「いちばんやさしいリスティング広告の教本」を読んでみた

2014年08月08日

2020年11月09日

こんにちは!
新規の出稿準備に追われているASUEの健です。

さて、今回はタイトルにも書いたように、最近発売された「いちばんやさしいリスティング広告の教本」を読んだので、その感想を書こうと思います。
ちなみに会社のお金で買っていただきました!O(-人-)O アリガタヤ・・

いちばんやさしいリスティング広告の教本

どんな本なの?

ざっくりですが、どのような本なのか、内容について触れたいと思います。

本書は、アナグラム株式会社の阿部さん、アラタ合同会社の岡田さん、アユダンテ株式会社の寶さんのお三方が執筆しています。

構成は以下のようになっています。

  • Chapter1 リスティング広告の目的と考え方を知りましょう
  • Chapter2 自社とお客さんのことを知ろう
  • Chapter3 広告を出すキーワードを選定しよう
  • Chapter4 出稿に必要な要素を理解して準備しよう
  • Chapter5 アカウントの構造を理解して出稿しよう
  • Chapter6 出稿の結果を確認して判断しよう
  • Chapter7 分析をもとに広告成果を改善しよう
  • Chapter8 検索以外はコンテンツ向け広告でカバーしよう
  • Chapter9 自社のデータをリスティング施策に活かそう
  • 付録 Yahoo!プロモーション広告を使えるようにしましょう
  • 用語集

前半部分はリスティング広告についての説明や出稿のしかたについて、後半部分では出稿後の改善やコンテンツ広告について書かれています。

読んでみた感想

Marketing inn.さんもブログで書かれていたのですが、リスティング広告に触れたことのある中級者向けの本かな、と思いました。

もちろん、初心者の方が読んでもリスティング広告を利用するために必要な知識などを充分に身につけることができると思います。

特に、出稿するまでの説明が分かりやすいと感じました。
というのも、この本はキャプチャと補足説明が多いです。そのため、キャンペーンや広告グループを作る際、どこに何を入力すればよいか非常に明確になっています。入力画面を載せてあるだけだと、「本当にこの入力で大丈夫かな?」と不安を感じてしまいますが、この本を読みながら進めれば、安心して設定することができるのではないかと思います。

また、キーワードをどのように選定すればよいか、広告文の作り方など「考え方」について言及されているので、「とりあえず他社と同じような広告文にすればいいや」といった事態を防ぐことができるのではないでしょうか。

そして、このような基礎的な部分はリスティング広告に慣れはじめた中級者にとっても、いい振り返りになるのではないかと思います。

それに加えて、この本を中級者向けと思った理由は、後半の改善の部分です。
リスティング広告を運用していく上で避けられないのがアカウントの改善ではないでしょうか。より効果を上げるために、広告文のA/Bテストや出稿地域、時間帯、デバイス比を変えたりと運用した結果を通じてやらなければいけないことが山ほどあります。

本書では、そういった改善する上で助けになる視点についても触れています。
もちろん、すでに知っているものが多いのですが、改めて「あ、これ大切だよなー」と実感しました。
コンバージョンタグの設定ミスや、Excelで入稿する際の注意についても書いてあり、この部分は僕も何度か失敗していたので、ものすごく共感できる部分でした。

逆に初心者にとっては、この後半の改善の部分は理解しづらいのかなと感じました。なので、初心者の方が読むのであれば、出稿の方法が書いてあるChapter5まで読み、運用を始めてからChapter6以降を読むといいのではないかと思います。

最後にまとめ

「いちばんやさしいリスティング広告の教本」はリスティング広告初心者はもちろん、運用の改善に取り組み始めた中級者にもおすすめの本です!

僕自身、リスティング広告の運用を始めて2ヶ月ほど経ち、慣れ始めていたときだったのですが、非常にいい振り返りになりました。やはりたまにはこのように本で基礎を振り返ることも大切ですね!

Amazonでも販売されているので、気になった方は一度読んでみることをおすすめします!
http://www.amazon.co.jp/dp/4844336118
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