【Claudeと】元平成女児が採用サイトのスタッフ紹介をプロフィール帳にした。【ズッ友】

2026年06月23日

こんにちは!ASUE株式会社 広報のN村です。

さて、採用サイトにはいろんなコンテンツがあります。応募者として気になるポイントは業務内容や条件面などたくさんありますが、「一緒に働く社内のメンバーってどんな人たち?」も気になるところではないでしょうか。勤めている期間は生活の中の結構な割合を一緒に過ごすことになるかもしれない人たちなので、応募するにも、実際に働くにも、ここは外せないポイントですよね。なので、どこの企業の採用サイトを見てもスタッフ紹介や社員インタビューなどのコンテンツは多いと思います。

ただどうしても、ありきたりな質問内容になってしまったり、社員もありきたりな回答をしてしまったり……。企業特有の色や雰囲気などのその企業らしさは絶対あるはずなのに、どうにも上手く出せない——ASUEでもそんな悩みを抱えていました。

代表・安江

採用サイトのスタッフ紹介をもっとASUEらしくしたいんだけど、アイディアない?

写真の撮り方を工夫するとか、何か……。

広報のN村

プロフィール帳と卒業文集を作りたいです!

ということで、平成一桁元女児の思いつき(?)アイディアにより、採用サイトのスタッフ紹介がプロフィール帳風になります。そのリニューアルについてご紹介していきたいと思います!

>> ちなみに今回ご紹介する採用サイトのスタッフ紹介ページはこちら:https://recruit-asue.info/member/

「ASUEらしさ」が出ないスタッフ紹介をどうにかしたい — リニューアルの理由

採用サイトのデザインリニューアルを実施しており、その流れもあってか、スタッフ紹介の中身のリニューアルについて上からアイディアを求められておりました。

スタッフ紹介をアップデートするにあたって、写真の撮り方の工夫とコンテンツ内容の工夫の二軸で検討。

  • 写真の撮り方を工夫する
    • 現実的に取り組みやすいものが「好きなものを持って撮影」くらいしか思いつかなかった
    • 他の会社さんでもやってる
  • コンテンツ内容を工夫する
    • 大変だが、項目を工夫すれば独自性が出せそう!

ということで、写真のいい工夫はないかな〜ということは別途考えつつも、コンテンツのリニューアルを行う方向で考えることにしました。(と言いながら、最初にこの話が出てからしばらく塩漬けにしました。思いつかなくて。)

従来のスタッフ紹介の課題:フォームで集めたら一問一答に

まず、考えるべきは現在のスタッフ紹介ページの課題ですね。

従来のスタッフ紹介は、5つ程度の決まった質問をもとにしたインタビューがメインでした。

採用サイト制作当時、全員に口頭インタビューを実施→コンテンツ化するのが現実的ではなかったので、Googleフォームを使用して回答をもらっていました。

すると、簡単な一問一答っぽい回答しかもらえないという問題が起きました。

回答をちゃんともらえない→集めるやる気が起きない→結果、形骸化してしまって最近のメンバーはインタビュー部分を入れない状態になってしまっていました。

ある程度読み応えのある回答をいただくには、やっぱり口頭でお話を聞いた方がいいんだな!ということで、今回は質問も増やしつつ口頭インタビューを実施して厚みを持たせることにしました。

ただ、そうなると「全部読むの大変じゃない?」という問題が出てきます。

広報のN村

インタビューはじっくり読めるコンテンツとしてアップデートしつつ、ざっくりと人となりが見られるコンテンツが欲しいな!というところに思い至りました。

「他己紹介」との出会い

もうひとつのきっかけは、でらマーケ勉強会でもお世話になっている枌谷さんの株式会社ベイジの採用サイト(https://recruit.baigie.me/)の社員インタビュー内の「他己紹介(※サイト上では"他の社員の声")コンテンツ。

でらマーケ勉強会で枌谷さんから採用サイトに関するお話を伺った際に、これを見たASUE社員が、「こういうコンテンツ、ASUEと相性が良さそうですよね。」と言っているのを聞いて、たしかに……!と思いました。

それ以来、「ASUEらしく、メンバー紹介をできないかな?」と薄ぼんやり考えていました。その中で浮かんだのが小学校の卒業文集にあった「クラスで○○な人ランキング」。これに絡めて紹介文を書いてもらったら、面白いコンテンツができそう……!と思いました。

そして、卒業文集に想いを馳せていたら、当時流行っていたプロフィール帳も思いあたりました。短く答えられる項目の中にちゃんと人となりが出せるコンテンツにできそうです。

これを組み合わせれば「ざっくり人となりがわかる」+「お互いの紹介」が両立できそう!ということで、プロフィール帳 + クラスランキング風投票を軸にリニューアルの方向性が固まりました。

Claudeに相談したらデモまでできた

方向性が決まったところで、Claudeに「Webサイト上でこういうのってどう実装できる?」と軽く相談。すぐにHTMLでプロフィール帳風のフォーマットが出てきて、質問の調整を経てデモまで完成しました。社内でOKが出たので本実装に進む流れになりました。(Claudeとの制作プロセスの詳細は後半で!)

