こんにちは!ASUE株式会社・広報のN村です。
ASUE株式会社では、名古屋の若手マーケター界を盛り上げていこう!という想いのもと、「マーケ×キャリア×ローカル」をテーマにした「でらマーケ勉強会」を運営しています。第0回のトライアル開催から早7年(!)経ち、コロナ禍で開催できない時期を経つつも、もう32回目を迎えております。
という、実は結構かなり長い歴史を持っている本勉強会なのですが、なんと、実は……。
ASUE通信で触れたこと、なかったな——。
ということで、初期の頃は運営メンバーとして参加していたわたしですが、現在は完全にSNS実況枠としてのみの参加をしているわたしが、いち参加者として記念すべき第32回(記念と呼ぶには中途半端すぎる)の参加レポートを簡単にはなりますが(なにせ有料イベントなので……)、残しておきたいと思います。
目次
BtoB中小企業の採用マーケとはどうあるべきか—でらマーケ勉強会 Vol.32
第32回のテーマは、「BtoB中小企業の採用マーケとはどうあるべきか」。ゲストはこちらのお二人です!


Xでおなじみ!(?)のライター・編集プロダクションのPAX株式会社 代表取締役トイアンナさん(𝕏)と選び直せるソーシャルギフトサービス「GIFTFUL」を運営する株式会社GifTX Co-Founder 飯髙悠太さん(𝕏)にお越しいただきました。
飯髙さんはVol.3で初回登壇後、現在最多登壇記録を保持されています。(いつもありがとうございます!!)
トークセッション:中小企業の採用が抱える5つの課題
その1:自社の強みがないと感じている

採用で押し出せる自社の強みがない!は中小企業ではあるあるの悩みですよね。
ASUEでも社内のメンバーに会社の好きなところを挙げると、「社内の雰囲気が良くて」とか「社員同士も仲が良くて」とか、そんな言葉が結構多いです。社内の人が社内の人のことを好きな状態はいいことだなと思うのですが、これってわりと採用サイトに書くと「なんとなくやばい会社かも!?」と思われがちワードなんですよね。別にこれ以外にも会社のいいところ、押し出せるポイントはあると思っているんですが、全体的に言葉にするといまいち陳腐化しやすいというか言語化しにくい部分だな〜みたいなことを社内から社外に発信する立場としては考えるわけです。
そこで、トイアンナさんのおすすめは「強みは外部の人から聞くべし」。取引先やお客様から「なぜ(自分たちを)選んだか」を聞いて強みを引き出してもらうと、自社のビジネスの強みが引き出せます。
また、採用の文脈においては逆に選ばれなかった理由も聞けると最高で、入社意思が固まってる人からは改善ポイントはあまり出てきませんが(改善ポイントがあれば他にいってしまうだろう……)、内定辞退をした人からは改善に活かせる情報を多く引き出せる可能性がある……とのことでした。
ただ、改善ポイント = 悪かった部分なので、応募者からすれば言いにくい部分。
できるだけ本音を言いやすい状況を作るのがベストとのことです。
その2:SNSやチャネルが多すぎて人的コストがかかる

気軽に発信できるプラットフォームが多すぎる現代。
アカウント自体は無料で作れる気軽さ故に、結局あちこちアカウント作って疲弊したりいまいち活用しきれなかったりなんてことも多いですよね。
わたしは個人的にTwitter(まだ言う)派の人間ですが、ひょっとしたらわたしの好きな昔のTwitterくんかも……って言いながらBlueSkyにもmixi2にも登録して、結局Xの調子が悪くてTLを読み込めない時だけmixi2に出没しています。Xの調子が悪くなるとmixi2のアプリから一生通知が来ます。TLごとSNSを引っ越せたらいいのにね。
企業のSNSも同じで、やれX、やれFacebook、やれInstagram、やれTikTokだとさまざまにアカウントを作ってどれも中途半端になりがち。
ですが、実際は「SNSは一種類に絞っていい」とのこと。むしろ、更新していないSNSを見られてしまうくらいならアカウントは閉じてしまった方がいいそうです。
採用のためのSNSであれば、自社の採用ターゲットが多いSNSだけに絞って運用しましょうとのことでした。
「マネージャー層を採りたいのにTikTokはやったらダメじゃないですか。(大意)」←それはそう。
自社のターゲットを見定めて、プラットフォームを選定しましょう。
その3:リーチしても応募してもらえない

