広告配信やトラッキングに対する影響まとめ」
https://anagrams.jp/blog/impact-of-ios-14-on-operational-ads/
まとめ(エンディング)

4月もトピックスがもりだくさんでしたね!
番組に新しい仲間も増え、ますます盛り上がっているツキイチですが、ASUEでは毎月Webマーケティングニュースをまとめておとどけするツキイチシリーズとはべつに、ほぼ週刊でメールマガジンでも情報をゆる〜く発信しています!

ツキイチでは取り扱わないおすすめ記事や気になる記事などもご紹介しているので、気になる方はぜひ下記のフォームからご登録よろしくおねがいします!

それでは、また来月のツキイチでお会いしましょう!
この記事を書いた人

2016年入社。ASUE株式会社広報を担当。メールマガジン「ほぼ週刊ASUE通信」もお送りしています。ほぼ週刊なので週刊ではない。月初に公開するWebマーケティング情報をまとめたツキイチシリーズはちゃんと月刊です。
趣味はミュージカル観劇。おすすめ作品を知りたい方はN村のTwitterまでお問い合わせください。パーソナルカラーはイエベ春。
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