できあがったもの紹介 — プロフィール帳、こうなりました!

さて、ここからは実際にどんなコンテンツができたのかを紹介していきます。まずはメインの「プロフィール帳」から!

「プロフィール帳」は、メンバーひとりひとりの人となりがわかるプロフィールカードです。趣味や性格だけでなく、仕事のスタイルや社内の人間関係まで、3つのタブに分かれていて、かなり幅広く紹介しています。

広報のN村

メンバーには入力できる範囲で入力してください!とお願いしています◎

ヘッダー — 基本情報

プロフィール帳の上部には、メンバーの基本情報がまとまっています。

画像はデモ画面のため、実際の内容とは異なる場合があります。

  • 似顔絵アバター
    • 手書き風イラストを採用
  • ニックネーム
  • 誕生日 / 星座(公開は年月・星座まで)
  • 血液型

タブ①:パーソナル — 「好き」で人となりを見せる

1つ目のタブは、メンバーのパーソナリティにフォーカスしたコンテンツ。
ここが一番THEプロフィール帳!を目指しました。

画像はデモ画面のため、実際の内容とは異なる場合があります。

  • 自己紹介
    • 周りからの印象 / 自分で思う性格 / 趣味 / 特技 / 最近のマイブーム
  • My Favorite
    • 食べ物・お菓子・動物・アニメなど9ジャンルの「好き」を3列グリッドで表示
  • どっち派?
    • 犬派 or 猫派、朝型 or 夜型……などの選択形式。選んだ方がハイライトされます
  • マイランキング BEST3
    • 自分でお題を決めて好きなものベスト3を発表
  • 3つのキーワード
    • 自分を表すキーワードをタグ表示

広報のN村

個人個人の「好き」の傾向など、人となりやライフスタイルがあれこれ見えてきそうですね!

タブ②:仕事のこと — 働き方や社内の雰囲気を見せる

2つ目のタブは、仕事に対するスタンスや職場での過ごし方がわかるコンテンツ。採用サイトなので、ページを開いたデフォルトはこのタブにしています。

画像はデモ画面のため、実際の内容とは異なる場合があります。

  • 仕事のモットー
    • ワンフレーズで仕事の信条を回答
  • どっち派?(仕事編)
    • テレワーク or 出社、黙々 or わいわい、など
  • 仕事の必需品
    • 仕事に欠かせないアイテムを3つ
  • お気に入りの制度
    • 会社の制度・福利厚生から3つピックアップ
  • スキル・得意なこと
    • タグ形式で一覧表示

広報のN村

「どっち派?」のテレワーク or 出社は、求職者の方的に気になりそうなポイントですね。「お気に入りの制度」で実際に使われている福利厚生が見えるのも良いですよね!

タブ③:メンバーのこと — 「社内で一番○○な人」は?

3つ目のタブが、「社内で一番○○な人」を8つのカテゴリで投票し、選んだ理由のコメントを添えるコーナーです。カテゴリは以下の8つとしました。

  • 頼りになる人
  • 面白い人
  • 話しやすい人
  • おしゃれな人
  • 向上心が強い人
  • 職人気質な人
  • 穏やかな人
  • ASUE愛が強い人

各カテゴリで、選んだメンバーのプロフィールカード(写真・名前・部署)と、選んだ理由のコメントが表示されます。

画像はデモ画面のため、実際の内容とは異なる場合があります。
広報のN村

まさに卒業文集のランキング……!そしてここでのデータが、次に紹介する「メンバーランキング」と「メンバーの声」の元データになります。

メンバー投票 — 「社内で一番○○な人」を可視化する

プロフィール帳内のメンバー同士の投票で決まる「社内で一番○○な人」。全メンバーがプロフィール帳で投票した結果を、2つの形で可視化しています。

「社内で一番○○な人」ランキング — カテゴリ別 TOP3

全メンバーの投票を集計して、カテゴリごとに得票数TOP3をランキング表示します。

画像はデモ画面のため、実際の内容とは異なる場合があります。

  • 1位〜3位のメンバーが、似顔絵アバター・名前・部署付きで並ぶ
  • 横棒グラフで得票数を視覚化(カテゴリ内の最大票数を基準にバーの長さが決まる)

社内で誰がどんなふうに見られているのかが一目瞭然。求職者の方からすると、社内の人間関係がポジティブに伝わるコンテンツになっています。

社員の声 — 投票内容が相手のページにも反映

こちらは、各メンバーの個人ページに表示されるコンテンツ。「他のメンバーから自分に届いた投票コメント」が並びます。

画像はデモ画面のため、実際の内容とは異なる場合があります。

  • 「メンバーの考える○○さんの魅力は?」というヘッダー
  • 投票してくれたメンバーのカード(似顔絵・名前・部署)
  • 投票時に添えられたコメント

自分がどう見られているかがわかるコンテンツです。褒められ慣れていない人にはちょっと照れくさいかもしれませんが、社内の雰囲気がダイレクトに伝わるコンテンツになりそうですね。