応募を増やすには、まずは採用ページ(=LP)の改善から!
今は生成AIを活用するなど、素人でも改善点がある程度洗い出しやすくなっています。ありきたりすぎるページだと、昨今はなかなか応募がもらいにくいのが現状。
課題その1ともつながりますが、自社の強みを理解した上でそれをしっかりと反映させたコンテンツを作るのが重要です。
また、トイアンナさんは今回のでらマーケ勉強会のために、応募者を増やすための効果の高い施策を調査し、そのプレスリリースをイベント前日に発表!そのプレスリリースがこちら。
簡単に求人応募者数を増やす「意外な施策」~最大2,000倍の費用対効果を実現する採用の打ち手が判明|PAX株式会社プレスリリース|PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000084660.html
まとめるとこんな感じ。
おすすめの施策として挙げられていたのは上記のような社内の環境を整える内容のお話でしたが、面白い採用ページの事例としては「ブラックで残業が多いです→でも残業代はきっちり出ます」のように「仕事の大変さを押し出しつつ、見返りもきっちりあるよ!」という内容で応募が伸びた……という話も。
自社の現状に即した強みをしっかり理解した上で、それを上手く訴求するのが大事ってことなんだなーと改めて感じました。
ちなみにわたしは昼休み延長制度を使って歯医者に通いました。
また、中小企業の採用には社長が重要とのことで。社長を使ったコンテンツをしっかり作りましょう!というお話もありました。
その4:マッチしない人材ばかりが応募してくる

これの原因として挙げられていたのが「採用ページに書いてあることと、現場の求めるものが違う」こと。
人事が採用ページにキラキラカタカナワードを並べているが、現場は「なんでも頑張ります!」な人を求めている……などのように、実情と採用ページが大きくズレてしまうことで、結局いまいちマッチしない人ばかりが応募してきてしまいます。
マッチしない人が応募してくる現状=採用ページの内容が狙っていない層に刺さっている可能性が高いので、とりあえずの解決策としては採りたい人材層に合わせた改善を実施しましょう。(これも生成AIである程度出せるね。)
改善するためにはまず、「どんな人が欲しいのかを定義する」必要があります。「どんな人が欲しいのかを定義する」は、つまり「どんな人を求めていないかを定義する」ことでもあるとトイアンナさんが仰っていました。求めている人・求めていない人双方の輪郭をしっかり見つけて、それを採用ページの内容に反映するべきなんだな〜と思いました。
求めている人材を定義する=求めていな人材を定義するって、当たり前だけどそうだな〜みたいなことを聴きながら考えていた。
その5:内定を辞退される

マッチする良い人材が応募してくれた!面接も良い感じ!内定!となっても、売り手市場の現代——どの企業でも内定辞退される経験はありますよね。
トイアンナさん曰く、キャリア採用でも内定が5社くらい出てしまうため、そのうち4社は蹴られることになってしまいます。
その解決策として紹介されていたのが、内定後のフォローアップ!
内定後にすぐにウェルカムメッセージや社内の様子がわかるもの、来てほしい理由などを送るなど、内定者のエンゲージメントを高めるようなフォローアップを充実させることが内定辞退率を下げることにつながるとのこと。
「なんだそんなこと?って思いましたよね?やってる人いますか?」というトイアンナさんの問いかけに、会場がシーンとなっていました。
大量に採用する大企業!とかでなければ全然すぐにでもできそうな内容で参考になる……。
その後、質疑応答へ……。
詳しくご紹介したいところなんですが、イベント参加者の特権面白コンテンツだったので今回は基本的に割愛します。
- 質問例
- Q.新卒でも中途でも今回の質問は当てはまりますか?
- A.基本的にはそう。例外は部長クラス以上などのハイレイヤーの採用。
- Q.新卒採用のフローが早まってインターンなども活発化していますが、面白い施策はありますか?
- A.採りたい大学に奨学金を設置→受給要件などに自社への就職などを設定
- Q.新卒でも中途でも今回の質問は当てはまりますか?
わたしは質疑応答中に高頻度で声を出して笑いました。
イベント内紹介図書

トイアンナさんの著書「えらくならずにお金がほしい 会社は教えてくれないキャリアのルール」。
こちら、トイさんと懇親会で名刺交換された方にランダムで送り付けられる(?)とのことだったのですが、イベント内でも簡単に内容が紹介されました。たとえば「理不尽な上司を合法的に滅する方法」などが掲載されているそうです。
とりあえず他者を相手に理不尽なことをするもんじゃないなと思いました。
まとめ:でらマーケ勉強会、面白い話がいっぱい聞けます
今回は第32回のごく一部(といってもメインのトークセッション部分はそれなりに紹介していますが)だけをご紹介しましたが、記事内ではお話ししきれなかった細かい事例や質疑応答の内容など、かなり面白くて濃いお話を伺うことができました。
毎回テーマが違うので、ご興味のある回はぜひ遊びに来てみてください!
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この記事を書いた人
2016年入社。ASUE株式会社広報を担当。メールマガジン「ほぼ週刊ASUE通信」もお送りしています。ほぼ週刊なので週刊ではない。月初に公開するWebマーケティング情報をまとめたツキイチシリーズはちゃんと月刊です。
趣味はミュージカル観劇。おすすめ作品を知りたい方はN村のTwitterまでお問い合わせください。パーソナルカラーはイエベ春。
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