インタビューも4セクション・全19問に一新

プロフィール帳とメンバー投票に加えて、従来のインタビュー部分も全面リニューアルしました。

質問を一新し、4セクション・全19問に拡充。

セクション問数内容例
仕事について7問業務内容、入社理由、一番の達成感、成長を感じる瞬間 など
業務環境6問ASUEを一言で表すと?、お気に入りの制度、ランチの過ごし方 など
プライベート5問休日の過ごし方、ハマっていること、人生のバイブル など
ライフスタイル5問オンオフの切り替え、5〜10年後のビジョン、求職者へのメッセージ など

回答にはリッチテキストを使えるので、リンクや画像も含められます。最後の「求職者へのメッセージ」は特別なスタイルで目立たせていて、ページの締めくくりとして印象に残るようにしています。

それぞれのメンバーに全部の質問をするわけではないですが、何人かインタビューを口頭で進めてみて、これまでのインタビューよりも社員の熱い想いが聴けて面白いです。

簡単一括入稿機能をClaudeで開発 — 工夫ポイント・裏話

スプレッドシートで完結する入稿フロー

プロフィール帳・インタビュー・MV投票——コンテンツの項目数が多いぶん、入稿も一筋縄ではいきません。

WordPress管理画面で一人ずつ入稿していくのは地味に大変だし、プラグインを使えば一括入稿は可能ですが、各メンバーから集めたデータをCSVなどの入稿用フォーマットに整形するのもまた大変。
そこで、スプレッドシートに書いたらそのままWordPressに入稿できる仕組みをGAS(Google Apps Script)で作りました。

広報のN村

フローはこんな感じです。

  • 1. 個人シートに記入 — メンバーが自分専用のシートにフォーム感覚で入力
  • 2. 集約シートに自動反映 — 個人シートのデータが一覧に自動で集まる
  • 3. スプシから直接入稿 — メニューからボタンひとつでWordPressに入稿

新メンバーが入ったらシートをコピーするだけ、データの取りまとめも自動。似顔絵アバターもGoogle Driveに画像を置くだけでWordPressに自動アップロードされます。MVランキングの集計も自動なので、投票内容が更新されれば即反映。

広報のN村

管理者が入稿のために手作業でやることが少なく済みそうです。集約シートと同じフォーマットでバックアップをとる機能もつけたのも安心ポイント。

Claudeとの制作プロセス

今回の制作では、Claudeをフル活用して進めました。ざっくり流れを振り返るとこんな感じです。

  • 1. 壁打ち(Claude.ai)
    • 「こういうものをWebサイトでどう実装できる?」と軽く相談
    • すぐにHTMLでプロフィール帳風のフォーマットが出力された
    • 職場っぽい項目を追加したり、さすがに職場にそぐわないもの(恋愛系のテーマとか……)を削除したりして質問の大枠を固めていった
  • 2. プロトタイプ作成(Claude.ai)
    • サイト上での表示イメージをHTMLで出力してもらい、非公開ページでデモを作成
    • 社内でOKが出た
  • 3. 本実装(Claude Code)
    • デザインの調整、データ構造の設計、WordPress管理画面のカスタムフィールド構築、投票の集計ロジック、スプレッドシート入稿の仕組みまで、細かい部分をひとつひとつ詰めていった
    • 統計情報のページなど、後から思いついた機能も追加

広報のN村

できればわたし一人で実装したいがいけるのか?と考えていましたが、心配をする間もなく実装できるレベルに持っていけたのでよかったです。サイト上の実装も、HTMLやCSSでプロフィール帳風にすることも多分自力でもできたんですが、かなり早く作れたので楽しかったです。

まとめ:「こういうのが作りたい!」が一番大事

今回のコンテンツリニューアル、ほぼ一人で作ったのですがとにかく楽しく作ることができました。
このブログを書いている時点では、まだインタビューやプロフィール帳の記入を進めている途中です(公開時点では終わってるかも)。きっとASUEの社内やメンバーの雰囲気が伝わる内容になるんじゃないかと思っています。

そしてもうひとつ感じたのは、アイデアさえあれば形にできる時代になったんだなということ。今回、企画からデモ、本実装までClaudeと一緒に進めましたが、自分一人だと時間がかかる部分もサクサク形にすることができました。逆に言えば、AIがあっても「こういうのが作りたい!」がないと何も始まらないんですよね。AIにアイデア出しを頼むこともできますが、正直ありきたりになりがちなんですよね。

広報のN村

結局「こういうのが作りたい!」は自分の中から出すしかない……!

今回はたまたま平成女児の記憶がアイデアの種になりました。

引き続き、採用コンテンツのブラッシュアップやASUE通信での発信を頑張っていきたいと思います!

ASUEでは、こうした自社の採用広報の取り組みや、Web広告運用のノウハウを、無料のメールマガジンで定期的に配信しています。

広報のN村

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